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反ユーロ、反難民、そして反イスラム……ドイツで極右政党が急激に支持を広げている
もう手遅れ!? 価値観の大転換が始まった
2016年05月06日（金） 川口マーン惠美
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ドイツの新党AfDは、フランスのマリーヌ・ル・ペン氏率いる「国民戦線」の、まさしくドイツ版といった政党だ。
"Altanative für Deutschland"の略で、直訳すると、「ドイツのためのもう一つの選択」。2013年2月にベルリンで結成された。
AfDの特徴は、反ユーロ、反難民、そして反イスラムだ。
その代わりに、ドイツらしさやドイツ文化を尊重しましょう、伝統や家庭を大切にし、あまり中絶をせず、
もう少し子供を産みましょう、というようなことを主張している。
党大会で国歌を斉唱する、ドイツでは珍しい党だ。
ただ、この党は、誕生以来今まで、他のすべての政党とメディアから、ひどい扱いを受けている。
ニュースでは、必ず党名の前に「右派ポピュリストの」という枕詞が付くし、
全方向からの攻撃とネガティブキャンペーンにさらされ続けているのである。
いずれにしても、こんな騒ぎの中で、AfDの党大会は開催されたのである。
大きなテーマはいくつかあるが、一つは左傾化したドイツ社会の是正だとか。
党代表の言によれば、「左派、赤（SPDを意味する）、緑に汚染された68年世代のドイツからの脱却」。
68年世代というのは、日本でいう全共闘世代のことだ。今でもすぐにデモに行きたがるドイツ版「団塊の世代」である。
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AfDは、偏向左翼マスコミに攻撃され貶められている
世界がリベラル左翼によって国境を無くし国家を無くそうとしている
リベラル左翼マスコミが世界を作る？
国家の否定、民族の否定？肯定？、世界は一つ、人類は地球市民
これは世界の波？ドイツをはじめ欧州もアメリカも苦しんでいる？揺り戻し？が起きている
トランプも揺り戻しの中で、マスコミの総叩きの中でそれなりに共感を得、指示を得ている
ああ、と。日本の苦しみもこの流れなのだろうかと