「走れエロス」書いたat NEWS4VIP
「走れエロス」書いた - 暇つぶし2ch2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:27:55.775 s4UdcnN70.net
もうあるよ

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15/05/31 15:28:02.917 DxB561oBd.net
エロスは激怒した

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15/05/31 15:29:01.487 cHRoeZ3Pd.net
モロスは激クサした

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15/05/31 15:29:10.496 XLK+7qlt0.net
とりあえず書こう
エロスは激怒した。必ず、かの変態暴虐の王を除かねばならぬと決意した。
エロスには何もわからぬ。エロスは働きもせず、女と遊んで暮らしてきた。
けれども邪悪に関しては、自分のこと以外、人一倍に敏感であった。ちなみに、股間も敏感であった。
今日未明、エロスは車で一時間から二時間ほどの此のキョートの市にやって来た。
エロスには父も、母もいて、関係のある女は10代から50代まで30人を超え、さらに、16になる妹とも関係を持っていた。
この妹は、町の或る土地成金を、近々花婿として迎えることになっていた。結婚式も間近なのである。
エロスはそれゆえ、嫌々ながらも花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、はるばる市にやって来たのだ。
先ず、その品々を買い集め、それからエロスの好きないかがわしいサービス店の並んだギオンの通りをぶらぶら歩いた。
エロスには竹馬の友があった。セフレンティウスである。今は、この通りのサービス店で呼び込みの仕事をしている。
彼は二年前、エロスの借金の保証人となったばかりに全てを失い、そのような仕事に就くしかなかったのである。
その友の店を、これから訪ねてみるつもりなのだ。件のこと以来、久しく会わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。

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15/05/31 15:29:18.306 b0wfDQNc0.net
暴君ディオナニス

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15/05/31 15:29:56.022 XLK+7qlt0.net
歩いているうちにエロスは、町の様子を怪しく思った。ひっそりしている。
もう既に日も落ちて、こういうサービス店ならかき入れ時のはずなのに、町全体がやけにさびしい。のんきなエロスも、だんだん不安になってきた。
道で会った若い娘を捕まえて、何かあったのか、二年前にこの町に来たときは、夜になればここらのサービス店は灯をともして呼び込みを始め、町は賑やかであったはずだが、と質問した。
娘は首を振り、かわりに、一発2万よ、と小さくささやいた。
しばらくしてホテルから出てきたエロスは、今度は40を過ぎたくらいの熟女に会い、今度はもっと語勢を強くして質問した。
熟女は答えず、かわりに、二発で三万よ、と言った。
エロスは一発やって既に種が尽きていたので応じず、両手で女の体を揺さぶって質問を重ねた。
熟女は、辺りをはばかる小声で、わずか答えた。
「王様は、性風俗を禁じているのよ」

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15/05/31 15:30:12.229 TnY87VeVa.net
うわぁ

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15/05/31 15:30:42.225 cHRoeZ3Pd.net
悪いがここではSS以外需要なしだ

10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:31:35.346 XLK+7qlt0.net
「なぜ禁ずるのだ」
「風紀上良くないって言うんだけど、そのわりに奴はいつもシコってるわね」
「違反したらどうなるのだ」
「○すのよ。最初は、奴の妹婿だったわ。それから、自分の息子を」
「ムスコを!?」
「子供よ。それから、弟を。それから、弟の子供を。それから、友人を。それから、賢臣のアレニキス様を」
「○すとは...穏やかではないな」
「ただし、女の場合は裸で監禁して、見ながらシコるらしいわ」
「驚いた。国王は童貞か」
「それがね、童貞じゃないのよ。さっき言った息子の他に、50人のお后様との間に100人を超える子供がいるくらいだから。それどころか、この頃は、町へ出るたびに娘を奪うわ、ちょっと派手な暮らしをしていれば女をひとり貢げと言うわで、今日は6人奪われたわ」
聞いて、エロスは激怒した。「呆れた奴だ。イかしてはおけぬ」

