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「投降か餓死か」迫るシリアロシア連合軍 プーチンとオバマでは役者が違う
人道危機を放置するアメリカ
2016年02月10日(Wed) 佐々木伸 (星槎大学客員教授)
URLリンク(wedge.ismedia.jp)
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ロシア軍の空爆は「これまでで最も激しいものだった」(反体制派戦闘員)といわれ、3日から4日の24時間で200回を超える爆撃が加えられた。
反体制側は最後まで戦うと強気の姿勢だが、反体制派の一翼として戦闘しているアルカイダ系の過激派「ヌスラ戦線」は支援を求める緊急アピールを出した。
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トルコのクルトルムシュ副首相によると、最悪の場合、アレッポやその周辺地区からさらに100万人が脱出してくる可能性がある、という。
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その軍事的な優勢を背景に獲得した外交的勝利は計り知れない。その最たるものはアサド大統領の退陣を前提にした内戦終結のシナリオを事実上無効にしたことだ。
先月末に開催されたシリア和平協議はわずか1週間で中断に追い込まれたが、反体制派は別にして米国も含め「アサド早期退陣」の主張は姿を消した。
こうした中、本来、世界の紛争解決に最も影響力を行使しなければならない米国は指導力を発揮しようとしていない。優柔不断なオバマ大統領は今回のアレッポ住民の人道危機にも積極的に動く気配は見せていない。
米国の指導力回復は新大統領の誕生まで待たなければならないのは確実だ。
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アルカイダ?混沌