ほむら「そしてこの原因は、「涼宮ハルヒ」・・・」キョン「おそらくな」at NEWS4VIP
ほむら「そしてこの原因は、「涼宮ハルヒ」・・・」キョン「おそらくな」 - 暇つぶし2ch9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 14:12:35.167 ae2U96Y80.net
古泉「さて……」
みくる「キョ、キョンくん、ただの風邪だったらいいんですけど……」
古泉「僕もそれを願っているところですが……というより、そちらの方が可能性は高いと思うのですが。
   まあ、それはそれで涼宮さんから罰を受ける彼を見るのは心苦しいですけどね」
みくる「古泉くん……顔が笑ってます……」
古泉「おっと、失敬。それで、長門さん」
長門「……私も特に問題は発生していないと判断している。でも、100%とは限らない」
古泉「そうですか……」

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15/12/27 14:12:59.042 ae2U96Y80.net
古泉「しかし、長門さんの情報統合思念体も変化を感知していないとなると、やはりその可能性は限りなく低いとしか……」
長門「そうとも言えない」
古泉「……どういうことでしょう?」
長門「今、世界には数多の時間軸が存在している」
みくる「……」
長門「仮に異変が起きていると仮定した場合、その異変は他の世界が起こした異変である可能性が高い」
古泉「他の世界、ですか?」
長門「事実、この世界では今のところ異変は感知されていない。
   しかし、その異変の元となる要素が思念体の感知できない世界のものであるとしたら、今のような状況は十分にありえる」

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15/12/27 14:14:11.261 ae2U96Y80.net
古泉「思念体の感知できない世界……にわかには信じられませんが……」
長門「その世界の特徴として、今の私達がいるこの世界とは全く異なる世界、
   何においてもその相関関係を見出すことのできない世界だと仮定することができる」
みくる「そ、そんなことってあるんですか?」
長門「通常あり得ることではない。全ての時間軸は最初の世界より同じ流れから派生しているもの。
   でもそれは全く別の世界。例えるなら、別の惑星」
古泉「なっ……」
長門「あくまでも、仮定の話として聞いて欲しい」

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15/12/27 14:14:27.541 ae2U96Y80.net
長門「原因はわからない。もしも異変が起きているのなら、
   何かが原因となってその世界とこの世界が結びついてしまったものと考えられる」
古泉「なんだかとてつもない話になってきましたね……」
みくる「未来にも情報はない理由は、それだったんですね」
長門「……」
古泉「つまり、涼宮さんの能力と今回の件については特に関連性が見られないと」
長門「……もし彼が被害にあっているとすれば、それもないとは言い切れない。
   別の世界の何者かの能力と、涼宮ハルヒの能力が共鳴し、鍵である彼が選ばれたのかもしれない」
古泉「なるほど……」
みくる「て、転校生の方はどんな方なんでしょう……」
古泉「そうですね……関係はないかもしれませんが、僕という前列もあります。
   涼宮さんが注目している異常、調べる必要はありそうですね」

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15/12/27 14:15:20.430 ae2U96Y80.net
とある中
早乙女「皆さんに大事な話があります」
さやか「ん?」
早乙女「中沢くん、トマトにマヨネーズをかける女性をどう思いますか?」
中沢「えっ、えぇ!? どうって……別にその人が好きならそれでいいんじゃ……」
早乙女「そう! 好みは人それぞれであって、他人に押し付けない限りそれを主張するのは自由なのです!!
    だから女子の皆さん、遠慮することはないんです!そして男子の皆さん!それも彼女の個性として受け入れてあげましょうね!!」
さやか「あちゃー……」
まどか「ま、またダメだったみたいだね……」
早乙女「あ、それと転校生がきます」
さやか「えぇ!? そっちがついでなの!?」
まどか「あ、あはは……」

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15/12/27 14:19:11.150 ae2U96Y80.net
さやか「転校生、どんな子かな!?」
まどか「さ、さあ……優しい人だったらいいな」
早乙女「入ってきていいわよ〜」
スタスタスタ
キョン「……あー、どうも……○○です。前の学校ではキョンって呼ばれてましたけど、俺自身あまり気に入ってないので、
    そういう意味でもこの学校では新しい気持ちで学校生活を送れたらと思ってます」
早乙女「はい、皆仲良くしてあげてね? じゃあ、あなたの席は中沢くんの隣ね」
キョン「あ、はい……」
まどか「なんだか、すごく普通の子だね」
さやか「どこがよ。中学生にしては背が高いし、しょぼくれてるけど老け顔だし」
まどか「あ、うん……でも別にそれは……」
さやか「まあ、……なんにせよ、仲良くなれそうなやつでよかったね」
まどか「うん、そうだね!ティヒヒ!」

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15/12/27 14:20:50.633 HRQApRmhH.net
④円

16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 14:32:04.226 GQDjo2n00.net
はよ

17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 14:32:23.015 GQDjo2n00.net
紫炎