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15/05/31 15:33:13.419 XLK+7qlt0.net
エロスは単細胞、要するに、アホで脳ミソが空っぽであった。
短刀を持った時の滑り止めのために、指にイボつきコンドームを装着したまま、のそのそニジョー城に入っていった。
たちまち彼は、ア○ソックの三人組のビーム攻撃にさらされ捕縛された。
調べられて、エロスの尻の穴からは短剣が出てきたので、騒ぎが大きくなってしまった。
エロスは、王の前に引き出された。
「ハァッハアッ、こっ、この短刀でっ、ウッ、なにをするつもりであったかっ、アアッ、言え!」
暴君オナニスは静かに、けれども右手では丸出しのイチモツを擦りながら問い詰めた。
「市を暴君の手から救うのだ」とエロスは悪びれずに答えた。
「アアアアアァーッ!」オナニスはイった。エロスの話など聞いていなかったようだ。
「イくな!」とエロスは彼を怒鳴りつけた。「だいたい、人の性欲を奪うのは、最も恥ずべき悪徳だ。貴様は、民の性欲を奪って喜んでいる」

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15/05/31 15:34:47.489 upwiOSiR0.net
文才がないのに書こうとするとこうなりがち

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15/05/31 15:35:21.596 XLK+7qlt0.net
「喜んでなどおらん。性風俗を蔓延させて風紀を乱したのは、おまえたちだ。人間はもともと性欲の塊さ。放置してはならぬ」暴君は落ち着いてつぶやき、ほっとため息をついた。「わしだって、風俗が嫌いではないのだが」
「そうら見ろ、貴様もつまりは同類なのだ。この変態め」エロスは嘲笑した。「その点、私はそんなものに興味など無い」
「黙れ、下賤の者」オナニスは、さっと顔を挙げて報いた。「口では、どんな清らかなことでも言える。わしには、人のはらわたの奥底が見え透いてならぬ。お前だって、今に、大事なところを切断されてから、悔やみ泣いても遅いぞ」
「ああ、王は利口だ。自惚れているがよい。私はちゃんと死ぬ覚悟で......んっ? あっ、ええっ!? イ、イチモツを!?」
「フフフッ、そうだ。わしは今まで、風紀に反した男どもにはすべてそうしてきた。もちろん、わしの首を狙いおったお前も、今日から女になるのだ」
しまった、とエロスは思った。あのクソ熟女め、俺にウソを教えやがって。
エロスはあわてて、「ちょ、ちょっと待ってください。その前に、私に情けをかけてください。執行までに三日間の日限を与えてください。たった一人の妹に、亭主を持たせてやりたいのです。三日のうちに、私は村で結婚式を挙げさせ、必ず、ここへ帰って来ます」
「ばかな」とオナニスは、しゃがれた声で低く笑った。「とんでもない嘘を言うわい。逃がした小鳥が帰ってくると言うのか」
「当然です」エロスは必死で言い張った。

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15/05/31 15:35:40.055 2+LUneR/p.net
エロスは激怒した。
王が愛すべき民に圧政を強いる事にではない。異教を推奨する事にでもない。己が子に政略結婚を強いる事にでも、性奴隷を侍らす事にでもない。
王が、おおよそ人間の持つべき愛情の悉くを欠いている事に怒ったのだ。
民草が愛を囁き合う様を、蝶や花に興味のない男がそれらを眺めるように、ただ観察していたり、ただの真似事として性欲を晴らそうとするさまに怒ったのだ。

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15/05/31 15:36:30.418 y6qVXvLr0.net
昔走れメロリスってあったな
竹馬の友ロリヌンティウス

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15/05/31 15:36:38.849 69WGuLpT0.net
URLリンク(i.imgur.com)

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15/05/31 15:37:37.340 XLK+7qlt0.net
「私は約束を守ります。私を、三日間だけ許してください。妹が私とヤりたがって...もとい、私の帰りを待っているのだ。そんなに私を信じられないのならば、よろしい、この町にセフレンティウスという、その...サービス店で働いている男がいます。私の唯一の友人だ」
「唯一とは...寂しいのう」
「あなたに言われたくはない。それで、彼を人質としてここに置いていこう。私が逃げてしまって、三日目の夕暮れまでにここに帰って来なかったら、あの友人を情け容赦なく去勢してください。頼む、そうしてください」
それを聞いて、オナニスには、あるもうひとつのアイディアが浮かんだ。
「フフフ、ならばもうひとつ、お前はその三日間、肉欲を満たすことを禁ずる。そして、帰ってきたら、すぐにお前を去勢する」
「なにっ、つ、つまり...」
「察したようだな。そうだ、お前は今から二度と肉欲を満たすことはできぬのだ。そのために、お前には貞操帯をつけておく。ただし、貞操帯の鍵は渡してやろう」
「な、なぜ鍵をくれるのだ?」
「その貞操帯はな、


