14/07/21 13:43:57.79 idxch3JE0.net
黒桐「あっ、そっか……」
黒桐(だとすると、最初からそういう考えでここに連れて来たのかな)
式「それにさ、幹也。やっぱり不公平だよ」
黒桐「?」
式「さっき、私を楽しませるって言ったのに……」
式「オレ、まだ満足してないよ。楽しんだの、幹也一人じゃない」
黒桐「…………、っぁ…………」
黒桐(そう言えば……そうだった……)
式「……逃げちゃうの?」
黒桐「………………」
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14/07/21 13:56:35.28 idxch3JE0.net
式「さっきから、体の洗い方が、やけに……やらしいから……」
式「そっちもその気なんだと思ってたのだけど」
黒桐「他意はない、つもり……だったんだけどね」
黒桐(期待させるような事をしてしまったのか、それとも無意識下の欲求かな)
式「幹也。ここで止めるのは、凄く無責任だと思う」
黒桐「…………」
黒桐「うん、そうだね。僕は案外勝手かもしれないけど」
黒桐「無責任男、にはなりたくない」
式「じゃあ」
黒桐「うん。実を言うと、こっちもまだ物足りなかった」
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14/07/21 13:58:57.29 VIJ38KsjO.net
やっとだ…
131:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 14:10:18.41 idxch3JE0.net
黒桐(……とは言った物の……僕は遠野くんや衛宮くんほど体力に自信がある訳でもなし)
黒桐「それでも……思えば十代の体力っていうのは、凄まじかった」
式「……なに、今と昔でそんなに違うの?」
黒桐「うん。せめて……あと一歳若かったら、大分違うんだけどね」
式「……えらい最近だな。なら、誤差の範囲内だ。気合で何とかしろ」
黒桐「とはいっても……僕は今、長い事出来る体になってないし……」
「一呼吸ですめばいいんだけど」
「……一呼吸?」
「十回か、二十回―…………」
…………
やりたいネタをやってしまった…
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14/07/21 14:19:47.92 jeRh9kLW0.net
漫画版メルブラは主人公不在の第二部で本領発揮するかわいそうな名作
……いや、第一部もギトギトに滾るし好きだけど
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14/07/21 14:22:16.26 VIJ38KsjO.net
あれ、メルブラの主人公って志貴…
134:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 14:31:22.21 idxch3JE0.net
黒桐「…………」
(わきわきわきわき……)
式「……何だかんだ言って、おまえも乗り気じゃないか」
黒桐「そりゃ好きな女の子にああ言われればね」
黒桐「さて……えっと、どこ洗うんだって」
式「…………」チョイチョイ
黒桐「うん、分かった……」
(スッ……)
コクトーくんは、手を伸ばした。
式「…………」
(スカッ……)
しかしその手は、空を切ってしまった。
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14/07/21 14:41:25.80 idxch3JE0.net
黒桐「あれ」
(スカッ……スカッ……)
しかしその手は、虚空を掴んでしまった。
式「…………」
式「何やってんだおまえ」
黒桐「…………これは」
黒桐「無い袖は振れない……ナイムネは触れない……って、事なんだろうか」
式「全然巧くないぞ」
黒桐「……どうすれば良いんだろう」
黒桐「――ピンチの時はまず落ち着いて、その後……何するんだっけな」
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14/07/21 14:51:39.81 idxch3JE0.net
式「……お腹から上に沿って行けば良いんじゃないの?」
黒桐「―それだっ」
コクトーくん、両儀さんのお腹に手をあて、少しずつ上方へと動かしていきます
(ツーーー…………)
式「……、っー……」
黒桐「………………」
そして到着――が……!
黒桐「―――」
式「……どうしたの」
黒桐「式。今緊張してる?」
式「大丈夫、リラックスしてる」
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14/07/21 14:52:05.34 CEsqFMon0.net
ほっす
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14/07/21 15:03:11.99 idxch3JE0.net
黒桐「そっか……良かった」
黒桐「じゃあ今胸やお腹に力とか入れてる?」
式「いや。普通にしてるよ」
黒桐「―え? あ、そうだよね……」
困惑……!コクトーくん、つかの間の困惑……!
黒桐「―――」
(シュルッ……シュルッ……)
式「―あっ……」
黒桐「―――」
(シュルッ……シュルッ……)
139:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 15:17:00.95 VIJ38KsjO.net
さる
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14/07/21 15:20:52.91 idxch3JE0.net
式「んっ、ぁ、あ…………はぁっ……」
黒桐「――――」
が……駄目っ…………!
掴めない…………!掴めない…………!
掴み所がないっ…………!
黒桐「…………何でだろう」
ボディソープ……!これが原因……!滑らせてしまう……!肌を……!
これではただ擦っているのと何ら変わりはない……!
式「………ぁ、ふっ……、ぅ………」
黒桐「ごめん、式。一度手、洗って良いかな」
式「あぁ………………、え?」
…………
141:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 15:31:55.37 VIJ38KsjO.net
ここまで来て落ちるのは…
142:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 15:34:42.80 YItoCk4r0.net
式はもうメディア展開ないのかなぁ
143:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 15:40:54.40 idxch3JE0.net
仕切り直し……再開……!
黒桐「…………」
(わきわきわきわき……)
式「……さっきよりノリノリだな、幹也」
黒桐「そりゃあお預けを食らったような物だからね」
黒桐「じゃあ、改めて」
(スッ……)
コクトーくんは、手を伸ばした。
式「…………」
(…………ふにっ……)
今度は外さないっ……!
多分その内未来福音の外伝か続編が出れば良いのに
144:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 15:53:18.66 idxch3JE0.net
黒桐「――――」
(ふに、ふにっ……ふに、ふにっ……)
式(――う…………)
(ふにふにっ……ふにふにっ……)
式(……うっ、……ふ、っ……)
(ふにふにふにふにふにふにっ……)
式「――ぃ…………」
黒桐「――あっ、痛かった?」
式「いや、痛くは、ない、けど……」
式「何で……そこまで、真剣になれるの?」
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14/07/21 16:07:51.45 idxch3JE0.net
黒桐「………………」
黒桐「理由はないんだ。けど、僕は胸を触り続けるんじゃないかな。……うん、胸が好きだから、触り続けていたいんだ」
……勿論相手は式限定だけど、と最後に呟く。
式「―――」
黒桐「……まいったな。これじゃ眼鏡男子は助平な事しか考えない、って言われても言い返せない」
黒桐「ごめん、嫌なら止めるよ」
式「別に、嫌じゃないよ。痛いというより、こそばゆいだけだから」
式「――うん、続けて幹也」
黒桐「そう? じゃあ、続けるよ」
…………
………………
……………………
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14/07/21 16:19:06.17 VIJ38KsjO.net
し
147:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/21 16:34:23.87 idxch3JE0.net
展開が浮かばない…
すみません、また今週土日のどちらかに立て直すかもしれません…
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