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スペイン 孔子学院への反対運動受け州議会で聴聞会
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【新唐人2017年11月6日】
スペイン第五の都市サラゴサ市に開校した「孔子学院」を巡り、論争が巻き起こっています。
サラゴサ大学と中国政府の契約により今年6月同校内で開校した孔子学院に対し、同大学の一部の教師、職員、学生の保護者から反対の声が上がっています。
サラゴサ市民も反対運動を発起し、サイトで反対の署名を呼びかけるほか、「ストップ孔子学院」という名称の団体が設立され、同大学から孔子学院を追放するよう求めています。
10月17日、スペイン・アラゴン自治州議会で、中国政府が孔子の名を語って国外の大学に浸透を図っていることについての聴聞会が行われました。
同大関係者のフェルナンド・ロメオさんは聴聞会で証言を行い、2017年4月、同大の孔子学院が出した雇用通知は、被雇用者に対して「政治イデオロギーに関する評価」を求めていると述べました。
さらに、孔子学院が偏った競争をもたらす可能性について、自治州議員から心配する声が上がりました。
2004年以降、中国政府は巨額の資金を投じて、世界各地に数百校もの孔子学院を設立し、争議を引き起こしています。
2013年以降、カナダ、フランス、スウェーデン、アメリカでは一部の講師学院が閉鎖あるいは停止されています。