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2017.10.27 17:12
自民3回生ら国会質問時間配分の見直し要望「与党2、野党8」は「野党に過剰な配分」
URLリンク(www.sankei.com)
自民党の石崎徹氏ら先の衆院選で当選した3回生3人が27日、国会での質問時間について
「野党議員に過剰な配分がなされている」として、各会派の所属議員数に応じた配分に改めるよう
同党の森山裕国対委員長に申し入れた。森山氏は見直しに向けて野党側と交渉すると応じた。
衆院選の結果、自民、公明両党は全体の67%にあたる313議席を獲得。しかし、質問時間の配分は慣例で
「与党2割、野党8割」と野党に偏重している。「自民党所属衆院当選2回生、3回生一同」名義の申し入れ書では、
この配分が「与党議員の質問権を大きく阻害してきた」と指摘した。
石崎氏は記者団に「若手議員の中に『国会の場でもっと仕事をしたい』という思いが非常に強い」と述べ、
自身は所属する予算委員会でこの1年間、1度も質問の機会が回ってこなかったと訴えた。
時間配分の割合は、麻生太郎政権(平成20~21年)までは「与党4、野党6」が慣例で、その後の旧民主党政権では一時、
「与党1、野党9」となった。現在も「与党2、野党8」と数の少ない野党議員に多くの時間が与えられるため、
質問内容が重なるなどの弊害も生じている。森山氏は11月1日召集の特別国会で開催する可能性がある予算委員会からの
見直しを目指す意向だ。
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議員数で配分が公平