14/07/05 23:40:12.45 R4EXEqjw0.net
やめたくなりますよ~守護者ぁ……
3:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/05 23:40:44.13 8pajHNht0.net
――え、身長と体重はどれくらいあるの?
アーチャー「身長は187cmで、体重は78kgです」
――78kg。今なんかやってんのスポーツ、ガッチリしてるけど。
アーチャー「特にはやってないんですけど、トレーニングはやってます」
――あ、トレーニングやってんだ。っていうのはイメージトレーニングみたいな?
アーチャー「ん、そうですね」
――週どのくらいやってんの
アーチャー「週……毎日ですね」
――へぇー。結構なに、昔からそういう……ガッチリした感じだったの?
アーチャー「そうですね……昔はチビだったんで結構。そっから少しずつ鍛錬してって……」
――で、身長が、身長を伸ばしていって……
アーチャー「伸ばしていって……」
4:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/05 23:47:23.28 8pajHNht0.net
ネコカオス「…………よし、採用!」
アーチャー「どうも」
式「赤毛の男はゲイが多いらしいな」幹也「それ、本当?」
スレリンク(news4vip板)l50
の続きです
ホモ要素はありません
5:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/05 23:52:41.13 8pajHNht0.net
― 厨房 ―
カレーピラフ二十人前入りましたー! アーチャーさん、お願いします!
アーチャー「グゥレイト、数が多いな!」
アーチャー「投影、開始――」
アーチャー「カカカカーーーーッ!!」
…………
志貴「アーチャーさんお疲れ様です」
アーチャー「君は……遠野志貴だったかな」
志貴「――名前、覚えてくれていたんですか」
アーチャー「共に働く仲間だしな……」
6:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/05 23:54:31.40 kLZLPmE30.net
濃厚なホモセックス期待してもいいですかね
7:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:00:14.98 Ud8lario0.net
(トントントントン)
志貴「アーチャーさん包丁捌き綺麗ですね……」
アーチャー「そうかね。刃物の扱いに関しては君も素晴しい腕前だと聞くが」
志貴「ありがとうございます。けど俺、料理に関してはまだまだですから……」
(ゴウッ……ボウッ……)
アーチャー「……いよっと。ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!」
志貴(この人、中華鍋がえらく似合うな……)
志貴「アーチャーさん。話があるんだけど、いいかな」
多分ホモ展開になる前に落ちます(確信)
8:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:05:51.87 85QUXaoe0.net
聖処女専属調教なんちゃらはでてきますか
9:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:06:48.03 Ud8lario0.net
アーチャー「―別に構わんが。ここでなくてはいけない事なのかな、それは」
志貴「叶うのなら」
アーチャー「ふむ。カレーピラフ一丁上がり、っと」
志貴「……アーチャーさん。士郎くん達、どこに行きました?」
アーチャー「―――」
志貴「さっき伝票を見させてもらったんだけど……どう考えても、士郎くんの手持ちで払える額じゃない」
志貴「この事がバレたら……お互いマズイじゃないですか」
志貴「けど……アーチャーさんって……良い投影してますよね……」
志貴「俺ずっと思ってたんですよ。形も良いし……切れ味も良い……」
アーチャー「いよっと。ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!」
志貴(やっぱり鉄鍋が似合うなこの人)
10:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:13:16.88 vqmMG2Pp0.net
型月の男キャラはいちいちホモくさい
11:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:14:09.32 Ud8lario0.net
アーチャー「君の言わんとせん事は分かった……投影、開始」
アーチャー「……そら、望みの品はこれだろう?」
志貴「おお―――!?」
アーチャー「ではこれで今日の事は秘密……と。それで良いんだな」
志貴「やったっ、ありがとうございますアーチャーさん。一目見た時から気になってたんですよ……この中華剣」
