女魔王「冥土の土産に一つくらい望みを叶えてやろうではないか」男「童貞卒業したい」at NEWS4VIP
女魔王「冥土の土産に一つくらい望みを叶えてやろうではないか」男「童貞卒業したい」 - 暇つぶし2ch2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:03:51.015 nuVtWZGla.net
はいホモスレね

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16/01/11 16:08:09.222 XSjEvdAlx.net
続けたまえ

4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:08:55.510 1EC8OHTg0.net
男「で、早く頼むよ」ハァハァ
女魔王「ちょっ、こっちくんな」ズリズリ
男「頼むよぉ」ポロポロ
女魔王「泣きながらこっちくんな!」
男「魔族は約束は守るんだろ?」
女魔王「いやまあそれはそうだけど」
男「じゃあ早く童貞卒業させてくれよ」
女魔王「でもさあ元々言い出したのは私じゃん」
女魔王「そもそもまだ確約では無いしこの約束無かった事に……」
男「なんでだよおおお!!」ガバッ
男「なんなんだよおおお!!」ガババッ
女魔王「お、お前がなんなんだよ」ズリ
男「俺の事童貞だって馬鹿にしてんだろおお!!」
女魔王「し、してないよ」
男「じゃああくしろよ」フンス
女魔王「えぇ~なんでそんな偉そうなのか」
男「どうせ死ぬんなら偉そうにしてても構わんだろ」
男「喚いても偉そうにしてもどっちみち死ぬなら高らかに死にたいね」
女魔王「童貞卒業したいって今しがた泣いてた男の言葉とは思えんわ」

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16/01/11 16:10:36.248 qcQKpAtF0.net
見てるぞ

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16/01/11 16:11:40.419 p6X9A2yqr.net
俺も見てるぞ

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16/01/11 16:12:17.188 jlATfvc2r.net
いいよ

8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:12:23.289 1WBfkKKlr.net
俺も見てるよ

9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:14:04.210 1EC8OHTg0.net
男「悪いな少々俺は今精神が不安定でな」
女魔王「の、ようだな」
男「だが約束は履行して貰うぞ」
男「そこだけはブレない」
女魔王「はぁ」
男「あくサキュバスよべよ」
女魔王「もうお前帰っていいよ」
女魔王「なんか相手するの疲れたわ。殺しても怨念になって出てきそうだし」
男「んな事気にすんなよ」
男「一発ヤレたらもう思い残すことは無いし」
男「だからあく」
女魔王「ほらほらもう帰った帰った」
男「帰らんよ」
女魔王「面倒くせえええこいつ面倒くせぇ」
男「俺はこの一発に掛けている」
男「この一発を放出出来るなら」
男「命の一つなど安いもんよ」
女魔王「言葉だけなら格好良いんだけどなあ」

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16/01/11 16:22:34.655 1EC8OHTg0.net
男「あくあく!」ジタバタ
男「や~りたぁ~い!」バタバタ
女魔王「お前は赤ん坊か!」
男「おっぱいチュパチュパしたい」
女魔王(こいつは酷い)
女魔王「童貞拗らせすぎだろ」
男「御託は良いからさっさと呼べよ」
男「最後の一滴、それが枯れるまで俺は勃ち続けるぜ」
女魔王「本当意味はともかく言葉だけは勇者みたいだもんなあ」
女魔王「まあそんなんはいいとして、だからその約束は無しだから」
女魔王「帰れ帰れ」シッシッ
男「じゃあ俺ここで過ごすわ」
女魔王「やめてよぉ」
女魔王「君の親だってきっと君が帰ってくること待ってるよ」
男「そんな事は無い」
女魔王「う?」
男「俺は兄弟の中で出来そこないの扱いなんだ童貞で彼女いないし出来た事もないし童貞だから」
男「どうせ結婚できない男として後ろ指さされて生きる事になるんだ」
男「帰っても帰んなくてもどうせ俺に生きる場所は無い」
女魔王「なんていうか、頑張れよ」

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16/01/11 16:30:44.607 Faf1Q1fKd.net
がんばってくれ

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16/01/11 16:31:37.603 1EC8OHTg0.net
男「だからだよ!」ドンッ
女魔王「ひっ」ビクッ
男「最後の最後に頑張りたいんだ」
男「大人になりきれない自分から、脱したいんだ」キリッ
男「女体舐め回して種付けプレスしたいんだ」キリリッ
女魔王「やだもうこいつぅ」
女魔王「私初めてだよぉこんなヤツぅ」ヒックヒック
女魔王「おがぁ~さ~ん、おどぉ~ざぁ~ん」ヒックヒック
男「なんだ、魔王の様子が……」
男「幼児退行でもしたのか?」
男「妙に子ども、言うか女のような声だが……」ススッ
女魔王「ぐるなぁ~変態~」ズリズリ
男「……どうしよう」
男「まさか倒してしまった感じ?」
男「待てよじゃあ俺の童貞卒業はどうなるんだ……」
男「なぁ! 俺の童貞―」
女魔王「ごっぢぐんな!」パァン
男「ぐぇ」バタリ
男「ど、童貞そつぎょ……」
女魔王 ヒックヒック

13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:39:56.874 1EC8OHTg0.net
女魔王「じねじねじね! もうじね!」パァンパァン
男 ググッ
女魔王「じ、じなない!?」
男「死ねる、かよッ」
男「まだ、まだだ」
男「俺にはやり残した事があるッ」
男「そいつを果たさねぇで死ぬなんてよぉ」
男「仮に神様が許したって、この俺自身が許せねぇのさ!」ザンッ
女魔王 ビエエエエン

ガゴオオオオン

勇者「くっ、ここが魔王城の最深部か」
女剣士「途中四天王がいなかったのが不思議だけど、何があるか分からないわ」
女魔法使い「子どもの泣き声のようなものも聞こえるし、不気味だものね」キッ
女賢者「いよいよ最終決戦……ん?」
勇者「な、なんだこれは、どうなってるんだ……?」

14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:51:12.166 Ef/50NH+a.net
ほし

15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:51:37.691 1yyLAfFN0.net
続きは?

16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 16:55:10.904 1EC8OHTg0.net
女魔王 ウェエエン
男「あーあ、上着が破けちまった」ハァ
女魔王「こいつ硬すぎるよおおお!」
男「まぁ童貞パワーってヤツだな、うん」
女魔王「ウソだああ人間じゃないもうその硬さ人間じゃない!」

勇者「ローブの方は……声からして女」
女剣士「男の方は……獣みたいな面してる」
女魔法使い「あいつが魔王ね!」
男「―え? なんだいきなりこいつら」
女魔法使い「観念しなさい魔王!」ズァ パァン
男「ちょま、魔王って俺!? 違うちが―」ズガァアン
女剣士「やったか!?」
女賢者「もう大丈夫よ、きっと生贄か何かにされていたのでしょう?」ポンポン
女魔王 ヒックヒック
勇者「安心してくれ、魔王は僕らが倒す!」
モアモア
モァ……

男「ってーな、なんなんだよ」

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16/01/11 16:56:35.763 TMakwnX1d.net
魔王のキャラ崩れるの早すぎ
5点

18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:03:27.352 1EC8OHTg0.net
勇者「僕は勇者だッ?」
男「は?」
女剣士「てやっ!」ズバッ
男「いきなり切りかかってくるとか無しだろ」スッ
男「俺の話を聞け」
男「魔王は俺じゃない、そのローブだ」
女賢者「こんな女の子が魔王なワケないでしょ……」パラッ
女魔王「あっ……」ファサ
男「なん……だと」
男(魔王ってオッサンじゃないのか!? お、女だったのか……)
勇者「愚劣極まりないな、魔王め!」
女魔法使い「狼みたいな面して、いかにもアンタが魔王でしょ!!」
男「待ってくれ、いやマジなんだ」ズリズリ
女剣士「問答無用!」ズバッ
男「うおっと」クルクル
女剣士「ちっ、すばしっこいヤツめ」
男(やばいな、どうしようこれ)
勇者「せやああ!」ズバッ
男「おっとっと」テッテッテ

19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:09:03.140 1EC8OHTg0.net
男(くそー)キョロキョロ
勇者一行 ジリジリ
男「……ん?」
男(こいつら)
女剣士「ッ……」ジリ
男(女が一人)
女魔法使い「……デカい魔法使おうかしら」ジリッ
男(二人)
女賢者「……何かあっても私がすぐに治すから!」ジリッ
男(三人、で)
勇者「僕が世界を平和にする!」
男(男が一人)
男「これって……つまり、ハーレムパーティか?」ボソッ
男「毎日ギシアンしてるんだろうか、こいつら」ゾワッ
男「くそっ、なんだ急にムカついて来たぞ」
男「勇者か何だか知らねぇが、イライラしてくるなこれ」

20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:09:58.423 Ef/50NH+a.net
3人から勇者を寝取ってしまえ
勇者っていうからには 見た目は悪くないんだろ

21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:10:48.541 ehd+igl10.net
勇者女装させて犯そう

22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:15:27.880 kgO7+E5Na.net
またホモか壊れるなぁ

23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:18:22.600 1EC8OHTg0.net
男「くそがっ! 童貞舐めんなよぉおおお!」ゴアアッ
勇者「くっ、なんて力を内包しているんだ……」
勇者「皆、下がって!」
女剣士「何を……」
女魔法使い「そうだよ、勇者に何かあったら……」
女賢者「私は信じてるから」
勇者「大丈夫さ、僕が死ぬわけないだろ」
勇者「僕が死んだら君たちを悲しませてしまうから」フッ
男(やべぇぶっ殺してぇ)
勇者 ザッ
男「……一騎打ちでもやろうってかい」
勇者「やってくれるのかな?」
男「別に構わん。が、ただし、お前が負けたらそこの女は全部俺のモンだ」
勇者「ッ!?」
女魔王(私より魔王っぽいなぁこいつ)ヒック グシグシ

