千早「気が付けば私は、病棟の一室で眠っていた」at NEWS4VIP
千早「気が付けば私は、病棟の一室で眠っていた」 - 暇つぶし2ch2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:43:35.185 mcz7VOfzM.net
千早「ない!」

3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:43:56.820 0EkA1MKZ0.net
千早「あれだけ爆乳を誇った私の胸が……無い……?」

4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:44:10.335 jTBbuBDx0.net
春香「……う、んん……」
千早「は、春香!」
春香「ち、千早ちゃん……? あれ、私なんでこんなところに」
千早「春香、大変なの!」
春香「え、どういう」
千早「これ」ジャラ
春香「え……く、鎖? あ、わ、私もだ!」
千早「これっていったいどういう―」

5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:44:43.781 jTBbuBDx0.net
春香「千早ちゃん……こ、こんな紙が枕もとに」ペラリ
千早「……ちょっと読んでくれないかしら」
春香「う、うん。……『アリスは一人でこの部屋を逃げ出した』」
千早「……アリス?」
春香「まだ続きがあるみたい……。『鎖が取れたのはアリスだけ』」
千早「……どういうこと?」
春香「よくわからない……」
千早「続きは?」
春香「これ以外は……特には……」

6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:45:24.754 E85kIJJ10.net
やめろー改造するんじゃないー!

7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:46:08.258 jTBbuBDx0.net
千早(春香が隣のベッドで寝ていたということで、私は少しだけ落ち着きを取り戻した。私一人ではない、それが安心へと繋がったのだ)
千早(しかし、この状況。冷静になっても何もわからない。ただ、部屋は薬品の匂いが漂っている)
千早(私たちは、これからどうなると言うのだろうか)
春香「ち、千早ちゃん?」
千早「……どうかした?」
春香「黙っちゃったから、……不安になって」
千早「……ごめんなさい。今の状況を考えていたの」
春香「……そうなんだ。でも、ここどこだろうね」
千早「病院……であることは、間違いないとは思うんだけど」

行動安価 >>下3
1 このままじっとしておく
2 とりあえずいろいろ探してみる

8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:46:10.968 jTBbuBDx0.net
千早(春香が隣のベッドで寝ていたということで、私は少しだけ落ち着きを取り戻した。私一人ではない、それが安心へと繋がったのだ)
千早(しかし、この状況。冷静になっても何もわからない。ただ、部屋は薬品の匂いが漂っている)
千早(私たちは、これからどうなると言うのだろうか)
春香「ち、千早ちゃん?」
千早「……どうかした?」
春香「黙っちゃったから、……不安になって」
千早「……ごめんなさい。今の状況を考えていたの」
春香「……そうなんだ。でも、ここどこだろうね」
千早「病院……であることは、間違いないとは思うんだけど」

行動安価 >>下3
1 このままじっとしておく
2 とりあえずいろいろ探してみる

9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:47:08.933 E85kIJJ10.net
鎖に繋がれて探せるのか?

10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:50:25.147 Njj3axYc0.net
3.どつく

11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:50:43.644 llKeZyTlp.net
2

12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:54:51.276 jTBbuBDx0.net
千早「とりあえず、繋がれたまま色々と探してみましょう」
春香「う、うん……。分かった」
千早「……」ゴソゴソ
春香「……あっ」ゴソゴソ
千早「何かあった?」
春香「……これが、足元に」
千早「これは……鍵?」
春香「何の鍵だろう……?」
千早(恐らく……この鍵は……)

13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 21:57:46.342 jTBbuBDx0.net
千早(恐らく……この鍵は……)
千早「もしかすると、この鎖の鍵かもしれないわ」
春香「本当に!?」
千早「ええ、でも……」
千早(あの不可解なメッセージ。それが意味していたのは……いったい……)
千早「鍵は一つだけ?」
春香「うん、一つだけ」
千早「……それじゃあ春香から先に使ってみて」
春香「私から? どういうこと?」
千早「……もしかすると、この鍵。一回しか使えないかもしれないから」
春香「……なんでそんなこと」
千早「さっきの紙に書いてあったこと。深読みじゃないといいけど……アリスは一人でって書いていたから、もしかすると……この鍵も一人しか使えないのかもと思って」
千早(この状況は明らかにおかしい。メッセージも誰かによって創られたことは明白だわ。だとすれば……私の推理は間違ってはない……はず)

14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:01:49.812 jTBbuBDx0.net
春香「……だったら、千早ちゃんが使って」
千早「……え?」
春香「私、今の状況もまだあんまり呑み込めてないし……千早ちゃんなら、自由になったら何か見つけてくれるかもしれないから」
千早「春香……」
春香「だから、これ」ジャラ
千早「……分かったわ」
千早「…………」ガシャン
千早「ひ、開いた」
千早(だけど、やっぱり思った通り―鍵は刺さったまま抜くことが出来ないような作りになっていた)
千早「春香……。ごめんなさい、後で必ず迎えに来るから」

15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:10:23.691 jTBbuBDx0.net
千早(そう言いながら、私が病室を出た―その瞬間だった)
ガシャン
千早「!」ハッ
千早「……閉まってる」ガシャガシャ
千早(春香といた部屋はすでに閉まっていた)
千早「……」キョロキョロ
千早(やっぱり病院みたいね)
千早(長く続いた廊下には同じような病室が立ち並んでいた)
千早(……春香のことも心配だけれど、自分の心配もしないと。何が出てくるか分からないわ)
「……だよ……なん……よ……」
「……よ……うん……そう……」

千早(声? 誰かが話している?)
安価下3
1見に行く
2見に行かない

16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:11:10.678 KyN1yAcf0.net
1

17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:20:10.425 KKsAb9Si0.net
1

18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:20:48.963 3se/4iFR0.net


19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:27:05.552 jTBbuBDx0.net
千早(気になるわね……少しだけ、見に行きましょうか)
「だから……ここは……」
「そんなこと言っても……」
千早(聞き覚えのある声? これはもしかして……)
響「だーかーらー! 一刻も早くここから抜け出した方がいいって言ってるんだよー!」
真「それが出来たら苦労しないって言ってるんだろ!」
千早「響! 真!」
響「ち、千早……? 千早もいたのかー!」ダキッ
真「でも、千早……もしかして。千早も誰かを……」
千早「ええ……もしかして二人とも……」
響「……」
真「……」
千早「詳しく聞かせても


20:らえるかしら」



21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:35:39.527 jTBbuBDx0.net
(二人の話を聞く)
千早「……つまり、二人とも―我那覇さんは四条さんを、真は萩原さんを病室に?」
真「……そうだよ。本当はボクが残るって言ったんだけど、雪歩が……」
響「貴音は最後までここにいるって聞かなかったさー……。たぶん、今も目を瞑っていると思う……」
千早「そう……」
千早(状況はやはり未だよく分からないままね。
でも、このよくわからない状況になっていると言うことが、私だけではなくて765プロの他の子たちもなっているということが分かったわ。
……とすれば、もしかするとここで名前が出てきたメンバー以外にも何かあったのかしら……。
ダメね、まだ情報が少なすぎる)

22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:39:20.080 jTBbuBDx0.net
響「それにしても、ここ薄暗くて……なんだか嫌な感じ……」
真「確かに……なんだか肌寒いし……」
千早「他の人は見ていないの?」
響「自分はさっき真と会って……」
真「二人でここから出る方法と、みんなを助ける方法を探していたんだ」
千早「と、すると……」
千早(今できることと言えば、もう少しこのあたりに何かないか探してみること。もしくは、他に誰か出てくるまでここで待っておくか。そのどちらかが重要になってくるわね。前者は少し危険なような気もするけれど……)
千早「他に誰かいるかもしれないし、少しの間ここで待っておかない?」
響「ここで? ……うーん、ちょっと怖いけど……千早が言うなら……」
真「確かに、千早も後から来たんだし少しだけここにいようか」
千早「ええ」

23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:40:47.280 jTBbuBDx0.net
千早(その間、もう少しこの状況を整理する必要があるみたいね)
千早(まず、今私たちは病院の中にいる。これは間違いない)
千早(そして、その病院の病室で二人一組になって鎖で繋がれていた)
千早(その鎖は片方しか外すことが出来ず、なおかつ病室から出れたのも一人だけ)
千早(それで、全員の共通点は765プロのアイドルということ)
千早(こんなところかしら)
千早(今欲しい情報としては、なんで私たちがここにいるかということ。これは他の全員が覚えていなかった。そして、ここからどうやったら出られるのか。もしくはここはどこなのか? あとは―私たちは無事でいることが出来るのか。これくらいかしら)

24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:47:45.070 jTBbuBDx0.net
「……ここは……」
千早「……誰か来たみたいね」
響「あれは……」
あずさ「……みんな! こんなところにいたのね!」
千早「あずささん……!」
響「あずさー!」
真「あずささんもここに……」
あずさ「そうなの……。私、美希ちゃんを置いてきちゃったみたいなんだけど……」
千早「美希を?」
千早(あずささんは美希を置いてきた。つまり、現時点で二人一組ということは確定、ということね)
あずさ「それにしても、ここは……」
響「自分たちもよくわかってないんだ」
真「なんだか嫌な感じがするよね」
千早(三人とも体を震わしている。確かに、ここの廊下は底冷えするように冷気がこみ上げている。……薄暗いと思っていたけれど、灯りもあるし……。電気は通っているみたいね)

25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:51:03.601 jTBbuBDx0.net
千早「まだ、他に来るかしら……」
真「あずささんも来たんだし、もう少し待っていた方がいいんじゃないかな」
響「うーん、でもやっぱりそろそろ動いた方がいいんじゃない?」
千早(あずささんの例もあるし、ここで待っていた方がいい気もするけれど……。でも、響の言う通りそろそろここを抜け出す手がかりを見つけにいかないと、時間が経てば経つほど春香たちは鎖で繋がれている以上、食べ物を口にすることも出来ない)
千早「そうね……」

安価下3
1動いてみる
2待つ

26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:55:39.287 CFZ1a9c+0.net
2

27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:56:27.419 rgJ/EZLA0.net


28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 22:57:35.734 CFZ1a9c+0.net
2

29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:04:51.206 jTBbuBDx0.net
千早「もう少しだけ待ってみない?」
響「……待つの?」
真「まあ、うろうろするよりいいんじゃないかな」
あずさ「そうね……。他の子がいたとすると、心配だわ」
千早「ええ」
千早(私たちは、四人で固まってその場に待機することにした)

30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:08:50.160 jTBbuBDx0.net
(30分後)
響「誰も来ないぞ……」
真「ねえ、もういいんじゃない?」
千早「そうね……」
あずさ「移動するの?」
千早「このまま何もしなくても、時間だけは過ぎていってしまいそうなので」
あずさ「そうねえ……。その前に、みんなどの部屋から来たか教えてくれないかしら?」
千早「どうかされたんですか?」
あずさ「うーん、部屋数に比べてなんだかわたしたちって少ないなあって思ってね」
千早「確かに……」
千早(あずささんの言う通り、私たちは二人一組で収容されていた。それなのにもかかわらず、部屋数はそれ以上だ。一応、部屋の番号は確認しているし……あずささんの意見に従おう)

31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:09:33.395 jTBbuBDx0.net
千早「私は301号室です」
響「自分は309号室だぞ」
真「ボクは307号室だったかな」
あずさ「私は、303号室ね」
千早「やっぱり、間が空いていますね」
あずさ「ええ。その間の部屋には何かあるのかしら?」
響「うーん。部屋のことも気になるけど、自分も個人的に気になることがあって」
真「なにかあったの?」
響「うん。実はさっき309号室の方からこっちへ来るとき、階段があるような場所を見たんだ」
千早「階段?」
真「なんで先にそれを言わないんだよ!」
響「だって、その階段シャッターで封鎖されてて下にはいけなかったんだよ!」
あずさ「まあ……」

