ゲンドウ「シンジとの距離を縮めようと思う」at NEWS4VIP
ゲンドウ「シンジとの距離を縮めようと思う」 - 暇つぶし2ch61:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:04:19.530 zGmDQdHXr.net
シンジ「うん、もらうのが普通だと僕は思ってたんだけど……。アスカはそうじゃなかったの?」
アスカ「ないわよ! もらった事も払った事も一度もないわよ!」
シンジ「あ、でも、払った事がないって言うなら、ドイツじゃそういう風な感じなのかな? お金を渡さない代わりに、欲しいものは全部買ってくれるとか……」
アスカ「ないない! そういうホストシステム的なのもなかった!」
シンジ「そうなんだ……。ホストはともかく、ドイツって結構厳しいんだね」
アスカ「はあ!? 日本だとそれが当たり前なの?」
シンジ「うん。当たり前だと思うよ。もらうのが当然みたいなところあるし、もらってないっていう人の方が珍しいと思うけど」
アスカ「そ、そうなの……。そうやって貢ぐのが日本では当然なのね……」

62:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:06:41.224 zGmDQdHXr.net
シンジ「あ、でも、もらう額はみんな一緒じゃないよ。人によってかなり違うみたいで」
アスカ「そりゃ……そうでしょうね」
シンジ「たまに本当に多くもらってる子とかいるけど、そういうの聞くと、ちょっと羨ましくなるよね」
アスカ「その……シンジ。もしも相手からお金を渡されなかったとしたら、それってどんな風にアンタは思うの?」
シンジ「そりゃ、悲しいよ。そんなに貧乏って訳じゃないんだから、渡してくれてもいいのにって思う。やっぱり僕は嫌われてるんだって、そんな風に思うよ、きっと」
アスカ「……それって……日本では普通の事なのよね? みんな、そう思って……当たり前の事なのよね?」
シンジ「うん。そうだと思う」
アスカ「…………」ダラダラ

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15/09/07 16:08:38.920 PjzhEaIR0.net
イイヨー

64:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:11:12.746 zGmDQdHXr.net
アスカ「あ、あのね、シンジ。一つだけ言い訳させて」
シンジ「え? 急に何?」
アスカ「アタシは今日初めてその風習というか慣習を知ったのよ。今まで誰も教えてくれなかったの。ヒカリもミサトも言ってくれなかったの。本当に本当よ」
シンジ「う、うん……。別に疑ってる訳じゃないけど……」
アスカ「だ、だから、その……! ちょっ、ちょっとだけ待ってなさい!」ダダダッ (自分の部屋までダッシュ)
シンジ「……?」

65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:11:50.095 mh9PFF7uH.net
ダッシュwww

66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:14:00.221 zGmDQdHXr.net
\ ちなみに、アンタ! アイツからは毎月いくらもらってるのよ! /
シンジ「え……? 毎月、五千円だけど……」
\ 五千円ね。なら! /

アスカ「」ダダダッ (戻ってくる)
アスカ「ア、アタシは一万円出すわよ! はい! 受け取りなさい!」パシッ
シンジ「え!? ちょっとアスカ!?」

67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:16:22.390 zGmDQdHXr.net
アスカ「ほら、シンジ。遠慮なく受け取りなさいよ! アタシはユーロ空軍の大尉だから、ちゃんと給料だってもらってるのよ! こんなのアタシにとっては、はした金よ!」
シンジ「え、ちょっと待って! それはともかく、何で僕がアスカから一万円もらう事になったの!?」
アスカ「何でって、お小遣いよ! 決まってるじゃないの!」
シンジ「決まってないよ! どうして僕がアスカからお小遣いをもらう事になったの!? 受け取れないよ!」
アスカ「受け取りなさいよ! 何なの、アンタ! さっきアタシが怒ったから、その仕返しのつもり!?」


68:r> シンジ「そんなつもりはないよ! だけど、これはもらえないよ! 変だよ、こんなの!」



69:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:18:34.170 zGmDQdHXr.net
アスカ「なに? 今まで渡さなかった事を根に持ってる訳!?」
シンジ「持ってないよ! むしろ持つ訳がないよ!」
アスカ「だったら、何で受け取らないのよ!?」
シンジ「いや、だって、これアスカのお金でしょ!? 僕がもらうのっておかしいよ!」
アスカ「あーもう! わかったわよ! これだけじゃ足りないって言うのね! なら、もう一万出すわよ! ちょっと待ってなさい!」ダダダッ
シンジ「いや、やめてよ、アスカ! そういうんじゃないんだってば!」

70:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:21:03.785 zGmDQdHXr.net
アスカ「じゃあ、どういうつもりなのよ、シンジ!? アンタ、アタシの事を嫌ってるの!?」
シンジ「そんな訳がないよ! 嫌いじゃないよ! でも、このお金はもらえないよ!」
アスカ「もらってよ! いい加減にしてよ、シンジ! アンタ、アタシをいじめて何が楽しいのよ!」
シンジ「え、ちょっと! 何で僕のせいみたいになってるの!?」
アスカ「今までは悪かったと思ってるのよ、アタシだって! シンジが怒ってるのもわかるわよ! だから、受け取ってよ! それぐらいしなさいよ、アタシにも!」
シンジ「わ、わかったよ! 受け取るから、アスカ! だから、ちょっと落ち着いて!」

71:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:23:16.905 zGmDQdHXr.net
アスカ「」ハァハァ
シンジ「」ゼエゼエ