18:一度鍵を外すと二度としめられない仕組みになっておるのだ。つまり、外して帰ればシコったことは一目瞭然という訳だ」 「フッ、私がシコる訳がなかろう」 「そうか。楽しみだな」



19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:40:01.810 XLK+7qlt0.net
オナニスは、残虐な気持ちでそっとほくそ笑んだ。生意気なことを言うわい。どうせ貞操帯を外してシコるに決まっている。
この嘘つきに騙されたふりして、放してやるのも面白い。そうして身代わりの男を三日目に去勢してやるのも気味がいい。
人の性欲は、これだから放置できぬと、わしは悲しい顔をして、その男のイチモツを鎌で刈り取ってやるのだ。
世の中の、ヤ○チンどもにうんと見せつけてやりたいものさ。
「よし、決まりだ。その男を呼ぶがよい。三日目にはシコらずに日没までには帰ってこい。遅れたりシコったりしたら、その身代わりをきっと去勢するぞ。ちょっと遅れるか、シコって来るがいい。お前のモノは、永遠に股ぐらに留めておいてやろうぞ」
「なに、何をおっしゃる」
「はは。イチモツが大事だったら、遅れてこい、シコってこい。お前の心はわかっているぞ」
エロスは口惜しく、地団駄踏んだ。

20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:42:10.349 XLK+7qlt0.net
竹馬の友、セフレンティウスは、深夜、ニジョー城に召された。シコるオナニスの面前で、彼らは二年ぶりに相逢うた。
エロスは、二年前のことを土下座して謝り、さらに、今回の事情を語った。
良き友セフレンティウスは、二年前のことに目をつぶり、無言でうなずいて、エロスをひしと抱きしめた。友と友の間はそれで良かった。
セフレンティウスは縄打たれた。その瞬間、オナニスはイった。
その後、エロスは悠々と外に出た。さて、三日も貰ったものの、車で一時間そこそこの我が家。時間はたっぷりある。急いでも仕方あるまい。
そんなことを考えながら、彼は、駐車場へ足を踏み入れた。
しかし、そこに車は無く、かわりに一人の男がそこに立っていた。エロスはあわてて駆け寄り、車はどうしたのだ、と聞いた。
男は落ち着いて答えた。
「オナニス様より伝言です『車は預かった。走って帰れ』とのことです」
「えーっ!そんなのアリかよ!」エロスはあわてて走り出した。初夏、満天の星である。

21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:43:24.707 WiHVgJQpx.net
言うほど悪くない

22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:44:24.857 XLK+7qlt0.net
エロスはその夜、一睡もせず、50キロメートルの道を急ぎに急いで、家のあるコウカの里に到着したのは明くる日の午前、陽は既に高く昇って、村人たちは野に出て仕事を始めていた。
エロスの16の妹も、兄と違ってそれを手伝っていた。
よろめいてくる兄の、疲労困憊の姿を見つけて驚いた。そうして、うるさく兄に質問を浴びせた。
「何でもない」エロスは無理に笑おうと努めた。「町で女を落としてきた。またすぐ町にいかなければならぬ。明日、お前の結婚式を挙げる。早い方が良かろう」
妹は頬を赤らめた。
「嬉しいか。きれいな衣裳も、初夜のためのローションも買ってきた。コンドーム? いや、彼は多分童貞だから、最初はナマでさせてやれ。さあ、村の人達に知らせてこい。結婚式は明日だと」
エロスは、また、よろよろと歩きだし、家へ入って神々の祭壇を飾り、祝宴の席を調え、間もなく床に倒れ伏し、呼吸もせぬくらいの深い眠りに落ちてしまった。

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15/05/31 15:44:27.835 ZXioyClh0.net
続けたまえ

