16/01/16 16:31:02.932 HvsyFxSs0.net
とりあえず残さず食おうか
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16/01/16 16:33:55.501 fd2JhSQQ0.net
セイバー「と、取り敢えず証拠隠滅ということで全部私の胃の中に納めましょう」
士郎「」
セイバー「もっきゅもっきゅ、人肉もなかなかいけますね…」
セイバー「ふぅ…取り敢えず全部食べきりましたが、問題はこの後士郎がいない事に皆が気づくということですね…」
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16/01/16 16:34:51.888 2/KFi2zb0.net
桜「あれ？私の分は？」
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16/01/16 16:36:16.715 BsYDZeXBa.net
なんでさ
なんでさ
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16/01/16 16:39:29.726 fd2JhSQQ0.net
セイバー「幸い今はこの家には私しかいないのでよかったのですが、桜や凛、ライダーが帰ってきたら…」
セイバー「…よくよく考えれば士郎を食べてしまっては士郎の美味しい料理が食べられではないですか!!!ああ!!私は一体なんということをしてしまったのだ、実に愚かしい」
セイバー「あぁ、私はこれからどうすれば…」
ｾｲ…-!
セイバー「!?誰かが私を呼んでいる?もう家に帰ってきたのか?まだ桜や凛が学校で授業を受けてる時間だというのに速すぎる!!」
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16/01/16 16:44:53.877 fd2JhSQQ0.net
ｾ…ﾊﾞｰ!!
セイバー「段々と私を呼ぶ声が強くなってきている…これはまずい、今日士郎は風邪を引いて学校を休んでいるというのに、この家にいないことを知ればすぐに私に士郎がどこに行ったか聞いてくるはず…この事態は非常にまずい…」
ｾｲﾊﾞｰ!!
セイバー「あぁ…無情にも私のことを呼ぶ声が強くなってきている…なにか言い訳を思いつかなければ…」
セイバー！！！！！！俺の声が聞こえるかー！！！
セイバー「！！！？？この声は士郎の声!?なぜ士郎の声が…あぁそうか、もう士郎の料理が食べられないショックで私は狂ってしまったのか…」
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16/01/16 16:54:35.710 fd2JhSQQ0.net
ｾｲﾊﾞｰ!!俺の声が聞こえたか!!今俺はセイバーの中にいる!!
セイバー「ああ、聞こえてくる幻聴がハッキリとしてくる…もう私はダメなのですね、皆が来る前に士郎を食べてしまったことを書き置きをしてランサーの様に自害しましょう…」
ｾｲﾊﾞｰ!!早まるな!!まだ俺はセイバーの中で生きている!!
セイバー「ごめんなさい、士郎…いま士郎のご飯を食べに会いに行きます」
!!やめろｯｾｲﾊﾞｰ!!
セイバー「!? 体が、動かな、い?」
セイバー「何故だ、何故死ねない?これは一体…」
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16/01/16 17:01:30.192 fd2JhSQQ0.net
セイバー「まさか…令…呪？」
そうだ､ｾｲﾊﾞｰ。令呪を使ってｾｲﾊﾞｰがﾗﾝｻｰのように自害するのを止めたんだ。
セイバー「令呪が働いたということは、士郎は生きている…つまり」
そうだ､ｾｲﾊﾞｰ!!俺の声は幻聴じゃなく本物だ!!
セイバー「私が食べた士郎は偽物で、そして本物の士郎はなにかしらの方法で私に気づかれないように見ているということ!!」
ﾅﾝﾃﾞｻ
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16/01/16 17:02:52.219 fd2JhSQQ0.net
終わり
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16/01/16 17:03:53.960 2/KFi2zb0.net
いい話だ感動的だったな
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16/01/16 17:15:20.128 rcQvhrcu0.net
書籍化決定
13:過去ログ ★
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