アスカ「アンタのせいで、無駄に疲れちゃったじゃないのよ、バカ……」
シンジ「ご、ごめん……」

アスカ「とにかく! これからは毎月アンタに一万円ずつ渡していくから。次はちゃんと素直に受け取りなさいよ」
シンジ(何でこんな事になったんだろう……)

72:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:24:41.759 zGmDQdHXr.net
すまん。ちょいとタバコ切れたから買ってくる
十分ぐらいで戻る

73:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:25:19.614 mh9PFF7uH.net


74:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:25:19.734 SCjFF4Cla.net
ok

75:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:29:05.574 a5GZKBTK0.net
>>61
☆^(,,ゝω・)ノ【ダィスキ★.:゚+。☆】

76:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:30:16.681 K9ci27aUa.net
その内メールが来てアスカが返信してゲンドウとのアンジャッシュもあるな

77:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:37:20.858 SCjFF4Cla.net


78:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:40:06.879 zGmDQdHXr.net
アスカ「それで……他には? どんなメールしてたのよ」
シンジ「だから、本当にそんな大したメールのやり取りはしてないってば」
アスカ「大した事なくてもいいから話しなさいってこっちも言ってるでしょうが」
シンジ「わ、わかったよ……。えと……あ、そうだ。メールで今度、ホテルで食事しないかって誘われたんだけど」
アスカ「ホテルで食事!?」

79:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:42:11.824 zGmDQdHXr.net
アスカ「ホテルで食事って、それってつまりアレって事よね!? お泊まりデートって事よね!?」
シンジ「お泊まりデート? まさか、加持さんじゃないんだし、そういうのじゃないよ。単に近くのホテルで一緒に食事でもしようみたいな事を言われただけだってば」
アスカ「それをお泊まりデートって言うのよ! だってホテルで二人っきりなんでしょ!?」
シンジ「あ、ううん。綾波も一緒だよ」
アスカ「そんなのわかってるわよ! どんな下手な嘘ついてるのよ、アンタ!」
シンジ「え? 嘘? わかってるって何? どういう事?」
アスカ「しらばっくれてんじゃないわよ、もう!」
シンジ「いや、だからしらばっくれてなんか……」
アスカ「うるさいっ!!」
シンジ「ご、ごめん……」

80:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:44:33.415 zGmDQdHXr.net
アスカ「それでなに!? アンタはどう返したの!?」
シンジ「あ、うん……。いいよって」
アスカ「行くの!?」
シンジ「そりゃ、折角、誘ってくれたんだから……。僕も出来る事なら行きたいし……」
アスカ「アンタ、だって、アイツの裸には興味ないんでしょ!? それって女として見てないって事じゃないの!?」
シンジ「うん、まったくその通りなんだけど……?」
アスカ「じゃあ、断ればいいじゃないの! 興味ないのに何で行くのよ!」
シンジ「えっと……流石に興味はあるよ」
アスカ「裸に!? やっぱりそうなの!?」
シンジ「そうじゃないってば! 何でそうなるのさ、アスカ!」

81:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:46:48.448 zGmDQdHXr.net
ガチャッ
ミサト「たっだいまー」
ミサト「今日は意外と早く帰ってこれたわー。二人とも、いるー?」

\ だって興味があるって事はそういう事なんでしょ!? /
\ 違うよ! どうしてそうなるんだよ、アスカ! /

ミサト「ありゃー……。まーた、二人してケンカしてるのね、まったくもう」

82:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:48:58.518 zGmDQdHXr.net
ミサト「」トコトコ
ミサト「まったく、二人とも、今度は一体何でケンカをしてるのよ……はぁ」(戸に手をかけようとする)

\ アイツの裸には興味がないとか言っておきながら、ウソつき!! /
\ ウソじゃないよ! 本当に裸には興味がないんだから!! /

ミサト「!?」

83:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:51:14.528 zGmDQdHXr.net
ミサト「一体、何!? 何でケンカしてるの!? 裸ってどういう事!?」(聞き耳をたてる)

\ じゃあ何でお泊まりデートするなんて言ったのよ!! /
\ だから、デートでも何でもないって言ってるじゃないか!! /
\ 体だけの関係だって言いたいの!? セックスフレンドってやつだったの!? /
\ 意味がわかんないよ、アスカ!! /

ミサト「あの二人! そういうただれた関係だったの!?」

84:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:53:27.857 zGmDQdHXr.net
\ お金さえもらえれば、誰とでもそういう事するっていうの、アンタは!? /
\ 別にお金は関係ないでしょ!! /

ミサト「逆の援助交際!?」

\ アタシ、エコヒイキの倍も出したじゃないの! なのに、アタシはデートにも誘ってくれなかったのに!! /
\ 何でいきなり綾波が出てくるの!? しかも、デートって何!? /

ミサト「レイまで絡んでるの!?」

85:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:56:01.153 zGmDQdHXr.net
\ もうアンタみたいなサイテー男知らないわよ! エコヒイキとずっとイチャイチャしてればいいじゃない!! /
\ ちょっと!! 何でアスカが泣き出すの、いきなり!! /

ミサト「もんのすごくドロドロした修羅場が……」

\ 泣いてなんかないわよ、バカっ!! 何でアタシが泣かなきゃいけないのよ!! /
\ 僕にもわかんないよ、そんな事!! とにかく泣き止んでよ、アスカ!! /

ミサト「さ、流石に……ここは私がどうにかしないといけないわよね……。まさか、最近の中学生がここまで進んでるとは思いもしなかったけど……」
ミサト「ああもう! やけよ!覚悟を決めて行くわよ!」

86:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:58:20.155 zGmDQdHXr.net
ガラッ!!
ミサト「ちょっと、アスカ! シンジ君!」

アスカ「ミサト……!?」グシュッ
シンジ「ミサトさん!?」

ミサト「話は全部聞かせてもらったわよ! あんたたち、中学生なんだから、もうちょっと考えなさいよ!」
アスカ「だって、全部シンジが悪いのよ! こいつがウソばっかつくから!!」グシュッ
ミサト「そうね! 確かにシンジ君が一番悪いけども!」
シンジ「えええ!?」

87:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 16:59:17.98


88:8 ID:T0VbBZnF0.net



89:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:00:31.640 zGmDQdHXr.net
シンジ「ちょっと待って下さいよ、ミサトさん! 何で僕が悪いんですか!? おかしくないですか!?」
アスカ「アンタ以外の誰が悪いって言うのよ! バカァ!!」グスッ
ミサト「アスカも悪いわよ! でも、一番悪いのはシンジ君よ! 見損なったわ!」
シンジ「何でですか!? 僕が何したって言うんですか!?」

90:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:02:45.614 zGmDQdHXr.net
ミサト「とぼけないで! 話は全部聞いてるんだから。今更、誤魔化そうったって無駄よ!」
シンジ「何も誤魔化してませんよ! 全部、正直に言っただけです!」
ミサト「それと、アスカ! あんたも女の子なんだから自分の身体を大事にしなさいよ! しかも貢ぐなんて、バカにも程があるわよ!」
アスカ「ちょっと待って! 何でアタシ、怒られたの!?」

91:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:05:01.114 zGmDQdHXr.net
ミサト「とにかく、シンジ君もアスカも反省しなさい! あなたたちはまだ中学生なのよ! 中学生じゃなくても問題あるけど!」
アスカ「アタシは関係ないじゃないの! 怒るならシンジだけでしょ!」
シンジ「それを言うなら、僕が怒られる理由自体、ないじゃないか!」
ミサト「いい加減にしなさい!! シンジ君が援助交際してたのはもうわかってるのよ! これは大問題よ!!」
シンジ「援助交際!?」
アスカ「シンジ、アンタそんな事してたの!?」
ミサト「あなたもでしょ、アスカ!!」
アスカ「はああ!?」

92:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:07:41.751 zGmDQdHXr.net
アスカ「ちょっと待ちなさいよ、ミサト! アタシはそんな事してないわよ!」
シンジ「僕だってしてないです! こんなの濡れ衣ですよ!!」
ミサト「だから、二人してとぼけてんじゃないわよ!! さっきの会話を、私はバッチリとこの耳で聞いてたんだから!」
アスカ「さっきの会話って、あれはシンジとエコヒイキの話でしょ! アタシはしてないわよ!」
シンジ「だから、綾波がどうしてそこで出てくるのさ、アスカ! 僕は綾波の話なんかしてなかったじゃないか!」
アスカ「なにさらっとしらばっくれてるのよ! 論より証拠よ! その携帯貸しなさいよ!」パシッ
シンジ「あ、ちょっと、アスカ! 返してよ!」

93:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:09:11.813 K9ci27aUa.net
ネタバラシになるのか…?

94:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:10:03.130 zGmDQdHXr.net
ピロリン♪
アスカ「ほら、また入ってきた! ピッタシのタイミングじゃないの!」ピッ
アスカ「見てよ、ミサト! シンジとエコヒイキがセックスフレンドだっていう、これが証拠よ!」バッ

件名:碇ゲンドウだ
本文:同居人とは上手くいっているか?

ミサト「……証拠?」
シンジ「……セックスフレンド? ……綾波と?」

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15/09/07 17:10:19.859 n9t6IRuO0.net
何これ面白い

96:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:12:52.984 zGmDQdHXr.net
ミサト「アスカ……。そのメールがどうしてシンジ君とレイが援助交際してるっていう証拠になるの?」
アスカ「はあ!? そんなの見ればわかるじゃないの! どうせまたラブメールかなんかなんでしょ!? だから、見れば!」サッ

件名:碇ゲンドウだ
本文:同居人とは上手くいっているか?

アスカ「!?」
アスカ「え、ちょっと待って! 他の、他のを見れば!」ピッ、ピッ
アスカ「はあっ!? エコヒイキからのが一件もない!?」

シンジ「アスカ……まさか、ひょっとして……」
ミサト「……??」

97:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:15:15.919 zGmDQdHXr.net
ミサト「ちょっと、どういう事、アスカ? 説明してくれる?」
アスカ「え、ま、待って! なにこれ、何で!? どうし……」ハッ!!
アスカ「え、ちょっとまさか……!」
アスカ「……まさか」
アスカ「…………」

アスカ「!!//////」カァァァァッ ←気付いた

シンジ(あ、やっぱりそうなんだ……。絶対、父さんと綾波を勘違いしてたよね、アスカ……)

98:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:17:58.543 zGmDQdHXr.net
シンジ(でも、だったら、何でアスカはあそこまで怒ったりしたんだろう……?)
シンジ(それに、僕がホモじゃないかって勘違いして質問してきた時も、違うってわかったらホッとしてたし……)
シンジ(それに、何でアタシはデートに誘わないのって、泣き出して……)
シンジ(どうしてそんな事……)
シンジ(…………)

