14/09/07 22:54:26.70 HAd1eTww0.net
心配する妹を無理矢理作った笑顔で納得させ、自室に引き上げる。
電気も付けずに真っ暗な天井を眺めてみる。そこには何もない。
当たり前だ。
いきなり、机の上に置いてあった携帯が唸り声をあげた。
電話?誰からだ?のろのろと亀のような動作で電話にでる。
「もしもし?」
『どうも、僕です』
いくぶん緊張した声。電話の主は古泉だった。いったいなんの用だ?
もう俺はSOS団をやめた身だ、何があっても関係ない。
『そうおっしゃらずに。僕たちは涼宮さんがあなたをやめさせた理由がわからないのですが…』
「理由?そんなものは簡単だ。俺に興味がなくなった。それだけだろ」
『しかしですね…』
「今回のことで閉鎖空間は発生してないんだろ?」
『えぇ、まぁ…』