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カナダ議会で人権侵害者への制裁法案が可決
2017年10月08日
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【新唐人2017年10月8日】
アメリカ、イギリスなどで「マグニツキー法案」(Justice for Victims of Corrupt Foreign Officials Act(Sergei Magnitsky Law))が
可決されたのに続き、カナダも同法案に加盟しました。
カナダ上院で今年可決された「マグニツキー法案」の修正案が、10月4日にカナダ連邦下院で全員一致で可決されました。
ジェフ・レーガン・カナダ下院議長:「法案が可決された。」
ロシアの弁護士セルゲイ・マグニツキー氏を拷問し獄死させた人権侵害の責任者を制裁するために作られた同法案は、
現在では人権侵害を行う外国の政府関係者や個人にまで対象が広げられました。
法案を発起した国会議員 ジェームス・ベザン氏:「この法案はロシアのみならず、マグニツキー法案によって
世界で適用されるものだ。」
ベザン議員は法輪功メンバーを弾圧した中国共産党の役人にも同法案が適用されると述べました。
法案を発起した国会議員 ジェームス・ベザン氏:「中国で法輪功メンバーを迫害し、臓器狩りなどを行ってきた者たちは、
責任を追及されるべきである。こうした行為は止めさせなければならない。」
制裁の内容にはビザ発行拒否とカナダにおける資産の凍結が含まれます。
法案を発起した国会議員 ジェームス・ベザン氏:「我々はカナダを腐敗した人権侵害者である役人の隠れ蓑として
利用させては絶対にならない。我々の安全な金融機関に彼らの財産を隠したり、家族を住まわせたりしてはならない。」
法案を発起したベザン議員は、人権侵害者が自分の行為がもたらす代償を知れば、抑止力になると考えています。
「単なるツールではなく、脅し的な措置でもある。世界各地で権力を利用し人権を侵害している者たちを、
思いとどまらせることができる。」
ベザン議員は10月末には法案が正式に発効すると見ています。
新唐人テレビがお伝えしました。