24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:46:16.733 XLK+7qlt0.net
目が覚めたのは夜だった。
エロスは起きてすぐ、花婿の家を訪れた。そうして、少し事情があるから、結婚式を明日にしてくれ、と頼んだ。
婿の成金は驚き、それはいけない、私は明後日に尿検査があり、一発ヤったら尿タンパクが出てしまうから、検査が終わるまで待ってくれ、と答えた。
エロスは、待つことは出来ぬ、どうか明日にしてくれたまえ、とさらに押して頼んだ。そんな会話を一時間ほど続けた挙げ句、喧嘩になってしまった。
婿の成金は大学レスリング経験者で屈強であった。エロスは数えきれぬほどのタックル、投げ技、寝技を喰らい、夜明けまで一方的にやられて、やっと、エロスが婿に土下座して説き伏せた。
結婚式は、真昼に行われた。新郎新婦の神々への宣誓が済んだ頃、台風が空を覆い、強風が吹き始め、やがて車軸を流すような大雨も降りだした。
祝宴に列席していた村人たちは、何か不吉なものを感じたが、それでもめいめい気持ちを引き立て、陽気に花婿を卑猥な言葉でからかった。
エロスは満面に喜色をたたえ、しばらくは、オナニスとのあの約束をさえ忘れていた。

25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:48:01.753 XLK+7qlt0.net
祝宴は、夜に入っていよいよ妖しく乱れ華やかになり、新郎新婦は、村人たちの面前で本番を始めた。
エロスは、一生このままここにいたい、と思った。このよい人たちと生涯暮らして行きたいと願ったが、今は自分の体で、自分のモノではない。ままならぬことである。
エロスは、我が身にむち打ち、ついに出発を決意した。
明日の日没までには、まだ充分の時がある。ちょっと一眠りして、それからすぐに出発しよう、と考えた。その頃には台風も通りすぎていよう。
少しでも長くこの家にとどまっていたかった。エロスのような単細胞にも、やはり未練の情というものはある。

26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:50:49.809 XLK+7qlt0.net
花婿と絡み合いながら、快感に酔っているらしい花嫁に近寄り、
「おめでとう。私は疲れてしまったから、ちょっと御免こうむって眠りたい。目が覚めたら、すぐ町に出かける。大事な女がいるのだ。私がいなくても、もうお前には優しい亭主がいるのだから、決して寂しいことはない。
お前の兄の一番嫌いなことは、人の性癖をけなすことと、それから、自分の性欲に対して嘘をつくことだ。お前も、それは知っているね。亭主との性活で、どんなプレイも拒絶してはならぬ。お前に言いたいのは、それだけだ。
お前の兄は、間違いなく立派で偉い男なのだから、お前もその誇りを持っていろ」
花嫁は、夢見心地でうなずいた。エロスは、それから花婿の肩を叩いて、
「尿検査は再検査で通ればいいさ。私もそうだった。さて、私の家にも、宝といっては、妹とエロ本だけだ。まあ、他にもいろいろあるのだが、とりあえずそのふたつはあげよう。もうひとつ、エロスの弟になったことを誇ってくれ」
花婿は腰振りを止め、照れていた。
エロスは笑って村人たちにも会釈して、宴席から立ち去り、死んだように眠った。

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15/05/31 15:52:07.408 XLK+7qlt0.net
目が覚めたのは明くる日の薄明の頃である。
エロスは跳ね起き、南無三、寝過ごしたか、いや、まだまだ大丈夫、これからすぐに出発すれば、約束の刻限までには充分間に合う。
今日は是非とも、オナニスに、俺はイチモツに未練など無いのだというところを見せてやろう。そうして笑ってティンポ用ギロチンの台に上ってやる。
エロスは、悠々と身仕度をはじめた。台風も北へ去り、小雨が降っているのみである。
身仕度はできた。さて、エロスは、ぶるんと腰を大きく振って、雨中、矢の如く走り出した。

28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:54:06.525 XLK+7qlt0.net
私は、今宵、女になる。女になるために走るのだ。身代わりの友を救うために走るのだ。オナニスの性欲論を打ち破るために走るのだ。
そうして、私は女になる。若い時から名誉を守れ。さらば、ティンポコ。
若いエロスは、辛かった。幾度か、立ち止まりそうになった。えい、えいと大声をあげて、自身を叱りながら走った。
村を出て、売春宿を横切り、ストリップショーを素通りし、道半ばの町クサツに入った頃には雨も止み、日は高く昇って、そろそろ暑くなってきた。
エロスは、額の汗をこぶしで払い、ここまで来れば大丈夫、もはやティンポへの未練はない。妹たちは、きっとよいテクニックを編み出すだろう。
私には、今、何の気がかりもないはずだ。真っ直ぐにニジョー城に行き着けば、それでよいのだ。そんなに急ぐ必要もない。
ゆっくり歩こう、と持ち前の呑気さを取り戻し、スマホを開いてエロ動画を検索しながら歩きはじめた。見ながら興奮し、うっかり股間に手をやって貞操帯に気づき残念に思うのを二、三度繰り返した。
その時、降って湧いた災難、エロスの足は、はたと止まった。見よ、前方を、何と、広大な湖があるではないか。どうやら、道を間違えたようである。
彼は茫然と、立ちすくんだ。

