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社説/甘利経済再生相辞任?TPPや経済運営の遅滞は許されない | オピニオン ニュース | 日刊工業新聞 電子版
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安倍政権の中核が、麻生太郎副総理兼財務相、菅義偉内閣官房長官と甘利氏の3閣僚だというのは衆目の一致するところだ。
このうち経済問題を担当した甘利氏は、困難を極めたTPPの交渉をまとめあげた功績が大きい。
また日本経済の最大の課題であるデフレ脱却についても、あとひと息のところまで来ている。
長く産業政策を専門としてきた甘利氏に対しては産業界の信頼も厚かった。
日本経済再生の道半ばでの交代を、残念に思う産業人は少なくないはずだ。
TPPは経済規模の大きな日米が批准しなければ発効しない。
その第一歩となる今国会での承認が得られなければ、それだけ国益が損なわれる。
交渉を詳細に知る甘利氏の答弁を欠くことは政府にとって大きな痛手だ。
野党の中に、TPP問題をいたずらに政局に結びつけようとする動きが出てくることを恐れる。
産業界は安定政権を望んでいる。首相は早期に体制を立て直し、経済最優先の政治を継続してもらいたい。