24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:22:45.558 bnN40CW20.net


25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:26:42.964 1EC8OHTg0.net
勇者「それは……彼女たちだけは見逃して貰えないかな」
男「逃げ腰か?」
勇者「いや、万が一の事も考えてさ」
勇者「イザと言う時は僕の命だけで許して貰えないだろうか」
女剣士「勇者……」キュン
女魔法使い「そんな……」キュンキュン
女賢者「……死ぬときはあなたと一緒」キュルーン
勇者「……君たちってやつは」
勇者「これじゃあ、負けられないな!」
男(なんだこの茶番は)
男 プツン
男「駄目だ、許さん」
男「お前が負けたら女は貰う」
勇者「……」フッ
男「何を笑ってんだ」
勇者「いや、単純な事だったんだ」
勇者「確かに君の言う通りに僕は逃げ腰だったかも知れない」
勇者「でも勝てば何も問題は無い。僕には沢山の勝利の女神がついてるからね」フッ
男 ピキピキ

26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:28:56.671 TGIQdTYwa.net
頑張れ俺

27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:34:07.409 M4D2enz20.net
これは俺を応援せざるを得ない

28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:36:56.012 1EC8OHTg0.net
勇者「さぁ、僕の本気を見せてあげよう!」パアアッ
男「……俺さぁ、ここに送られたのは」
勇者「……?」
男「確かに、童貞で彼女も嫁もいねぇクソな男だからってのはその通りなんだが」グググッ
勇者「なんだ? 何の話だ……?」
男「それだけじゃねぇんだ」
男「別の理由もあるんだよ」
男「俺が死んだって、誰も悲しまねぇ理由ってのがな、もいっこあんだな」ガオオオッ
勇者「―くっ、咆哮?!」バキッ
女剣士「あれは……」
女魔法使い「変身、した……?」
女賢者「……うそ」
男『とまあ、こういうワケだ』
女魔王(……あー、なんで四天王がやられたのか分かった)
女魔王(こりゃ負けるわ)
女魔王(って言うか、童貞パワー違うじゃん)
女魔王(いや、童貞だからこの力を? うぅ~ん……)首傾げ

29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:40:04.148 Ef/50NH+a.net
勇者を快楽堕ちさせるのが一番だろ

30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:41:01.987 yW+6W/kM0.net
人間やめてんじゃねえか

31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:43:05.759 AFUjen0Ha.net
魔王の上といえば破壊神かな?

32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:44:14.743 1EC8OHTg0.net
女魔王(まあなんでもいいけど、体硬かったのもこのせいって事ね)
女魔王「でも本当魔王っぽい。私変身なんか出来ないんですケドー」ボソッ
女魔法「しかもちょっとカッコいいし」

男『で、やるかい』
勇者「……これぐらいの事で、いつまでも怯む僕じゃない!」ヒュッ
男『む、消えた……?』
勇者「僕は速さに自信がある、誰にも見切れないっ!」ヒュヒュッ
男『……そこか』スンスン ブン
勇者「何っ!?」ガッ ズザアア
勇者「見えていた、と言うのか……」ゾクッ
男『いや別に見えてないけど』
男『この姿だと、鼻が効くんだな』スンスン
男『くっせー精子の臭いがプンプンするぜ』
勇者「下品な物言いだね……ッ」

33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:46:15.202 AFUjen0Ha.net
ジジちゃんかな?

34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:51:21.164 1EC8OHTg0.net
男『しかし、ちょこまかと動かれても面倒だな』ハァ
男『ちょいと、止まってて貰うか』スゥウウ
勇者「何をする気だ」
男 ギャオオオオス!!
男 アンギャアア!!
ビリビリビリッ
勇者「ぐっ……体が痺れ……」ガクッ
男『俺の咆哮が脳みその奥まで響いたようだな』
男『平衡感覚が狂っただろ?』
男『しばらくは動けねぇぜ』
男『それじゃ―うぐっ!?』ガァン クルッ
女魔法使い「さ、させない! 勇者を殺させない!!」プスプス
女剣士「そうだっ!! てやっ!」ヒュ ズバッ
男『ちっ、途中で割って入ってくるとか無しだろ普通』
勇者「うぅ……」
女賢者「今治すから……」タタタッ パァ

35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 17:55:33.415 jlATfvc2r.net
強い

36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:00:39.201 1EC8OHTg0.net
勇者「すまない」ググッ
勇者「もう大丈夫だよ」ニコッ
男『おい、約束破ったな?』ゴアッ
男『一騎打ち、だっただろうが』ゴゴッ
勇者「仕方ないだろ、だが許してやってほしい」
勇者「彼女たちは僕の事を思ってやっただけなんだ」
女魔法使い「ご、ごめんね私つい」ウルウル
勇者「大丈夫さ」ナデナデ
女剣士「わ、私もつい」
勇者「ありがとう」ナデナデ
女賢者「見てられなくて……」
勇者「助かったよ」ナデナデ
女たち 胸キュン
勇者「仕切りなおしと行こうか」
男(ちっ、何が仕切りなおしだ)
男(どうせまた似たようなことになるんだろ)ペッ
男(でも女たちを八つ裂きにするわけにもいかんしなあ)ハァ
男『どうしたものか』

37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:08:05.682 1EC8OHTg0.net
勇者「ゆくぞ!」シャッ
ガァン
ガキッ ガキィン
男(くそがっ、俺が受けるだけじゃねぇか)
男(なんつーんだ)
男(まるで世界がこいつに味方してるような……)
男(そういう空気なンだよなァ)
男(いや、ってよりかは、俺が嫌われてるって感じか?)ハァ
男『俺だけだもんなぁ』
男『童貞のままだし、彼女も嫁も出来ねぇし』
男『こんな変な力まで持って産まれちまったし』
男『村の皆から、親とか兄弟からも嫌われるし』
勇者「何をぶつぶつ呟いてるっ! そんな余裕があるのか!?」ヒュッ
男『くそったれ』ブンッ
勇者「そこだっ!」ズバッ
男『……』シュウウ
勇者「くそっ折角ダメージを与えたと思ったら、回復、だと?」
男『疲れたなぁ』

38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:10:07.207 AFUjen0Ha.net
女魔王空気だな

39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:14:12.870 tpv/ZPSHx.net
おいおい続きはまだかい?

40:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:16:53.360 1EC8OHTg0.net
勇者「怯んだ!?」
女剣士「今だ!」
女魔法使い「勇者!」
女賢者「必殺技を!」
勇者「分かってる! うぉおおお!」キィイイイン
男『……』
男(眩しい光だな)
勇者「シャイニングスパークリングジャアスティィイスウウウ!!」ズゴアアアン
女魔王「うわっかっこ悪、ネーミングセンス最悪」ボソッ
女たち キャーカッコイイー
女魔王(えっ!? あれカッコいいのか!?)
勇者「ふぅ、決まった」
女魔王(ってか私の城……こんなに壊しちゃって、天井崩壊してお月様見えてるし)ガクッ
女魔王(作り直すのにお金かかるよねぇ)ハァ
ガララッ
男「……」フラッ シュウ
勇者「ふっ、変身も解けてしまうようだね」
勇者「それほどのダメージを必殺技で与えてしまったに違いない」
男(ちっ、制限時間来ちまった)シュウウウ

41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:24:28.071 6TOWUXuud.net
勇者「いまだ!!!」
男「危なっ!」サッ
男「おわっ転ける!しまった!」グラッ
勇者「うえ!?おわっ」ツルッ
ズボッ♂
勇者「魔王のアナルに…入った!?」
男「え!?」

42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:25:08.087 2eFgSfAv0.net
支援

43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:25:25.828 X7kJ9R/Vd.net


44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:26:56.696 5JzUlCC/0.net
がんばれ

45:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:28:18.200 6TOWUXuud.net
男「抜けっ!こんな趣味はない!」
勇者「わかってる!」ズズ
勇者「!!!」
男「!!!」
勇者がぬこうとした時己のペニスに快感が走った…そしてそれは男にも同じことが言えた…
男「な、早く抜けっ!俺は女魔王ちゃんとやるんだいっ」ギンギン
勇者「お前…そのちんこはなんだ?」

46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:29:30.889 1EC8OHTg0.net
フラリ……
男「解けてすぐは、反動が……」
勇者「ここで畳み掛ける!」キィイイン
勇者「もう一発!」
男(必殺技って言うだけはあるわ。変身してんならなんともねーんだが)
男(今の状態で受けたら、これはちっとやべぇな)
男「でも、なんだかどうでも良いかな、もう」ハァ
ドクンッ
男「……ん? 月が」ギョロ
ドクンドクンッ
男「やべっ、満月見ちまった……」アセアセ
勇者「くらえええ!!」
ズガアアアンン
パラパラ
パラ……
モワモワ……
女剣士「決まった!」
女魔法使い「さすが勇者!」タタタッ 抱きっ
勇者「こらっ、はは」ギュッ
女賢者「ずるーい!」
女魔王(……今ので死んだ、のか? まさか)
女魔王(まだあいつの魔力は感じられる)

47:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:30:09.003 5JzUlCC/0.net
末尾dは偽物だな

48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:31:22.131 6TOWUXuud.net
男「いや…それは…あっ!そうそう、女魔王ちゃんを思い出して!!」
女魔王「まだそんなこと言ってる…」
勇者「女魔王?ああ、お前の言うあの女か…ほう…しかしお前は入れられてる側なのになんでそんな嘘付ける?」
男「!!」
女魔法使い達「勇者…?」

49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:31:32.620 jlATfvc2r.net
盛り上がってきました

50:分岐点b
16/01/11 18:34:19.369 6TOWUXuud.net
男「…そうだよ…お前のちんぽに感じたんだよっっっ」
勇者「やっぱりか…いいぜ?俺が気持ちよくしてやる…」
男「ははっ…悪いな…女魔王ちゃん」
女魔王「全く…」

51:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:35:24.572 6TOWUXuud.net
そして二人はホモに目覚めた!
女魔王「冥土の土産に一つくらい望みを叶えてやろうではないか」男「童貞卒業したい」
堂々完!