32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:12:25.310 jTBbuBDx0.net
千早「階段……シャッター……それは、鍵とかがついていたのかしら?」
響「うーん。チラッとしか見ていないから、分かんないぞ」
千早「なるほど……」
千早(今、あずささんと我那覇さんの方から気になることが二つ出てきた)
千早(一つは、各部屋の間にある空白の部屋。そこに何があるのか、もしかすると部屋は開いているかもしれない)
千早(あともう一つは、我那覇さんの階段の件。下の階へ続く道があると言うことは、ここは階層のある病院ということになるのかしら)
響「ど、どうする?」
千早「そうね……」
安価下3
1階段を見に行く
2部屋を調べる

33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:13:10.444 CFZ1a9c+0.net
2

34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:13:52.706 rgJ/EZLA0.net
2

35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:14:50.760 CFZ1a9c+0.net
2

36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:20:10.220 I808en9Q0.net
楽しい

37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:24:52.748 jTBbuBDx0.net
千早(階段の方も気になるけれど……、恐らくシャッターが下りてると言うことは、下へはいけない可能性が高いわね)
千早「部屋の方を調べましょう」
響「分かったぞ!」
真「階段の方は、後で見に行くってことでいいのかな?」
千早「そうね、やっぱり部屋の方が気になる点が多いわ」
あずさ「でも、どの部屋から見ていくの?」
千早「そうですね……」
響「とりあえず、その辺の部屋を全部開いてるか確認すればいいんじゃない?」
真「そんな感じで適当に調べてたら何か出てきたらどうすんだよ!」
響「え!? そんなことあるの!?」
あずさ「でも、真ちゃんの言うとおりね。今、むやみやたらに行動しても危ないわ」
千早(そう、そこがネックになってくる。今行動をするとしても部屋を調べることは安全なのかしら?)

38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:25:03.059 I808en9Q0.net


39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:29:14.930 I808en9Q0.net
部屋調べたら鎖と白骨死体があるよねこれ

40:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:29:14.536 jTBbuBDx0.net
響「まあ、大丈夫だぞー。ほら、こんな感じで―」ガチャ
響「……え?」
千早「が、我那覇さん……」
千早(我那覇さんは、一番近くにあった部屋の扉を開けてしまった―ここは、308号室か)
響「あ、開いちゃったけど……ど、どうしよう」
千早「……入りましょう」
真「入るの?」
千早「ええ。私が先に入るわ」
千早(確かに危険ではあるけれど、このまま立っていても埒が明かない。たとえ他の部屋を調べてみて開いたとしても同じことをすることになるでしょうし)

41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:30:09.658 jTBbuBDx0.net
千早「さて……」キイー
響「ち、千早? 大丈夫?」
千早(後ろから、我那覇さんが怯えて声をかけてきた。……たぶん、大丈夫かしら)
千早(部屋は至って普通の部屋だった。私たちがいた部屋と同じく、ベッドが置かれており、そこには鎖が置かれていた)
千早「誰もいない……か」
千早(しかし、そこには誰もいなかった。そう、もぬけの殻だ)
真「千早? ……これは」
千早「ええ、何もないみたいね」
千早(何もない……。そう、ここには何もなかった。ただ寂れたベッドが置いてあるだけ……本当にそれだけ?)

42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:32:01.481 jTBbuBDx0.net
千早「ちょっと待って」
響「ど、どうしたの?」
千早「あれ……」
千早(そこには一通のメモが置いてあった)
千早(私は、その瞬間一つのことを思い出す)
千早「皆、そう言えば―ベッドの近くに変な紙切れおいていなかった?」
千早(私はあのとき、あんな風な紙切れを春香と見たのだ。そうあれには『アリスは一人でこの部屋を逃げ出した』『鎖が取れたのはアリスだけ』と書かれていた)

43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:34:50.370 I808en9Q0.net
ホラー系好きすぎる

44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:36:19.059 jTBbuBDx0.net
千早「……そんなことが書かれた紙を見なかった?」
千早(恐らく、みんなも同じような紙が置いていたはず―私はそう考えていた。しかし……)
響「そんなの見てないぞ?」
真「ボクも知らないなあ……」
あずさ「私も……ごめんなさい」
千早「そう……ですか」
千早(しかし、その紙を見たのは私だけだった。なぜ、私の部屋だけあの紙が? その疑問を考えていたとき―我那覇さんが奥の紙を指さした)

45:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:36:42.536 jTBbuBDx0.net
響「あれ、見なくていいの?」
真「気になるよね」
千早「……そうね」
あずさ「ちょっと待って」
千早「あずささん?」
あずさ「今度は……私が」
千早(さっきは私が飛び込んだからか、今度はあずささんが紙を見ると言った。そうだ、この状況に頭がマヒしていたが、何があるか分からない。そんな状況で危険なものに手を出すのは迂闊だった)

46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:37:36.555 jTBbuBDx0.net
千早「お願いします」
あずさ「ええ」コクリ
千早(あずささんが紙切れを手にし、その中身を覗いた時、少しだけ顔を強張らせた)
あずさ「……みんな、これって」
響「どうかしたのか?」
真「……ボクたちにも見せてください」
千早「……」
千早(私たちが紙切れを覗いた先には―不可解なことが書かれていたのだ)

47:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:38:10.968 jTBbuBDx0.net
【貴方はどれを選びますか?】

①大切な人を助ける

②連絡手段を手に入れる

③全てを忘れる

④メアリーと遊ぶ

48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:38:33.259 KKsAb9Si0.net
4

49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:39:10.267 jTBbuBDx0.net
響「これ、どういうこと?」
真「さ、さあ……」
あずさ「なんだか、気味が悪いわね……」

50:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:40:11.502 I808en9Q0.net
全部かなぁ

51:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:44:04.679 jTBbuBDx0.net
千早(この紙切れはどういう意味が含まれているのかしら?)
千早(少なくとも、ここにきて重要な意味を持っていることは間違いない)
千早(1に関して言えば……、恐らくここでは私たちが置いてきた仲間たち―私ならば春香、ということになるのかしら)
千早(それを助ける……それは確かに一番大切なことだけれど)
千早(2は外部との連絡……ということかしら)
千早(少なくとも、今助けを呼ぶとすればこれを選択する必要があるわね)
千早(3は……今の時点では意味は分からない)
千早(すべてを忘れる? 何か覚えていることがあるということかしら)
千早(4つ目は……正直言って、一番不気味ね)
千早(他の三つは明確に何かをすることが書いてあるけれど、これだけはそれがない)
千早(メアリーは誰のことを指すのかしら? ……それに、アリスというのも気になるし)

52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:49:26.715 jTBbuBDx0.net
響「……この下に書いてあることって」
真「ん? 何か書いてる?」
響「ほら、ここ」
千早(我那覇さんが指さした場所には、確かに何かが書かれていた)
千早「これは……部屋番号かしら」
千早(そこには番号の羅列が書かれていた)

① ― 302
② ― 304
③ ― 306
④ ― 310

53:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:51:52.377 I808en9Q0.net
丁度間の部屋ですか…

54:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:56:02.800 jTBbuBDx0.net
響「部屋の番号ってことは……この選択肢を選んだらその部屋に行くってこと?」
あずさ「……そのようね。ほらもう一枚の紙にも書いているわ」
【選べる部屋は一つだけ】
千早(なるほど。私たちは四人いるけれど、この中から選べる部屋は一つだけってことね)
千早(仮に四人一度に部屋を開けてみれば……ということも考えられるけれど、向こう側の選択肢がある以上、それを実行しても無駄か、あるいは何かしらの危険が及ぶかもしれない)
千早(となると、やはり―ここで一つの部屋を決断するしかないみたいね)

55:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:56:29.386 jTBbuBDx0.net
千早「……選択は、多数決でいいかしら?」
響「え!? 千早、もしかしてどれか選ぶつもり?」
真「そりゃあ、選ばないと進まない……けど�


56:ヒえ」 あずさ「……ちょっとこれは」 千早(三人とも、少し怖気づいている。いや、私が怯えていないだけかしら?)



57:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:58:11.797 jTBbuBDx0.net
千早「……何にせよ、これが向こう側の要求なのだとしたら、これを呑まないと先へは進めないはずよ」
響「……え、今向こう側って」
千早「……ええ。そう言ったけど」
響「……これって誰かから仕掛けられてるんだ! うがー!」
真「当たり前だろ……。こんなこと、普通に起きるわけないじゃないか」
あずさ「響ちゃんの気持ちもわかるけど……」

58:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:58:42.171 jTBbuBDx0.net
千早「とにかく、多数決で決めないと先へは進めません」
響「……そ、そうだな。千早の言う通りだ」
真「それじゃあ、せーので数字を指で表そうか」
あずさ「それが、自分の選択ってことね」
千早「ええ」
千早(さて、皆の選択肢は―)


安価
千早 下1
響 下2
真 下3
あずさ 下4 

59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/13 23:59:33.120 CFZ1a9c+0.net
あえての4
一番やばい選択肢かもしれんが、一番手がかりが得られそう

60:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:00:13.561 5bi7oqw/0.net


61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:03:50.357 2CbcTz1l0.net


62:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:04:06.842 T6+HS4xw0.net
4

63:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:08:45.336 IRHZzTtK0.net
怖くて眠れん

64:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:09:07.851 c74eH4P90.net
千早「一応、みんなが選んだ理由も聞かせてもらえないかしら?」
響「そうだなー。自分はやっぱり、他の人と連絡とった方が一番いいと思ったんだ」
響「連絡手段が貰えるなら、すぐに連絡して助けてもらおうって」
千早「なるほど……」
真「ボクは……、うーん自分の勘なんだけど、こういうのって一番やばそうなやつが合ってたりするのかなって」
あずさ「私は、逆に他の選択肢がひっかけに思えたから……」
千早「……そうですね。私も概ね二人と同じ意見です」

65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:09:19.913 xwjOXCwB0.net
頼むからバットエンドは勘弁

66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:11:23.344 2CbcTz1l0.net
初見でハッピーエンドは無理な話やで

67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:11:49.892 c74eH4P90.net
響「うーん、そうなのかあ。自分、罠にはまるとこだったのかな」
真「一応、多数決だし……選択は4ってことでいいよね」
千早「そうね」
千早(でも、本当にこの選択で良かったのかしら?)
千早(メアリーという言葉にどこか引っかかりを覚えて、4にしてみたけれど)
千早(我那覇さんの言うとおり、ここは外部との連絡を優先した方が良かったのでは?)
千早「……」
千早(それに、他の選択肢もまだ気になるところはあった)
千早(本当にこれで良かったのかしら……?) 

