ハルヒ「有希ってばまだ下の毛生えてないみたいなのよ」キョン「なんだって!?」at NEWS4VIP
ハルヒ「有希ってばまだ下の毛生えてないみたいなのよ」キョン「なんだって!?」 - 暇つぶし2ch38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 22:44:01.456 A/TBy/Co0.net
キョン「絶対に嫌だね」
長門「……服務規程違反」
キョン「ルールってのは破る為にあるんだよ。それにルールを取り決めた覚えもない」
長門「……私がルール」
キョン「……」
思わず言葉を失った。
長門がこんなブラック企業の社長みたいな奴だったとは……。
絶句する俺の背中をとんっと長門が押し出した。
キョン「くっ……おい!危ないだろう!?」
長門「……さっさと回収して」
突き飛ばされて危うく転びかけた俺は咄嗟に床に手をつき難を逃れた。
そして、ふざけるな!と、声を上げようとして、目前にそびえる異様な気配に息を呑んだ。
古泉「ふんっもっふ!」
古泉の股間が目前に迫っていた。

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16/09/19 22:45:03.338 5rtpt1fm0.net
一理ある

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16/09/19 22:45:53.981 A/TBy/Co0.net
キョン「ひぃ!?」
Holy shit!
古泉「おやおや。そんなに怯えないで貰えますか?あまり露骨な反応をされると、こっちも歯止めが効かなくなってしまうので、ね」
慌てて後ずさる俺の顔面にジリジリと迫る古泉の股間。
30センチ…20センチ…10センチ…5センチ。
部室の壁際まで追い詰められた俺にもはや逃げ場はなく、迫り来る股間から漂う臭気から必死に顔を背けることしか出来なかった。
そこに、
長門「……待って」
待ったをかけたのは長門神だった。
古泉「……ふぅ。長門さんは味方とばかり思っていたのですがね。どうやら思い違いだったようです。それで?どうしましたか?」
俺の顔面スレスレで接近をやめた古泉の股間から、這々の体で逃げ出し、長門の足に縋り付く。
キョン「な、長門。すまん…助かった。本当に助かった」
長門「……大丈夫。あなたは…私が守るもの」

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16/09/19 22:48:07.618 A/TBy/Co0.net
古泉「守る…ですか。何やらすっかり悪者扱いですね。僕は善かれと思ってあなたにサンプルを提供するつもりだったんですよ?それなのに、なぜ邪魔をするんです?」
長門「……本当にサンプルを持っているの?」
古泉「……どういう意味でしょう?」
長門「……サンプルを持っているのかと聞いている」
どういうことだ?
長門の口ぶりからすると、俺に対しての狼藉を責めるというよりは、もっと根本的な部分で古泉に不信感を持っているようだ。
まるで、そもそも奴はサンプルを持っていないと言っているように聞こえる。
しかし、そんなことがありえるのか?
この歳にもなって、そしてあの邪悪な変態神古泉が、生えていないなどということが、果たしてありえるのだろうか?
古泉「んっふ。全てお見通しのようですね。確かに僕は長門さんの求めるサンプルは持ち合わせていません。申し訳ありません。少々、おふざけが過ぎたようです」

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16/09/19 22:48:33.644 7fPd9Ncj0.net
ハルヒが自負の毛抜いたの好き

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16/09/19 22:49:50.431 MGWSh97d0.net
はえてねえのかよw

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16/09/19 22:50:05.275 A/TBy/Co0.net
キョン「古泉……お前も無毛だったのか」
古泉「いえ、僕の場合はあえて、ですけどね」
なるほど。
真性の暗黒変態神であるこいつならば、そんなこともありえるのだろう。
しかし、長門はどうやってそのことに気づいたんだ?
そう俺が思案を巡らせていると……
長門「……スキャンした」
ただのチートだった。
だが、だったら最初からわかっていたのでは?
そこに思い至った俺がジロリと半眼を向けると、長門は片目を瞑りペロリと舌を出して、こう言った。
長門「……たまには意地悪してみたくて」

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16/09/19 22:51:07.887 vOWJLs5K0.net
スキャンとかズルいなり

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16/09/19 22:51:49.565 MGWSh97d0.net
ああそってんのか

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16/09/19 22:52:04.531 A/TBy/Co0.net
その仕草と物言いに、すっかり毒気を抜かれ脱力した俺が床に這い蹲って視線を上に向けると、そこは長門のスカートの奥地を一望できる絶景のビュースポットであり、そしてその奥地には在るべき布地はなく、その代わりに目を見張るものがあった。
キョン「……なんだ。産毛は生えてるんだな」
長門「……あなたのおかげ」
キョン「どういうことだ?」
長門「……サンプルを解析して、もっともこの身体に相応しい生え方を研究した」
役に立つわけがないと高を括っていたが、存外サンプルは役に立ったようだ。
しかし、結局俺はほとんど役に立ってないように思えるのだが?
長門「……あなたの嗜好は大いに参考になった」
そんな言い方をされると、俺が生えかけの少女が大好きみたいに思われて若干困るのだが、長門の小柄な身体にそれはとても似合ってるし、俺の嗜好の中に生えかけ属性を追加したところで何ら問題無いので、敢えて反論はしないことにしたのだった。

48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 22:54:14.284 A/TBy/Co0.net
そんなこんなで今日の部活はお開きだ。
鶴屋さん「ほらハルにゃん!そろそろ帰るにょろよ~!」
ハルヒ「待って!あと1本がどうしても見つからないのよ!ほら、みくるちゃんも手伝って!!」
みくる「嫌ですよぉ~」
古泉「いっそ僕のように剃ってしまっては?」
こんな日常ばかりでは困るが、こんな日常も案外悪くない。
団員たちの騒がしい声を聞きながら、朗らかな気持ちになって荷物を纏めていると、袖口をくいっと引っ張られた。
誰にって?
そんなの決まっているだろう?
キョン「ん?どうした長門?」
長門「……帰り、私の家に寄っていって」
キョン「どうかしたのか?」
長門「……陰毛の件は解決した。次は乳房の開発に取り組みたい」
キョン「……それは俺の協力が必要なのか?」
長門「……必要不可欠」
そこまで言われたら断ることはできまい。
夏が終わり、人肌恋しくなるこの季節に、乳房の開発の手伝いとやらが出来る幸運をもたらしてくれた神に……いや、長門神に感謝しつつ、俺と長門は手を取り合って、足早に帰路に着いたのだった。

FIN

49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 22:55:15.870 MGWSh97d0.net
うむ
いい話だった

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16/09/19 22:56:36.526 rdlxMFZ40.net
ハルヒssは好きだけどss速報vipで建てた方が良かったんじゃないか?
あ、面白いので続けてください

51:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 22:57:00.496 vOWJLs5K0.net
陰毛を抜くだけの話なのになぜにこんなに面白い


52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 22:57:04.290 DLdM0RQu0.net
なんだこれ

53:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 22:57:38.652 rdlxMFZ40.net
とか言ってたら終わった
面白かった乙

54:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 22:59:12.270 ZQlaoWt30.net
十年前の今頃はこんなスレが乱立してたよな

55:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 23:01:53.644 GTNLOR/70.net
懐かしくて…

56:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 23:18:02.887 j+NWu6kkr.net
面白い

57:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/09/19 23:50:11.759 ChzDB2Fh0.net
南部十四郎みたいなやつがこういうスレたててたな

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