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15/12/27 14:37:49.963 ae2U96Y80.net
休憩時間
「前の学校はどんなとこだったのー?」
キョン「ああ、別になんてことない学校だったさ。ただ長い坂道があってな。それだけが苦痛だった」
「キョンくんって呼んでもいい?」
キョン「あー、それは気に入ってないと言ったはずなんだが……」
「いいじゃんいいじゃん!なんかそっちの方がしっくりくるんだもん!」
キョン「……やれやれ」
さやか「ほら、まどか、行ってきなよ」
まどか「う、うん……でも、すごい囲まれてるよ?」
さやか「あーもう、このさやかちゃんに任せなさい!」
まどか「えっ? ちょ、ちょっと……」
さやか「ほらほらどいたどいたー! 皆ごめんねー? 転校生、休み時間に薬飲まないといけないらしくてさ」
キョン「えっ?」
「えっ?そうなの? ごめんね、私達知らなくて」
キョン「……ん? あ、いや、いいんだが……」

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15/12/27 14:40:03.164 epAZiRkD0.net
SSスレとかいつ以来だろ

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15/12/27 14:40:23.843 ae2U96Y80.net
キョン「薬……?」
さやか「何とぼけた顔してんのさ、転校生が先生に報告したんでしょ?」
キョン(そういえば起きた時は病院だったな……。学校に提出された書類かなんかに記載してあったってことか……)
キョン「あ、そうだったそうだった。ところで、保健室はどこだ? その、案内してくれるとありがたいんだが」
さやか「あはは、案内は任せてよ!ほら、まどか」トンッ
まどか「わわっ!」
キョン「ん?」
まどか「あ、あの……私、保健係だから……その」
キョン「ああ、そうか、それじゃあ、案内してくれるか?」
まどか「あっ、う、うんっ! 皆、ごめんね?」
「いーよいーよ、私達こそ邪魔しちゃってごめんね?」
まどか「う、ううんっ! そ、それじゃあ……」
キョン「よっと……」スクッ

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15/12/27 14:46:02.384 ae2U96Y80.net
廊下
キョン「ところで、どうして俺が薬を飲まないといけないって知ってたんだ?」
まどか「あっ、そ、それは……先生に、聞いてた、から」
キョン「ああ、そうか……」
まどか「う、うんっ……」
キョン「……」
まどか「……」
キョン(……なんだこの空気は)
キョン「し、しかし」
まどか「えっ、な、なに、かな?」
キョン「少し前まで俺もそうだったとはいえ、中学生ってのは、これまた随分と小さいんだな……」
まどか「えっ……?」
キョン「んっ?」
まどか「少し前までって……今も、中学生、じゃないの?」
キョン「……げっ! あ、そ、そうだったそうだった! 何を言ってるんだ俺は!
    すまんな、まだ慣れてなくて、少し緊張してるみたいだ……」
まどか「あっ、ううん……」
まどか(緊張……してるんだ……。皆と普通に話してたから、そういうのしない人だと思ってた……。
    私も一緒だよ……緊張。もしかしたら、似てるところもあるかもしれないよね……。早く仲良くなって、たくさんお話してみたいな)

22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 14:46:10.889 Vrns+I9x0.net
ふむ

23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 14:49:06.345 ae2U96Y80.net
北高
古泉「転校生が涼宮さんのクラスに配属されるとは、探す手間が省けましたね」
みくる「そうですね。でも、それより……」
古泉「……ええ。今日も彼は欠席、ですか。それも、昨日と同じく無断で」
みくる「ほ、ほんとに何かあったんじゃ……」
古泉「そうとしか思えなくなってきましたね。機関の報告によれば、昨日彼の家に彼がいる気配はなかったそうです」
みくる「ふえぇ……どうしちゃったんでしょう……」
長門「……涼宮ハルヒが来る」
ガチャッ!!
ハルヒ「みんないるわねー!?」

24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 14:49:50.476 Pug5ewDKa.net
仕事休みなのかな?

25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 14:50:32.912 GQDjo2n00.net
はよ

26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 15:01:59.087 GQDjo2n00.net
はよ

27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 15:06:05.729 ae2U96Y80.net
ハルヒ「ほら、入りなさい!」
ほむら「な、なんなのあなた! は、離しなさい!」
ハルヒ「なによ?あたしに口答えする気!?」
ほむら「さっぱり訳がわからないわ……私はどうしてこんな場所に……」
古泉「おやおや」
みくる「と、とってもかわいらしいです……」
長門「……」
ハルヒ「みんな!期待以上の逸材よ!この子、とっても不思議だと思わない!?」
古泉「確かにそうですね……何やら底知れぬ雰囲気をお持ちで……」
ほむら「な、なんなのよ、何をするつもりなの? あなた達、返答次第ではただじゃおかないわよ?」
ハルヒ「へぇー、いいわ、見せてもらおうじゃないの!!」
ほむら「……えっ?」

28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/27 15:08:12.004 ae2U96Y80.net
ハルヒ「あはは! ね?ね? 最っ高でしょ!?」
ほむら「うっ……」カァ
古泉「どうか落ち込まないでください。何もできないのが普通なのですから……」
ほむら「くっ……」
みくる「あぁぁ……!とってもかわいいです!!涼宮さん!!」
ハルヒ「喜んでる場合じゃないわよみくるちゃん!これは萌え部門略奪の危機よ!!」
みくる「え、えぇ〜!? それじゃあ、私の立場はどうなっちゃうんですか!?」
ハルヒ「そうね……」チラ
ハルヒ「胸に関してはみくるちゃんの圧勝ね」
ほむら「帰るわ」

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