29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 15:58:39.978 21EBP4r/0.net
結構好きだ

30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:00:22.326 XLK+7qlt0.net
左右を見渡したが、左はピエリ何とかと書かれた廃墟が邪魔で見渡せず、右手は広大な水辺が伸びるばかり。また、船のある様子もない。
エロスは湖畔にうずくまり、男泣きに泣きながら、八百万の神々に手を上げて哀願した。
「ああ、消し去りたまえ、広大な湖を! 時は刻々に過ぎて行きます。太陽も既に真昼時です。あれが沈んでしまわぬうちに、ニジョー城に行き着くことが出来なかったら、あの良い友達が、私のために女になるのです」
湖はいっこうに消え去る気配もなく、そうして、時は刻一刻と消えていく。今はエロスも覚悟した。泳ぎ切るより他にない。
ああ、神々も照覧あれ! 湖にも負けぬ愛と誠の偉大な力を、今こそ発揮して見せる。
エロスはざんぶと水に飛び込み、必死に泳ぎ出した。重たい水を、何のこれしきと掻き分け掻き分け、めくらめっぽう獅子奮迅の人の子の姿に、神も哀れと思ったかは知らないが、思ったより早く泳ぎきることが出来たのである。
ありがたい。エロスは馬のように大きな胴震いをひとつして、すぐにまた先を急いだ。一刻と言えども、無駄には出来ない。陽は既に西に傾きかけている。
走り去るエロスの後ろには、立派なビワ湖大橋が架かっていた。

31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:02:51.145 s4UdcnN70.net
だからもうあるって
南蛮船時だよ

32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:04:46.308 XLK+7qlt0.net
ぜいぜい荒い呼吸を整えながら、山越えのためちょっとズルをしてケーブルカーに乗り、山頂近くのエンリャク寺院群に着いてほっとした時、突然、目の前に五人ほどの僧侶が現れた。
「待ちなさい、そこの方」
「何をなさるのだ。私は陽の沈まぬうちにニジョー城へ行かなければならぬ。話なら早めに済ませてくれ」
「そうはいきませぬ。我々にお布施をくださらなければ、地獄に堕ちますぞ」
「私にはティンポの他に何もない。その、たったひとつのティンポも、これから王にくれてやるのだ。」
「その、ティンポを覆う貞操帯が欲しいのです」
「さては、オナニスの命令で、ここで私を待ち伏せしていたのだな」
僧侶たちは、ものも言わず一斉に錫杖を振り上げた。エロスはひょいと、体を折り曲げ、飛ぶ鳥のごとく身近の一人に襲いかかり、その錫杖を奪いとって、
「気の毒だがティンポのためだ!」と猛然一撃、たちまち、三人を殴り倒し、残る者のひるむ隙に、さっさと走って山を下った。

33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:08:37.106 XLK+7qlt0.net
一気に山を駆け降りたが、流石に疲労し、折から午後の灼熱の太陽がまともに、かっと照ってきて、エロスは幾度となくめまいを感じ、さらに幾度となく強い性欲を感じ、よろよろ二、三歩歩いて、ついに、がくりと膝を折った。
股間の方は、いわゆる疲れマラというのか、ビンビンに立ち上がろうと貞操帯の中でもがいているのだが、肝心の足の方は、立ち上がることが出来ぬのだ。
天を仰いで、くやし泣きに泣き出した。
ああ、湖を泳ぎきり、僧侶を三人も撃ち倒し韋駄天、ここまで突破してきたエロスよ。真の勇者、エロスよ。今、ここで、疲れきって動けなくなるとは情けない。
愛する友は、お前を信じたばかりに、一度は全財産を失い、そして、今度はティンポまでも。
お前は、稀代の不信の人間、まさしくオナニスの思う壺だぞ、と自分を叱ってみるのだが、股間以外全身萎えて、もはや芋虫ほどにも前進かなわぬ。
路傍の草原にごろりと寝転がった。身体疲労すれば、ティンポは逆に立ち上がる。
もう、どうでもいいという、勇者に不似合いなふてくされた根性が、心の隅に巣食った。

