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記事
岩田温2015年07月23日 21:50「救える命を救おうとした人が脅され、葛藤を抱える」 安全保障の闇
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同胞が襲われているのであるから、これを救出するのは当然だとの判断だった。
だが、この指示を神本氏は悔やむことになる。
この事件以降、新聞記者が次々と取材を申し込んできたのだ。
「隊長、今回の行動はAMDAの警護のためなんですか?」
「邦人の救出は業務実施計画に入ってないんじゃありませんか?」
要するに、その当時「集団的自衛権の行使」として位置づけられ、法的に認められないとされている
「駆けつけ警護」に当たるのではないかというのが質問の趣旨だ。
神本氏はこうした質問を受けた際の苦しい心の内を明かしている。
「日本人の救出を命じたのは間違いだったのか。業務実施計画を守って日本人の救出に行かないことが本当に正しいことなのか。
人助けという正しいこと、しかも日本人の救出に向かわせて何で責められなければならないのか。自問自答が続いた」
結局、今回の救出は、「救出」ではなく、「輸送業務」の一環であったというふうに言いつくろい、
何とか窮地を脱することが出来た。