16/01/07 20:59:20.642 v7Wbd/gk0.net
ハル「！？」ｷﾞｮｯ
シズク「何？」
ハル「意外とアッサリ快諾されてビビった」
シズク「ハルが言い出したんじゃない」
2:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:01:48.823 v7Wbd/gk0.net
ハル「それは…そうだけどよ…。でもよ！前はあんなに拒否ってたじゃねーか！」
シズク「それはあんたがいきなり野外で押し倒そうとするから…」
ハル「いやーあんときはみっちゃんに唆されてな。ほんとにすまんかった」
シズク「今度はちゃんとシチュエーションに気を配って欲しい。その…は、初めてだから！」
3:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:04:05.034 v7Wbd/gk0.net
ハル「お、おぅ…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
シズク「というわけで、ハル。具体的に私は何をすればいいの？」
ハル「唐突だな！何をって言われてもなぁ…」
シズク「やっぱり天井のシミを数えるべき？」
4:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:05:30.773 v7Wbd/gk0.net
ハル「シズクは相変わらず頭の中が昭和だな」
シズク「そう言われても、経験がないからどうしたらいいかわからない」
ハル「とりあえず俺に任せろ。案ずるより産むが易しってやつだ！」
シズク「う、産む！？…ハル、私はさすがにこの若さで母親になるつもりはない！」
5:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:07:26.453 v7Wbd/gk0.net
ハル「ちげぇって。シズク、お前普段の冷静さはどうした？」
シズク「ごめんなさい。少し取り乱してしまったわ」
ハル「そんなアレコレ考えなくたって大丈夫だから俺に任せろ！」
シズク「ハル…」ｷｭﾝ
6:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:09:07.177 v7Wbd/gk0.net
ハル「よし。んじゃあ、日付を決めよう」
シズク「えぇ。私は日曜日が空いてるけどハルは？」
ハル「俺も日曜なら大丈夫だ」
シズク「……そう。楽しみね」ﾆｺｯ
ハル「…ッ！？」ｷｭﾝ
7:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:10:30.908 v7Wbd/gk0.net
シズク「ハル？どうかした？」
ハル「い、いや…シズクはかわいいなと思って…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
シズク「な、何を突然…！」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
ハル「でも、ほんとに平気か？無理してねーか？」
8:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:11:56.926 v7Wbd/gk0.net
シズク「平気。…ハルとなら、平気」
ハル「シズク…」
シズク「そ、それに…私だって…こういうことに興味がないわけじゃ…ないから…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ハル「やっぱり…シズクはかわいいな」ﾆｺｯ
9:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:14:47.817 v7Wbd/gk0.net
その夜
シズクの家
シズク(ハルは任せろと言ってくれたけど…)ｿﾜｿﾜ
シズク「やっぱり予習はしておくべきよね。そうだ！…夏目さんに相談してみよう」ｺﾞｿｺﾞｿ
ピッ
シズク「…あ、もしもし夏目さん？私、水谷雫だけど…」
10:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:16:38.575 v7Wbd/gk0.net
夏目「ミッティー！？あぁ～寂しかったですぅ～！何回電話しても『お客様の都合によりお繋ぎ出来ません』って流れるばかりでぇ～」
シズク「あ、ごめんなさい。着信拒否にしたままだったみたい」
夏目「着拒…」
シズク「それで夏目さんに少し聞きたいことがあるのだけど…」
11:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:18:02.360 v7Wbd/gk0.net
夏目「ふむふむ。そうですか…とうとうミッティとハル君が結ばれるわけですか！良かったですねミッティ！でも、ちょっとハル君にジェラシーですぅ～」
シズク「あなたがジェラシーを覚える意味はわからないけれど、とにかくそういうことだから事前にきちんと知識を身に付けておかないとって思って…」