34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:12:32.773 XLK+7qlt0.net
私は、これほど努力したのだ。約束を破る心は、微塵もなかった。
神も照覧、私は精一杯に努めてきたのだ。動けなくなるまで走り、萎えなくなるまで我慢してきたのだ。
私は性欲ザルではない。ああ、出来ることなら私のティンポをたち割って、愛と信実の血液だけで満たされた海綿体を見せてやりたい。
けれども私は、この大事な時に、我慢の限界が来てしまったのだ。
私は、よくよく不幸な男だ。私は、きっと笑われる。私の妹も、さらにはその妹婿までもが笑われる。
いや、それだけではすまぬ、彼の友人の成金仲間も笑われるかも知れない。そうなれば、成金仲間の家族や友人、先輩後輩までもが笑い者だ。さらにはその成金仲間の先輩の家族も、さらにそのまた友人も...。
ああ、もう、難しい話はどうでもいい。とにかく、これが、私の定まった運命なのかも知れない。
セフレンティウスよ、許してくれ。君は、いつでも私を信じた。私も君を欺かなかった。私たちは、本当に良い友と友であったのだ。
いちどだって、暗い疑惑の雲を、お互い胸に宿したことはなかった。今だって、君は私を無心に待っているだろう。ああ、待っているだろう。
ありがとう、セフレンティウス。よくも私を信じてくれた。それを思えば、たまらない。友と友の間の信実は、ティンポなどで替えられるものではないからな。

35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:13:09.665 21EBP4r/0.net
続けてくれ
応援してるよ

36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:13:40.130 XLK+7qlt0.net
>>34
ありがとう

37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:15:13.531 XLK+7qlt0.net
セフレンティウス、私は走ったのだ。君を欺くつもりは、みじんもなかった。信じてくれ!私は、急ぎに急いで、我慢に我慢を重ね、ここまで来たのだ。
エロ動画を見ても我慢した。湖も泳ぎきった。僧侶の囲みからも、するりと抜けて一気に山を駈け降りてきたのだ。私だから出来たのだよ。
ああ、この上、私に望みたもうな。放って置いてくれ、シコらせてくれ。どうでもいいのだ。私は負けたのだ。だらしがない。笑ってくれ。
オナニスは、私に、ちょっと遅れて来い、シコって来い、と耳打ちした。
遅れたら、身代わりを去勢して、私を助けてくれると約束した。
私はオナニスの卑劣を憎んだ。けれども、今になってみると、私はオナニスの言うままになっている。私は、遅れた上に、貞操帯を外して行くだろう。オナニスは、一人合点して私を笑い、そうして事もなく私を放免するだろう。
そうなったら、私は、女として生きるより辛い。私は、永遠に変態の裏切り者だ。地上で最も不名誉の人種だ。

38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:17:59.829 XLK+7qlt0.net
セフレンティウスよ、私は死ぬぞ。君のティンポと一緒に死なせてくれ。
君だけは私を信じてくれるに違いない。いや、それも私のひとりよがりか?
ああ、もういっそ、悪徳者として生き延びてやろうか。
コウカの里には私の家がある。エロ本もある。妹夫婦は、まさか私を追い出すようなことはしないだろう。
正義だの、信実だの、愛だの、セフレンティウスの巨根だの、考えてみればくだらない。
友を見捨てて自分が生きる。それが人間世界の定法ではなかったか。
ああ、何もかも、ばかばかしい。私は、変態の裏切り者だ。どうとも、勝手にするがよい。さあ、シコるか。
ーー貞操帯の鍵を取り出したところで、うとうと、まどろんでしまった。

39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:21:15.702 XLK+7qlt0.net
『エロス兄さん、兄さんは、そんな男だったの?』
『ち、違うのだ、妹よ。ただ、私は...』
『もういい。聞きたくない。セフレンティウスさんを見捨てるような兄さんの言い訳なんて』
『ま、待ってくれ! 分かった、走る。きっと、彼の待つニジョー城へ間に合ってみせる』
『本当に?』
『ああ、本当だとも。もう嘘はつかん。私を、兄を信じてくれ』
『良かった...それじゃあ、これは...一生懸命走る兄さんへの...ご褒美よ...アアンッ』

40:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:21:53.225 XLK+7qlt0.net
「アアアアアァーッ!」
強烈な快感とともにエロスは跳ね起きた。何やら貞操帯の中が生ぬるくぬめっている。
そっと頭をもたげ、鼻で息をすると、生臭い匂いがした。どうやら、今見た妹の夢のせいで夢精してしまったらしい。
ほうと長いため息が出て、欲求不満から解放された気がした。
歩ける、行こう。疲労と性欲の解消とともに、わずかながら希望が生まれた。義務遂行の希望である。ティンポを犠牲に、名誉を守る希望である。
日没までにはまだ間がある。私を待っている人がいるのだ。少しも疑わず、静かに期待してくれている人があるのだ。
私は、信じられている。私のティンポなどは、問題ではない。死んでお詫び、などと気のいいことは言っておられぬ。
私は、セフレンティウスのたぐいまれな巨根を守らねばならぬ。今はただその一事だ。走れ! エロス。

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15/05/31 16:23:35.221 21EBP4r/0.net
おおおお

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15/05/31 16:23:48.433 XLK+7qlt0.net
私は信頼されている。 私は信頼されている。先刻の、あの悪魔の囁きは、あれは夢だ。悪い夢だ。忘れてしまえ。五臓が疲れている時は、ふいとあんな悪い夢を見るものだ。
それよりも、先刻の、あの妹の夢を我が心に刻みつけ、支えとして走り抜こうではないか。
エロス、やはり、お前は真の勇者だ。再びイチモツ萎えて走れるようになったではないか。ありがたい!
私は、正義の士として女になれるぞ。ああ、陽が沈む。ずんずん沈む。待ってくれ、太陽神よ。

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15/05/31 16:25:01.847 XLK+7qlt0.net
道行く人を突き飛ばし、蹴飛ばし、エロスは走った。
野原で乱交パーティーの宴席の真っ只中を駆け抜け、ヤっている人たちを仰天させ、シコるサルを蹴飛ばし、2メートルの壁を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。
一団の旅人とさっとすれ違った瞬間、不吉な会話を小耳にはさんだ。
「今頃は、あの男も去勢されているよ」
ああ、その男、その男のために私は、今こんなに走っているのだ。その男を女にしてはならない。
急げ、エロス。遅れてはならぬ。愛と誠の力を、今こそ知らせてやるがよい。
風体なんかはどうでもいい。エロスは、今は、貞操帯以外は何も着けていなかった。
見える。はるか向こうに小さく、ニジョー城の櫓が見える。櫓は、夕日を受けてきらきら光っている。

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15/05/31 16:26:57.755 XLK+7qlt0.net
「ああ、エロス様」うめくような声が、風と共に聞こえた。
「誰だ」エロスは走りながら尋ねた。
「フェラシテイカスでございます。貴方のお友達セフレンティウスのライバルでございます」
「何のライバルだ?セフレンティウスはただの呼び込みだぞ」
「いいえ、彼は職を無くす前、社会人マラソンを続けていました。そして、私もマラソン選手であり、日々そのタイムを競ってお互い切磋琢磨しておりました。私と彼は、良きライバルであり、良き友でもあったのです」
「そうだったのか。だが、私は急がねばならぬ。すまぬが話は後だ」
「いいえ」フェラシテイカスは、エロスのあとについて、走りながら叫んだ「駄目でございます。無駄でございます。そちらへ走るのはやめてください。彼をお助けになることは出来ません」
「いや、まだ陽は沈まぬ」
「そうではございません。ちょうど今、彼が去勢されるところです。ああ、あなたはアホだった。お恨み申し上げます」
「アホとは何だ。まだ陽は沈まぬ」
エロスは胸の張り裂ける思いで、赤く大きい夕陽ばかりを見つめていた。走るより他は無い。

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15/05/31 16:28:50.984 XLK+7qlt0.net
「やめてください。そちらへ走るのはやめてください。もう間に合わぬかと思いますが、彼は、あなたを信じておりました。王様がさんざん彼をからかっても、エロスは来ます、とだけ答え、強い信念を持ち続けている様子でございました」
「それだから走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う間に合わぬは問題ではないのだ。人の命も問題ではないのだ。私はなんだか、もっと恐ろしく大きいもののために走っているのだ。ついて来い!ニジョー城へ」
「ああ、やはりあなたはアホだ。刑場はニジョー城ではございません。サンジョー河原でございます。真後ろでございます」
「何っ?それを早く言え!」
「さあ、うんと走るがいい。ひょっとしたら、間に合わぬものでもない。」
言うにや及ぶ。まだ陽は沈まぬ。最後の死力を尽くして、エロスは走った。

