未来を見据えるコテ雑at NEWS4VIP
未来を見据えるコテ雑 - 暇つぶし2ch167:終了aa ◆y1vclJAQITzj
16/06/06 20:43:17.191 O0450JIC00606.net
>>100 >>100 >>999 >>999 >>888 >>888

168:終了aa ◆y1vclJAQITzj
16/06/06 20:43:42.805 O0450JIC00606.net
>>100 >>100 >>999

169:終了aa ◆y1vclJAQITzj
16/06/06 20:43:43.099 O0450JIC00606.net
>>100 >>100 >>999

170:終了aa ◆y1vclJAQITzj
16/06/06 20:43:55.272 O0450JIC00606.net
>>100 >>100 >>999

171:終了aa ◆y1vclJAQITzj
16/06/06 20:43:55.560 O0450JIC00606.net
>>100 >>100 >>999

172:ストロング山根 ◆STRONG/UYA
16/06/06 20:48:33.618 gAZ3Cnis00606.net BE:648147698-2BP(4885)
sssp://img.2ch.net/premium/2155386.gif


173:仮面ライダーユキロムグリム魂 ◆Lawliet.BY
16/06/06 20:51:23.383 B7/dFadqa0606.net
(・_・)

174:シャルル・ドナテルロ18世 ◆IORILOVEvA
16/06/06 20:52:26.006 BXv7LgQc.net BE:514036671-2BP(9000)
sssp://img.2ch.sc/ico/u_pata_p.gif
(°◇、°;;)

175:じゅりりり ◆KUZUYAROUU
16/06/06 20:53:11.740 ++cixgDCa0606.net
(v・∇)v

176:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/06/06 20:53:44.329 2FogYpRb00606.net BE:466782573-2BP(3467)
sssp://img.2ch.sc/ico/monakai.gif
1乙(*´ω`*)

177:むちむちボイン☆デンジャラス爆乳 ◆ZcupZcupZqW6
16/06/06 20:55:55.150 mabLF5ck00606.net
ただいまー!(´・c_・`)

178:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/06/06 20:57:44.839 +arrR7Ah00606.net BE:124947293-2BP(0)
sssp://img.2ch.sc/ico/mona_hakama.gif
そろそろ未来(次スレ)を見据える頃合い

179:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/06/06 20:57:51.745 2FogYpRb00606.net BE:466782573-2BP(3467)
sssp://img.2ch.sc/ico/monakai.gif
>>162
おかえりー

180:むちむちボイン☆デンジャラス爆乳 ◆ZcupZcupZqW6
16/06/06 20:58:19.648 mabLF5ck00606.net
>>164
ただいまー!(´・c_・`)

181:仮面ライダーユキロムグリム魂 ◆Lawliet.BY
16/06/06 21:02:27.461 B7/dFadqa0606.net
まだ5kbもあるよ

182:むちむちボイン☆デンジャラス爆乳 ◆ZcupZcupZqW6
16/06/06 21:03:22.579 mabLF5ck00606.net
>そんなことを聞いても、全然リアルに思えなかった。当然だよね。 
そのうち、じいちゃんが一人の老婆を連れて戻ってきた。 

「えらいことになったのう。今はこれを持ってなさい」 
Kさんという老婆はそう言って、お札をくれた。 
それから、じいちゃんと一緒に二階へ上がり、何やらやっていた。 
ばあちゃんはそのまま一緒にいて、トイレに行くときも付いてきて、トイレのドアを完全に閉めさせてくれなかった。 
ここにきてはじめて、「なんだかヤバイんじゃ…」と思うようになってきた。 

しばらくして二階に上がらされ、一室に入れられた。 
そこは窓が全部新聞紙で目張りされ、その上にお札が貼られており、四隅には盛塩が置かれていた。 
また、木でできた箱状のものがあり(祭壇などと呼べるものではない)、その上に小さな仏像が乗っていた。 
あと、どこから持ってきたのか「おまる」が二つも用意されていた。これで用を済ませろってことか・・・ 

「もうすぐ日が暮れる。いいか、明日の朝までここから出てはいかん。俺もばあさんもな、お前を呼ぶこともなければ、お前に話しかけることもない。そうだな、明日朝の七時になるまでは絶対ここから出るな。七時になったらお前から出ろ。家には連絡しておく」 

と、じいちゃんが真顔で言うものだから、黙って頷く以外なかった。
「今言われたことは良く守りなさい。お札も肌身離さずな。何かおきたら仏様の前でお願いしなさい」 
とKさんにも言われた。 

183:むちむちボイン☆デンジャラス爆乳 ◆ZcupZcupZqW6
16/06/06 21:03:36.479 mabLF5ck00606.net
テレビは見てもいいと言われていたので点けたが、見ていても上の空で気も紛れない。 
部屋に閉じ込められるときにばあちゃんがくれたおにぎりやお菓子も食べる気が全くおこらず、放置したまま布団に包まってひたすらガクブルしていた。 