夏目「ハル君はなんて言ってるんですか？」
12:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:19:12.962 v7Wbd/gk0.net
シズク「ハルは『俺に任せろ』って言ってくれた。あと、天井のシミは数えなくて良いらしい」
夏目「そうですかそうですか。それならミッティ、私から言えることは一つです！」
シズク「助かるわ夏目さん…それで何？」
夏目「私も経験がないのでわかりまs」
ピッ
シズク(相談する相手を間違えたようね…)
13:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:20:40.872 v7Wbd/gk0.net
シズク(さて…困ったな…。やはりこういうことは経験者に聞かないと…私の友人の中で経験豊富そうな人と言えば…)
シズク「ヤマケン君ね」
ピッ
シズク「もしもし、水谷と申しますけど…」
14:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:22:20.333 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「み、水谷サン！？あんたの携帯全然繋がらなくて心配してたんだけど！？」
シズク「あら？そうだったの？たぶんまたハルが勝手に着信拒否に設定してたのね」
ヤマケン「あ、あの野郎…」ｸﾞﾇﾇ…
シズク「あの、ヤマケン君。そう興奮されては相談しにくいのだけど…」
15:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:23:46.195 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「……何？相談って」
シズク「実は今度ハルと婚前交渉することになったんだけど…」
ヤマケン「は？婚前…何？」
シズク「ハルとエッチすることになったの」
16:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:25:06.286 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「」
シズク「それで、その道に詳しそうなあなたに色々教えて貰おうと思ったのだけど…」
ヤマケン「」
シズク「…ヤマケン君？聞いてる？」
ヤマケン「ハッ！…で、なんだって？水谷サン」
17:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:26:30.852 v7Wbd/gk0.net
シズク「？…だから、詳しそうなあなたに色々教えて貰いたいのよ」
ヤマケン「水谷サン。それっていつの予定？」
シズク「今週の日曜だけど…」
ヤマケン「じゃあその日、ハルに会う前に俺が直接レクチャーしてやるよ」
18:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:28:14.604 v7Wbd/gk0.net
シズク「いえ、できれば今口頭で教えて貰いたいのだけど…」
ヤマケン「ふっ…わかってないな…。水谷サンは」
シズク「…私が何をわかってないと？」
ヤマケン「こういうことは口で言っても伝わらないんだよ。百聞は一見に如かずっていうだろ？」
19:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:29:53.283 v7Wbd/gk0.net
シズク「なるほど……一理あるわね。わかったわ。それじゃあ日曜日、お手並み拝見といこうかしら」
ヤマケン「ふっ…俺様の美技に酔いな」
シズク「は？」
ヤマケン「……なんでもない。あぁ…そうそう。この件はハルには内密にしときなよ？」
20:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:35:11.013 v7Wbd/gk0.net
シズク「なぜ？」
ヤマケン「自分の知らないところで努力する女ってのが、一番男心をくすぐるから」
シズク「なるほど…わかった。それじゃあ、日曜に会いましょう。どうもありがとう…ヤマケン君」
ヤマケン「バイバイ♪水谷サン。…………ヨッシャァァアアア！！！」
ピッ
シズク「……？」
(何故こんなにテンションが高いのだろう…？)
21:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:37:16.275 v7Wbd/gk0.net
一方その頃
ハルの家
ハル「へへへ…」ﾆﾔﾆﾔ
みっちゃん「なんだハル。随分機嫌が良いな。なんか良いことあったのか？」
ハル「おぉ！わかるかみっちゃん！！」
みっちゃん「そりゃ、そんなニヤニヤしてたら誰だってわかるだろ…」
22:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:40:51.647 v7Wbd/gk0.net
ハル「実はなー…今度の日曜、シズクとエッチすんだ！」