52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:36:24.827 1EC8OHTg0.net
グルルルッ

勇者「……ん?」
女剣士「どうした?」
勇者「離れて」
女魔法使い「ど、どうしたの?」
勇者「いいからっ!!」ドンッ
女魔法使い「きゃっ」
ズバッ
勇者「ッ……」ダラダラ
女賢者「う、腕が……」
勇者「見えな、かった……くっ」キッ
男【グルルル】
女魔王(……えっ、なんか力が凄い事になってる)
女魔王(お父さんお母さんごめんなさい少しちびってしまいました)ジワッ
勇者「なんだ、その姿は……」
男【ガルルゥ……】ヒタ、ヒタ
勇者「獣、そのものじゃ、ないか……」

53:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:43:59.928 1EC8OHTg0.net
女剣士「なんだ、こいつは……」ゾクッ
男【アゴアアアッ!!!】ギャオース
女魔法使い「ひっ」ペタン
女賢者「お、大きすぎ……」ガクッ
勇者「まるで、神話に出てくる幻獣でも見ているかのようだよ」ハハッ ドクドク
女賢者「そ、そうだ、傷、傷治さないと……」パアアッ
勇者「治る、かな。腕、無くなっちゃったけど」
女賢者「なんとかするわ! だって私は賢者だもの!!」グシグシ パアアッ
男 ヒタヒタ……ドッ

女魔王(尿が垂れてきて足が気持ち悪い)
女魔王(でも一歩も動けない)ヒヤッ
女魔王(今度からおむつを常時履くようにしようかな……)

54:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:44:26.419 6TOWUXuud.net
そしていろいろあって男と勇者は結婚した!
女魔王「冥土の土産に一つくらい望みを叶えてやろうではないか」男「童貞卒業したい」


55:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:45:04.247 Dq1mZ5god.net
>>54
やっぱ末尾dって糞だわ

56:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:48:54.881 xEUvawPya.net
>>54
先生お疲れ様です

57:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 18:52:03.790 1EC8OHTg0.net
男 ドドドッ
バッバッッ ズシャアア
女剣士「なん、だ」
女魔法使い「ど、どこかに走って消えて、く?」
勇者「腕が、元通りに」ニギニギ
女賢者「良かったぁ」ポロポロ
男【アオオオオオン!!】
勇者「くっ、どこに行く!」ズキッ
勇者「っつ」
女賢者「駄目、まだ動いちゃ!」抱きッ
勇者「すまない」ムニュ
女賢者「あっ///」
勇者「わっ、ご、ごめん///」
女魔王(……どうしよう)
女魔王「取り合えずあいつ追いかけようかな」スゥウ
女魔王(あいつ部下にしたら世界の覇権取れるかも……?)
女魔王(良さげな駒を見捨てる手も無し! ぶっちゃけ怖いけど!)

58:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:00:36.496 1EC8OHTg0.net
勇者「待つんだ!」ギュッ
女魔王「何を……」
勇者「逃げ出したい気持ちは分かるけど、今は僕たちといるんだ」
女魔王「そういうわけじゃ……」
勇者「大丈夫だ、僕が守るよ」ニコッ
女魔王(……うぅん、なんだかなあ)ポリポリ
勇者「ひとまずの脅威は去ったけど、あいつはどこで何をするか分からない」
勇者「今は力を蓄える時期かも知れない」
女魔王「だからあの、離して貰っても?」
勇者「駄目だっ、こんな美少女を放っておくなんて出来るわけがない」ギュッ
女魔王「ギャース抱きつくな!」バッ
勇者「酷い目にあったんだろう? 大丈夫さ僕がその心の傷を癒してあげよう」
勇者「それもまた勇者の役目」
女魔王(人間ってこんなのばっかなのか、頭おかしい)
女剣士「そうだぞ、勇者の寵愛を受けて損はない」
女魔法使い「上手だもんねw」
女賢者「そうそう今朝も……///」

59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:01:02.529 tpv/ZPSHx.net


60:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:11:12.103 1EC8OHTg0.net
勇者「そうさ女性には公平に、そして全力で愛を注ぐのが僕さ」
女魔王(はあ、隙を見て逃げ出すしかないかな)
女魔王(でもこの勇者も別の方向でヤバそう)
女魔王(私の貞操大丈夫かなあ)

……


男「うぅ、満月見たせいで大変な目にあった」ガバッ
男「ここは……なんだ俺の村の近くか、随分遠くまで戻ってきたもんだ」
男「寄って……は行けねぇよな」
男「基本的に嫌われてるし」
男の子「ん? 男じゃーん」
男「なんだ久しぶりだな」
男の子「なんだ戻って来てたのかよ連絡くらい―いでっ」
中年女性「……こらっ、誰とおしゃべり……ひっ」ズザッ
中年女性「なんで、戻って来たのさ」ビクッ
男「別に、好きで戻ってきたわけじゃないし、安心してくださいよ消えますから」
男の子「カーチャンなんだよ、なんでそーんな大人たちは男が嫌いなんだよー」
中年女性「こんな化け物……嫌って当たり前でしょ!!」
中年女性「魔王城に行ってたんでしょ、死んでくれればよかったのに」
男(こんなんだもんな)

61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:12:32.069 5JzUlCC/0.net
がんばれ男

62:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:17:45.346 0xuVMsOAa.net
男の子いい子だな

63:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:18:13.190 1EC8OHTg0.net
男(どうせならもっと別の場所に行っててくれれば良かったのに、俺)
男「なーんでこんな古巣に戻ってくるかなあ」テクテク
男「これからどうすっかな」
男「今更魔王城戻っても童貞卒業チャンスなんてもう無いしな勇者いたしもぬけの殻だろ」
男 ポリポリ
男「花占いでもしよっと」ヒョイ
男「東へ行く」ピリッ
男「西へ行く」ピリッ
男「南へ行く」ピリッ
男「北へ行く」ピッ……
ピリピリ
ピリ
男「北か」

64:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:20:26.201 0xuVMsOAa.net
女魔王ちゃんの貞操大丈夫かよ

65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:20:57.101 NaskIuwXd.net
女魔王ちゃんのおしっこprpr

66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:25:01.908 tpv/ZPSHx.net
アオオオオオン!!

67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:29:02.486 GItkQWK6M.net
女魔王たそ

68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:29:09.229 fpSJbcAq0.net
勇者氏ねクソが
女魔王を助けるんだ男!!

69:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:34:59.464 EfSFr2tR0.net
支援

70:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:42:36.048 1EC8OHTg0.net
男「さてさて、向かうとしますか」
ヒュオオオ
男「寒い寒い」
男「ふぅ~馬車でも使うか。へい馬車」スッ
豪華な馬車 ピタッ
男「すげー馬車」
御者「うちは人夫馬車じゃないんで、とめないでくれますかね」
男「別に良いだろケチケチすんなよ」グイッ
御者「あっ、ばかこれは王族御用達の馬車で」
男「あと金はねぇ善意で乗せてくれw」
御者「ひょえええ」
男「わかったわかった後で払ってやるから。俺のタマタマ揉んでチャラでいいだろ?」
御者「なんだこの下品なチンピラわぁ」
姫「……良いではありませんか。お困りのようですし」
御者「姫っ!」
男「お嬢さん先客か? 感謝するぜ」

71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:49:26.049 1EC8OHTg0.net
姫「いえいえ」ニコッ
男「いや本当ありがとう」ドサッ
男「歩くのダルいし困って―」
ピタッ
男「んお、なんだこの切っ先」
姫騎士「キサマ、口の利き方と言うものを考えろ」
姫騎士「姉上がご厚意で乗せてやると言ったのだ」
姫騎士「無礼は許さんぞ」
男「……そりゃもう感謝はしてマスデスハイ」
姫騎士「ホントか?」
姫「いけません、一般の方を怖がらせては」メッ
姫騎士「あ、姉上……これは出すぎた真似を」スッ
姫「あなたはなんでも力でどうにかしようとする癖を直しなさい」
姫騎士「……チッ、キサマのせいだぞ」
男「え? 俺?」
姫「では、出してくださいな」
御者「はぁ……後で私怒られるよなあ」ボソッ

72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:50:52.043 cEgiik3xx.net
見てるぞ

73:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:50:57.058 1yyLAfFN0.net

まだある

74:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:55:35.926 jlATfvc2r.net
姫騎士来た

75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 19:58:17.759 1EC8OHTg0.net
……

男「しかし、誰も乗らないんだなこの馬車」
姫「私たち以外は本来乗りません」
姫騎士「これは王族御用達だ。キサマのような下賎な輩は一生乗ることは本来叶わぬ」
姫騎士「この体験、一生の自慢にするがいい」フンッ
男「……えっ、王族」
姫「そうですが……。一応、ですけどね。北の小国ですが」
姫騎士「先ほども御者が言っていただろう」
男「そんな事言ってたか?」
姫騎士「キサマの耳はどうなっているのだ!」ギュッ ギッギッ
男「耳引っ張んないで」ググッ
姫「おやめなさい!」メッ
姫騎士「はっ……」
姫「まったく、護衛役だと言うのは分かりますが、些かやりすぎですよ」
姫騎士「しかしそれも姉上の御身を慮っての事、どうぞご容赦を」スッ
男(あーあ普通の馬車乗れば良かったな)
姫「所で、あなたはなぜ北へ?」
男「別に、花占いで北って出たもんだからさ」
姫騎士「は、花占い……その面でか」プププ
姫「笑ってはいけません」メッ
姫騎士「はっ、しかし」ププッ
姫「可愛らしいではありませんか」フフッ
男(良い人だな。こんな人に童貞捧げたいもんだな)