シンジ(え、まさか!/////)カァァァァッ ←気付いた

99:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:18:44.700 SCjFF4Cla.net
うむ、実にいい

100:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:20:13.558 zGmDQdHXr.net
ミサト「アスカ、ちょっとどういう事か、ちゃんと説明を……って何でそんなに真っ赤になってるのよ?」
アスカ「!/////」
アスカ「なっ!/// なんでもなひっ!!///」
ミサト「……?」

ミサト「シンジ君、あなたも私に納得のいく説明を……ってシンジ君まで顔真っ赤じゃないの、なんなのよ?」
シンジ「!/////」
シンジ「べっ!/// 別になにも!!///」
ミサト「??」

101:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:21:18.092 6+ajk7wX0.net


102:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:24:02.591 zGmDQdHXr.net
ミサト「……とにかく、事情は後から追々聞くとして」
ミサト「二人の関係を知ってしまった以上、あなたたちは一緒にこの家にはおいておけないわね。特にシンジ君の方は」

シンジ「あ、あの! ミサトさん、それってどういう事ですか!?」
アスカ「そ、そうよ! 何でいきなりそんな話になってるのよ!!」

103:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:24:09.165 DzquG+5HM.net
いいぞいいぞ

104:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:26:39.052 zGmDQdHXr.net
ミサト「だから、何回も言わせないで。シンジ君が、レイやアスカとただれた関係になってるからでしょ。お金をもらって、それで体の関係を持つなんて、大人だったとしても人としてあるまじき行為よ」
アスカ「ち、違うの! それはアタシの誤解だったっていうか! ていうか、その、アタシもエコヒイキも本当は関係なかったのよ!//」
ミサト「何が誤解なのよ。じゃあ、説明してみなさいよ、アスカ」
アスカ「せ、説明って! だって、今は!///」チラッ
シンジ「あ、その……///」
アスカ(言える訳ないじゃないの!/// シンジの前で、エコヒイキに嫉妬してたなんてそんな恥ずかしい事!///)
シンジ(何となく事情は察したんだけど……// でも、アスカとしては、これ、僕には気付かれたくない事だよね、きっと……// やっぱり、今は言えないや……//)

105:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:26:43.144 xv3LNRCla.net
クソワロタwwwwww

106:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:30:43.343 zGmDQdHXr.net
ミサト「ほら見なさい。二人して何も言えないんでしょうが。もう決まりね」
アスカ(ち、違うのに!)
シンジ(ああもう! どうしよう!)
ミサト「じゃあ、とりあえずシンジ君だけ私と一緒に来なさい。アスカはこの家で待機よ。事が事だけに、二人ともあまり公にはしたくないでしょ。私の命令に従いなさい」
アスカ「あ、あの、ミサト! シンジはどうなるの!?」
ミサト「どうって、とりあえずネルフで隔離して事情聴取ね。例え合意であろうと、乱れた行為をした訳だし、単なる注意だけじゃ済まされないもの。司令にも相談して今後の処遇を決める事にするわ」
シンジ「父さんにも!?」
ミサト「当たり前よ。エヴァのパイロットなんだし、何よりシンジ君の保護者なんですもの。言わない訳にはいかないわ」
シンジ「……父さんにも、ですか……」
アスカ(……!)

107:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:33:38.133 zGmDQdHXr.net
シンジ(参ったな……。ミサトさんには後から誤解だってきっちり話せばわかってくれると思うけど……。でも、その前には父さんに連絡がいくだろうし……)
シンジ(それでまた誤解されるのか……。折角、父さんと少し仲良くなれたと思ったのに……)

アスカ(シンジが落ち込んでる……!)
アスカ(そりゃそうよね……。シンジからしたら、訳がわからないのに、根も葉もない事で叱られてるんだもの……)
アスカ(おまけに……本当は碇司令と上手くいってる事をシンジは喜んでたのよね……。顔がにやけてたのも、碇司令からのメールだったから……)
アスカ(なのに、アタシの勘違いで変な誤解受けて……。このままだと碇司令にも誤解が伝わって……)
アスカ(だけど……今ここでアタシが誤解だって事を説明したら、アタシがシンジの事を好きだって思ってる事がきっとわかっちゃうだろうし……)
アスカ(でも……このままだと……!)

108:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:37:42.073 zGmDQdHXr.net
ミサト「それじゃ、シンジ君行くわよ。まずは先に碇司令に連絡を入れてと……」ピッ、ピッ
アスカ「!!」

シンジ(仕方ないか……。父さんの事はもう……)

プルルル、プルルル、ガチャッ
『……私だ。どうした、葛城一佐』

ミサト「あ、碇司令。お忙しいところ、すみません。実はサードチルドレンに関する事で緊急にお伝えしなければならない事が出来まして」
『シンジに関してか。……何だ?』
ミサト「実は……」

アスカ「ああもう!!」ダッ
シンジ「アスカ!?」

109:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:40:42.872 zGmDQdHXr.net
アスカ「ミサト、電話貸して!!」パシッ
ミサト「ちょっ、何するのよ!」
シンジ「待って、アスカ! 何するつもり!?」
『……どうした。何があった?』

アスカ「ごめん、ミサト! あれ、全部、アタシの勘違いだったのよ! シンジがメールしてる相手をエコヒイキの事だとアタシは思ってたの! だから、シンジは何もしてないし、何も悪くないの!」
ミサト「どういう事、アスカ!? ちゃんと説明して!」
アスカ「わかってるわよ! 今、するわよ!」