みっちゃん「おぉ！そいつは良かったなぁハル！…つか、今度は大丈夫なんだろうな？またお前の勘違いじゃないだろうな？」
ハル「今度は大丈夫だ。なんでもシズクも実はそういうことに興味深々だったらしくてよ！かわいかったなぁ～あいつ」ﾆﾏﾆﾏ
みっちゃん「へぇ～シズクちゃんがねぇ…。おっと！いかんいかん。オッサンには刺激が強すぎる…」
23:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:42:40.952 v7Wbd/gk0.net
ハル「つーわけで、みっちゃん。今度は俺を誑かすんじゃねーぞ！」
みっちゃん「おいおい…人聞き悪いこと言うなよな…。俺がいつお前を誑かしたって？」
ハル「みっちゃんは前科がいっぱいあるからな。今度ばかりは俺のやり方でヤる！」
みっちゃん「ハル…いつもお前のやり方が正しいとは限らないんだぞ？」
24:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:44:31.107 v7Wbd/gk0.net
ハル「うっ…みっちゃんはたまに確信ついてくるよな。…でも、シズクに任せろって言っちまったし…」
みっちゃん「心配すんなハル。俺が秘伝の女の悦ばせ方をお前に伝授s」
ハル「よしっ！ササヤンに聞いてみっか！」
ピッ
ハル「あ、もしもしササヤンか？」
みっちゃん「…ハル？おーい！ハルー」
25:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:47:39.901 v7Wbd/gk0.net
ササヤン「………なんだよ…こんな時間に…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
ハル「ちょっとササヤンに聞きたいことがあるんだけど…」
ササヤン「聞きたいこと…？俺、明日部活の練習で朝早いから手短に…」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
ハル「いや実はな……」
26:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:48:52.722 v7Wbd/gk0.net
ハル「……と、いうわけで、是非ともササヤンの協力を仰ぎたいわけだ！」
ササヤン「Zzz…」
ハル「おい！ササヤン！起きろよ！！」
ササヤン「あ…悪い…で、何？」ﾑﾆｬﾑﾆｬ
27:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:50:11.246 v7Wbd/gk0.net
ハル「だから、どうやったら女は悦ぶんだ！？」
ササヤン「…はぁ？…女の喜ばせ方なんて…そんなの大島さんにでも聞いてよ…じゃ」
プツッ…ツー…ツー…ツー…ツー…
ハル「大島か…なるほど」
みっちゃん「おーい！ハル！だから俺が教えt」
ハル「あー！うるせぇぞみっちゃん！！ちょっと外に出てろ！！」
28:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:51:35.980 v7Wbd/gk0.net
ハル(大島は盲点だったな…やっぱり持つべきものは…と、友だな。うん！)
ピッ
ハル「もしもし大島か？」
大島「よ、吉田くん！？えと…こんな時間に…ど、どうしたの…？」
ハル「すまん。ちょっとお前に聞きたいことがあって…」
29:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:52:52.404 v7Wbd/gk0.net
大島「私に聞きたいこと…？」
ハル「お前、どうやったら感じる？」
大島「は？」
ハル「やっぱ胸か？それとも…」
30:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:54:31.140 v7Wbd/gk0.net
大島「ス、ストップ！ストーップ！！」
ハル「どうした？人には言えない性感帯があるのか？」
大島「そうじゃなくて！い、いきなりそんなこと聞かれても困るっていうか…」
ハル「やっぱり胸が良いのか？」
31:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:55:51.235 v7Wbd/gk0.net
大島「だ、だからそう言われても…その…」
ハル「耳か？」
大島「な、なんで知って…！？って！もう！違うってば！！」
ハル「ん～…このままじゃラチがあかねーな。大島、今週末ヒマか？」
32:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:57:19.639 v7Wbd/gk0.net
大島「え？今週末…？日曜なら空いてるけど…」
ハル「そっか。んじゃ、シズクとの本番前に済ませりゃ良いか…」
大島「えーと…どういうこと？」
ハル「日曜にお前がどこ感じるか調べるから。んじゃな大島」
大島「ふぇっ！？ちょっ…それどういうk」
ピッ
ハル「これでよしっと。もう入って良いぞみっちゃん！」
33:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 21:59:33.268 v7Wbd/gk0.net
日曜日
シズク(待ち合わせ場所まで来たけど…きっとヤマケン君はいつも通り遅刻ね。10分待ったら帰るとして…それまでは古文の勉強でも…)ｲｿｲｿ
ヤマケン「水谷サン」
シズク「ヤマケン君…？珍しく、早いのね…」
ヤマケン「……朝5時に家を出たからな」ﾎﾞｿｯ
シズク「は？」
ヤマケン「いいから、行こ。水谷サン」
34:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:01:37.575 v7Wbd/gk0.net
シズク「へぇ～ここが噂に聞くラブホテル…」ｷｮﾛｷｮﾛ
ヤマケン「ほら、部屋こっち」ｸﾞｲｯ
シズク「え？こっちでしょう？」
ヤマケン「」
シズク「ほら、こんなところで迷子にならないでね」
ヤマケン「」
35:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:03:31.448 v7Wbd/gk0.net
ガチャッ
ヤマケン「入って…水谷サン」
シズク「す、すごい…」
ヤマケン「ふっ…驚いた？」
シズク「なんて…無駄に広い部屋なの！？」
ヤマケン「」
36:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:05:00.945 v7Wbd/gk0.net
シズク「すごい！ほら見てヤマケン君！こんなに大きいベット、一体なんの意味があるのかしら！」
ヤマケン「……よ、喜んで貰えたようなら何よr」
シズク「そして無駄にスプリングが効いてるわ！ほら見て！トランポリンみたい！！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ
ヤマケン(クソ…ムードぶち壊しなのに可愛いな…)ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
37:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:07:53.997 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「み、水谷サン。…先にシャワー浴びなよ」
シズク「あら？ヤマケン君…私にだってそのくらいの知識はあるのよ？」ｸｽｸｽ
ヤマケン「ぐっ…こ、この女…だったらさっさとシャワーを…」
シズク「前もって家で浴びてきたわ。だって水道代がもったいないじゃない」
ヤマケン「……」
(水道代なんて取られねぇよ！自分の家の水道代を気にしろよ！！)
38:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:12:19.800 v7Wbd/gk0.net
シズク「どうしたの？ヤマケン君」
ヤマケン「…いや、準備オーケーなら始めようか。水谷サン」
シズク「えぇ。それで、私はどうすれば良いの？」
ヤマケン「じゃあまずは…服を脱いでもらおうか」
39:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:13:33.875 v7Wbd/gk0.net
シズク「服を…？いえ、出来たら口で説明して欲しいのだけど…」
ヤマケン「だから、百聞は一見に如かずって言ったろ？…それとも、俺が脱がせてあげようか？」
シズク「い、いい！自分で脱ぐから…あ、あっち向いてて！！」ｲｿｲｿ
ヤマケン「チッ…」ｸﾙｯ
(この女…やっぱり何も理解してねぇか…)
40:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:14:44.064 v7Wbd/gk0.net
シズク「ぬ、脱いだけど…それで…この後はどうすればいいの？」
ヤマケン「そりゃ、もちろんキスを…」ｸﾙｯ
シズク「み、見ないでって言ってるでしょ！？」
ヤマケン(どうすりゃ良いんだよ…)
41:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:16:00.228 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「はぁ…水谷サン。見なかったら何にも出来ないでしょ？」
シズク「わ、私…自分の身体に自信がないから…き、きっと笑われるから……」
ヤマケン「…ハルにも見せないわけ？」
シズク「ハ、ハルなら…きっと…笑わないと思うから…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
42:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:18:14.524 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「チッ…あーもうやめやめ！……さっさと服着て、水谷サン」
シズク「ヤマケン君…？」