68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:16:44.832 c74eH4P90.net
(そして私たちは移動して310号室の前にいた)
千早「ここね」
千早(そう言えば、308号室ではなくて先に他の偶数番号の部屋に入ってしまっていたらどうなっていたのかしら? ……もしかすると、308号室に入った後じゃないと入れなかったりしたのかしら)
真「それじゃあ……開けるよ?」ゴクリ
響「ゆ、ゆっくり開けてね……?」
あずさ「……大丈夫かしら」
千早(本当に私たちはこれで良かったのかしら?)
千早(まだ見落としていたことがあったのでは?)
千早(……いや、もう遅い。ここまで来たら、あとはそれに従わないと)

69:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:17:29.835 c74eH4P90.net
真「よし……開けるよ」ガチャッ
響「……ど、どう? なにかあった?」
千早(真が扉を開けると、私たちは頭だけを覗かせて部屋の中を見渡した)

千早(そこには―)

70:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:19:04.265 EFxXaGNh0.net
やよいおりはいずこに

71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:20:53.089 c74eH4P90.net
真「……?」

千早(結果から言えば―その部屋には何もなかった)

72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:21:09.241 c74eH4P90.net
千早(あったものと言えば、308号室と同様ベッドが置いてあったくらいだ)
あずさ「……それじゃあメアリーと遊ぶって」
響「どういう意味……なんだ?」
千早「…………」

73:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:21:25.321 c74eH4P90.net
千早(私は少しの間、思案していた)
千早(何も見当たらなかった、この部屋)
千早(メアリーとは誰のことなのか?)
千早(そして、メアリーと遊ぶとは?)
千早(私の考えがぐるぐるとめぐっていた―そのときだった)

74:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:22:38.311 3H0dpSmA0.net
山田悠介で見た

75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:25:06.023 Ga6g0z6O0.net
支援

76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:25:06.057 c74eH4P90.net
あずさ「これ、なにかしら?」
千早(あずささんの言葉に、私は振り返った)
千早「それって……」
響「これ……なんか真美がやってるの見たことあるぞ?」
真「亜美も……そうだったような」

千早(そう、そこには―ゲームボーイと書かれたゲーム機らしきものが置かれていた)
千早(これは……一体……)

77:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:28:22.119 2CbcTz1l0.net


78:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:29:19.088 c74eH4P90.net
あずさ「……懐かしいわね。ずっと昔のゲーム機よ、これ」
千早「そうなんですか?」
あずさ「ええ……この後ろにゲームソフトをセットしてね……」カチャカチャ
千早(あずささんが後ろを触ると、そこには確かにソフトが刺さっていた)
あずさ「……なにかしら、このゲームソフト……。聞いたこともないわね……」
千早(あずささんが、ソフトを取り出したのを私たちは後ろから覗き込んだ)

79:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:31:37.206 c74eH4P90.net
響「……なんだこれ?」
真「なんか、悪趣味だね」
千早「……」
千早(そのソフトは真っ黒な背景に、女の子が一人こちらを眺めているような装飾だった。そしてそのソフト名は―)
千早「『HOSPITAL:ALICE』……?」
千早(私が読み上げると、みんな顔を顰めた。どうやら誰も知らないみたいだ)
千早(しかし、このアリスという言葉……。あのとき、紙で見たアリスという言葉に関連しているのかしら……)

80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:32:53.257 xwjOXCwB0.net
怖い

81:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:33:25.806 XqCXW4Tn0.net
メアリー、アリス…なんだモバマスか

82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:35:44.232 2CbcTz1l0.net
なんぞ?

83:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:38:24.765 c74eH4P90.net
千早「どうしますか?」
響「ど、どうするって?」
千早「これをやってみるか? ってこと」
真「これ……やるの?」
あずさ「でも、メアリーと遊ぶって……このことなのかもしれないし」
千早「あずささんの言う通りよ。手がかりがこれしかないんだから、やるしかないでしょ?」
響「……これ、ホラーゲームっぽいんだけど」
真「そうだね……」
千早「……」
千早(そう、恐らくこれはホラーゲームだろう。しかし、聞いたこともないゲーム……そんなゲームがここに置いてあると言うことは何か意味があるに違いない)

84:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:40:36.324 c74eH4P90.net
千早「ゲーム、起動させましょうか」
千早(私は、あずささんからゲームボーイを預かると、すぐにゲームを起動させた)
千早(そのとき―私は、どこか耳鳴りのような音が聞こえた)
千早「……?」キョロキョロ
響「どうかしたのか?」
千早「いえ……なにも」
千早(耳鳴りは時々あるけれど……でも、あんな耳鳴りは初めて……)
千早(まるで、肩口から響いてきてたみたいな……)

85:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:41:10.002 c74eH4P90.net
真「あ! 始まったよ!」
千早「ええ……」
千早(しかし、そんな疑念も真の言葉にかき消された)

【HOSPITAL:ALICE】

千早(タイトルが映し出され―そして、ゲームは始まった)

――


 

86:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:41:15.704 Ga6g0z6O0.net
おもしろい支援

87:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:44:00.575 2CbcTz1l0.net
私怨

88:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:44:54.469 c74eH4P90.net
P「ここは……」
P(俺は病院の廊下のような場所で立っていた)
P「律子……」
P(そうだ、俺は律子を置き去りにして今ここに立っている)
P「絶対、助けてみせるからな」
P(鎖に繋がれたままの律子の姿を思い出し、俺は辺りを眺めた)

89:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:45:37.972 c74eH4P90.net
P「……何もないな」
P(部屋から出てきた後、俺は何もない場所をうろついていた)
P(廊下には、少しだけ明かりがさしかかっているが……)
P(待てよ……)
P「……まずは状況を整理しなければいけないな」
P(そのときだった)

「……な………ここ……」

P(誰かの声が聞こえる)

P「これは……行くべきか?」

安価下3
1一旦落ち着いて、考えをまとめる
2声のする方へ行く 

90:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:46:20.471 Ga6g0z6O0.net
2

91:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:46:27.988 xxdfMSUN0.net
1

92:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:46:32.027 XvoFpBvk0.net
2

93:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:46:37.002 oCGOdVdK0.net
1

94:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:46:50.467 T6+HS4xw0.net
2

95:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:47:14.413 2CbcTz1l0.net


96:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:48:22.150 tcchDMHi0.net
支援

97:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:49:53.826 c74eH4P90.net
P「気になるな……向こうへ行ってみるか」
P(俺が声のする方へ行くと、そこには誰かが怯えながら立っていた)
伊織「な、なによここ……誰か―キャッ! だ、誰!?」ガタガタ
P「い、伊織……?」
伊織「ふ、ふぇ……?」
P「伊織じゃないか! こんなところで、なにやってるんだ!」
伊織「なっ! あ、あ、アンタこそ……なんでこんなとこ……」
P「律子と俺だけじゃなかったんだな……」
伊織「ば、バカぁ……こ、怖かったのに……」プルプル

98:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:53:16.405 c74eH4P90.net
P「す、すまん。怯えさせちゃって」
伊織「ちょ、ちょっとだけこっちへ来なさい……」
P「……?」
伊織「……少しだけ、こうさせて」ダキッ
P「あ、ああ」
P(伊織は俺に抱き付いたまま震えていた)
P(どうやら、こんな暗い廊下を一人で歩き回っていたようだった)
P(まだ幼いのに無理もない。俺でも少し怖かったくらいだ)

99:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:56:50.607 2CbcTz1l0.net


100:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:56:55.600 c74eH4P90.net
P「……少しは落ち着いたか?」
伊織「…………まだ」ギュッ
P「……そうか」
真美「……なーんか、お熱いムードですなあ」ムスッ
P(そのとき、俺たちの背後から声がかかった)
P「ま、真美!?」
真美「……真美も怖かったけど……なんか、今そういうの見たら少しだけすっとんでっちゃったよ」

101:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:58:56.842 c74eH4P90.net
伊織「……ま、真美?」カタカタ
真美「と言うか、兄ちゃんもいおりんもいたとは……」
P「伊織、少しだけ……いいか?」
伊織「う、うん」
P(俺は伊織を話すと、真美に向き合った)

102:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 00:59:12.852 c74eH4P90.net
P「真美……こっち来な」
真美「な、なんだそんなの乗らないぞ」
P「……怖かったんだろ?」
真美「…………」テクテク
P「……?」
真美「…………うん」キュッ
P「よく頑張ったな……」
P(それから、真美と伊織を宥めると、俺たちは今の現状について考えることにした)

103:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:01:12.617 2CbcTz1l0.net
死縁

104:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:02:40.836 c74eH4P90.net
P(それから、真美と伊織を宥めると、俺たちは今の現状について考えることにした)
P「それじゃあ、伊織はやよいを、真美は亜美を部屋に置いてきたってことか?」
伊織「……そうね」シュン
真美「……うん」
P「そうか……」
P(俺たちは三人とも何の手がかりもなかった)
P(あるとすれば、やはりあの異常な部屋での出来事……。そして、今のこの取り囲まれている雰囲気程度だ)
P(俺たちは何もわからないまま、こんな場所に連れられていた)
P(……いや、本当にそうか?)
P(俺たちは、本当に何も分からないままここにいるのか?)

105:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:05:38.756 c74eH4P90.net
P「みんな、ここに来る前のことって覚えているか?」
伊織「ここへ来る前?」
真美「……うーん、そう言えば思い出せないかも」
P(そう、真美の言う通りだ。俺たちはここへ来る前のことを思い出せなかった―いや、思い出せないようにされていた。これが現状しっくりくる答えだ)
P「……どのあたりまで覚えてるか、教えてくれないか?」
伊織「……そうね。最後に食べた朝ごはんは覚えているわ


106:」 P「つまり……夕ご飯は家では食べていないのか?」 伊織「……ええ、そうなるわね」キョトン P(つまり、伊織は朝ごはんを食べた後――家には帰らなかったと言うことか)



107:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:09:54.346 2CbcTz1l0.net

したいが・・・もうだめかもわからんね

108:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:11:05.921 c74eH4P90.net
真美「真美はね、亜美と一緒に家を出たのは覚えてる」
P「それはいつごろだ?」
真美「うーん、たしかいおりんと一緒で朝だったかな?」
P「そうか」
P(ここまでを整理すると……二人とも朝までの記憶しかないと言うことになる)
P(と、なると―)

109:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:11:23.730 c74eH4P90.net
P「その日は仕事の日だったか?」
伊織「そうね……。朝ごはんにオレンジジュースが出たから、きっと仕事だったと思うわ」
真美「真美も……亜美と一緒に行ったとき、たぶん仕事の話をしてたような」
P「やはりな」
P(無論、例外もあるだろうが―俺たちが一堂に会していると言うことは、やはりみんな仕事をするために事務所へ向かい、そこで集まっていたことが考えられる)
P(そして、俺たちは何かのきっかけでここへ連れてこられた―ということになるのだろう)

110:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:13:22.709 c74eH4P90.net
P「……まだ分からないことも多いな」
真美「ねえ、兄ちゃん。ずっとここで座ってるの?」
P「ん?」
真美「真美、こんなとこに長居したくないよぅ……」
伊織「……どこかへ行くの?」プルプル
P「……そうだな」
P(伊織が泣きそうな顔をしているが、どうしたものか……。真美の言う通り、ここで黙っていても仕方がないのは確かだ。やはり動くしかないか……)

111:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:13:37.726 c74eH4P90.net
P「……そうだな、少し移動してみるか」
伊織「……移動って言っても」
P「……そうだな、どっちへ行くか……」

安価下3
1右の奥へ進む
2左の奥へ進む

112:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:14:32.914 xwjOXCwB0.net
2

113:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:14:39.196 AWYhKCmD0.net
kskst

114:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:14:50.125 xxdfMSUN0.net
1

115:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:14:50.922 84BqEx+x0.net
1

116:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:17:47.987 c74eH4P90.net
P「右の奥へ行こうか」
真美「なんで?」
P「……勘だ」
P(俺たちは、とりあえず右奥の方へと進むことにした。こっちは、そう言えば……俺と律子がいた部屋の方面だな)
P「……」チラッ

P(203号室―ここが、俺と律子のいた部屋か)
P(律子、待ってろよ。必ず助けて見せるからな)

117:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:19:53.484 3lln9KjG0.net
しえん

118:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:21:18.791 c74eH4P90.net
真美「兄ちゃん! なんか階段っぽいのあるよ!」
伊織「本当ね……」
P(俺たちは階段らしきものを見つけた―だが)
真美「でも……シャッター降りちゃってるね」
P「ああ……」
P(厳重なシャッターが下ろされていて、上に上がれそうにもない)
P「……」チラッ
P「下も同じか……」
P(下階へも行けそうにはないな……)

119:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:22:26.643 c74eH4P90.net
P「どうやら、先へ進む道はなさそうだな」
真美「どうするの?」
P「うーん……」

安価下3
1もうすこし辺りを探してみる
2左の奥へ行ってみる
3考えを巡らす

120:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:22:56.507 AWYhKCmD0.net
千早-春香
響響-貴音
真真-雪歩
あず-美希
プロ-律子
伊織-やよ
真美-亜美
kskst

121:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:24:00.073 XvoFpBvk0.net
3

122:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:24:53.244 xxdfMSUN0.net
3

123:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:25:56.709 XqCXW4Tn0.net
これあらかじめ設計図とか作ってやってんのかな
だとしたら凄いな

124:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:30:25.850 c74eH4P90.net
P(もう少し考えを巡らせてみるか……)
P「なあ、二人とも」
真美「なに?」
伊織「……?」
P「他の皆がいるって可能性はあると思うか?」
真美「他っていうと……」
P「ああ、春香や響、雪歩たちのことだ」
伊織「どうかしら……」
P「本当はいない方がいいんだけどな……」
P(もしもいるとしたら、どこかで何かをしているのかもしれない。それも、俺の知らない所で、ひどい目にあっているとすれば……)

125:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:30:51.353 c74eH4P90.net
P「……もしそうだとしても、俺がなんとかしてみせないと」
真美「兄ちゃん?」
P「ああ、あいつらのことはとりあえず置いておこう。まだ、仮説に過ぎない」
P(しかし、それにしても情報が少なすぎる……)
P(何か他に手がかりはないのか?)

