15/12/03 01:45:35.322 bXj/34Bn0.net
カレン「あ~あ、それにしても謎は最後まで解けなかったデスね~」
穂乃花「謎?」
カレン「ノートの最後デース。『草むらで※△■○◎くぇrちゅいおp@××!!!』」
カレン「ノートの通り行動したら、最後の意味も分かると思ったのデスが」
カレン「どう意味デスかね?こればっかりは、書いた本人に聞かないと・・・」
穂乃花「あ、あのっ・・・カレンちゃん、・・・」
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15/12/03 01:46:18.958 bXj/34Bn0.net
カレン「どうしたデス?」
穂乃花「あ、あのね。私、その、カレンちゃんに言わなくちゃいけないことある・・・!」
カレン「ワット?」
ガサガサッ
カレン「っと、ちょっと待つデース!」
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15/12/03 01:47:12.205 bXj/34Bn0.net
穂乃花「カレンちゃん?」
カレン「何か草むらから音がするデース!!私の後ろに隠れるデース!」
ガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサガサ!!ビカビカッ!!
(黒い姿の生き物が草むらから飛び出してくる)
穂乃花「きゃあっ!」
カレン「これが、・・・ノートの<死神>デスか!!!」アセッ
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15/12/03 01:47:49.068 bXj/34Bn0.net
パコンッ!
カレン「あいたっ!」
久世橋先生「だーれが、ノートの<死神>だ・・・」
穂乃花「く、久世橋先生・・・!?」
カレン「ど、どうしてクズ橋先生がここに?」
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15/12/03 01:48:03.566 bXj/34Bn0.net
久世橋先生「く・ぜ・は・し!まったく!こんな暗い公園に女子だけでいたら危ないだろ?」
烏丸先生「久世橋先生、待ってくださ~い!」パタパタ、ドテッ
カレン「烏丸先生まで・・・。何かあったのデース?」
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15/12/03 01:48:41.458 bXj/34Bn0.net
久世橋先生「あったのじゃないわよ!もう暗いんだし、家に帰りなさい!」
カレン「?」
烏丸先生「まあまあ」
烏丸先生「あのね。久世橋先生は私と買い物中だったんだけど、突然『九条さんの叫び声が聞こえたー』って、飛び出しちゃって」
烏丸先生「それで草むら突っ切って駆けつけてくれたんだから感謝しなきゃ」←(自分は回り道した)
カレン「アウチ!さっきの声デスね!そ、それはごめんなさいデース」
久世橋先生「か、烏丸先生、そんなに細かく言わなくても・・・」
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15/12/03 01:49:16.948 bXj/34Bn0.net
烏丸先生「でも、無事みたいで良かったわ」
久世橋先生「そ、そうですね。何事も無かったのなら・・・ん、何だそのノートは?」
カレン「あっ」
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15/12/03 01:49:47.102 bXj/34Bn0.net
烏丸先生「デス、ノート?これ九条さんが?」
カレン「そ、そうデース」
久世橋先生「うーん。こういう遊びはPTAの方からも注意されていて・・・なんと言うか」
穂乃花「あ、あのっ!」
久世橋先生「?」
穂乃花「あの・・・、それ!私のノートなんです!・・・カレンちゃんは、その、それに付き合ってくれただけで・・・」
烏丸先生「そうなの?九条さん」
カレン「ち、違うデース。私が穂乃花につき合ってもらったんデース!だから、悪いのは私なんデス」シュン
久世橋先生「むむ・・・。と、とにかく、このノートは預かります。いいですね?」
穂乃花・カレン「はい・・・」
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15/12/03 01:50:18.973 bXj/34Bn0.net
帰り道。
カレン「オ~ノ~!ノートを没収されてしまったデース!」
カレン「結局、謎は解けないままデスかー!」
穂乃花「・・・」
カレン「・・・」
カレン「さっき、どうして穂乃花は私をかばってくれたデース?あのノートは忍が拾ったものなのに・・・」
穂乃花「ごめんねカレンちゃん・・・」
カレン「?」
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15/12/03 01:50:50.552 bXj/34Bn0.net