ヤマケン「こんなこと、女が悩む問題じゃないんだよ。ハルが任せろって言ったんだろ？……だったら任せりゃいいのさ」
シズク「で、でも…私だってハルに喜んで貰いたいから…だから…どうしたらいいか知りたくて…」
43:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:19:42.540 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「それ」
シズク「…え？」
ヤマケン「あんたが裸になって、『どうしたら良い？』って聞けばハルは大喜びで手取り足取り教えてくれるよ」
シズク「そ、それにしたって、事前にきちんと予習をしないと…」
44:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:21:35.095 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「水谷サン。女ってのはうぶなのが一番なんだよ。経験豊富な女だって何も知らないふりして男に接するんだぜ？だから…知らなくていいんだよ」
シズク「なるほど…。ありがとうヤマケン君。私、頑張る！」
ヤマケン「はいはい。…どういたしまして」
(クソ…なんで俺がこんな後押しするような真似…)
シズク「あ、いま服着るから覗かないでね？」ｲｿｲｿ
ヤマケン「だ、誰が覗くか！？」
45:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:23:15.354 v7Wbd/gk0.net
一方その頃
ハル「おぅ！大島！待ったか？」
大島「よ、吉田くん！？わ、私も今来たとこだよ！？」
ハル「ん？なんか今日は元気良いな大島」ﾆｺｯ
大島「か、かっこいい……じゃなくて！よ、吉田君、あの電話ってどういう意味…？」
ハル「いいからさっさと行くぞー」ｸﾞｲｯ
大島「ちょっ、ちょっと待って…」
46:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:24:24.181 v7Wbd/gk0.net
大島(ここは…もしかして…)ｺﾞｸﾘ
ハル「なんだ大島。ラブホ初めてか？」
大島「やっぱりぃー！？」
ハル「あんま大声出すなよ。俺が捕まっちまうだろ？よし行くぞ大島。こっちだー」ｸﾞｲｯ
大島(やっぱりそういうことだったのー！？)
47:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:25:59.582 v7Wbd/gk0.net
ガチャッ
ハル「おっ！なかなか良い部屋じゃねーか。良かったな」
大島「うん！…じゃなくて！よ、吉田君…？こんなところで一体何を…？」
ハル「何って…ここに来たらすることは一つだろ。とりあえず、服を脱げ大島」
大島「」
48:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:27:50.606 v7Wbd/gk0.net
ハル「ん？大島？おーい！大丈夫かー？」
大島「ハッ！……よ、吉田君…本気なの？」
ハル「俺はいつだって本気だ！脱げないなら手伝おうか？」
大島「て、手伝わなくていいから…そ、そっち向いてて！！」ｲｿｲｿ
ハル「いや、見ないと何も出来ないだろ？」ｷｮﾄﾝ
大島「いいからそっち向いてて！！」
49:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:29:19.818 v7Wbd/gk0.net
ハル「まだかー？大島ー？」
大島「よいっ…しょっと……ぬ、脱いだけど…まだ、こっち見ちゃ…ダメ…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ハル「もしかして…据え膳か？据え膳なのか？俺は今すぐ振り向いた方がいいのか？」
大島「そ、そうじゃなくて！…ちょっと吉田君に確認したいことがあって…」
ハル「確認？」
50:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:32:10.038 v7Wbd/gk0.net
大島「み、水谷さんと何かあったの…？」
ハル「ん？シズクがどうしたー？」
大島「もし…吉田君が水谷さんと別れて、寂しくて私を求めてるなら…よ、良くないことだけど…私は…それでも…」
ハル「は？シズクとはこの後エッチする予定なんだが」
プチッ
大島「じゃあ私とこんなことしちゃダメじゃないのぉぉおおお！！！」
51:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:33:50.341 v7Wbd/gk0.net
ハル「なんだ！？どうした大島！？」
大島「なんだじゃないわよぉぉおお！！私がどんな思いで服まで脱いだと思ってんのぉぉおお！？」
ハル「お、落ち着け大島！なんか良くわからんがとにかくすまんかった！！」
大島「謝る時はぁぁあ！！人の目を見て謝りなさいよぉぉおお！！」ｸﾞｲｯ
ハル「あっ」ｸﾙｯ
52:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:35:05.012 v7Wbd/gk0.net
大島「『あっ』じゃねぇだろうがぁぁああ！！って…あっ」
ハル「……大島って、案外胸デカいんだな」ﾆｺｯ
大島「きゃぁぁあぁあ！？」
ハル「とりあえず、なんか良くわからないけど悪かったな…。そしてありがとう」
大島「いいからそっち向いてて！？」
53:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:36:50.993 v7Wbd/gk0.net
ハル「大島ー？ちゃんと着たかー？」
大島「ちょっ…ちょっと待って……よし。もう平気だよ吉田君」
ハル「ほんとに大丈夫かー？たぶん次叫んだら警察来るぞー？」
大島「だ、大丈夫だってば！それよりちゃんと説明して！」
ハル「いや～実はかくかくしかじかでな…」
54:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:38:28.772 v7Wbd/gk0.net
大島「なるほど…。それで、私にどうしたら女の子が喜ぶか聞こうとしたと…」
ハル「そうそう。そうなんだ」
大島「吉田君…どんな事情があろうとも、彼女がいるのにこういうことしちゃダメなんだよ？」
ハル「でもよーみっちゃんは頼りにならないし、ササヤンは大島に聞けって言うからよー」
大島「でもじゃないの！それに…私が喜ぶことをしたって水谷さんが喜んでくれるとは限らないじゃない」
55:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:40:18.146 v7Wbd/gk0.net
ハル「それもそうだな！大島、やっぱりお前は頭が良いな！」
大島「吉田君が自分で考えて水谷さんを喜ばせてあげて。大丈夫…きっと水谷さんは喜んでくれるから」
ハル「サンキューな大島！それと、おっぱいもサンキューな！」
大島「そのことはもう忘れて！？」
56:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:41:13.609 v7Wbd/gk0.net
ハル「忘れ物はないかー？」
大島(はぁ…結局私は何しにこんなところに来ちゃったんだろう)ｼｭﾝ
ハル「大島？」
大島「あっ…だ、大丈夫！そもそも…忘れ物をするほど長く居たわけじゃないしね…」
57:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:42:21.474 v7Wbd/gk0.net
ハル「また来れたら良いな」
大島「…え？」
ハル「今度はちゃんとした彼氏とさ、たっぷりくつろげたら良いな」ﾆｺｯ
大島「吉田君…」ｷｭﾝ
ハル「んじゃ、行くぞ大島」
大島「…うん」
(ちょっと残念だったけど…良い思い出になった…かな？)
58:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:43:23.966 v7Wbd/gk0.net
ガチャッ
シズク「ハル…？」ｷｮﾄﾝ
ハル「シズク…？」ｷｮﾄﾝ
シズク「それと…大島さん…？」
ハル「ヤ、ヤマケン！？なんでてめーがシズクと一緒にいんだよ！？」
大島(え、えらい場面に出くわしちゃったー！？)
59:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:44:21.493 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「偶然だなハル。ついさっき水谷サンと一緒に部屋出たとこなんだ」ﾆﾔﾆﾔ
ハル「ど、どういうことだヤマケン！？」
シズク「大島さん？何故ハルと一緒に部屋から出てきたの？」
大島「い、いえ！やましいことは何も！！」ｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙ
60:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:45:25.717 v7Wbd/gk0.net
ヤマケン「どういうことも何も…わかんだろ？」ﾆﾔﾆﾔ
ハル「てめぇっ！？」ｶﾞﾊﾞｯ
大島「ちょっ、吉田君！？」
シズク「ハル！！…説明して」
61:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:46:30.086 v7Wbd/gk0.net
ハル「シズク…てめぇ…この状況でもシラッとしやがって…一体どんな神経をしてんだ！！」
シズク「私は…ハルを信じてる。だから、説明して」
ハル「シズク…」
大島「み、水谷さん！ごめんなさい！！実は…かくかくしかじかで…」
62:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:47:54.470 v7Wbd/gk0.net
シズク「話はわかった。そう…ハルもなのね…」
ハル「あ？お前もちゃんと説明しろよシズク！！」
ヤマケン「……似た者同士ってことだよバカ」
