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築地市場の水産物仲卸組合 移転慎重派の議案否決
10月2日 14時54分
URLリンク(www3.nhk.or.jp)
東京都の市場の移転問題で、築地市場の水産物仲卸業者の組合は2日、代表による会合を開き、豊洲への移転に
慎重な立場の業者が提出した築地市場の跡地の再開発を積極的に進めるための議案を協議しましたが、
採決の結果、反対多数で否決されました。
築地市場の500余りの水産物仲卸業者で作る「東京魚市場卸協同組合」は2日、85人の組合員の代表で構成する会合を
開きました。この中で、ことし6月に小池知事が示した基本方針を受け、移転に慎重な立場の一部の組合員が提案した
築地市場跡地の再開発を積極的に進めるための内部会議の設置の議案について協議しました。
組合では去年11月の当初の移転が延期されて以降、移転をめぐる賛否で意見の対立が再燃していて、内部の意思形成を
どのように図るのかが課題になっています。
今回の議案は移転に慎重な業者の中に1日も早く築地に戻れる環境を整えてほしいという意見が根強いことから
提出されたものですが、会合では「築地再開発によって市場が分断されるべきではない」などの意見が相次ぎ、採決の結果、
45対19の反対多数で否決されました。
会合のあと、組合の粟竹俊夫常務理事は「再開発が実現するのは何年先になるかわからない。まずは豊洲に移転し、
しっかり仕事ができるようになることが重要だ」と話していました。