シンジ「学校に行きたくないです」ミサト「は?」at NEWS4VIP
シンジ「学校に行きたくないです」ミサト「は?」 - 暇つぶし2ch100:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 20:59:48.878 KfmJTdPME.net
マナ「んふふ、びっくりしてたね、今朝のアスカw」
シンジ「やっぱり、マナの仕業か」
マナ「仕業って。なんだか悪巧みする女みたい」
シンジ「…」
マナ「まぁね。シンジが休んでた間に、頑張って女子を私側に引き込んだの」
シンジ「私側? どうやって?」
マナ「それなんだけどね…。シンジ、今度の週末空いてる?」
シンジ「え、うん」
マナ「全員じゃないけど、来れる人は来て、仲直りにパーティしようってことになったの」
シンジ「へえ。分かった、是非行くよ」
マナ「よしよし」

101:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:00:53.119 KfmJTdPME.net
マユミの家~
マユミ「いらっしゃい」
女子C「あ、碇君こんにちは」
シンジ「お邪魔します。広いんだね、山岸さんの家」
マナ「でしょ? 皆で集まるにはぴったり」
シンジ「うん」
女子D「これで揃ったし、料理運んでくるね」

102:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:00:58.091 MnCckZG/0.net
パーティ…あっ…

103:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:01:47.302 KfmJTdPME.net
女子A「えー。では改めまして」
女子「「「「碇君、ごめんなさい」」」」
シンジ「い、いいよ。そこまで」
マユミ「でも、今日はそういう機会ですから」
女子B「それでね。これは一同からのお詫びのしるしというか、プレゼント」
シンジ「ええ!?」
女子C「開けてみて」
シンジ「う、うん…。流し――え? 『家庭用流しそうめんセット』?」
女子B「どうか水に流してください、的な意味を込めてみました」
シンジ「ははっ。ありがとう。家で使ってみるよ」
マナ「…」
女子A「それじゃ、料理取り分けるから、こっちにお皿くださーい」

104:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:03:06.112 KfmJTdPME.net
マナ「あれ。シンジは?」
マユミ「さっきベランダの方に行きましたよ」
マナ「ふぅん」
ガラガラガラ
マナ「なにしてるの、今日の主役が」
シンジ「…ちょっと休憩。人の賑やかなところって、慣れてないんだ」
マナ「…」
シンジ「なに?」
マナ「んー。笑ってるけど、心の中では呆れてるんじゃないのかなぁ、と思いまして」
シンジ「……そんな事ないよ。嬉しかったし。そういうんじゃなくて、ただ――なんだろ。ついこの前まで苛められてたのって、じゃあ結局なんだったのかなって。不思議な感じがする」

105:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:03:38.045 SmhWIXoO0.net
フラグにしか感じない

106:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:04:16.887 SmhWIXoO0.net
再放送なのかこれ

107:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:05:07.282 ZN7H4zcM0.net
なんか嫌な予感が

108:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:05:52.938 KfmJTdPME.net
マナ「…ねえシンジ。私がさ、どうやって皆を味方につけたと思う?」
シンジ「え? さあ」
マナ「シンジで釣ったの」
シンジ「僕?」
マナ「うん。あ、そういえば。何人かには、直接シンジとデートできる約束で話通しちゃったw」
シンジ「えっ」
マナ「もう私たちに従わないって言ってたけど、引き受けてくれる?」
シンジ「それはまぁ、そのくらいなら…でもどういう事?」
マナ「あのねえシンジ。なんたって、女子校に一人だけヒーローが混じってるんだよ? それも美形でさ。ほとんど皆、本音では親しくしたいの。シンジはそういうの、謙遜でもなく否定するだろうけど」
シンジ「…」
マナ「だけどアスカがいて、皆アスカの味方だったから、我が身可愛さでアスカの標的は苛めるわけで――でもじゃあ、皆で一斉にアスカの味方をやめちゃえば良くない?」
シンジ「って言って回った?」
マナ「まぁ、言い方は色々だけどw」

109:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:06:57.796 KfmJTdPME.net
マナ「それで多分、きっと今度はアスカが苛められるよね」
シンジ「そんな…っ!?」
マナ「反動だし、仕方ないよ」
シンジ「…」
マナ「そういうもんなんだよ?シンジ。ほら、そろそろ部屋に戻ろう」

110:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:07:33.379 WLWyKsb0a.net
面白い

111:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:08:08.917 KfmJTdPME.net
学校~
ガタッ
アスカ「ちょっと! 私のお弁当の中身捨てたの誰!!?」
ヒカリ「な、中身?」
レイ「…どうかしたの」
アスカ「弁当箱の中だけが無くなってんのよ。くそっ」
女子A「クスクス」
女子B「クスクス」
アスカ「! あんた達なの?」
女子B「え~…。いいがかり止めてよ」

112:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/17 00:19:06.35 UduyARPF0
胸糞わる
エヴァキャラの名前借りたオリジナルSSかよ

113:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/17 00:20:59.42 jTjvGLjnM
ミサトだけは本編でもこんくらい胸糞悪いクソ女じゃね

114:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:09:06.880 KfmJTdPME.net
女子E「あっ! そうだ。私の醤油が余ってるから、惣流さんにあげる」
女子F「私もソースがあるよ。お弁当箱の中に注げばいいよね?w」
女子A「協力しまーす」
女子C「じゃ、私はお茶あげるw」
チュー ドボボ ジョロロロッ
アスカ「あっ…あっ」
ヒカリ「止めなさいよ! あなた達」
女子B「どうして? 好意であげてるんだし、前に碇君にしたのと同じじゃない」
アスカ「くっ」
女子D「全部飲んでね?w」
アスカ「このっっぉ」
ヒカリ「アスカ…」
シンジ「…」

115:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:10:07.149 KfmJTdPME.net
NERV~
シンジ「ふぅ」
カヲル「おや。なんだか気怠そうだね。碇シンジ君」
シンジ「え? あの、君は…」
カヲル「僕は渚カヲル。本日付けで配属された、君と同じ立場の者だよ」
シンジ「!? 前にミサトさんが言ってた、新しいチルドレンって」
カヲル「そう。僕のことだね。よろしく、シンジ君」
シンジ「あ、うん。渚君」
カヲル「カヲルでいいよ」

116:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:10:32.063 XnKeUItX0.net
本命か

117:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:11:11.920 KfmJTdPME.net
リツコ「驚いたわね…」
マヤ「全ての計測システムは、正常に作動しています。数値に間違いはないはずです」
ミサト「いきなり、新品の弐号機とこのシンクロ率とはね。こりゃ、シンジ君もうかうかしてられないわよ」
シンジ「…」
ミサト「なんか嬉しそうね」
シンジ「あ、だって、僕の周りって女の人ばかりだったから」
リツコ「そういえばそうね。第三に来てからは、同世代は彼が初めて?」
シンジ「ええ。それに、さっきカヲル君と少し話したら、凄くいい人みたいで」

118:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:11:46.223 2gXDBtmBa.net
前歯全部折ってやる!

119:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:12:07.772 KfmJTdPME.net
シンジ「凄いねカヲル君! 一回目であんなにシンクロできるなんて」
カヲル「数字だけさ。実戦経験が無い分、シンジ君から学ばせてもらうよ」
シンジ「僕のはあんまり…身になってる気がしないけど」
カヲル「そんな事はないさ。失礼だが、君はもっと己を信じるべきだと思うよ。適度な自信は、それもまた必要な心構えだからね」
シンジ「……責任をかぶるために?」
カヲル「いささか重荷ではあるかも知れないけれど、運命から逃れる事はできないんだよ」
シンジ「うん…」
カヲル「ところで、僕のシンクロにはちょっとした秘密があるんだ。実はさっきのもそれのお陰なんだ」
シンジ「秘密?」
カヲル「そう。勿論、秘密だから簡単には教えられないけどね」

120:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:13:31.898 KfmJTdPME.net
学校~
アスカ「あ――」
ヒカリ「おはよう、アスカ」
アスカ「今度は、椅子が無くなってる…」
ヒカリ「え!?」
アスカ「ま、いいわ。椅子くらい。そこらの空き教室から持ってくるわよ」
ヒカリ「アスカ…」

121:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:14:19.015 vZgpCYt9F.net
はよ

122:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:14:25.655 miwmOv220.net
カヲル転入からのシンジいじめられ再び

123:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:14:35.091 KfmJTdPME.net
先生「えー、では、笛を出してください」
アスカ「?」
先生「まず一回全員で合わせてから…」
アスカ「あ、あの。先生」
先生「どうしました?」
アスカ「私、笛持って来てません。連絡聞いてないです」
先生「聞いてない? 音楽係から伝えるように言っといたはずだけど」
女子G「私はちゃんと伝えました!」
女子C「言ってたよねぇw 全員に」
女子E「うん。だから皆持って来てるんだしw」
アスカ「…」
先生「惣流さん。笛は持ち帰ってもいいけど、それは必要な時に忘れない人だけ、と言ったはずよ」
アスカ「………ゴメンなさい」
先生「今日は課題曲の小テストだから無いわけにいかないし、準備室のほうに何本かあるから、洗ってそれを使いなさい」
アスカ「はい」

124:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:14:58.569 Q/3S/vfna.net
追いついたはよ

125:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:15:33.515 KfmJTdPME.net
女子A「ねえ、駅ビルの上の階で、猫の動物園やってるの知ってる?」
女子B「動物園? 猫の?」
女子A「色んな種類の猫を集めてるんだって。セカンドインパクト後には希少になったのもどーのとか」
女子D「なにそれ、めっちゃ見たい!」
女子A「今月末までだし、皆で一緒に行こうよ」
ヒカリ「面白そう。ね、私も行っていい?」
女子A「そりゃ、ヒカリはいいけど」
女子D「惣流さんは置いてきてねw」
女子C「惣流さんがいたら、暴れるかも知れないしw」
ヒカリ「……ならいい。私、アスカと行くから」
アスカ「いいわよヒカリ。気にしないで行ってきなさいよ」
ヒカリ「だけど」
アスカ「お願い。お願い、ヒカリ…」

126:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:15:46.999 lpSB2J+60.net
展開シビア過ぎだろw

127:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:16:37.737 KfmJTdPME.net
シンジ「…」
マナ「『なんだかなー』って思ってる?」
シンジ「え?」
マナ「『いい加減なもんだよな』とか『人間なんて信じられない!』とかさ」
マユミ「もう、余計な事しないで、大人しくしておいた方がいいですよ」
シンジ「何もしないよ。僕には関係ないし、どうでもいいから」
マナ「ふーん…。そういえばシンジってさ、アスカとは幼馴染なんだよね?」
シンジ「でも、小さい頃に少し知り合いだったってだけだよ。その後、僕も惣流さんも引越しして――」
マユミ「だから時々、『アスカ』って呼ぶんですか? アスカさんのこと」
シンジ「――?」
マナ「いじめてた頃に何度かあったんだけど、シンジ、怒ってる時とか、たま~に『アスカ』って」
シンジ「そ…そうだっけ?」
マナ「それで対抗して、私も下の名前で呼んでもらう事思いついたの」

128:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:17:43.811 KfmJTdPME.net
マナ「ね、シンジ、今日は久しぶりにウチに来なよ。マユミもおいで」
マユミ「あ…あの」
マナ「面倒なことに関わるより、キモチいいことして遊ぼ」
シンジ「き、霧島さん、こんなトコでくっつかないでよ」
マナ「相手してくれないと、またイジメちゃうかもw」
シンジ「…ゴメン。今日は、お客さんが来るんだ」
マナ「え~。学校の人?」
シンジ「ううん。ネルフ関係。だから、ね」
マナ「むぅぅ」

129:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:18:43.352 KfmJTdPME.net
家~
シンジ「―――」
…パチパチパチパチ
カヲル「お疲れ、シンジ君。キレイな音色だったよ。話してたよりずっと上手じゃないか」
シンジ「何年も練習したから。それでようやくこの程度だけど」
カヲル「修練を続けられる――というのは、それ自体が能力のうちさ」
シンジ「…」
カヲル「なにか心配事でもあるのかい?」
シンジ「え?」
カヲル「出会った時も、今も、ずっと何かに悩んでいるように見えるからね。君は」
シンジ「そうかな」

130:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:19:44.664 KfmJTdPME.net
カヲル「――そうか。君のお父さんが」
シンジ「…父さんのことだけじゃないんだ。他にも沢山、嫌な目に遭って、嫌なものを見て」
カヲル「…」
シンジ「だからもう、何も考えないようにしようと思ったんだ……けど、そんなの無理だった」
カヲル「…」
シンジ「そしたら、今度は頭の中が冷えてきて、なんだかみんな下らなく思えてくる。そんなの嫌なのに。奥はざわざわするのに――」
カヲル「…」
シンジ「ゴメン…一人で喋って。自分でも、何言ってるのかわけわからなくなっちゃった」
カヲル「いや。話してくれて嬉しかったよ。やはりリリンは、繊細な心を持っているね。特に君は」
シンジ「リリン?」
カヲル「……僕は君が好きだよ、シンジ君」
シンジ「あ、ありがとう。うん、僕も、カヲル君のことは好きだ」

131:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:20:41.506 KfmJTdPME.net
NERV~
シンジ「…………え?」
ミサト「もう一度言うわね。碇司令が殺害された。やったのはあの渚カヲル――いえ、使徒よ」
シンジ「父さんが…? カヲル君…が?」
ミサト「…」
シンジ「う、嘘でしょ? 冗談だよね、ミサトさん」
ミサト「こんな冗談言うわけないでしょ! どんな事であれ、起きてしまった現実は受け止めなさい」
シンジ「そんな――だって…」
日向「目標は現在、芦ノ湖沿岸で停止中です」
ミサト「相手は人型だけど、油断しないで。シンジ君、あなたのお父さんの仇討ちでもあるわ」

132:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:21:44.148 KfmJTdPME.net
芦ノ湖~
シンジ「カヲル君! 見つけたっ」
青葉「初号機、目標を捉えました」
ドンッ!! ガガガガガガガガ!
ミサト「なに!?」
日向「きょっ、強力なATフィールドです!!」
青葉「全ての情報が遮断されていきますっ。何もモニタできません!」
マヤ「同時に初号機のケーブル、切断されました!!」
ミサト「くっ」

133:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:22:54.370 KfmJTdPME.net
カヲル「――これで、この空間には僕たちだけだ。降りてきてくれないか? シンジ君」
シンジ「…」
プシュー
カヲル「良かった。まだ僕を信用してくれるんだね」
シンジ「違う…っ。なにがなんだか分からないだけだ。どうして! 父さんをっっ」
カヲル「それが使命だったからさ。そしてもう一つ、アダムとの融合を目指していたのだけど――」
シンジ「?」
カヲル「どうやら上手く隠されてしまったらしい。外れを引かされたよ」
シンジ「何を…?」
カヲル「君が気にしなくてもいい話さ。どうせこうなれば、誰かが処分してしまうだろうからね」

134:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:23:52.031 KfmJTdPME.net
カヲル「僕を殺すのかい? 僕が使徒だから」
シンジ「カヲル君がっ!!……父さんを…殺したからだ。でも…」
カヲル「…」
シンジ「殺したくない……」
カヲル「だから、泣いているんだね」
シンジ「泣いてる…? あ…」
カヲル「それが君だよ。捨てられ裏切られ、拒絶して憎んでも、その誰かを喪うことに涙を流す」
シンジ「…」
カヲル「心が冷えて無関心になると言っていたね? だけど君は、本当に鉄になってしまえるようにはできていない。もっと…弱々しく優しい心だ」
シンジ「カヲル君…」
カヲル「だから僕は、シンジ君が好きだよ。さあ――僕を自由にしてくれ。エヴァではなく、君の手で」

135:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:25:17.844 KfmJTdPME.net
シンジ「…」
カヲル「僕の死体は、エヴァに食わせるんだ。そうすれば初号機は無敵になる。後は――この世界を守るも滅ぼすも、シンジ君の思うようにするといい」
シンジ「カヲル君…っ」
カヲル「さよなら、シンジ君」
シンジ「………さよなら。会えて、嬉しかった」
ぐっ
ぐぐっ

どさっ
シンジ「ああ、ああああ…」

136:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:26:21.109 KfmJTdPME.net
シンジ「うあああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ッッッッッ!!!!!!!!!」

137:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:27:14.525 ZN7H4zcM0.net
不穏な空気
皆殺しにしそう

138:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:27:31.797 KfmJTdPME.net
家~
ミサト「シンジ君? いつまでそうしてるの? お父さんの葬式にも出なかったし」
シンジ「…」
ミサト「気持ちは分かるけど、一生部屋に篭ってるわけにはいかないでしょ?」
シンジ「…」
ミサト「ね、無理やりでも一度外に出てみて、散歩でもしてきた方がいいわよ」
シンジ「…」
ミサト「はぁ」
ガラガラッ
シンジ「…」

139:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:27:44.944 EMBBMKw6a.net
サクサクしてて読みやすい

140:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:28:49.488 KfmJTdPME.net
ガラガラッ
シンジ「…」
レイ「碇君」
シンジ「!?」
レイ「…」
シンジ「あや、波?」
レイ「葛城三佐に入れてもらったの。三佐は出かけたわ」
シンジ「…」
レイ「お義父様が…死んでしまった」
シンジ「…」
レイ「私の居場所、無くなってしまった」
シンジ「……!? そんなものっ!! 僕には――僕には最初から無かった」

141:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:30:05.216 KfmJTdPME.net
スルッ…
シンジ「な…何してるんだよ」
レイ「お義父様が言っていたの。万一の時には、碇君を頼れって」
シンジ「父さんが――!?」
レイ「ええ。あの人の傍では娘だった……でも、碇君の娘にはなれないから」
シンジ「…だから服脱いで、セックスするの?」
レイ「私には、何も無いもの」
シンジ「ふざけるなよッ!! 大体なんで僕が、何もしてくれなかった父さんの後始末なんて!」
レイ「…」
シンジ「それも…父さんが可愛がってた綾波の面倒なんて……」
レイ「…」

142:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:31:02.843 OVbBILLpd.net
はよ

143:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:31:19.076 KfmJTdPME.net
シンジ「バカにするなよ!! くそッッ!」
どさっ
シンジ「……覚えてる? 前にもこういう体勢になって。綾波に噛まれた」
レイ「ええ」
シンジ「あの時はレイプで、今は合意なんだよね。違いは、父さんが…死んじゃったから?」
レイ「ええ」
シンジ「なんなんだよ、それっ!! ホントにっ」
レイ「…」
シンジ「……。経験は?」
レイ「無いわ」
シンジ「僕が優しくするとか、まさか期待してるわけじゃないよね?」
レイ「ええ」
シンジ「そう…。いいよ、ヤるよ。面倒見るつもりなんてないけど、好きにしていいってなら、そうさせてもらう」

144:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:32:27.746 KfmJTdPME.net
ピンポーン
ミサト「はぁい」
マユミ「あ、こんにちは」
マナ「こんにちは! 霧島と、山岸いいます。あの…」
ミサト「ひょっとして、シンジ君のお友達?」
マナ「そうです。碇君のお父様が亡くなったって聞いて、それ以来、碇君学校に来てないから」
ミサト「心配で来てくれたんだ。ありがとね」
マナ「それで、碇君いらっしゃいますか?」
ミサト「ん~。それがねえ、ここ数日、この家には帰ってないのよ」
マナ「えっ!?」
ミサト「ああ家出とかじゃなくてね。その、亡くなったお父さんの家に行ってるの。後片付けもあるし」
マユミ「そうなんですか…」

145:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:32:29.537 Q/3S/vfna.net
アスカはまだか

146:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:33:23.113 KfmJTdPME.net
マナ「無駄足だったねー」
マユミ「でも良かったじゃないですか。碇君、動く元気くらいはあるらしいのが分かって」
マナ「うん。けど、お父さんの家のほうでふさぎ込んでるかも。それに…」
マユミ「?」
マナ「綾波さんも一緒のはずだよねw」
マユミ「あっ」
マナ「あ~ぁ。早くシンジ学校に来ないかな。アスカも来なくなっちゃったし、最近楽しくない」
マユミ「はぁ……マナさんって、多分、一番タチ悪いですよね」

147:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:34:41.495 KfmJTdPME.net
ゲンドウの家~
レイ「あぁっ! あ、はぁ、ああっ」
シンジ「はっ、はっ、はっ、はっ」
レイ「あン、あ、ィ、ああッ! ぁ、あぁ~っ」
シンジ「く――ぅっ!」
どくンっ!どくっどくっどくっ…
レイ「はぁぁ…はぁ…」
シンジ「ふ、ぅ……。綾波。舐めて、きれいにして」
レイ「はい…んっ」
ピチャ…レロッ
シンジ(何日経ったっけ…? あれから、こんな事ばっかりしてるな)
レイ「んン…ちゅぅ…ん」

148:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:35:40.541 KfmJTdPME.net
レイ「あ、はぅ…。ぁ…ぁぁ、ぁン」
シンジ「愛撫だけで、随分感じるようになったね。普段あんなに澄ましてるくせに」
レイ「ぁひ!…あっぁ…♥」
シンジ「案外スケベなんだ」
レイ「ぁ、だって…ああン! いかりくんが…ッ。あ、あっ」
シンジ「人のせいにするなよ」
ジュプッ
レイ「ひァっ!」
ぐりっ
レイ「あぁ、ぁっ♥」
シンジ「脚、緩めて…また入れるよ」

149:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:37:08.706 KfmJTdPME.net
じゅぷ、じゅぷ
シンジ「はっ、く…」
レイ「はぁ! あ、は、はぅっ」
じゅぷ、じゅぷっ、じゅぷっ
レイ「あ~~、あ~~」
シンジ「うぅっ。そろそろ…」
ずぷ!
レイ「あうぅッ!」
シンジ「く、ううう」
どくっ! ビュルルルル…
レイ「ひぅ♥ ぁ、あぁぁぁぁぁッッ!!」

150:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:38:06.922 KfmJTdPME.net
シンジ「フロは命の洗濯だって、ミサトさんが言ってたんだ」
ちゃぽ…
シンジ「こうやってお湯につかってたら、本当に――」
シンジ(命が洗濯できればいいのに)
レイ「? なに」
シンジ「ん……毎日セックスばかりしてる」
レイ「そうね」
シンジ「あれだけ怒ってさ、悲しくて…今もそうだけど。でも散々ヤってたら、それで結構すっきりしたりするんだなって」
レイ「…」
シンジ「ムカついてた綾波の裸見て、キレイだとか、可愛いとか思っちゃうんだ」
レイ「それは、いけない事?」
シンジ「……間抜けだなって思う」

151:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:39:08.607 KfmJTdPME.net
レイ「だったら、もっと私を痛めつけたらいいのに」
シンジ「え?」
レイ「碇君、好きにするって言ったけど、本当に乱暴なことはしないから」
シンジ「そんなの――僕が楽しくないからってだけだよ。勝手にはしてるさ」
レイ「そう?」
シンジ「………。立って、綾波。後ろ向いて、脚開いて」
レイ「…はい」

152:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:40:01.440 KfmJTdPME.net
レイ「あぁ、あっ、んっ、あぁ!」
シンジ「ほら。こうやって、感じさせる方が、楽しいからっ」
レイ「ひ、ああ、ぁッ」
シンジ「僕のこと、好きだって言ってよ、綾波」
レイ「!」
シンジ「ウソでいいから。父さんより、僕が好きだって」
レイ「そ、それ…あン!」
ぐりっ
レイ「あああっ」

153:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:42:05.530 KfmJTdPME.net
シンジ「言ってよっ」
じゅぷっ、じゅぷっ、じゅぷっ
レイ「ぁ、すご、あ♥ ひぁっ♥ あ、あン!」
シンジ「言え! 言えよ!…綾波っ!!」
レイ「あっ♥ ひぃ、いい、あ、あ♥ ふぁっあ♥」
シンジ「くそっ……ぉ…?」
ズルリ…
レイ「?」
どさっ
レイ「いかりくん…。碇君?」

154:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:43:09.684 KfmJTdPME.net
NERV~
日向「結局、俺達はどうなるんだ?」
青葉「さあな。今また、冬月司令代行と赤木博士がお偉方のほうに出向いてるよ」
マヤ「使徒は全部倒したし…地下にあったっていう巨人も…」
青葉「ああ。碇司令が隠匿してた情報は、おおむね日本政府の方に報告が行ってるはずだ」
日向「あとは、噂に聞くウチの上層組織ってやつ次第か…」
青葉「面倒なことにならなきゃいいけどな」

155:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:44:02.756 KfmJTdPME.net
ゲンドウの家~
シンジ「…ぁ?」
レイ「起きたのね」
シンジ「僕……」
レイ「お風呂で倒れたの。あまり食べてなかったから」
シンジ「そっか…。ごめん、綾波」
レイ「今、消化の早いもの作るわ」
シンジ「うん、ありがとう……そういえば綾波って、料理できたんだね」
レイ「…」
シンジ「考えてみたらできておかしくないのに、なんとなくダメなイメージだった」
レイ「お義父様に作る機会は、あまりなかったけど――」
シンジ「そうなの?」
レイ「いつか、碇君と結婚した時のためにって。家事はずっと練習させられたから」
シンジ「………は?」

156:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:45:14.492 KfmJTdPME.net
レイ「『花嫁修業』だって…あの人が。もしこの世界が終わらなかったらだけど、私と碇君を結婚させたがってた」
シンジ「は、え? じゃあ僕を頼れって、そういう意味?」
レイ「…」コクリ
シンジ「だって…花嫁修業って…。何考えてたんだ、父さん」
レイ「さぁ」
シンジ「さぁって……。くくっ」
レイ「?」
シンジ「あはははははっ」
レイ「なに?」
シンジ「いや、ゴメン…くく…。だってさ、わけわからなすぎて」
レイ「…」
シンジ「はぁ。なんだかな。ねえ綾波、食べたら、散歩でも行こうよ」

157:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:46:23.322 KfmJTdPME.net
シンジ「――じゃあ、『綾波』っていうのは…」
レイ「ええ。作られた戸籍。私の身許のことは、私もよく知らないの」
シンジ「…」
レイ「あの人は私を娘にしてくれた。でも、碇の養子にはしなかった…」
シンジ「なんでだろう」
レイ「分からない。ずっと一緒にいても、あの人が何を考えてたのかは、分からなかったわ」
シンジ「綾波……あのさ。間違ってたら悪いんだけど、僕を苛めたのって」
レイ「あなたは、どれだけ離れても『碇』だったから」
シンジ「嫉妬した、ってこと」
レイ「そうね。多分」
シンジ「しかも結婚させられそうだったしね」
レイ「ええ」
シンジ「でもそれってさ、僕にとっては凄く八つ当たりだよ」
レイ「ごめんなさい」
シンジ「まぁ…もういいけど」

158:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:47:39.993 KfmJTdPME.net
シンジ「あれ。ここって」
レイ「…?」
シンジ「あ、やっぱり違うか。第三に初めて来た時に行った公園に似てたから、そこかと思った」
レイ「寄っていくの?」
シンジ「いいかな? ジュースくらいなら奢るよ」

159:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:48:37.017 KfmJTdPME.net
シンジ「リツコさんから聞いたんだ。使徒と人間の遺伝子情報は、99.89%同じなんだって」
レイ「…ほとんど変わらないのね」
シンジ「うん。だから、0.11%違うだけで人間が使徒になるんだ」
レイ「…」
シンジ「なんだか僕ら同士も、ちょっとずつズレて、みんなで空回ってる気がする」

ウーーーーゥゥゥゥゥーーー

レイ「!」
シンジ「警報だ…! あっ、電話も」
ミサト『もしもしっシンジ君? 現在位置は?』
シンジ「えっと、父さんの家の近くにある公園です」
ミサト『分かった。そこからなら私が拾っていく方が早いわ。そのまま待ってて』
シンジ「はい。……」
レイ「どうしたの?」

160:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:49:34.872 ZN7H4zcM0.net
読みやすいな

161:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:49:53.973 KfmJTdPME.net
シンジ「え。いや、今まで見てなかったけど、着信やメールがいっぱい来てた」
レイ「霧島さん?」
シンジ「マナとか、学校の皆から」
レイ「そう」
シンジ「これも知り合いから聞いた話だけど――初号機があれば、僕は世界を滅ぼせるんだって」
レイ「そう」
シンジ「綾波は、どっちがいいと思う? 滅ぼすのと、守るのと」
レイ「私は……まだ生きてみたい」
シンジ「良かった、僕もだ」
キキキキッ
シンジ「来た! それじゃ、また後でね」
レイ「いってらっしゃい」
シンジ「行ってきます」

162:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:51:05.820 KfmJTdPME.net
ブロロロ…
ミサト「状況を説明するわね」
シンジ「はい」
ミサト「碇司令の目指してた形での『人類補完計画』ってやつは、司令と共に失われた。即座にリツコ達が政府に情報公開して、本部全体としてインパクト発生の意思があるわけでない事は証明してある」
シンジ「ええ、そこまでは前に教えてもらいました」
ミサト「ただ、元々司令に補完計画を指示していた上層組織――ゼーレっていうんだけど。そいつらの諦めは悪いらしくてね。所有のエヴァ全機をこちらに向かわせてるそうよ」

163:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:52:02.578 KfmJTdPME.net
ミサト「連中は、本部を占拠して強硬手段に出るつもりだわ」
シンジ「じゃあ…敵はエヴァなんですか!? 中に人が」
ミサト「新型の無人機だから、そこは安心して。ただし、全部で9体」
シンジ「9、って」
ミサト「勝てる?」
シンジ「……勝ちなさい、って命令したほうがミサトさんらしいですよ」
ミサト「…」
シンジ「どうしました?」
ミサト「あ、いや、シンジ君に皮肉言われたのも久しぶりだと思って。車だし、初めて会った時みたいね」

164:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:53:04.446 KfmJTdPME.net
NERV~
「発進準備!」
「第一ロックボルト外せ!」
「解除確認。アンビリカルブリッジ、移動開始」
「第二ロックボルト外せ!」
「第一拘束具除去。同じく、第二拘束具を除去」
「1番から15番までの安全装置を解除」
「内部電源、充電完了」
「外部電源用コンセント、異常無し」
マヤ「エヴァ初号機、射出口へ。進路クリアー、オールグリーン! 発進準備、完了しました」
ミサト「了解。聞こえる? シンジ君」
シンジ「はい」

165:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:53:04.740 EK29xmdp0.net
3号機 4号機は原作通りなの?

166:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:54:00.758 lI4S9QzF0.net
>>165
出てないでしょ

167:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:54:09.531 KfmJTdPME.net
ミサト「結局本当に、あなた一人に頼る事になったわね…。後は全部あなた次第」
シンジ「…」
ミサト「いい、必ず勝ちなさいっ! 戻ってきたら、ステーキ山ほどご馳走するわよ」
シンジ「友達に言われたんです。人類の守護者だって。自信じゃないけど、そうなっちゃったから、そうして来ます」
ミサト「よし! エヴァンゲリオン初号機、発進!!」

168:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:55:35.517 KfmJTdPME.net
エピローグ――
数日後
シンジ「猫展、行かなくてよかったの?」
ヒカリ「うん。やっぱり、今度アスカと行こうと思って。あ、こっち」
シンジ「とにかく助かったよ。洞木さんが惣流さんの家知ってて、道案内までしてくれて」
ヒカリ「ううん。私のほうこそ、碇君がアスカの心配してくれて嬉しかった。碇君、被害者なのに」
シンジ「…なんか洞木さんって、惣流さんの保護者みたいだよね」
ヒカリ「そんな事ないってば。ほら、私にも責任あるし」
シンジ「ああ、そういえば写真撮られたっけ」
ヒカリ「あの時は、調子に乗っちゃって本っっっ当にごめんなさい! できれば忘れて」
シンジ「いや。忘れなくても、もう平気だから」

169:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:56:39.032 KfmJTdPME.net
猫「ぅにゃー」
女子A「かわいいいいぃぃぃ! この子なんていう種類?」
レイ「『マンチカン』」
女子B「名前はギリギリだね…」
マユミ「あれ、マナさん、何してるんですか?」
マナ「連絡待ちー。もうそろそろかなぁと思って」
マユミ「ヒカリさんから?」
マナ「うん。アスカの件で。シンジにも釘さされちゃったし、これからどうするか考えなきゃだねw」

170:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:56:51.090 miwmOv220.net
レイとセックスして成長するシンジ

171:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:57:31.613 KfmJTdPME.net
シンジ「――マナ。惣流さんへの苛めって、マナが指揮してるんだろ?」
マナ「え゛。なんで分かったの?」
シンジ「そりゃ…いくらなんでも、段々気づくよ、そのくらい」
マナ「あ、でも、指揮してるっていうと大げさだよ。止めて欲しいの?」
シンジ「うん。もう、そういうのはイヤなんだ」
マナ「うーん…それじゃ、シンジ。女に言うこときかせる対価は?」
シンジ「た、対価!? ええっと。続けるようなら、今後はエッチな事しない!とか…対価じゃないな」
マナ「うわ、凄い自信w」
シンジ「う…。だってさ、僕がマナに出来ることで、思いつくのってそれくらいしかないよ」
マナ「ん~。でも私、シンジのエッチ無しじゃ、結構ホントにダメかも」ぎゅっ
シンジ「わっ」
マナ「ねぇ。言う通りにするから、キスちょうだい」
シンジ「あのね………マナが一番タチ悪いよ、絶対」

172:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 21:58:45.716 KfmJTdPME.net
ヒカリ「ここよ。今の時間なら、アスカ一人だと思う」
シンジ「うん」
ピンポーン
ヒカリ「こんにちは。洞木です」

ガチャッ
ヒカリ「よし。鍵開いたわ。無言だったから、アスカ一人で間違いないし」
シンジ「じゃあ、突入してみるよ」
ヒカリ「でも、いいの? アスカには、碇君だけで会った方がいいって言ったのは私だけど…」
シンジ「正直分かんないけど。でも家から出てこないんじゃ、待ってたら会えないから」
ヒカリ「頑張ってね」
シンジ「うん。まあ、話をしてみるだけだから」

173:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:01:06.560 KfmJTdPME.net
シンジ「ぉ…おじゃましまーす」
アスカ「ヒカリ? ちょっと待ってて」
シンジ(惣流さんの部屋、あそこか)
コンコン
シンジ「碇です」
アスカ「……は!?」
シンジ「話がしたくて来たんだ。入っていい?」
アスカ「い、えっ、や、待って!! なんであんたがここにいるのよ!?」
シンジ「洞木さんに替わってもらった。空けるよ。あっ、着替え中?」
アスカ「き、きき着替えてないけど、ダメ、変態!! そのまま回れ右しなさいっ」
シンジ「ヤダ。惣流さんだって、勝手に僕の部屋に入ったじゃないか」
ガチャッ
アスカ「ひぃいやああああああああああああああああD#d`[3DF+a|#?e$っっっっ!!!!」
シンジ「………なんだこれ…」

174:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:02:23.942 KfmJTdPME.net
シンジ(壁も天井も写真だらけで――)
シンジ「僕?」
アスカ「うぎゃああああああああーーーーーーーっっ!!」
シンジ「うわッ!?」
アスカ「うにゃあああああああああああああっっっ!!!」
シンジ「痛っ!! ちょ、や、待って!」
アスカ「コロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルコロシテヤルぅぅぅ!!!」
シンジ「痛い痛いって、わ、ああああっ。くそ、このっ」
がしっ!
アスカ「はー、はー、はー…。こ、ここは、ヒカリにだって見せた事無いのに…なんでっ」
シンジ「はー、はぁぁぁ…。惣流さん。って、あの。ひょっとして、僕のこと――」
アスカ「違うわよっっ!! だって、あんたっ、私のこと忘れてたくせにッ!!!」

175:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:03:26.456 KfmJTdPME.net
マナ『え』
ヒカリ「だからね。中学に入って碇君と再会した時、思い出してもらえなかったのが…」
マナ『アスカってさ、馬鹿なの? 何の病気?』
ヒカリ「…アスカにとっては、天地がひっくり返るような衝撃だったのよ。それでグレちゃったんだから」
マナ『グレてはないと思うけど』

シンジ「それにしたって、そんな」
アスカ「……なによ……」
シンジ「あのね、僕、毎日アザ作るような生活だったんだよ? その原因がそれって」
アスカ「…」

176:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:04:43.795 KfmJTdPME.net
アスカ「……………ゴメンナサイ」
シンジ「…」
アスカ「ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい、シンジぃぃ」
シンジ「―――うん。謝ったから許す」
アスカ「……私のこと、嫌い?」
シンジ「多分、嫌いだったら、わざわざ惣流さんの家に来てないよ」
アスカ「じゃあ……ア、『アスカ』って」
シンジ「アスカ。学校行こう」
アスカ「ムリよ。いまさら。苛めたり、苛められたりばっかりバカ騒ぎして…」
シンジ「そうかなあ? きっと大丈夫だよ。全部、すぐは無理でもさ。何かズレてぎこちなくたって、ゆっくり……ゆっくり直していけばいい」

おわり

177:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:05:04.859 OVbBILLpd.net
終わった

178:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:05:15.174 LelWweskp.net
わろた

179:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:05:58.309 miwmOv220.net
サクッと終わったな

180:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:06:13.776 d1mqkWf+0.net
おせち♪おせち♪

181:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:06:32.038 ZQK8Ipct0.net
イイハナシダナー

182:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:06:32.405 Q/3S/vfna.net


183:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:06:44.804 nz2L8eruM.net
ミサトとリツコが途中から普通だったのが糞つまらん

184:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:07:10.288 ZQ0HONf8M.net
原作見てないけど感動した

185:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:07:43.401 gQjY+NXhd.net
悪くない
読みやすいし

186:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:15:27.139 WUeBHgpF0.net
今回はカヲルくんに寝盗られなくてよかった


187:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:18:05.292 BZllXrAW0.net
なんだこれ
つまんね

188:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:21:40.096 Wt1LESD0D.net
おつ

189:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:21:59.028 Wt1LESD0D.net
あんまエヴァ知らんけど面白かった

190:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:24:23.046 H8DB2PLpH.net
アスカたんprpr

191:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:27:07.929 O46Ye/Dgr.net
面白かったぞ

192:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:37:20.806 iIG/O3ph0.net
これもひとつの形って思えるのがエヴァのいいとこだな

193:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:39:07.484 5Yi+IdOea.net
感動した

194:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 22:42:00.436 583hEl5Ha.net
よく分からないけどセックスは世界を救うってこと?

195:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 23:01:10.776 2Gd2ZsIh0.net
アスカの愛が重い

196:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 23:15:36.842 AsutgrF+K.net
冬月「始めは、どうなるかと思ったが、丸く収まったな」
ゲンドウ「・・・シンジを虐めてる連中を、消す事ばかり考えていた」
冬月「そ、そうか」
ゲンドウ「最後はシンジが、幸せに成れたので、本当に良かった・・・」

197:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 23:24:55.908 LplSZsgsM.net


198:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 23:26:19.748 CAbwJyFK0.net

全員途中から手のひらくるっくるでウザかったけど

199:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 23:42:52.157 eBPTDQGRa.net
完成度高いな

200:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/16 23:55:29.912 3h69PTnq0.net
女だけどこうゆう話好き

201:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/17 00:59:19.952 6SITRa9m0.net
あれ?エヴァスレが完結してる……

202:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/17 01:32:49.969 COUy6h/pa.net
劇場版完結しろよ

203:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/17 03:40:45.924 d/GcKfotK.net

>>202
ホントニナ

204:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/17 05:13:11.068 gYt6AhAM0.net
ミサトは殺せ

205:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
17/06/17 11:33:19.56 rUm0AhsRP
カヲルが学校行けばシンジがいじめられると思ってる発想が意味不明
育成計画とかぷちえ?ぁとか読めや


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