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在留外国人247万人余 過去最高を更新
10月12日 17時26分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
日本に在留する外国人の数は、ことし6月末の時点で247万人余りと過去最高を更新する一方、滞在期限を過ぎても不法に残留している外国人の数は2年半ぶりに減少したことが、法務省の調査でわかりました。
法務省入国管理局によりますと、日本に在留する外国人は、ことし6月末の時点で247万1458人と、前回、去年12月末の調査と比べ8万8636人、率にして3.7%増え過去最高を更新しました。
国籍・地域別にみると、最も多いのが中国で71万1486人と全体の3割近くに上っていて、次いで韓国が45万2953人、フィリピンが25万1934人などとなっています。
また、前回の調査と比べ増加が顕著なのは、ベトナムが3万2572人増加し、率にして16.3%増えたほか、ネパールが6830人増加し、率にして10.1%増えています。
一方、ことし7月1日時点で、滞在期限を過ぎても日本に不法に残留している外国人の数は6万4758人で、前回、ことし1月の調査と比べ512人減り2年半ぶりの減少となりました。
法務省入国管理局は、「企業側の環境整備や、住宅などの生活基盤の整備などが進み、日本で働いたり勉強したりする人たちの受け皿が整ってきており、増加傾向は続くと見ている。
一方で、不法に残留している外国人に対しては、警察などと協力して厳しい取締りを行っておりその成果が表れている」としています。