アーチャー「…………。何故か、以前にもどこかで同じ事があった気がする……」
…………
ギル「待たせたな、セイバー! シンジとの話が存外長くなってしまってなぁ」
ギル「ん? どこだセイバー。セーイバー?」
出てこないけど多分エロ展開行く前に落ちます
12:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:20:54.43 Ud8lario0.net
ギル「おい、アーチャー。セイバーたちが何処に行ったか知らんか」
アーチャー「私は知らん」
ギル「そうか。まあ元より期待はしておらん。我自ら捜すから良い」
アーチャー「あっ、おい、待てい。確かに私は凛たちの行き先は知らん」
アーチャー「知らん……が、生憎私はおまえの足止めを命じられている身でね」
ギル「――ほう?」
アーチャー「まあ、運が悪かったと諦めて……ここで倒されてくれないか、英雄王」
ギル「運が悪い? たわけ、我の幸運は元よりトップクラスだぞ? 」
ギル「それをランサーと最底辺を争う貴様ごとき(幸運E)が戦おうなどど、思い上がりも甚だしい――!」
ネコカオス「外でやってくんねぇかなぁ……」
13:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:24:59.71 Ud8lario0.net
(からんからーん)
桜「はー……やっと着いた……」
桜「先輩たち……多分、このお店よね。どこだろう……?」キョロキョロ
「串刺しだ!そぅら!巧く躱せよ!巧く躱せよ!」
「そぉら!小手調べだ!癖が悪くてね!」
(ガキンガキン)
桜「あの、アーチャーさん。お忙しそうなところすみませんが……」
アーチャー「――! 間桐桜か……」
ギル「そこだ! 刈り取れ!」
(ガキンガキン)
14:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:33:52.16 Ud8lario0.net
桜「わたし、今日映画館で先輩たちと待ち合わせの約束をしていたんですけど……」
桜「お爺様の介護に手間取っちゃって、家を出るのが遅れてしまったんです」
アーチャー「ああ、それでか……待ち合わせの時間に来れなかったのは……!」
桜「その後、先輩たちが来るなら多分ここだと思って来てみたんですけど……、居ます?」
アーチャー「見ての通り、私は忙しいのでな……ライダーにでも聞くといいだろう……っ!」
ギル「……開け。ゲート・オブ・バビロン」
(ガンガンガンガンッ!)
アーチャー「ロー……アイアスッ!」
(キンキンキンキンッ!)
桜「そういえばライダーもこのお店で働いてるんだった。えっと、ライダー、居ます?」
ライダー「サクラ。来てくれたのですか」
15:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:41:33.69 Ud8lario0.net
ギル「突破出来んだとぉぉ!?」
アーチャー「16本……17本……18本……」
アーチャー「トレェェェッス!! オンッ!!」
(ガキンガキンガキンガキン!)
式「あ。良いなぁアレ。欲しいな」
ギル「やらんぞ!?」
式「ケチ」
桜「……。ライダー、先輩たち見なかった?」
ライダー「先ほどまでは居ました。ですが……」
ギル「とぅあ! 控えよ!」
アーチャー「いやぁ! 甘いっ!」
ライダー「…………アレが来たせいで、移動を余儀なくされました」
16:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:45:04.84 /DZ6uvBs0.net
しえん
17:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:50:49.53 Ud8lario0.net
桜「……」
桜「…………」
桜「…………許せない」ボソッ
(がキン!)
ギル「王の鎧にぃぃっ!? おのれ、雑種ごときにぃぃ!!」
アーチャー「終わりだ――!!」
桜「――食べちゃいます」
(シュル……ガシッ……)
ギル「な―――?」
アーチャー「…………」
(グイッ……ズルズル……)
18:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 00:58:46.41 Ud8lario0.net
「あ~れ~」
アーチャー「…………」
(ガリガリ、パクパク、モグモグ、ゴーゴー)
アーチャー「フ、慢心したな英雄王」
(ジャラララ……」
アーチャー「な――」
ギルガメ「あばばば……は、離すなよ!? 絶対離すなよフェイカー!?」
アーチャー「オマエ……しつこいにもほどがあるぞー!?」
ギルガ「踏みとどまれ、下郎! 我がその場に戻るまで……」
桜「がーりがり」ガリガリ
ギル「ガッ!?」
19:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 01:07:01.84 Ud8lario0.net
桜「……アーチャーさん」
アーチャー「な……なんだ、桜……」
桜「……先輩たちがどこに行ったか、分かりますよね? 連れて行ってくれませんか?」
ギ「雑……種……は、早く、しろ…………もう……保た……」
アーチャー(……やむを得まい。このままではオレも引きずり込まれる……)
アーチャー「分かった……ついてきたまえ」
桜「もう、置いていかれたくない……」
ライダー「私も同行します」
ネコカオス「…………」
ネコカオス「……あれ? 今の、無銭飲食じゃね? 堂々と食い逃げされてね?」
……
20:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 01:15:02.35 Ud8lario0.net
……
式「そろそろ出ようか」
幹也「そうだね。でもね、式」
幹也「さっきこっそり懐に何か隠しただろ? それ、出しなさい」
式「…………」
式「鮮花どころかおまえにまで見破られたか……鈍ってるのかな、オレ」
幹也「君、欲しい物があったら獲るくせがあるからね。さ、早く」
式「…………しょうがねえなぁ」
(すっ……)
幹也「……。なにこれ」
式「知らない。柄だけ刃物じゃないのか。そんなのあるか知らないけど」
21:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 01:17:13.15 Ud8lario0.net
幹也「……え? 柄?」
式「(無視して)言っとくけどな、コクトー。オレは別にこれを盗んだわけじゃないぞ」
式「落ちてあったから拾っただけだ」
幹也「落ちてたって、どこに」
式「机の上」
幹也「置いてあったんです!」
式「そうかな……?」
幹也「間違いなくそうです。どこの机の上にあったのさ」
式「さっきのカレー先輩のとこ」
幹也「そう。じゃ、返してきなさい」
式「…………」
22:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 01:29:57.60 Ud8lario0.net
幹也「そんな目でこっちを見ても駄目です。落し物は持ち主に返さなきゃ駄目だろ」
式「はいはい、分かったよ」
と言いつつ最後の一つは返さず隠し通す両儀さんだった。
― ゲームセンター ―
式「ここ、前にも来た事あるな」
幹也「あの時はクレーンゲームとかやったっけ」
式「……あの時の人形、どうしてる?」
幹也「今でも大事に飾ってあるよ。……あ、でも……実家……か……」
式「気が向いたら見に行っていいか」
幹也「う……ん。実家はちょっと……顔出しづらくてね……」
書き溜めが切れてしまった……
23:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 01:40:53.55 Ud8lario0.net
式「親父さんとケンカしてるんだったな。……なんだ、オレよりおまえの方が実家と折り合い悪いじゃないか」
式「自分を棚に挙げて人のコトばかり言うクセ、何とかした方がいいぞ」
幹也「…………」
式「コクトー・ユーコット・キカンスキーに改名するか?」
黒桐「……それだと名前がコクトーになるんだけど」
白純「ボクたちは……どうしてこんなところに来てしまったんだろう……」
龍之介「遊びにでしょ。さて、どこかに良い子でも居ないかなと……」
…………
龍之介「今日は駄目みたいだな……軽く遊んで帰るか」
白純「そうだね」
龍之介「じゃあせっかくだし二人PLAYで、と……」
24:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 01:53:36.35 Ud8lario0.net
龍之介「『雨生龍之介、セイバー、発進する!』」
白純「『白純里緒、ランチャーで行きますっ!』」
龍之介「…………」
白純「…………」
龍之介「まー深い意味は無いんだけどさ。なーんかスッキリするよね、これ」
白純「少し恥ずかしいけどね……」
黒桐「あれ、やってみようか」
式「いい。オレは見てるから、まず一人でやってみせてよ」
黒桐「そう?……さて」
白純(げげっ……あの声は。幹也……と両儀、式……)
龍之介「里緒ちゃん、画面見ないと操作できなくね?」
25:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 01:54:31.71 HgJe+Sws0.net
アーネンエルベSSとは珍しい
26:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 02:03:01.01 Ud8lario0.net
黒桐「シューティングゲームの一種か……どんな感じなのかな」
里緒「何でよりにもよってこの台に来るんだよ……!」
龍之介「里緒ちゃん? ……落ち着けよ、こういう時はまず落ち着いて、COOLになるんだ」
里緒「わ……分かってる……!」
里緒「落ち着け、白純里緒……KOOLになれ、KOOLになるんだ……!」
龍之介「大丈夫かなー……」
…………
(バシューン。バシューン。カチッカチッ)
黒桐「え……パワーダウン? もう?」
式「……ふーん」
式「こういう電子ゲームっていうのはあんまり詳しくないんだけどさ、後ろから見てて一つ気付いた事がある」
27:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 02:09:32.16 Ud8lario0.net
式「おまえ、乱発しすぎだよ。だからすぐエネルギーが切れるんだ」
黒桐「……そうかな?」
式「……ちょっと代われ」
式「オレが勝たしてやるか……しょうがねえな……」
黒桐「君、自信あるの」
式「ゲームなんて適当で十分だろう? それにな、コクトー……」
式「オレの狙いは完璧だ……」
(チュドーン)
式「…………」
黒桐「…………」
式「あれ?」
黒桐「そりゃ飛んでるんだから、下からも撃たれるよ……」
…………
28:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 02:21:36.51 Ud8lario0.net
式「もう一回。もう一回やろう、コクトー」
黒桐「分かった。今度は僕も一緒にやるよ」
…………
黒桐「…………」
黒桐「向こうの人……やっぱ上手いや……」
式「終わった? じゃあ、次行くぞ」
黒桐「うん」
白純「…………」
白純「ああ……心臓に悪かった……」ハァー…
白純(途中でボクが両儀さんを堕とした時なんか、本当にバレたかと思った……)
龍之介「中々上手かったじゃん、向こうも……アツツ……」
白純「大丈夫? やっぱりまだ、さっき金色の人に襲われた傷が……」
29:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 02:27:14.34 YXccLZacI.net
なんか戦闘セリフが妙な精度で再生されると思ったらアンコか
30:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 02:33:43.62 Ud8lario0.net
龍之介「……悪い、今日はもう体が持たない。里緒ちゃん、オレを旦那のトコまで送ってってくれる?」
白純「うん……ボクは構わないけど」
白純「龍之介君。キミ、よくあんな爆撃じみた事されて生きてたね?」
龍之介「……。何でも、あの店の中はギャグ時空って言うらしいんだ」
白純「……なんか、何でもありだね……」
― カラオケボックス ―
黒桐「式、カラオケって知ってる?」
式「バカにするな、それくらい知ってるよ。来たのはこれが初めてだけど」
黒桐「じゃあ何をする所かも知ってるよね」
式「…………」
式「変態」
31:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 02:36:03.45 3rW15M0h0.net
弓士エンドなのかね?
大好物です
32:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 02:48:34.61 Ud8lario0.net
黒桐「…………。いや、何を想像したかは知らないけどね。歌を歌うところだよ、ここ」
式「…………。あ、そうだったのか」
黒桐(何と勘違いしたんだろう)
― カラオケボックス内 ―
式「……じゃあ、歌ってみるけど。こっちは素人だから、あんまり期待しすぎないでくれ」
黒桐「うん……カラオケボックスに来る人の大半は素人だと思うから、気にしなくて良いと思うよ」
黒桐(式が歌うところ見るの、もしかしてこれが初めてかな)
式「よしっ……」
式「―――」ボエー
黒桐「―――」
33:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 03:06:57.50 Ud8lario0.net
…………
式「…………ふぅ。結構気恥ずかしいもnだな、これ」
黒桐「…………」
式「……どうだった? オレの、歌」
黒桐「…………」
黒桐「君――ひょっとして、プロ?」
式「……歌は習ってないけど。あれ、ひょっとして褒められてる?」
黒桐「いや、本当に、素直な感想……だけど」
式「そうか。じゃ、ありがたく受け取っとく。さ、次はコクトーの番だぞ」
黒桐「……あんなに巧い歌の後だと、ちょっと腰が引けちゃうな」
式「おまえ、昔から音痴だもんな」クスクス
34:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 03:19:15.07 Ud8lario0.net
黒桐「――そうかな?自分だと、普通くらいだと思ってたんだけどな」
式「どこからどんな風に聞いても音痴だよ、おまえは。さ、覚悟を決めろ」
黒桐「……そこまで貶されると、逆に気が楽になってきたよ」
黒桐「というか。上手い、っていうのは無理かもしれないけど……普通とまでは言わせたくなった」
式「無理だと思うけどな」
黒桐「……そこ、やる気を削ぐような事を言わないコト。――よし、じゃあ早速十八番から……」
式「……また“雨に唄えばか”?」
黒桐「…………あのね。洋楽なんか、僕に唄えるわけないでしょう」
式「ああ……まともに唄えないから、いつも鼻歌だったのか。納得」
黒桐(…………。真実だから、言い返せないのが辛い)
弓士エンドどころか完結すら危ういような
35:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 03:27:31.48 /DZ6uvBs0.net
紫煙
36:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 03:35:31.49 Ud8lario0.net
黒桐「……よし」
(ダーッシュダーッシュ、ダンダンダダン、ダーシュダーシュ、ダンダンダダン)
黒桐「俺は、涙を流さないー」ダダッダー
式「…………」
ところ変わって……遠野邸・ロビー
秋葉「…………」
七夜「ぐっ‥‥」
七夜(くっ‥‥「力」が抜ける‥‥。くそったれぇ、オレの力は‥‥こんなものなのかよ‥‥)
七夜「熱っ、熱っ熱っ、熱い……」
秋葉「――」
七夜(しかも……これだけ有利な条件にも拘らず、油断一つしていない……かよ)
37:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 03:48:27.06 Ud8lario0.net
七夜「まいった……オレの負けか……」
七夜「えっと……負けた方は脱ぐ……んだったか?」
秋葉「誰もそんな話はしていません!」
(ジュウゥゥ……)
七夜「熱熱っ……! 分かった分かった、分かったからもう……!」
七夜「オレの負けだ……言う事を聞く……言う事を聞くから、やめて、くれ……」
秋葉「…………。貴方の提案を受け入れて、私にどんなメリットがあるんですか?」
七夜「……オレの知っている限り、志貴(アイツ)の事でも話そうか。――例えば」
七夜「――志貴(あいつ)が最近……夜中に、何処で何をしているか……とか」
秋葉「…………!」ピクッ
七夜(隙が、出来た――)
38:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 03:58:52.28 Ud8lario0.net
七夜「おおお‥‥」
(ザッ)
秋葉(なっ‥‥消えた‥‥!?)
秋葉「ちいいっ‥‥」
秋葉(後ろ‥‥かぁ‥‥)
(ジャッ)
琥珀「はっ‥‥疾い! しかし秋葉さまもなんという反応でしょうか‥‥!」
ネコアルク「まさか‥‥ナナヤん‥‥ぬしゃあ‥‥」
この観客たち、ノリノリである。
七夜「おおあ」
(ジャオオ)
39:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 04:11:52.69 Ud8lario0.net
秋葉(疾い‥‥しかし‥‥)
秋葉「駄目ですよ……見る方が速いんですから……!」
ネコアルク「ゲージ技‥‥」
七夜「―――」
(ヴオン)
秋葉(三人‥‥!?)
琥珀「疾い、いや疾いなんてものじゃありません‥‥あれが人に可能な動きなのでしょうか!?」
七夜「―――」
秋葉(なっ‥‥下)
ネコアルク(スライディングで素早く股の間を潜り、鬼妹の背後に回りこみ‥‥)
40:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 04:26:26.54 Ud8lario0.net
七夜「そらっ!」
(ゲシッ)
秋葉「あっ……」
(ばたんっ)
ネコアルク(足払いをかける。なお、この時素早くスカートの中身を見ておく事も忘れない)
七夜「……白か」
秋葉「―――」
ネコアルク『説明しよう。ナナヤんの突進技・閃鞘は一瞬姿を消した後様々な用途に分岐する訳ですが……』
ネコアルク『その際ゲージを消費する事で瞬時に開始時の場所に戻れるのだ。いつの設定だよ、これ』
ネコアルク『……こいつの体どうなってんだ』
41:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 04:37:15.62 Ud8lario0.net
七夜「そして瞬時に離脱・撤退……」ダダダッ
秋葉「まっ、待ちなさいっ―――!」
七夜「ははは、待たない。ほとぼりが冷めた頃にまた会おう!」ダダダッ
七夜(約束は守った。報酬はちゃんと払えよ、志貴)
琥珀「そうは行きませんよー。えーい☆」ポチッ
(パカッ)
「あ~れ~……」
「――って、私も一緒に落ちてるんだけどーー!?」
琥珀「…………」
琥珀「……まあ、不法侵入者さんを追い出すためですし。不可抗力ですよね」
ネコアルク「にゃわけねえから……。えー、なにこの理不尽ドクター……流石我らがライバル?」
42:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 04:45:53.88 b7OG/v+x0.net
ネコアルクも素で突っ込むレベル
43:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 04:50:59.93 5lyL2dmM0.net
最近、聖杯戦争に参加したのはいつ?
今朝ですねぇ
今朝ァ!?
44:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 05:08:20.68 Ud8lario0.net
その頃、士郎たちは……
― アインツベルン城・敷地内 ―
士郎「…………」
セイバー「…………」
士郎「どうしてこんなところに来てるんだろうな、俺たち」
セイバー「どうしてこんなところに来てるんでしょうね、私たち」
士郎「……やっぱりさっきの曲がり道を右に曲がっておくべきだったかな……」
セイバー「そういう問題ではないと思います……だから、言ったではありませんか」
セイバー「店を出てから五分でうっかり凛とはぐれた時……少しあの場に留まって、ちゃん合流してから進みましょうと」
士郎「いや……だって、なぁ……。遠坂の事だから、何か考えがあって一度俺たちと別れたのかもしれないし」
士郎「そもそも、店を出て五分でうっかりはぐれるなんて思わないぞ、普通。何かの冗談かと思ったくらいだ」
セイバー「ええ、そう思う気持ちは分かります。しかし問題はそこではないのです」
合計で60kb超えたのにまだ終わらない、やばいやばい…
45:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 05:30:06.83 Ud8lario0.net
…………
士郎『―――』
セイバー『あの……シロウ?』
士郎『なんだ、セイバー』
セイバー『私の勘がそれとなーくと伝えてくるのですが……今の道、右に行くべきだったのではないでしょうか?』
士郎『…………』
セイバー『今からでも遅くはないですから、引き返しません……?」
士郎『…………駄目だ。いくらセイバー相手でも、これだけは譲れない』
士郎『――歩んできたその道が。今までの自分の勘が、間違ってなかったって信じてる』
セイバー『……そうですか。なら私は、シロウの指示に従うまでですが……』
46:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 05:41:54.50 Ud8lario0.net
…………
― 不思議な不気味な猫の王国 ―
(にゃー。にゃー。にゃー)
士郎『…………』
セイバー『あの……シロウ……?』
士郎『……じゃない』ボソッ
士郎『……行こう、セイバー。今度は向こうだ』
セイバー『はあ……』
…………
― いまは滅び去った王国の詩 ―
士郎『…………』
セイバー『シロウ』
士郎『……なんかじゃ、ない……』
47:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 05:47:05.93 APNC8ApT0.net
頑張るなすごい
48:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 06:00:25.79 Ud8lario0.net
…………
― ジョージ映画村の惨劇 ―
(「はい、よーいスタート(棒読み)」)
士郎『…………ッ』
セイバー『…………』
士郎『……間違い、なんかじゃない……!』タタタッ
…………
― 燃え上がるネコの森 ―
(アチアチッ、アチッ、アチチチっ! アツゥイ!)
士郎『…………っ、……!』
セイバー『シロウゥゥ……』
士郎『――決して、間違いなんかじゃないんだから……!』
セイバー『自らの過ちは素直に認めましょうよぉっ!!?』
49:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 06:30:20.55 Ud8lario0.net
…………
士郎「…………」
セイバー「…………」
士郎「ごめん、セイバー。俺……結局意地を張って遠回りをしていただけみたいだな」
セイバー「いえ……気にしていません。……むしろ私は自分を恥じています」
セイバー「私は……貴方が誤った方向へ進むと分かっていて、それを正す事が出来ませんでしたから」
士郎「……とりあえず、これからどうする。街に帰って遠坂を探すか」
セイバー「はい……今は、それがベスト、なのでしょうが……」クラッ
セイバー「……っ、すみません。……正直今は……歩くのも、ツライ……」
士郎「え……もしかして、魔力不足? さっき、あれだけ食べたのに……」
セイバー「先ほどの食事は、魔力で内臓や腕を常に強化しながら食べていましたから……」
士郎「……実質プラスマイナスゼロ?」
セイバー「そういう事になりますね」テヘヘ…
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14/07/06 06:47:44.25 EVvlk7SP0.net
支援させてもらおう
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14/07/06 06:59:26.03 Ud8lario0.net
士郎「そっか。それじゃあしょうがないな」
セイバー「そうですね。本当にしょうがない」
士郎(馬鹿な意地なんか、張らなきゃ良かった……そのせいで、セイバーは……)
セイバー「――はぁ、っ……は……ぁ……、…………」ハァ…ハァ…
士郎「…………」
士郎(………………)
士郎(魔力供給って、魔術師の唾液でも良いんだっけ?)
