17/07/07 21:53:29.927 Bk5Mxl/p00707.net
>>68
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コレラ菌
危険度:★★★
主に患者の糞便に汚染された水や食べ物から感染する細菌。主にエビや貝類などの魚介類が原因食品となることが多い。
主な症状は激しい下痢と嘔吐。重症の場合、「米のとぎ汁のような真っ白い水様便」が大量に出て、急速に脱水症状に陥る。発展途上国では毎年多くの死者が出ている。
食中毒菌の一種である腸炎ビブリオは近縁種。
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腸チフス菌
危険度:★★★
サルモネラ菌の亜種。主な症状は発熱と発疹で、40℃近い高熱が1週間以上続くため体力を著しく消耗する。
他の食べ物からうつる細菌とは異なり、下痢は主症状ではないことが多い。進行すると腸に穴があいたり、髄膜炎や肺炎などの重い合併症を起こし、死亡することがある。
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リステリア菌
危険度:★★★
主に加熱不十分な乳製品や肉などを食べることで感染する細菌。
妊婦、赤ちゃん、高齢者、基礎疾患(エイズ・白血病・糖尿病など)がある人など、免疫力が低下している人が感染しやすい。
初期症状は発熱や咳などインフルエンザに似ているが、重症化すると敗血症や髄膜炎を起こして死亡することもある。
日本での発生は稀だが、アメリカでは毎年約2500人がこの菌に感染して入院している。
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ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)
危険度:★★★
胃炎、胃潰瘍、胃ガンの原因となる細菌。アンモニアを産生し胃酸を中和するため、胃の中でも生息できる。
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ボツリヌス菌
危険度:★★★
食中毒菌の一種。空気を嫌う細菌で、主に滅菌処理が不適切な缶詰や熟れ寿司が原因となる。また、乳児は蜂蜜が原因となることがある。
症状は吐き気・嘔吐・めまい・視力障害・言語障害などで、重症になると呼吸ができなくなり死亡する。