穂乃花「あのね。あのっ・・・。ホントなの。さっきのはホント・・・私のノートなの」
カレン「どういうことデース?」
穂乃花「あのノートはね。デスノートじゃなくて、デースノートって読むの。つづりはDEATHだけど、デース」
カレン「むむ?」
穂乃花「わ、私が・・・。その、カレンちゃんとしたいこと・・・、書こうと思って・・・、
昨日作ったの。そしたら、どこかで落としちゃって、それで」
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15/12/03 01:51:24.252 bXj/34Bn0.net
カレン「ぷっ」
穂乃花「えっ?」
カレン「ぷぷっ。おかしいデース・・・!」
穂乃花「お、おかしいよね・・・嫌いになった・・・よね」
カレン「ノン!どうして嫌いになるデース!?デスノート、デースノート!ははっははははっ、発想がシノブとおんなじデース!!!」
カレン「ぜーっぜーっ。おな、おなかっ。お腹痛いデース!!!」ゲホッゲホッ
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15/12/03 01:52:25.538 bXj/34Bn0.net
穂乃花「だ、大丈夫!?」
カレン「はあ、はあ。だとしたら、穂乃花はかなりのムッツリさんデスね」
穂乃花「・・・う」
カレン「でも、穂乃花のそういうところ、私好きデスよ」
穂乃花「えっ・・・」
カレン「今日は、いっぱい楽しかったデース。これは穂乃花がノートにそう書いたおかげデース!」
カレン「・・・だから、これからもいっぱい書いたら、もっと楽しくなるデースよ」
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15/12/03 01:53:35.077 bXj/34Bn0.net
穂乃花「カレンちゃん・・・」
カレン「ワオ!どうして穂乃花が泣くデース?」
穂乃花「こ、これはその嬉しくて・・・?」
カレン「なら、泣いていいデース」ヨシヨシ
穂乃花「うわあああああああああん」
カレン「今日は送っていくデース」
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15/12/03 01:54:19.267 bXj/34Bn0.net
翌日。学校にて。
ダダダダダダッ・・・ガラッ!
カレン「おっはようごじゃいまーす!!」ビシッ
綾「あ、カレン、大変よ!」
カレン「?あややー、何か事件デスかー?」ウキウキ
陽子「驚け!あの久世橋先生が、例のノートを使ってるってうわさだぜ~!!」
カレン「例のノートってデスノートのことデスか?」
陽子「そうそう、成績悪い子や、宿題忘れた子を夜な夜なチェックしてるとか・・・!」
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15/12/03 01:54:41.088 bXj/34Bn0.net
カレン「ぷ、ぷくくくく!そんなの全然気にしないデース!みんなお子ちゃまデース」
陽子「な、なにおー。昨日は興味津々だったくせに~」
カレン「私たちはあの後ノートの秘密を知ってしまったのデース!」ウインク、パチン!
穂乃花「あっ」コクコク
忍「あれれ~お2人なんか怪しいです~。何か分かったんですか~?」
カレン「私と穂乃花の秘密デース!」
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15/12/03 01:55:58.176 bXj/34Bn0.net
綾「それはそうと、カレンはちゃんと宿題やってきた?でないとノートに名前書かれちゃうわよ?」フフッ
カレン「しゅ、宿題・・・?」
忍「英語の宿題ですよ~。(私はアリスちゃんに手伝ってもらいましたけど・・・)」
陽子「あ、さてはカレン。忘れたな~?いいのかな~書かれちゃうぞ~?」
カレン「い、今からやりマース!!!」
綾「これは書かれるわね。久世橋先生のデスノートに!」
カレン「OH~!デスノートはやっぱり怖いデース!」アギャー
穂乃花「ふふっ」
~完~
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15/12/03 01:56:33.007 gTep+T90=.net
乙
久しぶりに微笑ましかった
70:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/03 01:57:35.827 WivCyccA0.net
おもしろかったよ
71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/03 01:58:33.402 bXj/34Bn0.net
ありがとうございましたーーー
72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/12/03 02:06:13.748 B9WzxY5P0.net
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