76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:01:07.080 5JzUlCC/0.net
長くなりそうだ

77:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:01:54.862 KyOSmPNe0.net
支援

78:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:07:16.682 1EC8OHTg0.net
男「まっ、ありがとさん」
男「で、お宅らはなんでこんな所を通ってるんだ」
男「俺はここらへん出身だからだけどさ、何も無い所だぜ」
姫「……少々遠回りしているだけですよ」
姫騎士「キサマが知れる所では無い」
男「まっ、なんだっていいけど」
姫騎士「それでいい」ウムウム
男「隠し事の一つや二つ誰にだってあるもんさ」
男「女となればなお更だろう?」
姫「あら、随分と女心がお分かりに?」
姫騎士「そんな風には見えませんが。無骨でどう見ても女と縁が無さそうって感じですよ」ププッ
男「くっ、こいつ……」
姫「こら、いけませんよ」
姫騎士「はっ」
姫「大体、あなたも人の事を馬鹿には出来ないでしょう」
男「?」
姫騎士「そ、それは……」
姫「想い人の一人も無し、誰かとお付き合いした事さえ無いでしょうに」
姫「私と違って、叶わぬ恋をしなければならないと言うわけでも無いでしょう、あなたは」

79:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:09:40.304 tpv/ZPSHx.net


80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:10:08.794 +mTqYZbN0.net


81:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:13:23.965 5JzUlCC/0.net
たまーに超長いファンタジーss書いてる人?

82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:13:27.174 3mRoJfeCd.net


83:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:14:54.730 1EC8OHTg0.net
姫騎士「うっ……」タジ
姫「はぁ……」
男「随分と深いため息が出たな」
男「よく分からんが、好きな男でもいるのか」
姫「えぇ、まぁ」ニコッ
男(はい俺の童貞卒業はまた遠のいたー)
姫騎士「姉上、まさかまだ勇者の事を……」
男(勇者、だと? あのハーレム野郎か)メラメラァ
姫「私の婚姻も恋も、全てはお父様が決められる事」
姫「国を思えばこそ、どうにもなりません」
姫騎士「……私は、それで良いと思いますが」
男(くそう、あの勇者めぇ)メラメラ
姫騎士「あの男は女たらしだと聞き及んでいますし、実際に会って見て、確かにそのような感じが……」
姫「あの人の事を悪く言うのはやめて!!」ガタッ
姫騎士 パチクリ
男 パチクリ
姫「こ、これは失礼」コホン

84:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:18:55.812 yW+6W/kM0.net
この>>1ファンタジー世界で不細工がチートで活躍するSSを書いては中途半端なところで投げ出して次のSS書きだすやつか

85:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:19:03.374 +EmifYKoM.net
姫騎士がこの世界最後の良心

86:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:23:02.764 1EC8OHTg0.net
姫騎士「いえ、私も出すぎた事を」スッ
姫「もう良いのです。それよりも、あなたはどうなのですか」
姫騎士「はい?」
姫「随分とそこの殿方に心を開いているようですけど」
姫「妹にも春が来たのかしら」ニコッ
姫騎士「なっ、ち、違います!」
姫騎士「こいつは明らかに無礼なので、遠慮はいらずと言うだけ!」グリグリ
男「ちょっ、人の顔をぐりぐりしないで」
姫騎士「大体あってまだ幾ばくか、どのような男とも知れぬのに!」グリグリ
男「やめっ、やめ」
姫騎士「無骨で狼みたいな面で、明らかに女より男にモテそうな男を!」グリグリ
男「何気に酷い事言うなお前」
姫騎士「誰がっ!」フンス
姫「波長が随分と合っているような気もしますが……妹をいじるのもここまでにしておきましょう」

87:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:31:57.605 1EC8OHTg0.net
姫「しかし、確かに独特な顔つきですね」ジロジロ
男「ん?」
姫「髪も白髪交じりですし、ここらへんの出身と言うのでは本当でしょうか」
男「本当だ」
姫騎士「ウソを言うとタメにはならんぞ」グリグリ
男「何? 俺の顔をグリグリするの気に入ったの?」
姫騎士「ふんっ、キサマの間抜け面がいとをかしと言うだけだ」
男「イミフな言葉を……馬鹿にしてんじゃねぇだろうな……」
男「まっ、とにかくだ、ここらへん出身なのは間違い無い」
男「ただ珍しいのも分かる。親や兄弟は普通なのは俺はこんなんだからよ」
男「お陰で随分いじめられたもんだ」
姫「差別ですか。それは、大変だったでしょう」
姫騎士「……ふんっそういう時はやり返すのが男と言うものだろう」プイッ
男「まあやり返したい所だが、俺が何かすっと親親戚にも迷惑かかるだろ」
姫騎士「男らしくない」ハンッ
男「単細胞だな」
姫「こういう子なので。悪い子では無いのですが、単純でして」

88:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:38:20.308 fpSJbcAq0.net
女魔王ちゃんが心配で吐き気してきた……

89:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:42:25.752 GItkQWK6M.net
見てる

90:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:46:07.186 1EC8OHTg0.net
ガトンッ
御者『うわっ! なんだお前ら!』
男「ん? なんだ?」
姫「何かあったのでしょ―」
姫騎士「姉上、危険です」グイッ
姫「きゃっ」
ヒュン パシッ
姫騎士「矢か。ふん」ガラッ
御者「と、盗賊です」
男「なんだか大変な事になったなあ」ヒョコ
姫騎士「私が片付けよう」
男「いや、俺がやろう。運賃分ぐらいは働くさ」
姫騎士「キサマで勝てるのか? 馬車の中で子犬のようにプルプル震えていても良いのだぞ」
姫騎士「面にお似合いだ」フッ
男「まあったく、任せとけって」スッ
盗賊「随分と豪華な馬車じゃねぇ―ゲッ」ズザッ
盗賊2「俺のナイフが今宵も血を吸いてぇって鳴いて―ゲェ」ズザッ
男「ん? なんだお前ら」
盗賊3「こいつ、あの村の……」ヒソ
盗賊4「暴れん坊だろ……なんでも人間を引き裂いて骨までむしゃぶり尽くすって話の」ゾゾッ
男「……?」
盗賊「き、今日の所は引き下がっておいてやる」
盗賊2「さいならー」

91:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:47:17.240 tpv/ZPSHx.net
将軍かな?

92:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:48:05.493 OdjZItBTd.net
男やばすぎわろた

93:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:51:55.106 jlATfvc2r.net
姫騎士とのロマンスはあるの?

94:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:52:35.168 1EC8OHTg0.net
姫騎士「む? 賊が怯えて退いて行く?」
男「……なんだってんだ。人の面見るなり」
姫騎士「キサマの面が面白すぎて笑いが堪えられなくなったのではないか?」
男「なんでそういう事言い出すのかね」
姫騎士「ふんっ、しかしこれでは私の出番が無くなってしまったな」
男「誰も傷つかねぇで済むならそれで良いだろ」
御者「はぁー怖かった」
姫「……終わったのですか? あら、そろそろ日が暮れて来ましたね」ヒョコ

……


その頃の女魔王

女魔王(ね、眠れない)
ギシギシ
女魔王(隣の部屋で勇者たちが交尾してる音が……)
アンアンッ

95:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:54:04.509 qV8LR2O90.net
支援

96:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 20:58:23.551 fghjUBxBd.net
男が修羅の刻の陸奥一族みたいな性格してるわ

97:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:00:49.496 1EC8OHTg0.net
勇者『出すよ』
女剣士『あぁ、頼む、思い切り』
勇者『中で良いかな?』
女剣士『勇者と私の子が出来たら』
女剣士『きっと強い子になる、歓迎だ』
勇者『ありがとう』
ギッギッ
女魔王(人間が繁殖力強いのは知ってたけど)
女魔王(年中盛ってるからなのかなあ)モゾモゾ
女魔王(……ちょっと私もスッキリしておこう……んっ)モゾモゾ
女魔王(あんな声聞いたら……あんまり溜め込むのも体に毒だしね)モゾモゾ

98:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:02:59.126 frbrjT/rp.net
NTRの臭いがして恐怖してる

99:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:04:27.477 XZVjwFV70.net
胸糞の気配しかしない

100:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:08:14.210 1EC8OHTg0.net
……


男「頼むから、布は取らんでくれよ」ファサ
姫騎士「む? 寝る時に布をかけて寝るのか?」
姫騎士「明かりがあると眠れない子どもか何かか?」プププッ
男「そんなんじゃねぇよ」
姫「でしたら、なぜ。こんなにお月様も綺麗に見えるのに」
男「だからさ」
男「俺は月が嫌いなんだ」
姫騎士「……綺麗なものが嫌いなのか?」
男「綺麗なもんには毒があるもんさ」
男「薔薇に棘があるように、な」
姫「まあ素敵な言い回し」
姫騎士「急に詩人になったな。格好良いとでも思っているのか?」ププッ
男「けっ、言うんじゃなかった」
御者 zzzz

……


101:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:10:37.450 LIEIYtZ7M.net
くっ

102:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:16:57.618 2eFgSfAv0.net
おろろ

103:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:18:13.716 1EC8OHTg0.net
だいぶ経って