ハル「あぁん！？てめぇ！ケンカ売ってんのかヤマケン！！」
シズク「私も…！どうしたらハルが喜ぶか知りたくて…ヤマケン君に相談したの」
63:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:50:28.316 v7Wbd/gk0.net
ハル「シズク…」
シズク「そしたらヤマケン君は何もする必要はないって…ハルに任せろって…だから、私は彼から何も教わってないし、何もしてない」
大島「ほんと…似た者同士だね。あ…も、もちろん私達も何もしてないから！！ね！吉田君！」
ハル「あ、あぁ…。そっか。そうだったのか…それならそうと早く言えよなっ！」
64:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:51:37.551 v7Wbd/gk0.net
シズク「ハル…信じてくれるの？」
ハル「シズクが俺を信じるなら、俺もシズクを信じるよ」ﾆｺｯ
シズク「ハル…」ｷｭﾝ
ヤマケン「……馬鹿馬鹿しい。帰るわ」ｽﾀｽﾀ
大島「あ、じゃあ私もこれで…。が、頑張ってね！吉田君！」
65:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:52:49.615 v7Wbd/gk0.net
ハル「今日は悪かったな大島！」
シズク「ヤマケン君も迷惑かけてごめんなさいね」
ヤマケン「チッ…ほんと良い迷惑だぜ」
大島「あははは…」
ヤマケン「そういや、大島サン…だっけ？もし良かったらこれから俺と…」
大島「ごめんなさい」
ヤマケン「」
66:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:54:47.221 v7Wbd/gk0.net
ハル「よし！んじゃあシズク…とりあえず入れ」
ガチャッ
シズク「お、お邪魔します…」
ハル「楽にしろ」
シズク「うん…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
67:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:55:50.714 v7Wbd/gk0.net
ハル「なんだ今更照れてんのか？」
シズク「て、照れてないっ！」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
ハル「ほんとシズクは可愛いなぁ」ﾆｺﾆｺ
シズク「い、いいから！…それで、どうしたらいい？」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ハル「…ッ！？」ｷｭﾝ
68:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:56:50.666 v7Wbd/gk0.net
シズク「ハル…？」ｷｮﾄﾝ
ハル「と、とりあえず服を脱いでくれ…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
シズク「わかった。…よいっ…しょっと。ハル、脱いだけど…どうして背中を向けてるの？」
ハル「こ、心の準備がだな…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
(なんだこれ…ドキドキしてまともに見れる気がしねぇ…)
69:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 22:58:26.524 v7Wbd/gk0.net
シズク「ハル…」
ハル「な、なんだシズク？」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
シズク「キ、キスがしたい」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
ハル「お、俺もしたい…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
シズク「こ、こっちを見なければ出来ないでしょ？だから…こっちを見て…ハル…」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
ハル「よ、よし！じゃ、じゃあ見るぞシズク！」ｸﾙｯ
70:以下、＼(^o^)／でVIPがお送りします
16/01/07 23:00:00.627 v7Wbd/gk0.net
ハル「………」ｼﾞｰ
シズク「ハ、ハル…？」ﾄﾞｷﾄﾞｷﾄﾞｷ
ハル「……」ｼﾞｰ
シズク「その…ジーッと見られると…は、恥ずかしいっていうか…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ
ハル「大島の…」ﾎﾟﾂﾘ
シズク「は？」
ハル「大島の3分の2くらいの大きさだな」ﾆｺｯ
シズク「死ねっ！！！」ﾄﾞｺﾞｫ
FIN
71:過去ログ ★
[過去ログ]
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています