14/07/06 06:30:20.55 Ud8lario0.net
…………
士郎「…………」
セイバー「…………」
士郎「ごめん、セイバー。俺……結局意地を張って遠回りをしていただけみたいだな」
セイバー「いえ……気にしていません。……むしろ私は自分を恥じています」
セイバー「私は……貴方が誤った方向へ進むと分かっていて、それを正す事が出来ませんでしたから」
士郎「……とりあえず、これからどうする。街に帰って遠坂を探すか」
セイバー「はい……今は、それがベスト、なのでしょうが……」クラッ
セイバー「……っ、すみません。……正直今は……歩くのも、ツライ……」
士郎「え……もしかして、魔力不足? さっき、あれだけ食べたのに……」
セイバー「先ほどの食事は、魔力で内臓や腕を常に強化しながら食べていましたから……」
士郎「……実質プラスマイナスゼロ?」
セイバー「そういう事になりますね」テヘヘ…
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14/07/06 06:47:44.25 EVvlk7SP0.net
支援させてもらおう
51:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 06:59:26.03 Ud8lario0.net
士郎「そっか。それじゃあしょうがないな」
セイバー「そうですね。本当にしょうがない」
士郎(馬鹿な意地なんか、張らなきゃ良かった……そのせいで、セイバーは……)
セイバー「――はぁ、っ……は……ぁ……、…………」ハァ…ハァ…
士郎「…………」
士郎(………………)
士郎(魔力供給って、魔術師の唾液でも良いんだっけ?)
士郎「セイバー。とりあえず、一旦腰を下ろして休もう。――ほら、ありがたい事に道の脇にベンチもあるし……」
セイバー「そうですね……」
…………
凛「ぬ――ぁぁああ……。疲、れたぁ――もう…………」
凛(まさか店を出てから五分経たない内に二人とはぐれるなんてね。……金ピカの呪いか何かかな)
52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 07:24:22.06 Ud8lario0.net
凛「ま、あの二人が来るとしたら、何となくここいらだろうと目星は付けていたけど――あっ、居た居た」
士郎「――」
セイバー「――」
凛「………………あれ。あの二人何やってるの……?」
士郎「――」
セイバー「……ん、ぁ、ッ――」
凛「…………あえ?」
士郎「っ…………」
セイバー「……むぐ……う、うもうっ……」
凛「―――」
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14/07/06 07:47:16.92 Ud8lario0.net
士郎「…………は、ぁ」
セイバー「……ぁ……ふ……んん……」
凛(………………)
…………
士郎「…………どうだ、セイバー。その、少しは楽になった……かな……?」
セイバー「ええ……お陰で、少し体が楽になりました」
セイバー「ですが、まだ立って歩く……というには駄目みたいですね……」
士郎「……そうか」
士郎(気休めにはなったけど……急ぎ足で魔力を補充するには、その、一緒に、ゴニョゴニョ……するのが一番良いんだろうな)
士郎(でもいくら周りに人気がないといっても……そもそもイリヤの家の敷地内だし、そして何より……)
(パキッ……)
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14/07/06 08:02:46.30 Ud8lario0.net
士郎「…………? パキッ……?」
士郎「…………」クルッ
凛「…………」(気配遮断)
士郎「――――とっ!」
士郎「――とっ、とととっ遠坂っ、いっ、居たのかっ!?」
凛「居たわよ」ニヤニヤ
セイバー「リ……リン……。ご無事、だったのですね……?」
凛「無事だったわよ」ニヤニヤ
士郎(うっ……何故か嫌な予感のする笑い……)
凛「…………」ニヤニヤ
士郎「ということはだ。遠坂、つまり……」
凛「はあ……もう、真昼間から外で何やってるのよ貴方達」
凛「――わたしも仲間に入れなさいよ?」ニヤリ
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14/07/06 08:19:22.92 Ud8lario0.net
士郎「っ――あ、いや、違うっ、誤解だ遠坂……!」
士郎「いや、誤解ってワケでも無いんだが……と、とにかくおまえが今考えてるような事とはちょっと違うっ!」
凛「またまたぁ……とぼけちゃって」
(がばっ……ぎゅうぅぅっ……)
士郎「……っ、何だこの遠坂っ!?」
セイバー「ちょっ……リン、止めてください!」
凛「なによ……貴方たちばっか二人良い思いしないでよー?」
士郎「いや、ちょっ……話せば分かる……」
セイバー「落ち着いてくださいリン……!」
やっといつもの展開になりそう…
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14/07/06 08:30:38.13 EVvlk7SP0.net
凛かわいいよ凛
57:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 08:43:13.38 Ud8lario0.net
凛「――なぁにセイバー」
(とんっ……)
セイバー「ぁっ…………」パタリ…
士郎「―セイバー!?」
凛「――内臓一発ッ!」
(スパンッ)
士郎「うっ…………!」
(バタリ……)
…………
士郎(……………………)
「……あぁっ――ぁ、ん……」
「……ぁ、やっぱり、すごい、わね……」
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14/07/06 08:49:31.88 vqmMG2Pp0.net
あら^~
59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 08:59:32.53 Ud8lario0.net
士郎「っ…………う、…………」
眼鏡凛「……あら……お目覚め? 衛宮君、良い眺めね」
セイバー「……ふ、ぅ――……ぁ、ん……」
士郎「遠坂、おまえ……」
眼鏡凛「…………」
士郎「…………」
士郎「……何でメガネかけてるんだ……?」
眼鏡凛「気が向いたからよ」
セイバー「ぁ――やめ、て、くだ――さい、凛……」ハァ…
眼鏡凛「……あら、どうして。良いじゃない、士郎に、見てもらえば」
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14/07/06 09:15:32.17 Ud8lario0.net
士郎「っ――」
眼鏡凛「何やってるのよ士郎……よく、見ておきなさいよ」
眼鏡凛「よく見なさいよほら……――?」
セイバー「あぁ……うぅ、シ、ロウ……シ……ロウ―」
セイバー「ああっ……! う、ぅ――あぁ!…………」
士郎「………………っ」
眼鏡凛「ほら……セイバー……士郎を、見て……」
眼鏡凛「衛宮くんが、ビンビンでいら
61:っしゃるわ。咥えて差し上げて……」 セイバー「え…………? っ、ぁ…………」 士郎「っ…………。そんな事、しなくて、いいから……」 半日経ったのにまだ終わらない…
62:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 09:16:24.59 EVvlk7SP0.net
半日で無理なら一日かければいいと思うよ(ニコッ
63:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 09:35:31.59 Ud8lario0.net
眼鏡凛「何を言ったところで、この状況で貴方に自由はない」
眼鏡凛「――分かっている事でしょう、士郎?」
士郎「…………!」
セイバー「シロウ……」
眼鏡凛「……観念なさい、士郎。たまには、される側に回ってみなさい……!」
士郎(…………、俺は―)
1.……大人しく二人を受け入れる……。
>2.―最後まで、抵抗する。
士郎「…………やめろっ! やっぱりダメだ、こんな事は!」
眼鏡凛「……そう。最後の最後まで抵抗するのね、士郎は」
眼鏡凛「仕方ない……セイバー。貴方は足を抑えて。わたしは、腕を抑えるから――!」
セイバー「――分かりました、凛!」
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14/07/06 09:52:29.91 Ud8lario0.net
眼鏡凛「セイバー、足っ、抑えて!」
セイバー「はいっ!」
(ガシッ)
士郎「離せっ、離してくれっ!」
士郎「……っていうかセイバー、何でそんなノリノリなんだー!?」
(じたばたじたばた)
眼鏡凛「あっ、こら、暴れるな……暴れるなっての!」
眼鏡凛「いくらアンタでもわたしとセイバーに勝てるわけないでしょ!」
士郎「……馬鹿野郎! 大の男が、女の子二人相手に、負けるわけいかないだろっ……!!」
(どたばたどたばた)
凛(……今の、本当かな。何か他の理由もある気がするんだけど……)
65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:08:49.47 Ud8lario0.net
……立て直すのもありかな
最終的に90kbくらい行きそうだし…
66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:10:05.83 EVvlk7SP0.net
多すぎwww
立て直すなら楽しみに待ってるわ
67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:18:25.53 Ud8lario0.net
ちなみに今の時点で70kbくらいです
もしかしたら100kb超えるかもしれないので来週の土日のどちらかに立て直す事にします
お疲れ様でした
68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:20:46.23 EVvlk7SP0.net
乙
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