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トランプ快進撃に共和党パニック 誰が彼を躍進させたのか?
2016年03月09日(Wed) 辰巳由紀 (スティムソン・センター主任研究員)
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そして、気を付けなければいけないのは、国内の状況に対して充満するこのような苛立ちは、
対外政策においては、「強いアメリカ」であり続けたいという強い思いがある一方で
「アメリカだけが世界の安全に対して大きな負担をしてきている」という不公平感につながりかねないということだ。
オバマ政権の8年間で、すでにヨーロッパに対してはNATOが自分たちを守るために十分な投資をしていないどころか、
景気を理由に国防費を削減している、財政が厳しいのはお互いさまではないか、という批判が表面化している。
アジア太平洋地域では南シナ海における中国の行動について、今でこそまだ、
「アメリカは中国に断固たる決意で自らの行動がコストを伴うことをわからせなければいけない」という声が主流だが、
この声と「地域の国は自分たちで自分たちを守るためにもっと努力すべきだ」という主張は常に背中合わせだ。
そして、米国のこのような状況がすぐに好転する可能性が低い以上、このような苛立ちも当面の間続くと思われる。