そんな状態でもいつのまにか眠っていたようで、目が覚めたときには、何だか忘れたが深夜番組が映っていて、自分の時計を見たら、午前一時すぎだった。 
(この頃は携帯を持ってなかった) 

なんか嫌な時間に起きたなあなんて思っていると、窓ガラスをコツコツと叩く音が聞こえた。小石なんかをぶつけているんじゃなくて、手で軽く叩くような音だったと思う。 
風のせいでそんな音がでているのか、誰かが本当に叩いているのかは判断がつかなかったが、必死に風のせいだ、と思い込もうとした。 
落ち着こうとお茶を一口飲んだが、やっぱり怖くて、テレビの音を大きくして無理やりテレビを見ていた。 

そんなとき、じいちゃんの声が聞こえた。 
「おーい、大丈夫か。怖けりゃ無理せんでいいぞ」 
思わずドアに近づいたが、じいちゃんの言葉をすぐに思い出した。 
また声がする。 
「どうした、こっちに来てもええぞ」 

じいちゃんの声に限りなく似ているけど、あれはじいちゃんの声じゃない。 
どうしてか分からんけど、そんな気がして、そしてそう思ったと同時に全身に鳥肌が立った。 
ふと、隅の盛り塩を見ると、それは上のほうが黒く変色していた。 


184:むちむちボイン☆デンジャラス爆乳 ◆ZcupZcupZqW6
16/06/06 21:03:54.575 mabLF5ck00606.net
ん一目散に仏像の前に座ると、お札を握り締め「助けてください」と必死にお祈 
りをはじめた。 

そのとき、 

「ぽぽっぽ、ぽ、ぽぽ…」 

あの声が聞こえ、窓ガラスがトントン、トントンと鳴り出した。 
そこまで背が高くないことは分かっていたが、アレが下から手を伸ばして窓ガラスを叩いている光景が浮かんで仕方が無かった。 
もうできることは、仏像に祈ることだけだった。 

とてつもなく長い一夜に感じたが、それでも朝は来るもので、つけっぱなしの 
テレビがいつの間にか朝のニュースをやっていた。画面隅に表示される時間は確か七時十三分となっていた。 
ガラスを叩く音も、あの声も気づかないうちに止んでいた。 
どうやら眠ってしまったか気を失ってしまったかしたらしい。 
盛り塩はさらに黒く変色していた。 

念のため、自分の時計を見たところはぼ同じ時刻だったので、恐る恐るドアを 
開けると、そこには心配そうな顔をしたばあちゃんとKさんがいた。
ばあちゃんが、よかった、よかった


185:と涙を流してくれた。  下に降りると、親父も来ていた。  じいちゃんが外から顔を出して「早く車に乗れ」と促し、庭に出てみると、どこから持ってきたのか、ワンボックスのバンが一台あった。そして、庭に何人かの男たちがいた。 



186:むちむちボイン☆デンジャラス爆乳 ◆ZcupZcupZqW6
16/06/06 21:04:08.072 mabLF5ck00606.net
こワンボックスは九人乗りで、中列の真ん中に座らされ、助手席にKさんが座り、 
庭にいた男たちもすべて乗り込んだ。全部で九人が乗り込んでおり、八方すべてを囲まれた形になった。 

「大変なことになったな。気になるかもしれないが、これからは目を閉じて下を向いていろ。俺たちには何も見えんが、お前には見えてしまうだろうからな。いいと言うまで我慢して目を開けるなよ」 
右隣に座った五十歳くらいのオジさんがそう言った。 

そして、じいちゃんの運転する軽トラが先頭、次が自分が乗っているバン、後に親父が運転する乗用車という車列で走り出した。車列はかなりゆっくりとしたスピードで進んだ。おそらく二十キロも出ていなかったんじゃあるまいか。 

間もなくKさんが、「ここがふんばりどころだ」と呟くと、何やら念仏のようなものを唱え始めた。 

「ぽっぽぽ、ぽ、ぽっ、ぽぽぽ…」 

またあの声が聞こえてきた。 
Kさんからもらったお札を握り締め、言われたとおりに目を閉じ、下を向いていたが、なぜか薄目をあけて外を少しだけ見てしまった。 

目に入ったのは白っぽいワンピース。それが車に合わせ移動していた。 
あの大股で付いてきているのか。 
頭はウインドウの外にあって見えない。しかし、車内を覗き込もうとしたのか、頭を下げる仕草を始めた。 

無意識に「ヒッ」と声を出す。 
「見るな」と隣が声を荒げる。 

慌てて目をぎゅっとつぶり、さらに強くお札を握り締めた。 

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