男「いつになったら着くんだ」
姫騎士「今しばらくでは無いか?」
男「お前知らねぇのか自分の国だろ?」
姫騎士「通った事のないルートだからな、自信は無い」
男「それもそうか」
姫騎士「うむ。それは御者の方が詳しいだろう」
姫騎士「どれぐらいで着く?」ヒョイ
御者「そろそろだとは思いますが。早ければ今日中には到着するかも知れません」
姫騎士「だ、そうだ」ヒョコ
男「そろそろって事か」
姫「……」
姫騎士「どうしました、姉上」
姫「いえ、なんだか随分と仲良くなりましたね」
姫騎士「そうですか?」
姫「えぇ」
姫騎士「まあ、悪いヤツでは無さそうだ、と言う事は分かりましたから」
姫騎士「我々に手を出す様子も無く、顔と同じく性格も無骨なのでしょう」フッ
姫騎士「少なくとも信用は出来るかと」

104:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:25:39.227 hD7BVeCcd.net
しえん

105:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:27:28.948 1EC8OHTg0.net
男「手を出さないなんて、ムキーとか言うんじゃないかと思ってたが」
姫騎士「私は別に淫乱でも無ければ、男に手を出されたいわけでも無い」
男(無駄にガードの堅い女って、多分こういうヤツの事言うんだろうなあ)
男(俺が童貞で多分これから先もそうだろうってのと同じで、こいつも一生処女なんじゃないかと思うわ)
姫騎士「無論、認めた男であるならば、出しても良いがな」フッ
男(そんなヤツいないだろーな……)
姫「ふぅん……」ツーン
姫騎士「ど、どうされましたか、姉上」
姫「あなたの事が少し羨ましい、良いなと、少し思っただけです」
姫「そういう自由は私には、ありませんから……」
男(大変なんだねぇ姫さまってのも)
姫騎士「いえ、私は別に」アセアセ
姫「勇者さま……」ポツリ
姫騎士「姉上……」
男(モテるねぇハーレム勇者は)

106:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:29:06.442 0BBxks5la.net
しえ

107:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:33:44.423 YKchVt+m0.net
終わる気配が微塵も感じられない

108:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:39:43.126 1EC8OHTg0.net
ガララッ
ラッ
御者「見えて来ましたー」
姫「あっ、そろそろ」ヒョコ
姫「あれですね、あの国です」スッ
男「へぇ。確かに小さめな国」
姫騎士「村よりは都会だろう」
男「そりゃな」
姫騎士「ふんっ」
男「なんだか機嫌悪いな」
姫騎士「そのような事は無い」プイッ
姫「旅が終わりで、あまり嬉しく無いのでしょう」
男「そうなの?」
姫騎士「べ、別に……」ゴニョゴニョ
姫「お城住まいは好きでは無いものね」
男「まっ、ドレス着て座ってるのが性にあってるって感じではねぇよな」
姫騎士「せ、世界を知るのは良い事だ。ずっと国に居ても得るモノも少なかろう」フンッ
男「結局帰りたくは無いって事かよ」
姫騎士「むきー」グリグリ
男「顔やめて」

109:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:44:56.651 0BBxks5la.net
h

110:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:47:10.614 1EC8OHTg0.net
ガララッ
御者「……ん? もう一台馬車が」
御者2「ここまででよろしいですかあ?」
勇者「料金はどれくらいでしょうか?」
御者2「いえ、勇者さまからお金を頂くなんて!」ブンブン
勇者「そんな事は言わず、さぁ、握って」ギュッ
御者2「こ、こんなに!?」
勇者「それは私の気持ち、お金なんてまた手に入れればいい」
御者2「感動だあ!」
男「……ん? なんだこの声どっかで」ヒョイ
男「―あいつまさかっ!!」メラメラァ
勇者「ん?」クルッ
男「げっ」サッ
男(やべっ、なぜか隠れちまった)
姫騎士「どうした? ははっ、小さいとは言え都会に来るのが初めてだったりするのか?」
姫騎士「それで緊張しているのだろう。うむうむ」
姫騎士「私が案内してやろう。それならば安心だろう」
男(あいつ、なんでこんな所に……)

111:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:57:28.054 1EC8OHTg0.net
男(だが、勇者があそこにいるって事は、魔王はどうなった?)
男(あいつは人間だと思ってた気はしたが、途中でバレて殺されでもしたか)
男(まあなんでも良いか)
姫騎士「……?」
姫「……ゆ、勇者、さま」ピクッ ダッ
姫騎士「え? あ、姉様?」
勇者「おっと」
姫「あいとうございました!」
勇者「まいったな」ポリポリ
姫「何か、御用でも?」キラキラ
勇者「いや、ただ君に会いに来たんだ」ギュッ
姫「あぁ、うれしゅうございます」キラキラ
女剣士「勇者はやはりモテる」
女魔法使い「でもそこが良いわ」
女賢者「えぇそれだけ魅力的と言う事ですから」
姫騎士「姉様……」
男「好きにさせたれよ」
姫騎士「勇者ともあろう男が、来た理由が姉様に会う為だけとは、やはり気に食わんな、あの男」キッ
男「客観的に見れば、顔も良いし、そこそこ強いし、金もあるし名誉もある」
男「惚れないほうがおかしいんじゃないの」

112:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 21:59:56.978 WW5S/DH10.net
紫煙

113:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:00:17.894 ehd+igl10.net
魔王ちゃんどうなった

114:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:05:02.759 1EC8OHTg0.net
姫騎士「崇高な使命に殉ずるのが勇者と言うものだ」フンッ
男「そりゃそうなんだろうけど」
姫騎士「……と言うか、さっきから何隠れているのだ」
男「いやあ、なんとなくな」
男「あんまり好きじゃないんだわ、勇者ってな」
姫騎士「気が合うではないか」
男「そこだけはな」
姫騎士「ツレない事を言うな」グリグリ
男「なんか本当最初の頃と変わったよなあ」
姫騎士「キサマは一応信用出来るからな」
男「喜んでいいのか、悪いのか」
勇者「よしよし」ナデナデ
姫「あぁ勇者さまの臭い」クンカクンカ
勇者「ん? そこにいるのは姫騎士ちゃんかな?」
姫騎士「名前を呼ぶな、寒気がする」
勇者「そんな事言わないでよ。僕は君とも仲良くなりたいんだ」

115:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:09:27.892 qV8LR2O90.net
はよ終わらせろ

116:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:11:49.134 1EC8OHTg0.net
姫騎士「よ、よるなっ」シッシッ
勇者「そんな所も可愛いね」
姫騎士 ゾゾゾッ
男(……さて、俺はここらでおいとましますか)
男(予想外だぜ、まさかここではちあわせになるなんてよ)
男(なんで逃げなあかんのか、と思わんでもないが)
男(あいつ俺の事魔王だと思ってんだろうからな)
男(復讐云々の前に変にレッテル貼られたら厄介だぜこりゃ)コソコソ
姫騎士「お、おい、どこに行こうと言うのだ」
勇者「なんだい? 誰かいるのかな?」
男「すまん、俺の事はいないと言ってくれ」ヒソヒソ
姫騎士「な、なぜだ?」
男「頼むわお前にしか頼めない」
姫騎士「私にしか、か。そ、そうか。ならば聞いてやろう。誰もいないぞ!」
勇者「……そうなの?」

117:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:17:53.811 De3zBdO80.net
ほう

118:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:18:12.691 1EC8OHTg0.net
姫「あら、あの殿方は」
姫騎士「き、消えた!!」
姫「えっ」
姫騎士「どこかへ行ってしまった。まあ、もとよりいずれ別れるヤツだ」
姫騎士「仕方のない事だろう」ウムウム
姫騎士「で、これで良いのか?」ヒソヒソ
男「せめてあいつらが消えてから俺に話しかけてくれないかな」
姫騎士「す、すまん」
勇者「やっぱり誰かいる? それに殿方って、大丈夫だったの?」
姫「えぇ、あの子ですら信用してしまう程の男性でしたから」
姫「とても良い方で、変な事も一度も無く」
勇者「姫騎士ちゃんですら……?」ピクッ
勇者「へぇ。興味出て来たなあ」
男(持たなくていいよ)コソコソ
姫騎士「く、来るな!」スチャ
勇者「おっと」
勇者「……はぁ、姫騎士ちゃんには嫌われたくないから、ここは引いておこうかな」
姫騎士「それが良い」ジリジリ

119:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:25:14.817 2eFgSfAv0.net
終わるといいな

120:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:25:51.889 fpSJbcAq0.net
見てるぞ支援

121:以下、転ア載フ禁ィ止でVIPがお送りします
16/01/11 22:26:06.377 zzzm0lQ70.net
しえんた

122:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:28:38.846 sBq2L8HB0.net
姫騎士がデアラの十香に見えてきた

123:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:31:06.504 1EC8OHTg0.net
勇者「じゃ、いこうか」
女たち「はーい」
姫「私がお城まで付き添います」ピタッ
勇者「お願いね」ナデナデ
勇者「さぁ君も」スッ
女魔王「あなたの手は借りない」パシッ
勇者「なかなかデレてくれないね」
女魔王「別にその必要が無いでしょ」チラッ
女魔王(……あの男の魔力を微かに感じる)
女魔王(ここに以前来ていたのか、あるいは今いるのか)
女魔王(……絶対手に入れる。世界の覇権の為にも!)
女魔王(今度はちびらないわ)
姫騎士「あたらしい女か。これだから信用も信頼も出来ない」
男「モテるんでしょ」
男(こっから見えないからどんな面の女なんだか知らんけど)

124:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:32:28.484 sBq2L8HB0.net
魔王って勇者に対抗するだけの力ないの?

125:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:35:43.001 AI5SSTZL0.net
支援

126:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:39:03.940 QJtLbVdp0.net
私怨

127:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:39:02.669 1EC8OHTg0.net
男「で、もう行ったか?」
姫騎士「あー待て……行ったな」
男「よし」ヒョコ
姫騎士「さて、街の案内でもしてやるとするか」フンッ
男「え?」
姫騎士「案内してやろうと言っただろう」
男「いやいいや」
姫騎士「え?」
男「ここまで感謝する。俺はすぐに次の街に行く」
姫騎士「……なんだ? 何か勇者と因縁でもあるのか? 不信なぐらい避けてる感じなのは分かったが」
男「まあな」
姫騎士「だがしかし、私には関係が無い」ヒヒッ グイッ
男「なんだよもう」
姫騎士「少しぐらい良いだろう」
男「でもなあ」
姫騎士「どうせ勇者も姉様もまず城へ行く。街では合わん」
男「なるほどね。まあそれなら少しぐらい」
姫騎士「よし、決定だ」

128:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:42:41.268 ehd+igl10.net
姫騎士とおもらし魔王が戦いそう

129:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:44:12.467 0e0OatT90.net
支援

130:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:44:18.918 DFzyO3Bp0.net
長くても構わん続けろ

131:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:47:06.424 1EC8OHTg0.net
……

姫騎士「で、ここが私が城から抜け出した時に、よく来ていた八百屋だ」
男「ふぅん」
姫騎士「来ると必ず果物一つくれてなあ」
八百屋のおばちゃん「あら姫騎士ちゃん」
姫騎士「おばちゃん、久しぶり」
八百屋のおばちゃん「隣の誰? あら、彼氏かしら」
姫騎士「ちち、違う!」
男「……」
八百屋のおばちゃん「おっかない顔してるけど、なんとなーく優しそうじゃない」
姫騎士「そ、そうかな」髪の毛クルクル
男(なぜ、俺はこいつの小さい頃の思い出話を聞きながら案内されているのか)
姫騎士「つ、次いこう」
男「あいよ」
姫騎士「次は……」テクテク
男「ん? おい城の方行ってねぇか」
姫騎士「あぁ、安心しろ。城の裏だ。中には入らない」

132:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:49:29.563 sBq2L8HB0.net
おばちゃんに敬語使われない王族()

133:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:54:48.964 1EC8OHTg0.net
男「裏ぁ?」
姫騎士「そうだ」
男「……」
テクテク
テク
男「……ここ、墓地じゃねぇかよ」
姫騎士「一番私が好きで、、落ち着く場所なんだ」
男「な、なんだ、ネクロマンシー的な趣味でもあるのか?」ゾゾッ
姫騎士「違うな」
姫騎士「私に剣を教えてくれた師が、眠っている」
姫騎士「尊敬出来る人で、大好きな人だった」
姫騎士「いつも色々な事を教えて貰った」
姫騎士「だからな、その人が亡くなってから、考え事をしたい時とか、悩んだ時によく来た場所なんだ」
男「ふぅん」
姫騎士「大事な、大事な場所だ」
男「淡いなあ」
姫騎士「ん?」
男「きっとそれがお前の初恋か何かだったんだろうな。淡いなと思ってな」
姫騎士「ははっ、初恋なわけないだろう」
男「ん? 尊敬出来て大好きな師匠だったんだろ?」
姫騎士「師は女性だ。よく見ろ名前を。女性名だろう」
男「あーほんとだわ」

134:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:56:09.597 QJtLbVdp0.net
お前が師匠になるんだよ!おらぁ!

135:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:56:12.093 qV8LR2O90.net
つまりレズである

136:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 22:57:05.917 XZVjwFV70.net


137:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:02:02.970 1EC8OHTg0.net
男「でも良いのかよ」
姫騎士「何がだ?」
男「大事な場所、俺なんかに教えちまって」
姫騎士「別に構わないだろう」
姫騎士「どうせすぐに発つのだろう?」
男「まあ」
姫騎士「なら、構わない」フルフル
男「……」
姫騎士「それに」
男「それに?」
姫騎士「お前は信用出来る男だ」
男(ん? キサマじゃ無くて、今お前って……)
姫騎士「なぜだろうな。教えたくなった」
男「……」
姫騎士「黙るなこっちが恥ずかしくなるだろ///。なんとか言ったらどうなんだ」グリグリ
男「顔やめて」

138:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:06:29.799 sBq2L8HB0.net
女魔王だそーぜ

139:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:06:56.958 sBq2L8HB0.net
いやいなくてもいいかな

140:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:07:53.715 ehd+igl10.net
姫騎士かわいい

141:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:10:14.028 1EC8OHTg0.net
姫騎士「なんだとぉ~」グリグリ
姫騎士「その面白い顔をもっと面白くしてやる」グリグリ
男(これが指じゃなくておっぱいだったら嬉しいんだよなあ)
男(儚き童貞の夢かな)
男「でもそんなに面白い顔してるか?」
姫騎士「へっ(裏声)」
男「いや、そういや俺って女にモテた事ねぇなって」
姫騎士「そ、そうか?」
男「そんな嫌われる顔してんのかなあと」
姫騎士「ど、どうだろうな。まあ、普通の女から見れば面白い顔なのではないか、普通の女から見れば」
男「だよなあ」
姫騎士「しかし、それを良いと言う女もいるだろう」
男「そんな奇特な女なんているのかよ」
姫騎士「よ、世の中に一人くらいは、別に大丈夫だと言う女もいるのではないか。うん」
男「いてくれると良いんだがな」
姫騎士「……いるさ。私は既に一人知っている」
男「マジで? おかしくねぇそれ」
男「だって少なくともお前と俺の共通の顔見知りって姫さんか御者だけだろ」
男「御者は男だし、姫さんは勇者LOVEだろ」
姫騎士「そ、そーだったかなぁ?」

142:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:14:23.533 frbrjT/rp.net
マジで勇者死んでくんねえかな……

143:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:15:36.869 qV8LR2O90.net
普通童貞ってのはこういうことには無駄に敏感だから
こんな鈍感なのありえんから普通勘違いするもんだから
俺童貞だからぁ

144:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:16:16.635 ehd+igl10.net
勇者はゴツいホモに掘らせよう
ヤリチンの末路はそうあるべきだ

145:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:17:00.915 1EC8OHTg0.net
男「おっ、暗くなってきたな……」
姫騎士「……そうだな。今日はもう遅いな」
姫騎士「今日はこの街に泊まって行くと良い。宿の手配ぐらいはしよう」
姫騎士「本当は城に泊めても良いのだが、勇者が嫌いなのだろう?」
男「まあな」
男「ってか、別に暗くても構わないんだけどな。今日は月が見えなさそうだし」
姫騎士「そういえば月が嫌いなのだったな」
姫騎士「しかし、今は見えずとも突然月が出てくるかも知れないぞ?」
姫騎士「泊まって行った方が良い。疲れもあるだろう」
男「……まあそこまで言われたら」
姫騎士「それが良い」

146:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:18:42.644 AI5SSTZL0.net
いいぞいいぞ

147:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:23:50.881 XZVjwFV70.net
支援

148:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:29:05.283 1EC8OHTg0.net
……

王「そんなに道中が楽しかったのか」
姫騎士「はい?」
王「お前のそのような緩けた顔など、久しぶりであると思ってな」
姫騎士「そんなに、緩んでしまっているでしょうか」キリッ
王「無理をせずとも良い」ハハッ
姫「きっと、あの人でしょうか」
王「何か知っておるのか?」
姫「……途中、一緒になられた方がおりまして」
姫「妹も随分と気を許していたようです」
姫騎士「あ、姉様」
王「なるほど。しかし、お前が心を許すとなると、随分と良い魂の人物なのだろうな」
姫騎士「へ?」
王「お前は昔から魂に敏感だった。お前の師も実に高潔な人物であったな」
王「きっと良き魂を持ったお人なのだろう」
姫「そうですね。悪い殿方ではありませんでした」
王「何……? 男、なのか?」ガタッ
姫騎士「そ、それは……」
王「どんなヤツなのだ!! 変な事はされなかったか? おぉ」
姫「ご自分で今、妹は魂に敏感だと仰ったばかりでしょうに」
王「男はどんなに高潔でも下心と言うものがあるのだ」オロオロ
姫騎士「い、いえ特には……」
姫「そうですよ。そういう人物であったなら、妹も心を許さなかったでしょう」

149:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:32:50.589 +mTqYZbN0.net
頑張れ

150:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:33:39.293 l2YSl2D/K.net
魂なんて言葉を普通に会話にぶっ込んでくるとか
なんか王様が変な宗教やってるように見える

151:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:34:52.250 qV8LR2O90.net
終わらせる気あるのか?ゴールが見えない

152:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:36:19.341 8hgbJjQbH.net
しえんた

153:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:36:46.387 XZVjwFV70.net
国王とか大抵宗教背負ってるだろ

154:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:36:51.617 2eFgSfAv0.net
明日の朝まで残しといてくれ…

155:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:39:08.186 FIICGEIf0.net
いつスレタイに戻るのか

156:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:39:15.736 ehd+igl10.net
むしろ下心ありありだろ

157:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:39:26.109 1EC8OHTg0.net
王「何? それはそれで玉無しの腑抜け野郎なのではないか」ボソッ
王「まあ良い、しかし興味が出てきたな、その男」
王「会えるか?」
姫騎士「明日には、ここを発つかと」
王「なんだ、忙しいヤツなのか」
王「せめて一目でもな」
姫騎士「で、でしたら、発つ前に一度お伺いに」
姫騎士「私が早朝に行って参りますが」
王「……なるほど」ギリギリ
王(何かと理由をつけて会いたいと言うワケか)
王(くそがっ、気に入らんヤツだったら打ち首獄門じゃ)
王(姫をたぶからし気味の勇者と違い、そいつは殺した所で何も諸国からお咎めなど無いだろう)ヒヒヒッ
姫騎士(今日のお父様はなぜか少し恐いような)
姫騎士(前からこうだった……っけ?)
姫騎士(久しぶりと言えば久しぶりだから、気のせいかも知れないな)
姫騎士(しかし、これで最後にもう一度会えるな)
姫「……」

158:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:44:06.257 sBq2L8HB0.net
まだ終わらせなくていいぞ
1000までいこう

159:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:44:09.905 KyOSmPNe0.net
支援

160:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:48:35.207 1EC8OHTg0.net
王「なんじゃ」
姫「いえ」
姫(私と勇者さまとの婚姻を、出来ればお父様に薦めて頂きたいのですけど……)
姫(しかし、お父様はきっとそれを是とはしてくれないでしょう)
姫(……それも国の為)
姫(恐らくは、どこかの大国の次男、もしくは三男の方と……)ハァ
ドドドドッ
ドドッ
バアアン
王「……うん? 何事じゃ」
兵士「き、緊急自体です」ハァハァ

……


男「なんだ騒がしいな」
宿屋の店主「どうしたんだい、お兄さん」
男「外が騒がしい、何かあったのか」
宿屋の店主「……んあ?」ヒョイ
宿屋の店主「なんだい、兵士が慌しいな」

161:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:50:43.578 XZVjwFV70.net
城の中に魔王いたな、忘れてたわ

162:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:51:35.156 ehd+igl10.net
おもらしだもんなぁ

163:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/11 23:53:29.841 t0rabwkX0.net
魔王たんprpr

164:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:00:29.054 WlKl5EZR0.net
男「まっ、俺には関係ねぇかな」
男(どうせ明日には発つんだ)
宿屋の店主「怪我したヤツも多い見たいだな」
男「怪我ねぇ、戦争でも起きたってかい」
宿屋の店主「そんな噂は聞いた事ねぇ」
男「ふわあああ」
宿屋の店主「肝据わってんなあ、お兄さんよぉ」
男「どうにもならない事もあるさ」テクテク
男「俺はもう寝る」
テクテク
テク
女魔王「はあ、どうしよ」
男「……ん?」
女魔王「勇者の鞄から金くすねて出て来たはいいけど」
女魔王「あいつの魔力を感じたのは何気に初めてだし、多分近いと思うんだよねえ」ブツ
女魔王「ここらで別れて一人で探索するのが吉」ブツブツ
女魔王「でも宿とったはいいけど、だいぶ取られたなあ」ブツブツ
女魔王「田舎モノだと思われてぼったくられたんじゃ……」アワワ
男(なんだあいつ、隣の部屋のヤツか?)
男(どっかで見た事あんな)ジィイ
女魔王「むっ、視線」キョロキョロ
女魔王(なんだ、あの男……どこかで)キュピン
女魔王(いや、あの魔力……とあの顔)ハッ
男(あの挙動不審な感じ……それにあのローブ、まさか)ハッ
女魔王「……」
男「……」

165:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:00:46.395 aD8F8uLN0.net
支援

166:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:01:24.023 m+1nfeP00.net


167:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:02:29.857 2YKY5eQ+0.net
IDおしいな

168:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:06:08.759 WlKl5EZR0.net
男「で」
女魔王「で」

男&女魔王「「出たあああーー!!!」」

宿屋の店主「なんだうるせぇな」ヒョコ
宿屋の店主「どうかなさいましたかですかねぇ」

男「いや、なんでもない」
女魔王「そ、そうですそうです!」
男「ちょ待てよ、お前なんでこんなトコいんの」ヒソッ
女魔王「そりゃこっちの台詞」ヒソッ
宿屋の店主「全く騒がしい」ブツブツ
宿屋の店主「お静かにぃ」
男「はいはい……ってか、そういや勇者一行もいたよなあ」
男「まさかお前、勇者のコレに」小指ピンッ
女魔王「違わい!」
男「じゃあなんだってんだよ。俺との約束守ってくれる為に俺を探しにでも来たのか」
女魔王「あんたを探しに来たのはそうなんだけどぉ」
女魔王「別にあの約束守る為じゃないから」

169:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:07:05.220 d7Lx/DgQd.net
キモオタ書いてた人かな?
とりあえず何スレまたいでもいいから完結させろよ
前は打ち切りされてもやもやたんだぞ

170:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:12:31.983 WlKl5EZR0.net
男「じゃあ何で俺を探しに来たんだよ」
男「俺別にお前には何もしてねぇだろ」
男「もしかして魔王城の弁償しろ……とかか?」
男「あれぶっ壊したの俺ってより勇者の必殺技だからな」
女魔王「あれはもう良いし」フルフル
女魔王「それより、私と世界を征服しないか?」キリッ
男「……何言ってんの」
女魔王「お前の力と私の知略があれば可能!」
女魔王「もうちびらないわ」
男「え? お前ちびってたの?」
男「順序的に、あれか、俺が満月見た後か?」
女魔王「ち、ちびってねーし!」ズザァ
男「なんだっていいけどな」ハァ
女魔王「ってか、あれ何よ」
男「うん?」
女魔王「……あんたって、人間なの? 割と真面目な質問」
男「人間だよお」
女魔王「ふざけてる返答にしか聞こえないんだけど」
男「いやマジで人間だよ。両親もそうだしな」ポリポリ

171:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:19:25.616 4Z+5HTZ00.net
がんばってくれ

172:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:19:48.882 WlKl5EZR0.net
女魔王「でもさぁ、普通の人間は変身なんかしないでしょ」
女魔王「まあ百歩譲って、変身はOKだとしても」
女魔王「二回ってそれは無いでしょ」
女魔王「どこの魔王だっつーの」
男「魔王はお前だろ」
女魔王「そうだけど、そうじゃなくて!」
男「あの力は、産まれつきだ」
女魔王「先祖がえりとか?」
男「先祖に魔族でもいたってかい」
女魔王「可能性は0ではないけど」
女魔王「でも二回変身とか普通じゃないわ」
女魔王「一回はまだ聞いた事あるけど」
女魔王「それに二回目のあれ、私がちびるほどだし……」
男「ちびってたんじゃん……」
女魔王 ハッ
女魔王「今の無し、ノーカン」
男「別にいいじゃないか、お漏らし魔王」プククッ
女魔王「殺されたいの?」ゴゴゴッ
男「また変身しようか?」
女魔王 ……ガクガク
女魔王 ……ブルッブルブル
男「ごめんごめん、ウソな、ウソ。ここで漏らすなよ?」
女魔王「は、はんっ、今の私はオムツ完備だから平気よ!」

173:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:20:54.965 7U3TELFN0.net
オムツ魔王

174:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:21:49.207 NVK/E8gdK.net
最後は爆弾仕掛けて
空に笑顔でキメ
だろ

175:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:22:31.591 4Z+5HTZ00.net
勝利のポーズ…決めっ!

176:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:24:05.279 WlKl5EZR0.net
男「恥も外聞も無くしたか……」
女魔王「名より実を取る主義だから」
男「褒めるべきか、嘆くべきか……」
女魔王「したきゃすればいいじゃない! 変身!」ガクブル
男「……」スッ
女魔王「あ、あによ!」ガクブル
男「空見てみ」
女魔王「?」
男「今日は月が出ない。あの二回目の変身は出来ねぇよ」
女魔王「え? じゃああんた今無能? 不能?」プククッ
男「腹立つわあこいつ」
男「一回目の変身なら月無くても出来るんだが」
女魔王「待ってやめてやめて」アワワ
男「分かりゃいいんだ。分かりゃな」

177:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:27:17.852 aD8F8uLN0.net
支援

178:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:27:56.535 o6lVSqUa0.net
ん?魔王弱くね?

179:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:30:53.081 4Z+5HTZ00.net
ん?魔王かわいくね?

180:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:31:10.773 4Z+5HTZ00.net
ん?魔王かわいくね?

181:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:31:49.217 /PZWBP880.net
ん?魔王かわいくね?

182:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:32:02.919 /PZWBP880.net
ん?魔王かわいくね?

183:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:34:43.327 WlKl5EZR0.net
男「で、あの約束守る気が無いなら、とっとと消えうせろ」
女魔王「な、何よおそんな邪険にしなくても」
男「どこの世界に魔王と仲良しの人間がいるんだ」
女魔王「半分人間じゃなさそうな癖に」ボソッ
男「あ?」
女魔王「どうせ気味悪がられてたんじゃないの?」
女魔王「あんなの見たら差別する」
女魔王「それが人間」
女魔王「別に良いじゃん。それとも、そんな人間が跋扈した世界がお望みなの?」
女魔王「私と組めば、きっとあなたは必要とされる」
男「……」
女魔王「あなたの居場所を私なら作ってあげられる」フフッ
男「ちびったお漏らし魔王の癖によ」ハァ
女魔王「な、何よお!」
男「……人間だって、そう悪いもんじゃねぇ」
男「俺の事をそんなに嫌わないヤツだっている」
女魔王「どうせそいつに【あの姿】見せてないんじゃないの」
女魔王「見たらきっと、怖がって、あなたを軽蔑する」
男「……」

184:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:35:59.625 DRvlBjwHM.net
おっ

185:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:37:58.916 LJwn8dCb0.net
なんか進展した感ある

186:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:42:25.533 WlKl5EZR0.net
女魔王「 『恐い!』 」
男「……」
女魔王「 『人間じゃない!』 」
男「……めろ」
女魔王「 『化け物ッ!!』 」
男「……めろよ」
女魔王「 『殺して、しまえ……』 」
男「やめろっつってんだろ!!」ガンッ
女魔王「聞きたくない?」スッ
男「……」
女魔王「でもね、それが人間」ナデナデ
男「……」
女魔王「醜くて、意地汚くて、いっつも自分の事ばかり」
男「……それは、お前ら魔族の事だろ」
女魔王「どうしてそう思うの?」
女魔王「あなたは見てきたハズ」
女魔王「そんな力があるんだもの」ナデナデ
男「……」
女魔王「なんで信じられるのか、それが不思議」フフッ
女魔王「大丈夫、大丈夫、私ならあなたを救ってあげられる」
女魔王「あなたの本当にほしいモノを与えてあげられる」ナデナデ

187:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:43:41.135 LJwn8dCb0.net
いきなりシリアスで笑う

188:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:43:55.556 5wQu1c6M0.net
おもしろい

189:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:44:17.354 LJwn8dCb0.net
だがそれがいい

190:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:45:22.059 aD8F8uLN0.net
支援

191:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:46:08.685 0naauUgD0.net
これは最終的にSS速報行って完走しないやつだわ

192:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:46:17.523 7U3TELFN0.net
シリアスオムツ

193:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:49:39.812 WlKl5EZR0.net
男「ちっ、小便たれの小娘が」
女魔王「あなただって童貞のくせに」
男「へっ違ぇねぇ。じゃーな」ガチャ
女魔王「逃げるの?」
男「あ?」
女魔王「逃げたいのよね」
女魔王「辛くて、悲しくて、思い出しそうになったから」
女魔王「どうしてあなたは私の言葉に怒ったんだろうね」
女魔王「きっと、本当は私の言葉が真実だって、気づいてるからじゃないのかなあ」ニコッ
男「はっ、オムツ履かんでも俺の前に立てるようになってから」
男「大口叩けや」ガチャバタン
女魔王「結構高いオムツで気に入ってるんだけどね」
女魔王「でもやっぱ年頃の子がオムツは不味いか……」

……


男「ふぁあああ」テクテク
宿屋の店主「昨日の喧嘩は何だったんだ」
男「は?」
宿屋の店主「痴話喧嘩なら外でやってくれな」
男「別に違いますが」
宿屋の店主「おめぇさん男前だが、女にモテそうな面に見えねぇけどな」

194:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:56:34.945 7U3TELFN0.net
女より男にモテそうな顔……

195:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 00:59:54.171 WlKl5EZR0.net
男「余計なお・世・話・だ。それより、結局昨日の騒ぎは」
宿屋の店主「なんでぇ、気にしてねぇって物言いだったクセに」
宿屋の店主「気になってたんかい」
男「ただの世間話さ」
宿屋の店主 ハァ
宿屋の店主「さあな。分かんねぇままさ」
宿屋の店主「城の連中なら分かるのかも知れねぇが、ここまで情報が来るのは数日後だな」
男「ふぅん」
宿屋の店主「姫騎士さまと知り合いなんだろお前さん」
宿屋の店主「俺よりお前さんの方が先に情報得てそうだがな」
男「そんな仲じゃないさ」
男「少しだけ、一緒の道を歩いただけだ」
宿屋の店主「言って見たいねぇそんな台詞」カァーッペッ
男「きったねぇ」

196:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:03:58.452 ifcg15Wg0.net


197:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:07:04.594 srN6q5Agd.net
しえ

198:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:07:21.360 5pug5tad0.net
待ってる

199:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:08:09.604 WlKl5EZR0.net
宿屋の店主「けっ」
男「……はぁ、じゃあ」
宿屋の店主「で、昨日の彼女は放ってくのかい」
男「別に違う」
男「ほんと、ただの顔見知り」
宿屋の店主「ふぅん。まあなんだっていいがな」椅子クルクル

カランコロン

兵士 ザッザッザッ
男(なんだか物騒だなあ。って、あの先頭)ジィ
姫騎士「……ん?」
男「なんだお前か、どうかしたのか」
姫騎士「いや、なんでもない」
姫騎士「本当は、お前を起こしに行けたら良かったんだがな」フッ
男「ん?」
姫騎士「お父様が、お前に興味を持ったようでな」
男「お前の親父さんってーと、この国の王様か?」
姫騎士「そうなるな。私が呼び行こうかと思ってたんだが、そうも行かないらしい」
男「???」
姫騎士「私は幸運だ。まさか出発前にお前に会えるなんて」
姫騎士「旅の無事を祈っている」
男「なんだよ今生の別れみたいなことを」
男「別に勇者がいなきゃいつでも会ってもいいがな」
姫騎士「ははっ、そうか」ニコッ

200:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:12:14.867 2Dokt8Zn0.net
支援投下
女魔王ちゃん萌え
URLリンク(i.imgur.com)

201:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:16:18.813 WlKl5EZR0.net
男「……何か、争いでもあるのか?」
姫騎士「お前が気にする事では無い」
男「勇者でも連れてったら良いんじゃないか」
姫騎士「国の問題に勇者を出しては、色々な所から責められてしまうな」
男「そんなもんなのか」
姫騎士「そんなもんだ」
男「手伝ってやろうか?」
姫騎士「どうした急に」
男「少しは腕に覚えがあるが」
姫騎士「……駄目だな」フルフル
男「……」
姫騎士「もしもお前が傷つけば、私は悲しくなるかも知れない」
男「……ふぅん」
姫騎士「ではな」
男「あいよ」スッ
姫騎士「……そうだな。やっぱりちょっと」ガシッ
男「どした」クルッ
チュ……
姫騎士「……ふっ」
男「……は?」
姫騎士「おでこにキス。師から教わった。大事な人には、そうしろと」
姫騎士「道中、楽しかったぞ。ではな」クルッ
男「あっ、おい、ちょっ待―」
兵士「邪魔だ!」ドガッ
男「不意打ちぐえ」ドシン

202:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:17:44.468 aD8F8uLN0.net
見てるぞ

203:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:20:32.890 ku7M4Fi1d.net
>>1
俺を登場させてはくれないか?
名前は、ヴィッペルで頼む
無理ならスルーしてくれ

204:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:27:34.648 DRvlBjwHM.net
この男が俺らだ!

205:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:27:56.156 aD8F8uLN0.net
支援

206:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:32:03.391 v8VkOfks0.net
明日から平日なのにこんな時間に・・・

207:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:32:05.668 YCVBxAiQH.net
>>200
いいじゃん

208:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:32:11.404 WlKl5EZR0.net
ザッザッザッ
男「なんだよ……まるで」
男「思い残す事は無ぇって顔して」
男「……」
男(いや、俺には関係無ぇさ)

姫騎士『その面白い顔をもっと面白くしてやる』グリグリ
姫騎士『ツレない事を言うな』

男「……」
男「こんな俺でも、そんなに嫌ってくれるヤツばかりじゃねぇ」
男「……事情は知らんが、さすがに放っておいたら寝覚めが悪ぃな」クルッ

女魔王『見たらきっと、怖がって、あなたを軽蔑する』

男「……確かに、そうかも知れねぇ」
男「でも良いさ」
男「ほんの少しでも、優しくされたなら」
男「俺には十分だよ」
男「それだけで理由になる」
男「変身しないで済ませばバレねぇ事だしな」ハンッ

209:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:35:13.241 4Z+5HTZ00.net
支援!

210:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:37:54.943 YJNDXdzb0.net
いいね

211:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:41:01.633 WlKl5EZR0.net
タタタッ
タタッ
男「ん?」
姫 ハァハァ
男「なんだい姫さん」
姫「あの、妹は、妹は」
男「もう行っちゃったけど」
姫「そう、ですか」
男「何かあったのか」
姫「……いえ、この国の、問題ですから」
男「俺には関係無いと」
姫 ゴモゴモ……
男「まあ言われなくても、どっちみち追いかけるけどな」
姫「えっ……」
男「俺の勝手だろう。別に俺は勇者でも無いしな」
男「事情は知っておきたい所だが」
男「言っちゃくれねぇかい」
姫「……その、それはちょっと」モゴモゴ
男「―俺は何も聞いてねぇ!」
姫「へ?」
男「姫さんはここで独り言を言う、俺は近くにいた、で、何も聞いてねぇ」
男「これでどうかな」
姫「ふ……ふふっ」
姫「……妹が、惚れるわけだ」ボソッ
姫「私的には、勇者さまには及ばないけど」ボソッ

212:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:42:15.705 CkVixsxG0.net
にゃんにゃんしたいって何歳の語彙だよ

213:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:43:15.745 O/wM+WVkM.net
いいよいいよ

214:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:43:37.961 2Dokt8Zn0.net
見てるぞ支援

215:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:43:47.135 XbDfdpPc0.net
朝まで残ってますように

216:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:45:33.661 Q0suH50P0.net
支援

217:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
16/01/12 01:52:54.899 WlKl5EZR0.net
男「で、どうしたってんだい」
姫 コホン
姫「……この場所よりさらに西へ行った所に、緩衝地帯があります」
男「緩衝地帯。相手は、人間か魔族か」
姫「……人間です」
男「……ふむ。しかし、どっちにしろ戦争は聞いた事無いって話は耳にしたんだがな」
姫「国民の不安を煽るわけには……」
姫「本当でしたら、大国を後ろ盾につけて、避けるハズだったのですけれど。どうやら先日、その前に先方が……」
男「なんだか良く分からねぇが、面倒な話だ。大体、そんなんで避けれるのかい」
姫「相手の狙いは、私ですから」
男「は?」
姫「私の事を好いておられる方がいるのです」
姫「差し出せねば、と」
姫「本来は私を大国の血筋のものと婚姻させて、それで回避する予定、だったのではないかと」シュン
男「色恋沙汰で戦争ねぇ」ハァ
姫「妹は恐らく……」
男「ん?」
姫「いざと言う時、私の身代わりに。その為に最前線に」
男「……」


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