切嗣「第五次聖杯戦争か…」at NEWS4VIP
切嗣「第五次聖杯戦争か…」 - 暇つぶし2ch1:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 01:53:37.40 /0AxPDpD0.net
―衛宮宅でのランサー襲撃時―

士郎(ヤバイヤバイヤバイ……あの青いのに殺される!)

その時、土蔵の床が光りました。

士郎「うわっ!?」

士郎(地面に魔方陣が…光ってる…!?)

切嗣「……」シュゥゥ…

士郎「…えっ?」

切嗣「士郎が僕のマスターかな?」

2:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 01:54:49.28 KGkBrf3R0.net
つまんねえから死ね

3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 01:55:20.69 GvosAjkY0.net
晒し上げ

4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 01:59:33.45 hbjkLQIT0.net
イリヤもびっくりだよ

5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 01:59:33.74 /0AxPDpD0.net
士郎「えっ、いや……爺さん?爺さんだよな!?」

切嗣「うん。まぁそうだね」

そこには黒いコートを着た衛宮切嗣が立っておりました。
見た目は災害時に出会った頃のように、最後に見た姿より若いものです。

士郎「そうだねって……ていうかなんで爺さんがここに…」

切嗣(……僕の頭に入っている情報。外に感じる魔力……聖杯戦争に間違いないな)

切嗣「士郎、ちょっとここで待っててくれ」シュッ

士郎(動き早っ!?マジで爺さんかあれ!?)


ランサー「…ぁあ?誰だテメェ」

切嗣(槍……一見はランサーか)

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14/10/28 02:06:11.70 /0AxPDpD0.net
士郎「おい爺さん!そいつ無茶苦茶強いぞ!いくら爺さんでも無理――」

ランサー(……土蔵に隠れてた魔術師か?だがこの魔力は人間のものじゃない…)

切嗣「お前のマスターは誰だ?」

ランサー「初見でそれかよ。答える義理もないが」

ランサー「逆に問う。お前は何だ?」

切嗣(士郎の見た目から推測するにそんなに時は経ってない。とすると、僕を知ってる言峰がまだいるはず…)

切嗣「僕はね、サーヴァントなんだ」

と言って、切嗣は機関銃を構えていました。

ランサー「!?」

切嗣「死ね」

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14/10/28 02:16:16.26 2UUWR1qM0.net
ケリーケリー

8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 02:16:30.00 /0AxPDpD0.net
ランサー(クソっ!!)ガガガガッ!!

士郎「うおぉっ!?」

士郎(なんだ……何やってるんだアレ……!?)

士郎は昔、切嗣に連れられて射撃場に銃を撃ちに行ったことがあります。
あの鼓膜をつんざくような破裂音は未だ記憶にありますが、今屋外で響くそれは銃弾どころの音声ではありません。

切嗣(サーヴァントになったせいか?銃弾の威力も速度も従来どころじゃない…)ガカガガガンッ!!

ランサー(どうにか弾ける!……が、どうなってる?弾切れする素振りが全く無い…)

ランサーの槍に軌道を逸らされた銃弾は、彼の背後の建物を粉々に破壊し続けます。
建物どころか更に後方の塀まで撃ち抜き、更には近隣の住宅まで破壊します。

士郎「爺さん!爺さん!!」

切嗣「なんだい!?今は隠れてもらってたほうが助かる!」

士郎「藤姉だよ!家の中に藤姉が寝てるんだ!撃っちゃダメだ!」

切嗣「何っ!?」

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14/10/28 02:25:34.49 /0AxPDpD0.net
ランサー(不味い!宝具を使う隙がない…!)

切嗣(不味いな。彼女に被害が及ぶ前にケリをつけないと……)スッ

左手で機関銃を乱射していた切嗣は、右手でコンテンダーという古めかしい拳銃を構えました。

ランサー(何か来る!宝具か!?)

切嗣(起源弾…)ドガンッ!!

ランサー(凌ぐ…斬り飛ばすッ!!)

ランサーの目には見えていました。乱射されている銃弾とは違う形状の弾丸が。
コンテンダーから放たれた“起源弾”の速度は機関銃の上を行くものの、歴戦を重ねた彼の動態視力に捉えられてしまったのです。

ランサー「ぜぇあッ!!」ギンッ!!

ただの一本で豪雪のような銃弾を弾きながらも、寸でのところで起源弾を弾くタイミングを見出したランサー。
流石としか言いようがありません。

10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 02:34:37.50 b3t7DPkI0.net
うわぁ

11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 02:50:59.52 /0AxPDpD0.net
ランサー(斬った!)

切嗣「……」

確かにランサーは起源弾を斬り飛ばし、己の左右に破片が散らばりました。
ですが、切嗣はほくそ笑んでいます。

ランサー(……?……!?体が、言うことをきかな…)

ランサー(いッ、痛づぁあっ!!!!?)

起源弾を斬ったと同時に、乱射される銃弾を捌こうと行動を移す刹那…
槍を握った手から、肩、胴体、足先、頭の先、全身に、雷のような激痛が走っていました。

ランサー(な、なぁ……に!?)

これが切嗣の宝具、“起源弾”。撃ち込んだ対象の魔力より回路をずたずたに破壊し尽くす一撃必殺の銃弾。
魔力の篭った槍の刃先に触れた程度では殺すに至らないものの、激痛は走らせるには十分。即ち、動きを一瞬鈍らせるには十分過ぎるものでした。

ランサー「ぱぎゃぁ!!?」バスバスッ!!ボチュンッ!!

乱射されていたあられのような銃弾が、ランサーの四肢を捉え、爆ぜ飛ばします。

切嗣「……」ガガガンッ!!

ランサー「おご!…ぁ………――」ボチュボチュッ!!

一見どう見ても行動不能どころか死んだろコレと思えるランサーの遺体に、切嗣はまだ銃弾を浴びせます。

士郎「爺さん!爺さん!もうソイツ死んでる!死んでるだろ!!」

12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 03:10:09.15 /0AxPDpD0.net
切嗣「……ん……それはまだわからないよ。なんと言ってもサーヴァントだからね」ドガガガンッ!!

そう言って見下した視線の先には、グチョグチョになったランサーの遺体が光の粒となって散って逝く様子。
ここでようやく切嗣は引き金から指を離します。ランサーの死亡に確信が持てたのでしょう。

士郎「うわ……ぅわぁ…」

切嗣(まず一体目……だが、士郎が既に襲われていた。他の局面も動いているのか…?)

切嗣「士郎。早速で済まないが状況を説明してもらえるかい?」

士郎「……こっちが聞きたいよ。なんで爺さんが今ここにいるんだ?そもそもなんで槍使いと戦って……」

切嗣「……そうか」

切嗣(士郎は聖杯戦争に巻き込まれた、という形か)

士郎「…あっ!そういや藤姉が!」ダッ

切嗣「!……そうだった」タタッ

無残な残骸と貸した家屋を士郎が先頭で走る。
彼女の寝床はすぐに到達した。が、

切嗣「……大河……」

士郎「……嘘、だろ?」

胴体が真っ二つになった大河の死体がありました。

13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 03:15:13.79 0Wvrs0Ad0.net
地の文キモ過ぎて草

14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/10/28 03:15:39.15 b3t7DPkI0.net
駄スレ下げ

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