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「倭寇には朝鮮人もいて、主に朝鮮半島で活動」
▲育鵬社の出版社の倭寇についての記述p.85?育鵬社
「倭寇は、前期（14～15世紀）と後期（16世紀）に分けられる。
前期は北九州の日本人のほかに朝鮮人もいて、おもに朝鮮半島で活動した。
後期はその多くが中国人で、九州や琉球を根拠地として、おもに中国の南沿岸部で略奪と密貿易をくり返した。」
育鵬社出版社の教科書は、倭寇は日本人が主導していたという陳述が抜けた状態で、「日本人のほかに朝鮮人もいて、おもに朝鮮半島で活動した」と記述した。
また、後期倭寇を「その多くが中国人」とした。
倭寇には日本人が多く含まれていることについても曖昧に述べていた。
これは、日本の学生が倭寇を朝鮮人が主導したと理解する余地がある。
これらの記述とは少し異なる日本学界の認識を表わした記述をした教科書がある。
進歩的な傾向を帯びた「学び舎」教科書の倭寇の叙述は、日本の学界の倭寇の認識を示している。
倭寇が国境を越えて、日本、朝鮮半島の西南海岸、中国東南部の海岸を背景に生きていた人々、すなわち「境界」という認識である。
セクション名も「境界に生きる東アジア人-14世紀の東アジア」だ。
▲「学び舎」出版社の教科書「倭寇と呼ばれた人たち」p.76?学び舎
[倭寇と呼ばれた人たち] 1380年8月、朝鮮高麗末、倭寇の錦江河口攻撃。
- 1380年9月、倭寇の錦江上流への攻撃。攻撃の先頭に立った阿只抜都（あきばつ）は15～16歳の少年。李成桂（イ・ソンゲ）によって死亡。
阿只抜都（あきばつ）は済州島出身という話もある。
このように東シナ海では、様々な出身の人々が海を背景に活動していた。」
＊↑これちゃんとした引用をしてないことに、細かいけどイラッとする。
アジア歴史連??帯のイ・インソク運営委員は、「教科書の記述で、壬辰倭乱は日本の朝鮮侵略であることを明確に記述しなければならないが、倭寇は前期・後期倭寇の説明をすべて入れて、学生が正しく認識できるようにしなければならない」と指摘した。
○編集?チェ・ギュファ記者
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