安価下3
1真美に聞く
2伊織に聞く

126:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:34:09.584 xxdfMSUN0.net
1

127:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:34:37.314 AWYhKCmD0.net
金でちひろさんを釣る

128:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:37:45.316 tcchDMHi0.net
>>120
この病棟の設計や仕掛けを決めた上で、安価取る方式でも
ストーリーの根本が進むように構成しないといかんからね

129:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:39:41.811 XqCXW4Tn0.net
1

130:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:39:53.713 3lln9KjG0.net
二人にきく

131:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:40:13.077 DK6aRhMC0.net
1
おっさんが書いてる文が何でこんな怖いんだよ 眠れねー

132:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:43:43.582 c74eH4P90.net
>>126のレスを安価にしました
P「真美、お前なにか気になることとかないか?」
真美「真美が?」
P「ああ、なんでもいいんだ。教えてくれ」
真美「うーん……そう言われてもなあ」
P「小さなことでもいいんだぞ」
真美「……うーん、そう言えばなんかこういうの知ってる気がするんだよね」

133:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:46:01.771 c74eH4P90.net
P「どういうことだ?」
真美「なんだろ、どっかで見たことあるみたいな」
P「見たことがある?」
伊織「どういうこと?」
真美「なんだっけなあ。確か……あ! そうそう、なんかゲームで見た記憶あるんだよね!」
P「ゲームだって?」
P(そりゃあ、こういうゲーム昨今のゲーム業界ならごまんとあるだろう)

134:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:48:55.555 c74eH4P90.net
P「ゲームなら、こういうシチュエーションはたくさんあるだろ?」
真美「いやいや、違うんだって! そーじゃなくてー、なんだろなあ……。そう! 一番最初の二人一組が鎖で繋がれてるーみたいなゲームを……確かやった気がするんだよねえ」
P「……ふうん」
P(真美の言うことは少し気がかりだった。やったことがある―真美はそう言ったが、その口ぶりはまるでこれを体験したかのような……)
P(そのときだった)

「ウァァァァァアアアアアアアアアア―ッ!」ガンガン

真美「ひっ!」ビクッ
伊織「きゃあっ!」カタカタ
P(何者かの声が俺たちの鼓膜を震わしたのだ)

135:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:52:28.480 3lln9KjG0.net
ひっ!

136:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:53:12.968 c74eH4P90.net
P「……なんだ、今の」
伊織「……」カタカタ
真美「に、兄ちゃん……」プルプル
P「ああ、慌てるな……。聞こえてきたのは……この下からだ」
P(俺はそう言って、シャッターの降りている下の階を指さした)
P(さっきの声はなんだったんだ? それに―真美のいうことも)
P(俺は……どうすればいいだろうか?)

安価下3
1周囲の散策
2よく考える

137:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:54:35.444 AWYhKCmD0.net
あっ野生の音無さんだ!

138:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:55:14.209 XqCXW4Tn0.net
kskst

139:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:55:39.333 DK6aRhMC0.net
1

140:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:59:11.171 c74eH4P90.net
P「……辺りをもう一度散策してみよう」
伊織「……え、でもさっきの」プルプル
P「ああ、だがここに居ても何だか危険な気がしてな」
伊織「……アンタが言うなら」
真美「……あ、兄ちゃんこれトイレあるよ」
P「ん? あ、ほんとだな。扉が壁の色と似てたから気づかなかった」
真美「……でも、こういう雰囲気でトイレとか入りたくないよね……」
伊織「……」ギュッ
P「……ああ、そうだな」

141:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 01:59:53.465 c74eH4P90.net
P(トイレか……。見たところ、男女共用のトイレらしいな。入口が一つしかない。水道が出るかどうかという確認のためにも入るべきなのかもしれないが……)
P(さて、どうしたものか)

安価下3
1入る
2入らない

142:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:01:10.193 SttNtnb10.net
2

143:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:01:52.618 h3bSH7x5a.net
1

144:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:02:45.756 xxdfMSUN0.net
1

145:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:07:48.302 c74eH4P90.net
P「……やっぱり、入ろう」
伊織「……本気?」
P「水道が出るかどうか確認しとかないと。……なんなら、俺だけでも行ってくるけど」
伊織「……」ギュッ
真美「兄ちゃん……」ギュッ
P「……一緒に行くか」
P(そして、俺はトイレのドアノブに手をかけた)

146:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:10:53.476 c74eH4P90.net
P(扉には鍵は閉まっていなかった)
P(しかし、明かりはついておらず、中はぼんやりと暗かった)
P「……」キョロキョロ
P(俺は顔だけを覗かせたあと、中へと踏み出した)
P「……」ドキドキ
P(勝手に心臓が鳴ってる……。無理もないな、俺もどこかビビってるようだ)
伊織「……」
P(伊織は目を瞑って、ぎゅっとおれの裾を掴んでいた)
真美「……」ゴクリ
P(真美は目を丸くしている。驚くほど、緊張しているみたいだ)

147:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:15:39.157 c74eH4P90.net
P「……」ソロソロ
P(俺はゆっくりとトイレの中を歩き出した)
P(正面には……鏡があったが、どうやらどれも割られてしまったようだ。……ここには、誰かほかの人たちが使っていたのだろうか?)
P「……さて水は」
P(……やっぱりダメか。水は通っていないみたいだ)

148:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:15:57.148 c74eH4P90.net
伊織「ねえ……も、もういいでしょ?」
P「……いや」
P(まだ、物色していない場所がある)
P「トイレの個室は……二つか」
真美「に、兄ちゃん……やめといた方が」
P「……そうか?」

149:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:16:14.691 c74eH4P90.net
P(だがここに何か手がかりがあるかもしれない。俺はそう考えていた)
P(……しかし、真美の言う通りやめた方がいいのか?)
P「うーむ……」

安価下3
1中を見てみる
2見ずに帰る

150:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:17:25.091 cpy1vkCD0.net
とりあえず一発やってスッキリしとこうぜ

151:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:17:30.462 3lln9KjG0.net
かそく

152:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:20:48.053 SttNtnb10.net
2

153:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:21:59.685 XqCXW4Tn0.net
入らないのか…(困惑)

154:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:23:45.014 c74eH4P90.net
P「……やっぱりやめとこうか」
真美「……うん、そうしよう」
P(俺たちはトイレの中を見ずに帰ることにした)
P「さて……」
P(トイレを出たはいいものの、何をしたらいいのか。……そういえば、さっき左端にはいかなかったな)
P「今度は向こう側にいかないか?」
真美「……そうだね」
伊織「……」コクリ

155:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:30:38.702 6cL9WOhu0.net
ほしゆ

156:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:32:53.526 c74eH4P90.net
P(……左端に来た俺たちは、右端と同じくシャッターが下りている階段を見つけた)
P「……こっちも同じか」
P(やはり、俺たちはこの階で隔離されていたようだった)
P(逃げ道は残されていない、ということか)
P「うーん……」
真美「どうしたの?」
P「いや、どうしたものかと思ってな」
伊織「……一旦、落ち着いて考えてみない?」
P「……そうだな」
P(伊織の提案に沿って、俺たちは状況を整理することにした)

157:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:33:18.630 c74eH4P90.net
P(まずは、現状把握だ)
P(俺たちは、今病院の中にいる)
P(そして、ここはどうやらその2階に位置する場所にあるみたいだ)
P(右端も左端もシャッターが下ろされていて、下へは降りられない)
P(他の765プロがいるのかも分からない)
P(真美の意見では、なにかのゲームに似ているという話もあったが……それも考えすぎだろう。今は関係のないことだ)
P(あとは……トイレか。水は止められていたみたいだし、早いとこここを抜け出さないとダメだ)
P(それに、部屋にいる律子や亜美、やよいのことも気がかりだ。早くなんとかしないと……)

158:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:37:56.926 c74eH4P90.net
P「……あんまり考えがまとまらないな」
伊織「ね、ねえ、ちょっと!」
P「ん? どうした伊織」
伊織「……あれって、修繕後じゃない?」
P「……ん? どれだ?」
P(伊織に言われて気が付いたが、左端のシャッターの降りている壁の横側、コンクリートの壁面は、確かによく見てみれば修繕されたような箇所があった)

159:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:39:04.696 RN6ywARn0.net
支援

160:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:40:37.087 6cL9WOhu0.net
C4爆弾を使うんだスネーク

161:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:43:06.081 c74eH4P90.net
P「よし……」
伊織「何するの……?」
P「まあ、見てろよ」
P(俺は力を込めて、その壁を思い切り蹴とばした―しかし、びくともしなかった)
真美「……兄ちゃん、ださいよ」
P「……いけると思ったんだ」
真美「……んー、これ、たぶんこうすれば」
P(真美はそう言うと、修繕されていた壁を触りだした)

162:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:43:28.320 c74eH4P90.net
P「なにしてるんだ?」
真美「こういうのって、意外と壁の四隅にね……ああ、そうそうこんな感じで」
P(真美はそう言うと、修繕後の壁に張り付いていた板のようなものを外した)
真美「結構、突貫工事だったりするからね」
P「……真美、お前」
真美「褒めてもいいんだよ?」
P(内心、俺は驚いていた。真美の開けた壁はちょうど子供のサイズならば入れるようになっていたのだ)

163:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:43:48.404 c74eH4P90.net
P「これ……お前らなら入れるんじゃないか?」
真美「……そうみたいだけど、え?」
伊織「う、嘘でしょ?」フルフル
P「い、いや。嫌ならいいんだけどさ」
P(しかし、他に方法もないし……)


安価下3
1二人に行かせる
2二人には行かせない

164:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:45:55.256 6cL9WOhu0.net
1

165:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:46:03.196 3lln9KjG0.net
1

166:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:46:24.085 AWYhKCmD0.net


167:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:52:17.373 c74eH4P90.net
P(いや……俺は何を考えているんだ! 二人に行かせること出来るわけないじゃないか!)
P「すまない二人とも……別の案を考えよう」
P(こうして俺たちは他の策を練ることにした―だが)
伊織「……どれも、ダメね」
P「ああ……そうみたい、だな」
真美「……兄ちゃん」
P(俺たちは寝不足と空腹で頭がフラフラになっていた)
P(何も食わずに頭と体を使っていたんだ―無理もない)

168:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:52:52.299 c74eH4P90.net
P「……ああ」
P(俺はどこかで間違えてしまったんだろうか?)
P(もっととるべき選択肢はあったのではないのか?)
P(……だが、今から動いたとしても―もう体力も残っていない)
P「……みんな、すまない」
P(俺はそこで眠りに落ちた)
P(それから俺は二度と目を覚ますことはなかった)

「……ゲームオーバーだ」

P(誰かの声が聞こえた気がしたが……それも気のせいだと思った)


【BAD END】

169:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:53:59.741 6cL9WOhu0.net
160のチェックポイントからリスタート!

170:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:55:24.879 c74eH4P90.net
とりあえず、BAD ENDで終わってしまいました。
どこかでルート選択を誤ってしまったようですね。

……分岐前に戻ってからの続きは一旦寝てから書きます。
すいません。

171:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 02:57:59.149 XvoFpBvk0.net
待ってる

172:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 03:02:01.216 svNBpu8Y0.net
ここで中断かよ
怖いじゃねえか

173:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 03:28:34.500 wG6WppiR0.net
さては廃村作者か
次は参加したい期待

174:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 04:08:33.685 XEvTcQe30.net
書けよ

175:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 04:21:06.778 84BqEx+x0.net


176:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 04:53:31.492 LHhvf8b+d.net
ふむ

177:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 05:45:08.674 nIRHM7+o0.net


178:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 05:51:52.738 T6+HS4xw0.net


179:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 06:08:01.160 T6+HS4xw0.net
>>131の叫び声は何だったんだろうか
あんな叫び声を聞いた後だと>>160で真美と伊織を行かせるなんてできん

180:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 06:16:33.831 t725lyWs0.net
怖くても前に進めないとだめな感じかな

181:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 06:22:39.261 wG6WppiR0.net
考えるばっかだとまたゲームオーバーなりそうだし

182:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 06:26:53.279 bjidrNAiK.net
ちはやふるでやり直せ

183:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 06:31:27.311 kJNLE1ES0.net
支援

184:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 06:51:31.153 kJNLE1ES0.net
支援

185:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 06:52:21.939 BTdk6M3+a.net
千早編とP編に別れてる感じか
とりあえず千早編はクリアっぽい?

186:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 07:06:27.529 DnaUckzjM.net
しえんた

187:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 07:09:41.056 XqCXW4Tn0.net
保守

188:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 07:11:33.408 kJNLE1ES0.net
支援

189:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 07:23:54.796 DnaUckzjM.net
ほっしー

190:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 07:31:35.763 kJNLE1ES0.net
支援

191:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 07:46:55.528 DnaUckzjM.net
ケェェェェイ

192:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 07:51:38.167 kJNLE1ES0.net
支援

193:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 08:10:44.592 3lln9KjG0.net
次は安価方式じゃなくて普通に書いてほしい

194:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 08:11:43.321 kJNLE1ES0.net
支援

195:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 08:20:38.076 xwjOXCwB0.net


196:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 08:30:16.689 dnUwlqmb0.net
ほ?

197:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 08:31:45.550 kJNLE1ES0.net
支援

198:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 08:51:47.867 kJNLE1ES0.net
支援

199:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:11:50.100 kJNLE1ES0.net
支援

200:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:31:55.369 kJNLE1ES0.net
支援

201:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:40:02.706 c74eH4P90.net
まさかまだ残っているとは…。
支援してくれた方々、ありがとうございます。
用事があるので11過ぎには一度抜けますが、続きかいていきます。

202:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:40:57.290 Ga6g0z6O0.net
キター

203:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:41:05.326 c74eH4P90.net
【continue】

安価下5までで多数決。
戻ったら、一回目に選ばなかった方へ自動的に進みます。

1 >>146からやり直す
2 >>160からやり直す

204:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:41:09.033 xwjOXCwB0.net
はよ!

205:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:41:33.670 xwjOXCwB0.net
2

206:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:41:36.737 Ga6g0z6O0.net
1

207:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:51:49.669 wG6WppiR0.net
1

208:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:51:57.764 kJNLE1ES0.net
支援

209:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:53:55.428 O/EhnXuV0.net
2

210:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:56:53.757 3342kx8+p.net
1

211:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 09:58:27.033 F4xaA5JW0.net
SS速報行った方がいいんじゃないvipだと落ちて終わる気がする

212:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:00:18.111 c74eH4P90.net
[トイレの中]
P(……やっぱり、中になにがあるのか気になるな)
P(今のところ危険な点に関しても感じられない)
P(誰かが潜んでいたとしても……そのときは俺がこいつらを守ってやらないと)
P(それにしても、さっきの声の件もあるしさっさとここを出ないといけないのに……)

213:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:00:49.651 wG6WppiR0.net
どきどき

214:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:01:28.237 c74eH4P90.net
P「……個室の中を見てみよう」
伊織「……」ビクッ
真美「……兄ちゃん?」
P「心配するな。まずは俺が見るから、お前らは少し後ろで待っててくれ」
P(……さて、この選択が吉と出るか凶と出るか)
P(どっちから見るかな)

安価下3
1右の方を調べる
2左の方を調べる

215:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:02:11.334 e+XKgBN9M.net
2

216:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:02:43.750 yc6feoKD0.net
2で

217:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:04:58.396 dXOnEHSF0.net
2

218:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:09:08.188 c74eH4P90.net
P「……まずは左から調べるか」キィ
P(俺は左側の個室を開いた)
P(そこには、白い様式便座が置かれていた)
P「……汚いな」
P(だが、その便座は薄汚れており使うことは出来そうにもない)

219:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:11:37.199 c74eH4P90.net
真美「……に、兄ちゃん? あれ……」
P「……ん?」
P(何もないと思っていた矢先、俺は真美が後ろから覗き込み、そして何かを指さしていたことに気付いた)
P「……何かあったのか?」
真美「……ほら、便座の足元」
P(真美に言われ俺は少し頭を屈ませる)
P「……確かになんかあるな」
P(俺の身長では陰に隠れて見えなかったが、真美の身長まで屈ませることで俺は一つの物を見つけた)

220:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:12:00.051 kJNLE1ES0.net
支援

221:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:13:47.226 c74eH4P90.net
P「……これは」
伊織「……なに?」ブルブル
P(俺が手に取ったもの―それは、薄汚れた注射器だった)
P「なんでこれがこんなところに?」
P(……注射器を使うのは普通、トイレではない)
P(これは誰かが使ったもの、ということになるのだろうか?)
P(……だとしてもいったい誰が?)

222:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:17:41.761 c74eH4P90.net
P(俺が頭を巡らせていた―そのときだった)

「ウガアアアアアアアアアアアアアア――ッ!」ドンドン

P「……つっ!」ビクッ
伊織「ひっ!」ギュッ
真美「……ま、また」ワナワナ
P(俺たちはまた何者かの声を聴いた)
P(さっきよりも大きかったような気がしたが……気のせいか?)

223:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:17:56.119 c74eH4P90.net
伊織「ね、ねえ……まだここにいるの?」
P「……そうだな」チラッ
P(トイレの個室を調べるのも重要だが、声も気になるし……)
P(どうするか……)

安価下3
1個室調べを続ける
2声の方へ向かう

224:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:18:19.189 O/EhnXuV0.net
2

225:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:18:34.851 wG6WppiR0.net
1

226:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:19:00.544 dXOnEHSF0.net
2

227:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:23:12.034 xwjOXCwB0.net
怖いよぉ

228:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:23:42.246 c74eH4P90.net
P(そして、俺たちはトイレを後にし、廊下へ戻ることにした)
P「……」チラッ
P(俺は顔だけを覗かせて、廊下を確認した)
P(ところどころ陰にはなっているが……恐らく、誰もいなさそうだ)

229:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:24:52.152 c74eH4P90.net
P「……大丈夫そうだ」
真美「……ほんと?」
P「ああ」コクリ
P(幸いにも廊下は誰もいなかった)
P(しかし、声は大きくなったり小さくなったりするということは……声の主は移動をしているということになるのか?)
P(だとすれば、ここではなく―やはり一階か)
P(一階には安全、危険は度外視にしても、とりあえず誰かがいるということは確実だろう)
P(しかし……一体誰が?)

230:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:27:52.440 c74eH4P90.net
真美「兄ちゃん? ど、どうするの?」
伊織「……」チラッ
P「……そうだな」
P(状況証拠として、今さっき俺たちは注射器を手に入れたわけだが……)
P(これについてよく思案する必要があるのだろうか?)
P(声の主の危険もある。もしかすると2階まで上がってくるかもしれない)
P(それに体力的な問題もある)
P(最悪、俺は何も食べずともなんとかなるが……むやみやたらに歩き回っても、こいつらの体力を浪費させるだけだ)

231:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:28:21.522 c74eH4P90.net
P「……さて」

安価下3
1注射器について考える
2この場所について考える
3これからどうするかを考える

232:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:29:05.857 grEEpFWY0.net
3

233:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:31:37.812 xwjOXCwB0.net
1

234:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:32:02.357 kJNLE1ES0.net
支援

235:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:32:53.003 grEEpFWY0.net
2

236:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:33:01.427 q7Ty6NI1d.net
1

237:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:33:03.106 yc6feoKD0.net
1

238:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:41:49.146 c74eH4P90.net
安価は>>232
P(そうだな、まずはこの場所について考えてみるか)
P(見たところ、病院には違いないが……何かわかることはないだろうか?)
P「二人とも……ここについて何か気づいたことはないか?」
真美「気づいたこと?」
伊織「……そうね」
P(どうやら伊織が何か言いたそうにしているな)

239:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:42:16.088 c74eH4P90.net
P「どうした、伊織? 何か気になったことあったか?」
伊織「……ほんの些細なことかもしれないけど」
P「ああ、なんでもいいぞ」
伊織「……ここって本当に病院かしら?」
P「……どういうことだ?」
伊織「私も何度か病院に行ったことあるけど……今のところ二人部屋しかないのっておかしくないかしら?」
真美「二人部屋しかない……。うーん、言われてみれば……。でも、真美のお父さんの病院も―ん?」
P「真美、どうした?」
P(そう言えば、真美のお父さんは医者だったな。何か手がかりがつかめるかもしれない)

240:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:46:19.157 c74eH4P90.net
真美「んー。なんだっけ? たしか、こういう造りの病院のこと聞いたことあるような……」
P「造り? どういうことだ?」
真美「いおりん言ってたじゃん。二人部屋しかないって」
P(二人部屋しかないということに真美は何かしらのとっかかりを覚えたようだ)
P「確かに普通の病院って、五人部屋とかの相室が多いな」
P(こういうものだと考えていたが……言われてみれば確かに不思議なことだ)
真美「そうそう、それそれ! だから、いおりんの言ってたことで……なんか引っかかり覚えたんだけど……」
P(真美は腕を組んで頭を捻らせていた)

241:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:47:38.857 xwjOXCwB0.net
隔離病棟かな?

242:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:49:34.677 c74eH4P90.net
P(しかし……二人部屋、か。それに注射器……。異様な空気が漂っていることは間違いないな)
P(二人……。一人ではなく……二人? なぜだ?)
P「……なんで一人部屋はないんだろうな」
伊織「……そうね」
P(普通の病院には個室は必ずあるだろう。しかし、今のところ三人とも


243:二人部屋しかないと言っている) P(もしかすると……個室もあるのだろうか?) 真美「個室? ……個室、個室……――――あっ!」 P(そのとき、真美は何かを思い出したように目を見開いた)



244:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:52:07.672 kJNLE1ES0.net
支援

245:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:52:47.482 c74eH4P90.net
P「何か、思い出したのか?」
真美「うーん、でもこれって今いる情報かどうかわかんないなあ」
P「とりあえず、話してみな」
伊織「……」チラッ
真美「うん。前に亜美とお父さんと病院のことに聞いていたときのことなんだけどね」
P「ああ」
真美「たしか……二人部屋とか、個室が多い病院が増えてるんだって―えーと、あれは……精神病院だったかな?」
P「……精神病院」
P(真美の発言に俺は顔を曇らせた)
P(……真美の発言をそのまま鵜呑みにするわけではないが、精神病院か)

246:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 10:59:15.431 c74eH4P90.net
P(……真美の発言をそのまま鵜呑みにするわけではないが、精神病院か)
P(精神病院っていうと、頭に何かの障害を抱えているっていうのが俺の見解だが……)
P「精神病院って何をするところかわかるか?」
真美「うーん、真美もあんまり詳しくないけど……」
P(真美は再び頭を巡らせ始めた)
真美「たしか……精神病院って開放病棟と閉鎖病棟の二つがあったと思う」
P「開放と閉鎖?」
P(……なるほど、そういう種類があるのか)

247:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:01:32.705 c74eH4P90.net
真美「うん。それで、開放病棟はわりと普通の人が通うんだけど……閉鎖病棟は」
P(真美は顔を陰らせた)
真美「……人権を無視されたりもあるって、聞いたことある」
P「そうか……」
P(そうなると……ここは恐らく、閉鎖病棟ということになるのだろうか)
P(しかし、それだとしても……閉鎖という度合いが強すぎるだろう)
P(真美の話では、閉鎖病棟は施錠がされ、隔離された状態になるとは言っているが)
P(……そもそも、ここは精神病院なのか?)
P(ええい、分からないことが多すぎる!)

248:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:05:59.722 c74eH4P90.net
すいません、時間なんで一旦用事を済ませてきます。
続きが気になる人が居れば、少しの間待っていただければ…。
恐らく、帰ってくるのは14時過ぎごろになるかと思います。

249:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:12:12.953 kJNLE1ES0.net
支援

250:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:13:35.142 DnaUckzjM.net
待ってるぜ
支援

251:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:25:51.887 xwjOXCwB0.net


252:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:32:16.419 kJNLE1ES0.net
支援

253:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:34:07.093 Xr2gwbNm0.net
支援

254:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:47:09.917 grEEpFWY0.net


255:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:52:19.326 kJNLE1ES0.net
支援

256:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 11:54:38.689 5HCxn42D0.net
紫煙

257:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 12:04:28.720 DnaUckzjM.net
ほしゅしゅのしゅー

258:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 12:12:21.998 kJNLE1ES0.net
支援

259:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 12:27:12.851 DnaUckzjM.net
せえん

260:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 12:32:24.656 kJNLE1ES0.net
支援

261:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 12:37:21.695 dsLdPHHBM.net
支援

262:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 12:47:55.626 Xr2gwbNm0.net
支援

263:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 12:52:28.561 kJNLE1ES0.net
支援

264:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 13:18:03.339 hVGiJfIi0.net


265:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 13:22:34.238 kJNLE1ES0.net
支援

266:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 13:32:55.378 Bj2MH1Xy0.net
おもしろい!

267:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 13:47:03.038 DnaUckzjM.net
濾紙

268:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 13:52:39.641 kJNLE1ES0.net
支援

269:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 13:53:02.921 yc6feoKD0.net
面白いねー

270:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:06:49.133 c74eH4P90.net
お待たせいたしました。
保守、支援してくれた方々本当にありがとうございます。
続きを書いていきたいと思います。

271:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:11:19.047 c74eH4P90.net
P(しかし、イライラしても仕方ない……。今、一番年上なのは俺なんだから、ちゃんと話を纏めないと)

P(……もう少し、考えてみる必要がありそうだな)


安価下3
1自分自身で考えてみる
2真美に話を聞く
3伊織に話を聞く

272:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:20:24.297 gl+AOM7a0.net


273:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:20:53.355 xwjOXCwB0.net
2

274:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:22:42.603 kJNLE1ES0.net
支援

275:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:25:08.052 Fp+iPKtza.net
3

276:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:27:03.349 j/DfEMKX0.net
ちなみにだがSS速報と違ってvipにsaga機能は無いぞ
saga無くても規制とかは無い

277:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:29:31.774 c74eH4P90.net
>>272
sagaをつけなくてもいいんですね…。
SS速報の感覚で付けていました。
ご指摘ありがとうございます

278:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:34:47.397 c74eH4P90.net
安価は>>271

P「……伊織、少し話を聞かせてくれないか」
伊織「……なに?」チラッ
P「伊織は今の状況と、今まで俺たちが見てきたもの……どういう風に思ってる?」
伊織「……そうね」
P(伊織は考えるしぐさをすると、ぽつりを話し始めた)

279:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:35:16.125 c74eH4P90.net
伊織「……仮に、だけど」
P「ああ」
伊織「私たちが置いてきた……やよいや亜美、律子はあの状態のままで……特に何もないのかしら?」
P「どういうことだ?」
伊織「……だって、私が出てきたとき鍵が閉まっちゃって開けられなかったから……」
P「……そうだな」
P(確かに伊織の言う通りだ。中の皆の安否は考える必要がある)
P(仮に、伊織の言う通り……中でも何かが起きているとすれば)
P(……おいおい、先にそれを確認しとかなければダメだったのでは?)

280:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:37:55.066 c74eH4P90.net
P「伊織の言う通りだな。中の皆が無事が確認してみよう」
P「……ところで」
伊織「?」
P「お前たちは、どの部屋から来たんだ?」
真美「真美は208号室だよ」
伊織「……私は、206号室」
P「そうか……だったら」
P(今は俺と律子のいた203号室が一番近いわけだな)

281:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:40:51.611 c74eH4P90.net
P「……とりあえず呼んでみるか」
P(俺たちは、ひとまず一番近い203号室へ向かい、律子を呼ぶことにした)
P「律子! まだここにいるのか!」
真美「りっちゃーん!」
伊織「律子! いたら返事して!」
P(だが俺たちの叫びは空しく廊下に反響しただけだった)

282:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:41:33.679 c74eH4P90.net
P「……くそっ」
P(俺は壁を叩いた。……律子は返事をしてくれなかった。中はどうなっているんだ?)
伊織「ねえ……」
P「どうした?」
伊織「……この扉、もしかしたら防音になってるかも」
P「……そう言われると」
P(俺はまじまじと扉を見つめる。……さっき真美が言っていたように、ここが精神病院だとすれば―そして、それが閉鎖病棟だとすれば……俺たちのいた部屋は患者が入ることになる)
P(その患者たちが叫び散らかすと言う可能性はないか?)
P(だとすれば……、この防音設備にも納得はいくが……)

283:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:45:50.092 c74eH4P90.net
P「……なら、他の部屋も一緒か」
P(そう、他の部屋について……やよいや亜美のいる部屋もきっと呼んでも返事をしてくれることはないだろう)
P(……ん? 他の部屋?)
P「そう言えば、俺たちのいた部屋以外はどうなっているんだ?」
真美「どういうこと?」
伊織「……そうね」
P「ああ、つまり……ここの廊下にある部屋の数おかしいと思わないか? あまりにも数が多すぎる」
P(おれは立ち並ぶ部屋を見た)
P(そうだ、この部屋の数は……もしかすると間の部屋は開いているかもしれない)

284:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:49:54.291 c74eH4P90.net
真美「言われてみれば……たしかに」
P(俺たちがいた部屋は203号室、206号室、そして208号室だ)
P(……それ以外の部屋が開いていれば、そこに何か手がかりがあるかもしれない)
P「……少し、調べてみるか」
P(俺たちは三人で開いている部屋を調べた)
P(しかし、どれも鍵がかかっており入ることは出来なかった―そう、一室を除いて)

285:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:52:48.097 kJNLE1ES0.net
支援

286:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:52:54.945 c74eH4P90.net
P「……この部屋だけ、鍵はかかってなかった」
真美「に、兄ちゃん……開けるの?」フルフル
伊織「ちょ、ちょっと……アンタ」ギュッ
P(二人は俺にしがみついてきていた。かなり怯えているようだ)
P(だが、この205号室は……なぜ開いていたんだ?)
P(何か理由があるのだろうか。それに、この一室だけというのも少し怪しい気もする)
P(……もしかすると、これは入らない方がいいのか?)
P(だが、他に手がかりもない……どうすれば……)

287:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:54:12.933 c74eH4P90.net
P「……さて」

安価下3
1入る
2入らない

288:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:56:09.854 84BqEx+x0.net
1

289:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 14:57:10.418 xwjOXCwB0.net
1

290:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:00:35.008 t0XH6wp30.net
1

291:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:03:43.672 c74eH4P90.net
P「……入るか」
伊織「……ほんとに?」
真美「……に、兄ちゃん?」
P(だが……やはりこいつらに何か危険が及ぶのはごめんだ)
P「俺一人で行ってくるよ」
真美「……うう」
伊織「……」ギュッ
P「なに、心配するな。何か手がかりを見つけてくるよ」
P(俺は二人を置いて、205号室に足を踏み入れることにした)

292:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:05:47.345 Bj2MH1Xy0.net
入るしかない

293:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:11:05.795 O+gd0xVq0.net
ほしゅ

294:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:13:31.961 Bj2MH1Xy0.net
VIPってすぐスレ落ちるんだね

295:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:13:57.017 c74eH4P90.net
P「……よし」ゴクリ
P(俺は扉のドアノブをゆっくりと回した)
P「……」カチャ
P(扉をゆっくりと音を立てて開くと、俺はおずおずと中に踏み込んだ)
P(中は……そう、中にはベッドもなく、そこにはがらんとした部屋が広がっていた)
P「……なんだここは?」
P(俺が部屋の中心に足を踏み入れた)
P(―そのときだった)

「おいおまえら こんなところで なにをしているんだ」

P(何者かの声が俺の鼓膜を揺らした)

296:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:15:27.106 FnqOqUJa0.net
追いついた

297:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:16:43.691 c74eH4P90.net
P「……なっ」
P(そこには一つのラジカセが置いてあった。キュルキュルと音を立てながら、録音した言葉を呟いていたのだ)

「ええい ぬけだしたやつらは こうしてくれる」

P(録音したテープから、そんな言葉が飛び出してきたとき……一瞬のことだった)

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

「みなごろしだ」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ

P「……かはっ」ドサッ

P(突如として轟音が響いたと思った。……だが、そのときには俺の腹には大きな風穴があけられていた)

298:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:17:21.008 c74eH4P90.net
真美「……兄ちゃん、今の音って」ガチャリ
P「ば、バカ……。こっちに……」
P(俺は意識が朦朧とする中で、真美たちの顔を見た)
P(……なぜ、俺は撃たれたんだ)
P(何が起きた……?)
P(すでに考える余力は残されていなかった俺は、暗闇の中に意識を放り出した)
P(何かが間違っていたのか? 俺は……どこかで選択を誤ったのか?)
P(分からない……。だが、きっと真相はまだ奥深くに眠っているようだ)
P(そして俺は遠のく意識の中で、二人のことを考えた)
P(すまない……俺が不甲斐ないばっかりに……)
P(だが、俺の声はもう誰にも届かなかった)


【BAD END】

299:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:18:39.693 xwjOXCwB0.net
なんやこれぇ…

300:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:19:29.779 c74eH4P90.net
BAD ENDが二回目となりました。
Continueするにあたって、二つの選択肢があります。

安価下5の多数決
1正規ルートに入り、P編の内容を知る
2このまま自分たちでゲームを続ける

301:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:19:31.205 t0XH6wp30.net
すまんな…

302:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:20:12.835 DnaUckzjM.net
コンティニュー

303:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:20:33.299 DnaUckzjM.net
1

304:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:20:45.610 svNBpu8Y0.net
あそこは誰でも入ってた
しゃーない
2

305:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:22:29.838 j/DfEMKX0.net

開けてから引き返すという微妙な選択肢は

306:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:22:53.898 kJNLE1ES0.net
支援

307:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:23:50.591 gl+AOM7a0.net
ストーリーを確実に知りたい気持ちもあるが
2

308:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:24:24.729 c74eH4P90.net
「自分たちでゲームを続ける」、になりました。
なお、もしも次にBAD ENDとなれば強制的に正規ルートに直行することになります。

309:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:29:51.960 c74eH4P90.net
【continue】

安価下5までで多数決。
戻ったら、一回目に選ばなかった方へ自動的に進みます。
1>>220
2>>228(残る二つは再安価)
3>>267(残る二つは再安価)
4>>283

310:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:30:38.719 xwjOXCwB0.net
1

311:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:32:47.254 svNBpu8Y0.net
1

312:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:34:14.644 lUqofBFs0.net


313:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:34:17.465 Bj2MH1Xy0.net
1

314:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:34:58.820 FnqOqUJa0.net
2-1

315:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:43:16.661 c74eH4P90.net
[トイレの中]
P「……声も気になるが」
P(今、ここであるものを全て検証してみないと……。何かが分かるかもしれないし)
P「……それじゃあ、右の個室開くぞ」
真美「……う、うん」コクッ
伊織「……」ギュッ
P(……俺は、扉に手をかけた)
P「……よし」キィ
P(扉はゆっくりと開いた)
P(そこで、俺は思わず目を細めた)

316:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:43:17.065 O+gd0xVq0.net
慌てない慌てない・・・

317:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:43:55.861 c74eH4P90.net
P「……なんだこれは」
P(そこには左の個室と同様に便座があった)
P(しかし、それだけではなかった)
P「……どういう意味だ?」
P(俺は顎に手を持ってくる)

318:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:44:44.174 c74eH4P90.net
真美「ど、どう?」
伊織「……」
P(二人が徐に俺の後ろから顔を覗かせた)
P(しかし、すぐに二人の顔は強張った)
真美「……なにこれ」
伊織「……」ギュッ
P「……」
P(そこには、壁に赤く何かの言葉が書かれていたのだ)
P(そう、それは……まるで……誰かの怨念のような……)

「わたしはだれ?」


P(俺は思わず身震いした)

319:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:51:19.580 c74eH4P90.net
P(俺たちは、すぐにトイレを出ることにした)
P(幸いにも、声は廊下ではなく一階からのものだった)
P(俺たちは、薄暗い廊下でさっきのことを話し合うことにした)
P「……さっきのは」
P(なんだったんだ、と言う前に伊織が俺の服を掴んだ)
伊織「……ね、ねえ。もう怖いの、い、いや……」フルフル
P「……」
P(俺は黙って伊織の頭を撫でた)
P(こんなにも怯えている伊織を見るのは初めてかもしれない)
P(しかし……)
P「……」チラッ
真美「……」
P(さっきから真美の様子がおかしい)
P(何かを考えているのか、ずっと眉を寄せている)

320:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:52:05.026 c74eH4P90.net
P(……それに、これも)
P「……」
P(俺は注射器を眺めた)
P(これは……なんであんな場所にあったんだ?)
P(……分からないことが多いな)
P(もう少し考えてみるか)

安価下3
1注射器について考える
2真美に話を聞く
3文字について考えてみる

321:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:52:46.660 lUqofBFs0.net


322:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:52:57.753 kJNLE1ES0.net
支援

323:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:53:47.780 Ysfyv47R0.net
2

324:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:55:14.032 CntNPuGg0.net
名作の予感
楽しみすぎる

325:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:56:42.679 c74eH4P90.net
P「なあ、真美。どうかしたのか?」
真美「え? どうかって?」
P「さっきから、ずっと黙り込んでたから」
P(俺がそう指摘すると、真美は少しだけ顔を強張らせた)
P(やはり、何かあったのか?)
真美「うーん、でもなんでもないよ」
P(真美はそう言葉にした)
P(どういうことだ? 俺に何かを隠している?)
P(言いたくないことなのか? それとも、言わないようにしているのか?)

326:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:57:02.379 c74eH4P90.net
P(どうしたものか)

安価下3
1問い詰める
2問い詰めない

327:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:57:16.952 j/DfEMKX0.net
2

328:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:57:31.536 dXOnEHSF0.net
2

329:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 15:57:35.010 84BqEx+x0.net
1

330:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:04:52.576 c74eH4P90.net
P「何か黙ってるんなら、俺たちに言ってくれよ」
P(俺は少し強めの口調で真美にそう言った)
P(真美は、そんな俺が怖かったのか、少しだけ体をびくつかせたあと……ちらっとこっちを見た)
真美「……うん、わかった」
P(真美は頷くと、こっちに向き直った)
真美「……前に真美が言ったこと覚えてる?」
P「真美が言ったこと?」
P(たくさんありすぎて覚えきれていないが……)

331:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:05:54.842 c74eH4P90.net
真美「……ほら、真美がさ、こういうシチュエーション……ゲームで見たことあるって話」
P「……そう言えばそんなこと言ってたな」
P(俺は真美との会話を思い出していた)
P(そう言えば、あのとき真美は―)

真美『……うーん、そう言えばなんかこういうの知ってる気がするんだよね』
真美『なんだっけなあ。確か……あ! そうそう、なんかゲームで見た記憶あるんだよね!』
真美『いやいや、違うんだって! そーじゃなくてー、なんだろなあ……。そう! 一番最初の二人一組が鎖で繋がれてるーみたいなゲームを……確かやった気がするんだよねえ』


P(そうだ、あのとき真美はこんなことを言っていた)
P(あのあとすぐに誰かの声が聞こえてきて、俺たちはその話をしなくなったんだっけ……)
P(だけど、そんな話をなぜ今するんだ?)

332:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:09:14.651 c74eH4P90.net
真美「……真美、さっきの文字見て思い出したんだ」
P「思い出した? 何をだ?」
P(さっきから、真美は何を言おうとしているんだ?)
真美「……兄ちゃん、いおりん。これ……今、真美たちがいるここは多分……」
P(真美は煮え切らない態度をみせていたが、最後に小さく呟いた)

真美「ゲームを再現してるかもしれないんだよ……」

P「……ゲームだって?」

P(俺は思わず真美に聞き返した)

333:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:19:49.732 lUqofBFs0.net
期待

334:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:22:42.531 c74eH4P90.net
真美「うん……たぶん、だけど」
P(俺は真美が何を言おうとしているのか分からなかったが、ひとまず真美の話を詳しく聞くことにした)
真美「真美ね、結構昔にゲームボーイっていう古いゲーム機でよく遊んでたことがあって」
P「ゲームボーイか……懐かしいな」
P(俺も昔よくやっていたものだ)
真美「でね、その中のゲームで……あれはたしか……うーんと」
P(真美は必死になって何かを思い出そうとしていた)
真美「そう! HOSPITALってゲームがあったんだよ!」
P「……聞いたこともないな」
伊織「……」
P(伊織に至ってはゲームボーイすらも知らなさそうだ)

335:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:23:01.275 kJNLE1ES0.net
支援

336:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:26:14.028 Bj2MH1Xy0.net
わっふるわっふる

337:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:27:37.539 c74eH4P90.net
真美「そのゲームがさあ、まあ一応コアなファンにはめちゃくちゃ面白いって聞いて買ってみたんだけど……」
P(真美は目をそらす)
真美「真美にはその面白さが全然わからなくて……亜美もなんかつまんないって言ってたし……なんか内容も暗いし……」
P「そうだったのか」
真美「うん。内容もあんまし覚えてないんだけどね」
P「覚えている限りで教えてくれないか?」
P(俺は真美からそのゲームのことを聞き出すことにした)

338:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:29:08.481 c74eH4P90.net
P(さて、何から聞き出したものか)

安価下3
1製造会社について
2ゲームの内容について
3登場人物について
4亜美は何か言っていたのか

339:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:30:12.141 svNBpu8Y0.net
3

340:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:30:19.657 Ysfyv47R0.net
2

341:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:30:43.983 lUqofBFs0.net


342:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:33:35.698 c74eH4P90.net
P「そのHOSPITALってゲームの内容について教えてくれないか?」
真美「内容? たしか、ホラーゲームだったと思うけど……」
伊織「ホラーゲーム?」
真美「うん。なんか、登場人物が病院の中をうろうろして脱出するみたいな感じ」
P「……たしかに、何だか俺たちの今の状況に似ているところはあるな」
P(HOSPITALというゲームはホラーゲームだったのか)

安価下3
1もっと詳しく聞く
2他のことについて聞く

343:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:36:42.595 DnaUckzjM.net
1

344:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:36:55.364 Ysfyv47R0.net
1

345:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:39:16.452 KulZeyWa0.net
1

346:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:45:15.303 c74eH4P90.net
P「そのHOSPITALっていうゲームはどういう風に進めていくんだ?」
真美「うーん、確か探索していくんだったと思うよ」
P「探索?」
真美「そうそう。要所要所に、こう脱出するための糸口があってね。それをヒントに三人は抜け出すんだ」
P「なるほど」
P(つまりよくある脱出系のホラーゲームということか。俺たちも現状手さぐりで手がかりを探している)
P(ん?)

347:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:46:29.034 c74eH4P90.net
P「三人……だって?」
真美「……あっ、そうだ。そのゲーム、自分が使うのは一人だけなんだけど、パーティが三人いるんだよ」
P「三人……か」
P(ここまで真美の言う通り、ゲームと俺たちの状況には似ているところが多かった)
P(だが、それを決定づけてもいいものか)
P「他に、ゲームと俺たちの状況が似ているところはあるか?」
真美「それが、さっきの文字……なんだけど」
P「文字?」
P(さっきトイレで見た文字のことを言っているのか? 『わたしはだれ?』という言葉、それを見て真美はこのゲームとの結びつきを覚えたのだろうか)

348:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:49:51.832 c74eH4P90.net
真美「そうそう。最初の方はね、登場人物は二人なんだよ」
P「二人、なのか?」
真美「うん。男の子と女の子が二人だけ。だけど、トイレに行くとイベントが発生して、そこで……確か『メアリー』とかいう女の子に会う……とかだったと思う」
P「メアリー……」
P(一気に情報が出てきて混乱してしまった。一度整理してみよう)
P(真美が言うには、このゲームは初めは二人の登場人物だけだ)
P(それは男の子と女の子。名前は真美は覚えていなかったが……)
P(そして、二人はメアリーという女の子に出合う)
P(それは、トイレの中で―か)

349:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:56:07.305 c74eH4P90.net
P「そのメアリーと会ってどうするんだ?」
真美「メアリーはトイレでさっきの文字が書いてた個室で、一人で蹲っててね。それを見て二人は声をかけるんだよ」
P「それで?」
真美「それでメアリーが仲間になって、一緒に病院を抜け出そうってなった……と思う」
P「仲間に……」
P(それから三人で行動することになるってことか……)
真美「他に何かある?」

350:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:56:35.069 c74eH4P90.net
P「そうだな」
安価下3
1製造会社について
2登場人物について
3亜美は何か言っていたのか

351:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:56:55.282 xwjOXCwB0.net
3

352:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:57:11.914 lUqofBFs0.net


353:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:57:16.565 84BqEx+x0.net
2

354:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 16:57:41.107 kJNLE1ES0.net
3

355:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:00:40.637 uQB6WSKX0.net
面白い支援

356:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:03:26.392 c74eH4P90.net
P「登場人物について、もう少し詳しく聞かせてくれないか?」
真美「いいよ」
P「さっき言ってたメアリーっていうのは女の子なのか?」
真美「そうだったと思う。スカートはいてたから」
P(ふむ……メアリーは女の子なのか。というか女の子が多いのは何か関係あるのか?)
P(そう言えば、メアリーはトイレの個室にいたと言っていたな)
P「……さっきの文字はメアリーが書いたと言うことなのか?」
真美「たぶん……いや、ごめん。ちょっと分かんない……」
P「そうか……」
P(俺の予測が正しければ、メアリーはトイレに閉じこもり、そして自分でその文字を書いたということになる)
P(なんでそんなことをしたんだ?)

357:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:07:35.048 c74eH4P90.net
P「他に、何か登場人物について分かることはないか?」
真美「うーん……そうだね」
P(真美は頭を抱えて懸命に思い出していた。心配そうに伊織が見つめていた)
真美「あ、そうだ!」
P「何か思い出したか?」
真美「たしか、ゲームの終盤でね、メアリーの秘密が分かっちゃうんだよ」
P「……秘密?」
真美「そうそう。メアリーってね、この病院のこと何でも知ってて、それで二人はメアリーに助けてもらいながら、最後にはこの病院を脱出するんだけど……」
P「ああ」
真美「最後に振り返ったら、そこにはメアリーはいなかったんだ」
P「いなかった?」
真美「うん、そこでゲームはおしまい」
P(メアリーは逃げ遅れたのか? いや、そうではない……。メアリーは……元から存在していなかった?)

358:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:09:41.260 wG6WppiR0.net
メアリーは二人の幻覚で、二人は患者だったのかな

359:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:12:55.149 xwjOXCwB0.net
メアリーはまだ精神患ってるから脱出出来ないね

360:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:13:06.238 c74eH4P90.net
P「他に覚えていることはあるか?」
真美「……うーん、真美、そのゲーム適当にやってたから詳しく覚えてるのは序盤と最後くらいなんだよねえ……」
P「そうか、分かった」
P(情報を整理しよう)
P(HOSPITALに出てくるメアリーは女の子で、かつ病院のことはよく知っていた)
P(そして、メアリーは最後にはそこにいなかった)
P(メアリーは幽霊……とかいう類のものだったのか?)
P(ゲームだから、メアリーの消失も演出の一環と考えれば……一応納得はいくが)
P(それにしても、このゲームではメアリーという女の子がキーになっているのは間違いなさそうだ)

361:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:14:41.079 wG6WppiR0.net
壁のは誰がメアリー役になるのってことか
男の子役はPで決まるとして残りは

362:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:14:49.305 c74eH4P90.net
真美「他にある?」
P「そうだな……」

安価下3
1製造会社について
2亜美は何か言っていたのか

363:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:15:22.674 wG6WppiR0.net
2

364:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:16:34.121 Bj2MH1Xy0.net
2かなあ

365:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:16:41.101 kJNLE1ES0.net
2

366:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:18:50.620 j/DfEMKX0.net
なんかこういう一番選ばれなさそうな選択肢が重要そうに見える不思議

367:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:20:37.640 c74eH4P90.net
P「亜美もそのゲームをやってたんだよな?」
真美「うん、やってたよ」
P「亜美はそのゲームについて何か言ってたのか?」
真美「亜美が? うーん……どうだったかな」
P「何でもいいから、教えてくれ」
真美「……あ、そうそう。真美と亜美とじゃ話が合わないんだよ」
P「ん? どういう意味だ?」
P(そのゲームのことで喧嘩でもしたのか?)

368:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:22:31.781 lUqofBFs0.net
選ばれなさそうでいくと1だと思った

369:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:23:26.478 D3Daa1yP0.net
夜には終わらせてくれよ!怖いからな!

370:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:26:01.075 Bj2MH1Xy0.net
どうなるかドキドキやでー

371:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:26:37.769 c74eH4P90.net
真美「だって、亜美のやってたのはもう一つのHOSPITALだったから」
P「もう一つ……?」
P(亜美は


372:違うゲームをやっていたのか? てっきり同じゲームをやっていたとばかり思っていたが……) 真美「うん、確か……亜美はね『HOSPITAL:ALICE』って方をやってたよ」 P「……それは真美の物とは違うのか?」 真美「うん、真美はね『HOSPITAL: MARY』って題名だったんだ」 P「……タイトルが微妙に違うのか」 真美「うん。もともと、このゲーム二人専用だったから」 P「二人専用? どういうことだ?」 真美「……なんでだっけ?」 P(真美は首を傾げた。一番重要なところを忘れていたみたいだ……)



373:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:28:25.479 eLqfamL/d.net
面白いやっと追いついた

374:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:29:42.701 c74eH4P90.net
P(しかし、これは有力な情報を手に入れた)
P(このゲームは、二人専用……そして、真美は亜美とは別のソフトをやっていた)
P(この二つのゲームは関連性があるのは間違いないだろう)
P(続編……というわけではなさそうだ。それなら二人専用という言葉は出てこない)
P(つまり……これは、二人いて初めて物語が成り立つ……そういうゲームなのだろうか?)

375:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:29:46.294 Bj2MH1Xy0.net
製造会社が重要だったのかな

376:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:33:06.171 tqAZeteWp.net
ここまでの情報を箇条書きにまとめるんだ
俺じゃなくてお前らがな!

377:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:33:40.884 c74eH4P90.net
真美「製造会社? ……うーん、真美そういうのってあんまり覚えないんだよねえ」
P「……まあ、普通は覚えてないよな」
P(俺もゲームを作った会社のことなんて覚えないし……)
真美「……ん?」
P「どうした?」
P(真美はまた難しそうな顔を作り、腕を組んだ)

378:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:34:29.364 c74eH4P90.net
※失礼しました。一文抜けました

P「分かった、それじゃあ最後に製造会社のこと……何か覚えてることあるか?」
真美「製造会社? ……うーん、真美そういうのってあんまり覚えないんだよねえ」
P「……まあ、普通は覚えてないよな」
P(俺もゲームを作った会社のことなんて覚えないし……)
真美「……ん?」
P「どうした?」
P(真美はまた難しそうな顔を作り、腕を組んだ)

379:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:34:40.136 j/DfEMKX0.net
選んでないけどいいのかそのレス流して

380:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:35:37.640 D3Daa1yP0.net
>>374
全部出すつもりだったんだろ

381:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:36:51.639 c74eH4P90.net
真美「亜美が……何か言ってたような……」
P「亜美が?」
真美「うん、なんかこのゲーム会社の名前見て、なんか言ってたんだよね」
P(真美は必死に思い出そうと頭を巡らせていた)
P(そして……)
真美「あ、そうそう! なんか、こんな感じのこと言ってたよ」
P「何て言ってたんだ」
真美「確か……『てーんって何?』って」
P「てーん?」

382:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:39:03.349 Bj2MH1Xy0.net
選択肢があるからほんとのゲームで遊んでるみたいで面白いな

383:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:39:37.967 +oFqULZsd.net
TEEN

384:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:39:47.620 cefHWDGm0.net
響の廃校探索するSS思い出すな…

385:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:42:06.963 D3Daa1yP0.net
P 律子を部屋に置いて出てくる
最初に廊下で伊織と会う (やよい放置)
しばらく後に真美合流(亜美放置)
朝家を出て仕事に向かう以降に連れてこられた?
右奥(203号方面)へ進むと階段があるが、シャッターで昇降不能
真美「ゲームで見たかも?」発言のあと謎の奇声が一階から聞こえてくる
>>133まで

386:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:42:14.745 c74eH4P90.net
P(亜美はなんでそんなことを言ったのだろうか……)
P(それが製造会社と何か関係があるのか?)
P(―そのとき、俺は前に亜美が俺に向けて言っていたことを思い出した)
亜美『ねえ、兄ちゃん。これって、『よう!』って書いてるの?』
P『ん? どれどれ……ああ、違う違う。これは……』
P「……TEEN?」
P(てーん、はそれをそのままローマ字で読んでしまったのだろう……)
P(そうか、製造会社はTEENか……)

387:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:45:54.493 c74eH4P90.net
P(そういえば、何かそんな会社を聞いたことがあるような……)
P(俺は必死になって思い出そうとしたが、結局無駄に終わってしまった)
P(もしかすると、記憶も誰かの手によって消されてしまったのかもしれない)
P「……とにかく」
P(これでかなりの情報を手に入れることが出来た)
P(一応、整理してみる必要はありそうだが……)
P(真美の言ったことにしろ、それがローカルなホラーゲームを模倣してこの状況が作られているということは恐らく信じてもいいだろう)
P(だが……そんな都合よく話が進んでいいのか?)
P(仮に、真美がそのゲームを知らなかったとすればどうなる?)
P(いや……今は考えないことにしよう)
P(他に考えるべきことがたくさんあるのだから)
P(俺は廊下で縮こまっている二人を見て、そう考えた)

――



388:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:46:33.539 D3Daa1yP0.net
トイレ発見 男女共用
中は暗く、鏡も割れて水も出ない
左には注射針 右には私は誰?の赤文字
左奥にも階段(不能)発見
そこに修繕後発見 子供の通れる穴開通(行かず)
何者かの「ゲームオーバーだ」 の声でBADEND
>>165まで

389:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:48:22.504 c74eH4P90.net
お疲れ様でした。
P編は一先ず、ここで終わります。
次からは千早編2に入ろうかと思います。
まだおつきあいください。
書ける時間をとれるのは、恐らく今日の22:00前ごろになるかと思います。
すいません。

390:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:51:14.133 Ysfyv47R0.net


391:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:52:17.422 D3Daa1yP0.net
奇声がまた聞こえ廊下へ 誰もいず
伊織の疑問 ここは本当に病院?
2人部屋のみ 精神病院?
隔離されている閉鎖病棟?
ここで放置していた律子へドア越しに声を掛けるも返答無し 防音?
他の部屋を探索 205号のみ開いていた
ラジカセから謎の声 銃声が鳴りPが撃たれBADEND
>>296まで

392:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:52:32.379 kJNLE1ES0.net
支援

393:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 17:59:28.735 D3Daa1yP0.net
真美ゲームについて話す
ゲームの再現?
真美はゲームボーイのソフト HOSPITAL (MARY)をプレイ済み
内容はホラー 3人で病院を抜け出す
2人(男女)から始まりトイレで3人目(メアリー)と合流
わたしはだれ?と書かれたへやで蹲るメアリーに声をかけ一緒に
メアリーは病院をよく知っていて2人を助けながら脱出
しかし振り返るとメアリーはいない
亜美はHOSPITAL(ALICE)をやっていた
このゲームは2人専用
製造会社はTEEN
最新レスまで

394:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:03:48.262 D3Daa1yP0.net
抜けてる重要そうな要素あったらすまんこ

395:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:06:49.449 Ga6g0z6O0.net
まとめ乙です。

396:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:17:40.719 pguf/Tkhd.net
保守

397:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:18:57.623 Bj2MH1Xy0.net
まとめ乙だお
>>1も乙

398:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:22:34.922 kJNLE1ES0.net
支援

399:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:31:24.712 pguf/Tkhd.net
保守

400:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:37:11.316 pZFVACtN0.net
保守

401:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:42:50.958 DnaUckzjM.net
干す

402:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:52:41.090 kJNLE1ES0.net
支援

403:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:54:35.394 svNBpu8Y0.net

今日も震えて眠ることになるのか

404:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 18:56:56.548 Bj2MH1Xy0.net
どれくらい書き込みなかったら落ちるん?

405:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:02:59.424 3lln9KjG0.net
ほしゆ

406:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:09:20.295 DnaUckzjM.net
ヨシュア

407:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:18:23.347 Ysfyv47R0.net


408:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:19:46.203 wG6WppiR0.net
この時間は大体10分目安

409:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:22:43.854 kJNLE1ES0.net
支援

410:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:24:40.388 pZFVACtN0.net


411:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:31:10.419 v3def8lAM.net


412:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:36:00.586 2QFtK71EM.net
ほそ

413:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:41:38.297 v3def8lAM.net
おしゅ

414:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:42:46.328 kJNLE1ES0.net
支援

415:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:50:37.219 eLqfamL/d.net


416:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:55:09.806 v3def8lAM.net
ちはやぶれ!

417:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/14 19:57:33.956 Bj2MH1Xy0.net
>>403
サンキュー
文章が上手いよね


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