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中国による牧場買収認めず 安保に懸念、豪財務相「資産が巨大すぎ、国益に反する」
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オーストラリアのモリソン財務相は２９日、牧場などの所有農地が同国最大のＳ・キッドマン社を、中国企業主導の企業連合が買収するのは「国益に反する」として認めない方針を示した。
キッドマン社が所有する牧場などの総面積は約１０万平方キロに上る。
昨年１１月に牧場の一部が兵器実験場の立ち入り制限区域に重なることが判明し、モリソン氏は当時、安全保障上の理由から買収を阻止した。
ところが、中国企業側は今年４月、問題の牧場を除外して修正した３億７千万豪ドル（約３０３億円）の買収案で同社と合意した。
今回の阻止についてモリソン氏は「資産が巨大すぎ、国益に反する」と述べた。
オーストラリアでは、中国企業に北部のダーウィン港を長期賃貸したことが安全保障上の懸念になると指摘されるなど、中国からの投資が問題になっている。（共同）
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オーストラリアのモリソン財務相、ものすごくまともで少し安心した。
やっぱり安全保障は、いちばん大事ですよね。