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15/05/31 16:31:25.273 XLK+7qlt0.net
エロスの頭は、元々のことながら、空っぽだ。何一つ考えられない。
ただ、わけのわからぬ大きな力に引きずられて走った。
陽は、ゆらゆら山陵に没し、まさに最後の一辺の残光も消えようとした時、エロスは疾風の如く刑場に突入した。間に合った。
「待て。その人を去勢してはならぬ。エロスが帰って来た。約束のとおり、今帰って来た」
と大声で刑場の群衆に向かって叫んだが、執行前の儀式として美女がストリップをしているらしく、その歓声にかき消され、群衆は、一人として彼の到着に気がつかない。
ふと壇上を見ると、オナニスが踊り子を食い入るように見つめていた。もちろん、その右手は股ぐらでせわしく上下に動いている。
そして、オナニスの正面では、セフレンティウスが柱に縛りつけられている。
エロスはそれを見て最後の勇、先刻、湖を泳いだように群衆をかきわけ、かきわけ、
「私だ、オナニス! 去勢されるのは私だ。エロスだ。彼を人質にした私は、ここにいる!」
とかすれた声で精一杯に叫びながら、河原に転げ落ち、縛られている友の両足にかじりついた。
群衆は、どよめいた。あっぱれ、許せ、と口々にわめいた。セフレンティウスの縄はほどかれ、エロスの貞操帯は外されたのである。

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15/05/31 16:34:06.198 XLK+7qlt0.net
「セフレンティウス」
エロスは目に涙を浮かべて言った。
「私を殴れ。力一杯に頬を殴れ。私は途中で一度、悪い夢を見た。そればかりではない、実は、夢精までしてしまった。君がもし私を殴ってくれなかったら、私は君と抱擁する資格さえないのだ。どうか、このイカ臭い男を殴ってくれ。そして、思う存分罵ってくれ」
セフレンティウスは、全てを察した様子でうなずき、刑場いっぱいに鳴り響くほど音高くエロスの右頬を殴った。殴ってからエロスに向かって、
「イカ臭いんだよ、この変態野郎が」
と罵ると優しく微笑み、
「エロス、私を殴れ。同じくらい音高く私の頬を殴れ。私はこの三日間、たった一度だけ、ちらと君を疑った。生まれて初めて君を疑った。君が私を殴ってくれなければ、君は私と抱擁出来ない」
エロスは、それを聞いて、心の中に怒りの炎が燃え上がるのを感じた。私は三日間、懸命に走って来たと言うのに、この男はそんな私を疑ったというのか。
エロスは、自分が途中で悪い夢を見たことすら忘れ、怒りのおさまるまで、腕にうなりをつけてセフレンティウスの頬を、何発も何発も殴り続けた。
殴り終わって、
「ありがとう、友よ」二人同時に言い、ひしと抱き合い、それから嬉し泣きにおいおい声を放って泣いた。

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15/05/31 16:38:35.132 XLK+7qlt0.net
群衆の中からも、歔欷の声が聞こえた。暴君オナニスは、壇上から二人の様子をまじまじと見つめていたが、やがて二人に近づき、顔を赤らめて、こう言った。
「お前らの望みは叶ったぞ。お前らは、わしの心に勝ったのだ。」
それから、さらに頬を赤くし、
「ところで、わしは今初めて、男と女の関係ではない、別の趣味があることに気がついた。どうか、わしもその仲間に入れてくれないか。どうか、わしの願いを聞き入れて、お前らの仲間の一人にしてほしい」
どっと、群衆の間に、嘲笑の渦が起こった。
「変態、オナニス変態」
エロスは、まごついた。よき友は、気をきかせて教えてやった。
「エロス、君は、おっ勃っているじゃないか。早く落ち着かせなければ。そんなものだから、王様に私たちの関係を誤解されてしまうのだ」
エロスは、ひどく赤面した。


49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:39:09.530 8L9Oz7700.net
>>46
セフレンティウスかわいそう

50:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
15/05/31 16:51:21.500 21EBP4r/0.net
乙、面白かったよ

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