アスカ「」スーッ (深呼吸)
アスカ「アタシはエコヒイキに嫉妬してたの!!/// シンジの事が好きなのよ!!/// 大好きなの!!///」
ミサト「え!?」
シンジ「!////」
『……!!』

110:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:41:41.523 SCjFF4Cla.net
感動した

111:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:43:20.504 zGmDQdHXr.net
アスカ「シンジ、これでわかったでしょ!/// アタシはアンタの事が前から好きだったのよ!/// だから、アンタがエコヒイキとメールしてると勘違いして、嫉妬してたのよ!///」
シンジ「あ、う、うん!//」

ミサト「え、なに、どういう事? 何があって、こうなったの?」
『…………』

112:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:47:26.581 zGmDQdHXr.net
アスカ「ねぇ、シンジ、アンタはどうなの!? アタシの事が好き!?/// それともやっぱりエコヒイキの方がいいの!?」
シンジ「ち、違うよ! 確かに綾波の事もいいなって思いはするけど、でも、僕が本当に好きなのは……!」

シンジ「」スーッ (深呼吸)
シンジ「一番近くにいて! 一番一緒にいてくれる、アスカの方だよ!// 僕もアスカが好きなんだ!///」

アスカ「シンジ!/// それ、本当に!?//」
シンジ「本当だよ!/// 僕が好きなのはアスカだ!// だから、僕と付き合ってほしい!//」
アスカ「うん!/// うん!///」グシュッ

113:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:49:13.218 SCjFF4Cla.net
エンダー

114:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:49:40.547 tHFAP2mqE.net
いやぁ

115:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:50:16.566 /zg7YIYgM.net
このあと滅茶苦茶

116:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:50:39.292 zGmDQdHXr.net
ミサト「あ……えっと……。私、完全においてけぼりなんだけど……」
『…………』

『葛城一佐』
ミサト「あ、はい! 何でしょうか!?」
『サードチルドレンについて、私に伝えたい重要な事というのは、これの事か』
ミサト「あ、いや、あの……」ダラダラ

117:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:51:16.438 E2eH5gLd0.net
おめでとう

118:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:52:17.389 HLwFnJ1Kp.net
ありがとう

119:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:52:53.704 zGmDQdHXr.net
ミサト「いえ、その……! と、途中で変わってしまったというか、なんというか……!」
『葛城一佐』
ミサト「は、はい!」
『……よくやってくれた。礼を言う。これで私の目的はほぼ達成された』
ミサト「へ?」

120:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:55:06.335 zGmDQdHXr.net
ミサト「あの、司令……。それはどういう意味で……」
『悪いが、シンジと代わってくれ』
ミサト「あ、えと……はい」

ミサト「シンジ君、その……碇司令が電話を代わってほしいって……」
シンジ「父さんが?」
アスカ「……!」
アスカ(まずい、アタシ、勢いで司令に対してものすごい失礼な事をしちゃって……! 絶対に怒られるわよね、これ……!!)

121:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:57:23.171 zGmDQdHXr.net
シンジ「あの……もしもし、父さん……?」
『シンジか』
シンジ「う、うん……」
『良かったな……。お前にも、ガールフレンドが出来て』
シンジ「え……?」
『人が人を愛するというのは、大切な事だ。私はユイが亡くなった時にそれを痛感したからな』
シンジ「…………」
『その子を大切にしてやれ。そして、お前が守り抜け。それは、私には出来なかった事だ』
シンジ「父さん……」
『いいな、シンジ』
シンジ「うん。必ず……!」
『……そうか。それならいい』

122:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 17:59:44.136 zGmDQdHXr.net
『次に、式波・アスカ・ラングレーに代わってくれ。父親として一言、挨拶をしておく』
シンジ「う、うん……。アスカ、父さんが代わってほしいって」
アスカ「」ビクッ!!

アスカ「あ、あの、もしもし! さっきはその……本当にすみませんでした!」ペコリッ
『構わん。むしろ、感謝する』
アスカ「え……」
『これからもシンジの事をよろしく頼む。支えになってやってくれ』
アスカ「は……はい……」
『今度、二人で家まで遊びに来るといい。歓迎しよう』
アスカ「あ……ありがとうございます……」

123:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:00:14.998 E2eH5gLd0.net
おめでとう

124:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:00:23.722 tHFAP2mqE.net
いいはなしだなー

125:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:02:36.077 zGmDQdHXr.net
『では、すまないが、私はまだ仕事がある。これで通信を切るぞ』
アスカ「は、はい!」
『今度、礼として良いワインを送ると葛城一佐に伝えておいてくれ。それでは……』
ガチャッ

アスカ「はぁ……」ヘナヘナ
シンジ「アスカ、大丈夫! どうしたの!? 父さんに何か酷い事を言われたの!?」
アスカ「ううん、その逆……。今度、二人で家に遊びに来なさいって……」
シンジ「父さんが……?」
アスカ「うん……。怒られるかと思ったら、なんか喜ばれて……」
シンジ「そっか……。父さんがそんな事を……」

126:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:06:21.346 zGmDQdHXr.net
アスカ「あ、あと、ミサトに今度、良いワインを送るから、そう伝えてほしいって」
ミサト「私に? 何で?」
アスカ「さあ? なんか喜ばれる事をしたんじゃないの?」
ミサト「……まったく心当たりないんだけど」

127:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:08:34.164 VcY65Ir+0.net
本編がギスギスしてるだけにこういうのは心が洗われるわ

128:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:09:53.866 Je13bo0P0.net
ロリコン司令

129:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:10:44.117 zGmDQdHXr.net
シンジ「でも、良かったよ……。最初は変な勘違いだったけど、こうしてアスカと付き合える事になって……///」
アスカ「そ、そうね// アタシも恥ずかしかったけど、今は素直に嬉しいわ///」

ミサト「……それはいいんだけど、どうしてこうなったのか、私にもいい加減説明してよ。ねえ」

シンジ「そうですね。実は……」
アスカ「ちょっ!// シンジ、待って! 恥ずかしいから、アタシが説明する!// アンタは少し向こうに行ってなさい!//」
シンジ「え、そんなっ!」
アスカ「いいから向こうに行ってて!/// 邪魔よ!///」
シンジ「その言い方、ひどくない、アスカ!?」
アスカ「うるさいっ!///」

ミサト「いいから二人してイチャついてないで、早く話してよ!!」


終劇

130:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:11:34.544 E2eH5gLd0.net
おめでとう

131:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:14:25.327 VcY65Ir+0.net
寝る前に終わってよかった


132:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:15:49.727 K9ci27aUa.net
一万円は受け取ったままうやむやになるんだろうか

133:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:16:27.785 zGmDQdHXr.net
以下、オマケというかボツにした、この続き
下ネタ入るんで、綺麗に終わらなかったんよね
それでも問題ないって人だけどうぞ

134:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:16:59.734 Uce/elME0.net
次の劇場版はこれでいいよもう

135:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:17:32.420 zGmDQdHXr.net
【司令室】

冬月「……おい、碇。急にどうした。ワイングラスなど出して」
ゲンドウ「めでたい事があった。だから、ささやかながらお前と乾杯しようと思ってな」
冬月「……乾杯はともかく、そのめでたい事というのは何だ?」
ゲンドウ「シンジにガールフレンドが出来た。レイではなく、式波・アスカ・ラングレーだ。これで私の当初の目的はほぼ達成された」
冬月「それで、乾杯か……。少し器量が小さすぎやしまいか、碇……」

136:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:19:54.314 zGmDQdHXr.net
ゲンドウ「つれない事を言うな、冬月。たまにはこうして羽目を外すのも良い。それに、二人の告白を聞いていて、ふと昔を思い出してな」
冬月「昔というとユイ君の事か」
ゲンドウ「ああ、あの二人の告白は幼さの残るものだったが、その分、真っ直ぐでひたむきだった……。私とは大違いだったが、しかし、その気持ちは同じだったはずだ」
冬月「そうか……。まさか、お前ののろけ話を聞く事になるとは思わなかったな」
ゲンドウ「とりあえず、座るといい。お前のグラスには俺がワインを入れよう。遠慮する事はない」
冬月「まだ飲むとは一言も言っていないぞ」

137:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:19:57.139 n9t6IRuO0.net
とりあえずいちおつ

138:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:21:54.036 zGmDQdHXr.net
【ネルフ 隔壁の間のスペース】

加持「さてさて、ようやく本来の仕事が出来るな」
加持「なにせ誰にも見つからないように設置するのは至難の業だったからな。司令室に盗聴器を仕掛けるのは、やっぱり楽じゃなかったが……」
加持「しかし、その分、期待が出来るというものだ。司令と副司令の極秘の会話、聞かせてもらいますよ」ポチッ

139:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:22:52.177 Q4r30wz5a.net
おいついた

140:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:23:10.164 6/0COt3TM.net
おつ
よかったぜ

141:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:23:42.284 zGmDQdHXr.net
『お互いに愛し合うというのは素晴らしい事だと思わないか、冬月』
『それは確かに否定はせんがな』

加持「!?」

142:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:24:56.463 6BUha/KN0.net
BLとはゼーレが黙っちゃいませんよ

143:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:25:49.803 zGmDQdHXr.net
『俺はな、本当に心の底から好きだったんだ。愛していたんだ』
『私も好きだったよ。聡明で若々しく、何より美しかった』
『今も覚えている。あの日々の事を』
『私もだ。忘れる事は出来んな』

加持「……予想以上に極秘な事が出てきた。だが、こんな真実を知って俺はどうすりゃいいんだ……」

144:炎の聖騎士 ◆BoostAldaA
15/09/07 18:27:11.013 5JEZ/eob0.net


145:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:27:59.491 zGmDQdHXr.net
『それよりも冬月、いい加減に焦らすのはやめろ』
『焦らすというのは?』
『早く座れ。俺がお前のに入れてやるから』

加持「おおい!?」

『今は仕事中だぞ、碇』
『大丈夫だ。問題ない。少しの間だけだ』
『やれやれ……。わがままなやつめ。ここに座ればいいんだな』
『ああ』

加持「駄目だ、これ以上は聞けない……!! 流石にあの二人の濡れ場は俺には無理だ……!!」ブチッ

146:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:29:08.447 PG6bSoEe0.net
加持わろ
りっちゃんにも聞いて欲しかったわ

147:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:29:24.208 Uce/elME0.net
ワロタ

148:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:30:05.584 zGmDQdHXr.net
【後日】

ミサト「……って事でシンジ君とアスカの間で一悶着があってねえ。勘違いって怖いわよねー」
リツコ「まあでも、結果オーライじゃないの。司令とシンジ君の仲が良くなり、アスカとも付き合う事になったんでしょ。万々歳よね」
ミサト「ま、ねー。でも、あれからあの二人、ギクシャクしたりイチャついたりで、見てて微笑ましくもあるんだけど、目の毒でもあるのよねー。恋人がいない身としては、なーんかね」
リツコ「恋人がいない身とはよく言ったものね。あなたにはリョウちゃんがいるくせに」
ミサト「なっ!// リツコ、あんたねえ!」

149:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:32:35.938 zGmDQdHXr.net
リツコ「私に対しては隠し事は無駄よ。それに、ミサト、すぐに顔に出るし」
ミサト「うぅー……悔しいけど反論出来ないのが更に腹立つわね」
リツコ「で、実際どうなのよ? 上手くいっているの?」
ミサト「上手くいっているっていうか……。付き合ってるんだか、付き合っていないんだかも、よくわからないところがあるし……」
リツコ「そこら辺、リョウちゃんは曖昧なままよね。わざと態度や言葉を濁すというか……。一筋縄ではいかない相手よね。強敵だわ」

150:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:35:50.998 zGmDQdHXr.net
ミサト「そうなのよねー。今日も一応、一緒にランチには誘われてるんだけど……。あいつ、本当に私の事、好きなのかしらね……」
リツコ「ひょっとして不安になってるの、ミサト?」
ミサト「そりゃ、多少はね……。もうお互い、いい歳なんだから、結婚を視野に入れてくれてもいいと思うんだけど……」
リツコ「だからこそ、っていうのもあるんじゃないかしら? 踏ん切りというか、きっかけがなかなか掴めないでいるとか……。プロポーズは勇気がいるものだし」
ミサト「……だったら、いいんだけどね。何にしろ、不安なのよ。……あいつ、軽い男だし。やっぱりどうしても心配にはなるのよ」
リツコ「気持ちはわかるけど、焦らずいった方がいいわよ、ミサト。人生、何が起こるかわからないんだから。いきなり不意打ちみたいにプロボーズされる可能性だって否定は出来ないのよ」
ミサト「流石にそれはないと思うけど……。でも、ま、あまり期待せずに待ってみる事にするわ。……にしてもねえ」ハァ
リツコ「期待しないで待つんじゃなかったの? 色々と大変ね、ミサトも」

151:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:38:17.767 zGmDQdHXr.net
【その日の昼頃】

加持「」ハァ……
ミサト「……どうしたのよ。加持君、なんか最近元気ないわね。食事も全然手をつけてないし……。体調でも悪いの?」
加持「いや、そういう訳じゃないんだが……。一言で言うなら、俺はこの前ネルフの深い闇を知ってしまったんだ……。そのせいだな」
ミサト「……聞き捨てならないわね、それ。どういう事? かなりヤバめの話なの?」
加持「ああ、あれは相当ヤバイな。人類補完計画なんて目じゃないぐらいのヤバさだった」
ミサト「……それ、私にも教えてもらえる? 知っておきたいのよ、ネルフの真の目的や真実ってやつを」
加持「いや、それは駄目だ。例え葛城でも、これだけは絶対に言えない。世の中には知らない方が幸せな事があるが、これもその一つだ。俺は本当に、知らない方がよほど幸せだった……」
ミサト「加持君がそんな風に言うなんて、相当ヤバい話なのね、それ……」

152:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:40:23.724 zGmDQdHXr.net
ミサト「ねえ、ほんの少しだけでいいから教えてよ。加持君は何を知ってしまったの?」
加持「司令と副司令に関する重大な秘密だ。俺にはそれだけしか言えない」
ミサト「あの二人か……。確かに常にヤバイ匂いがぷんぷんするものね」
加持「そんなになのか!?」
ミサト「……何で驚いてるのよ。あの二人だもの。当然でしょ」
加持「……そうか。普段からそれほどまでに……」
ミサト「ちょっと加持君?」

153:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:42:36.189 zGmDQdHXr.net
冬月「」トコトコ
冬月「おや、君たち二人は……」

ミサト「あ、副司令。お疲れ様です」
加持「!!」

冬月「休憩時間も二人で並んで食事かね。仲睦まじくて、結構な事だ。羨ましいよ」
ミサト「またまた、ご冗談を」
加持「本当に。まったくもってご冗談を」

154:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:44:52.424 zGmDQdHXr.net
冬月「ところで、加持君」
加持「……何でしょうか?」
冬月「ここで会えたのは丁度良かった。実は君に少し聞いておきたい事があってね」
加持「僕に……聞きたい事ですか?」
冬月「ああ、ここでは何だから、その食事が終わったら司令室まで来てくれないか。碇と二人で君に聞きたい事があるんだ」
加持「司令室で……。そして、碇司令と副司令の二人きりで……ですか」
冬月「そうだが。何か都合が悪かったかね?」
加持「あ、いえ……。そういう訳ではないんですが……」
ミサト「?」

155:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:46:33.666 6/0COt3TM.net
勘違いばっかだなw
だがそれがいい

156:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:47:00.143 zGmDQdHXr.net
加持「ちなみに、どのようなお話で……?」
冬月「それをここで言う訳にはいかんな。ネルフの機密に関わる事だ」
加持「……ここでは言えない。……そして、ネルフの機密」
冬月「君も本当は心当たりがあるんじゃないのかね?」
加持「いえ、そんな……。まったくありませんが……」
ミサト「加持君? どうしたの、大丈夫?」

加持(まさか、あの盗聴器……発見されてしまったのか……?)
加持(だが、それだけでは俺の仕業だと断定は出来ないはずなんだが……)
冬月(ゼーレ、内務省、そしてネルフのトリプルスパイの件。今のうちに彼には釘をさしておきたいからな……)

157:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:48:11.633 KPuStdWid.net
脳内再生余裕すぎて草

158:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:49:08.999 nAmEba+ba.net
すげえ面白い

159:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:54:18.675 HLwFnJ1Kp.net
支援

160:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:54:19.242 zGmDQdHXr.net
冬月「……そうかね。私はてっきり、君の方でも私たち二人に聞きたい事があると思ってたんだが……違うのかね?」
加持「一体……何の事でしょうか……? いやはや、見当もつかないんですが……」
冬月「加持首席監察官。少し我々を甘く見すぎではないのかね? もう調べはついているのだよ。とぼけるよりも、覚悟を決めて尻をまくった方が君にとっても有益な話になると思うのだがね」
加持「……なっ! い、いえ、そんな!」
ミサト「?」

加持(まずい……。絶対に盗聴器の件だ……! 俺が盗み聞きしていた事がバレている……!)

161:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:56:39.015 zGmDQdHXr.net
加持「わ、わかりました……。いいでしょう。お話だけは伺います。ですが、副司令。先にこれだけはお尋ねしておきたいんですが……。僕の今後の処遇というのはどうなるのでしょうか……?」
冬月「……どうもならんよ。今までと変わりはない。ただ、碇をまじえて君と少し突っ込んだ話をしたくなってね」
加持「突っ込んだ話!?」
冬月「もちろんそうだが……? こちらからだけでなく、君にも色々としてもらうつもりでいるぞ」
加持「いや、やめて下さい! それだけは無理です!」
冬月「無理という事はあるまい。私たちの利害は一致している部分もある。仲間とは言えんが、同士にはなれるはずだ。これは君にとっても悪い話ではないはずだろう?」
加持「いえ! 僕はあなた方とは違うので! 流石にそれは!!」

ミサト「ちょっと加持君……? どうしちゃったのよ?」

162:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:58:46.909 zGmDQdHXr.net
冬月「君も今まで伊達に生きてきた訳ではあるまい。色々と経験豊富だろうから、そこまで焦る事もないと思うが……」
加持「いえ、あの! 僕はそういった経験はまったくないです! 本当に初めてなんです!」
冬月「初めてだろうが何だろうが、とにかく一つの事実を我々は知っている。それについては、君も覚悟があってした事だろう? それに、正直な感想を言わせてもらえば、我々と君は上手くやっていけると思うがね」
加持「とんでもない! ご遠慮させて頂きます!」

163:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 18:58:56.659 n9t6IRuO0.net
おもしろい

164:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:01:19.487 zGmDQdHXr.net
冬月「ずいぶんと往生際が悪いな……。君はそういう男ではないと思っていたのだが……」
加持「それは完全に誤解です! 確かに僕もシンジ君とかに対して誤解させる様な発言をした事はありましたが!」
冬月「どちらにしろ、諦めたまえ。今の君には拒否権はない。観念して、素直に自分の足で司令室まで来る事を私はお勧めするがね」
加持「……逃げ場はないんですか!」
冬月「……監視も既についている。我々の目も節穴ではない。少なくとも君がこれまで生きてきた世界には恐らくもう逃げ場はないだろうな」
加持「そんな!」
冬月「あるとしたら、我々とはまったく別の世界へ逃げ込むかだが……」
加持「葛城! 俺はノンケだ! だから結婚しよう! 俺はお前の事を愛している!」
ミサト「ふえっ!?///」

165:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:02:33.180 6/0COt3TM.net
これはw

166:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:02:35.589 L+NcXZbKa.net
ミサトさんが可愛い……だと

167:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:02:45.004 nAmEba+ba.net
こっちもなんとかハッピーエンドか

168:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:03:33.914 zGmDQdHXr.net
ミサト「ちょっ、ちょっと加持君!// 急に何を……!///」
加持「急だろうと何でもいい! 葛城、俺はお前の事が好きだ!! お前は俺の事をどう思っている!?」
ミサト「ど、どうって!// す、好きだけど……!///」
加持「なら決まりだ! 俺と結婚してくれ、葛城! 必ずお前を幸せにしてみせる!」
ミサト「あ、え、その……!// う、うん……///」コクッ
加持「ありがとう、葛城!!」
ミサト「わ、私の方こそありがとう、加持君……///」

冬月「……なんだね、これは一体……」

169:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:05:11.380 zGmDQdHXr.net
全ての人におめでとう。

勘違いにありがとう。

幸せな二組のカップルにおめでとう。

父に、母に、恋人にありがとう。

優しい世界を君に……。



これで本当に終劇。

170:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:05:44.411 SCjFF4Cla.net


171:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:06:23.150 nAmEba+ba.net
乙乙

172:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:07:19.055 Q4r30wz5a.net


173:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:08:01.349 HLwFnJ1Kp.net
ノンケってなんですか?

174:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:18:47.281 HLwFnJ1Kp.net
ノンケってなんですか?

175:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:19:24.780 6/0COt3TM.net
乙乙乙

176:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:20:30.365 /znMfayX0.net
乙乙乙乙

177:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:21:36.099 JCUpTpBg0.net
ホモ祭りが始まったときはどうするべきかと思った

178:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:34:41.823 n9t6IRuO0.net
おつおつ

179:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:36:01.162 HLwFnJ1Kp.net
ノンケってなんですか?

180:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:52:55.753 E/w8bx5d0.net


181:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/09/07 19:53:40.101 HLwFnJ1Kp.net
ノンケってなに?

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