士郎「セイバー。とりあえず、一旦腰を下ろして休もう。――ほら、ありがたい事に道の脇にベンチもあるし……」
セイバー「そうですね……」
…………
凛「ぬ――ぁぁああ……。疲、れたぁ――もう…………」
凛(まさか店を出てから五分経たない内に二人とはぐれるなんてね。……金ピカの呪いか何かかな)
52:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 07:24:22.06 Ud8lario0.net
凛「ま、あの二人が来るとしたら、何となくここいらだろうと目星は付けていたけど――あっ、居た居た」
士郎「――」
セイバー「――」
凛「………………あれ。あの二人何やってるの……?」
士郎「――」
セイバー「……ん、ぁ、ッ――」
凛「…………あえ?」
士郎「っ…………」
セイバー「……むぐ……う、うもうっ……」
凛「―――」
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14/07/06 07:47:16.92 Ud8lario0.net
士郎「…………は、ぁ」
セイバー「……ぁ……ふ……んん……」
凛(………………)
…………
士郎「…………どうだ、セイバー。その、少しは楽になった……かな……?」
セイバー「ええ……お陰で、少し体が楽になりました」
セイバー「ですが、まだ立って歩く……というには駄目みたいですね……」
士郎「……そうか」
士郎(気休めにはなったけど……急ぎ足で魔力を補充するには、その、一緒に、ゴニョゴニョ……するのが一番良いんだろうな)
士郎(でもいくら周りに人気がないといっても……そもそもイリヤの家の敷地内だし、そして何より……)
(パキッ……)
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14/07/06 08:02:46.30 Ud8lario0.net
士郎「…………? パキッ……?」
士郎「…………」クルッ
凛「…………」(気配遮断)
士郎「――――とっ!」
士郎「――とっ、とととっ遠坂っ、いっ、居たのかっ!?」
凛「居たわよ」ニヤニヤ
セイバー「リ……リン……。ご無事、だったのですね……?」
凛「無事だったわよ」ニヤニヤ
士郎(うっ……何故か嫌な予感のする笑い……)
凛「…………」ニヤニヤ
士郎「ということはだ。遠坂、つまり……」
凛「はあ……もう、真昼間から外で何やってるのよ貴方達」
凛「――わたしも仲間に入れなさいよ?」ニヤリ
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14/07/06 08:19:22.92 Ud8lario0.net
士郎「っ――あ、いや、違うっ、誤解だ遠坂……!」
士郎「いや、誤解ってワケでも無いんだが……と、とにかくおまえが今考えてるような事とはちょっと違うっ!」
凛「またまたぁ……とぼけちゃって」
(がばっ……ぎゅうぅぅっ……)
士郎「……っ、何だこの遠坂っ!?」
セイバー「ちょっ……リン、止めてください!」
凛「なによ……貴方たちばっか二人良い思いしないでよー?」
士郎「いや、ちょっ……話せば分かる……」
セイバー「落ち着いてくださいリン……!」
やっといつもの展開になりそう…
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14/07/06 08:30:38.13 EVvlk7SP0.net
凛かわいいよ凛
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14/07/06 08:43:13.38 Ud8lario0.net
凛「――なぁにセイバー」
(とんっ……)
セイバー「ぁっ…………」パタリ…
士郎「―セイバー!?」
凛「――内臓一発ッ!」
(スパンッ)
士郎「うっ…………!」
(バタリ……)
…………
士郎(……………………)
「……あぁっ――ぁ、ん……」
「……ぁ、やっぱり、すごい、わね……」
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14/07/06 08:49:31.88 vqmMG2Pp0.net
あら^~
59:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 08:59:32.53 Ud8lario0.net
士郎「っ…………う、…………」
眼鏡凛「……あら……お目覚め? 衛宮君、良い眺めね」
セイバー「……ふ、ぅ――……ぁ、ん……」
士郎「遠坂、おまえ……」
眼鏡凛「…………」
士郎「…………」
士郎「……何でメガネかけてるんだ……?」
眼鏡凛「気が向いたからよ」
セイバー「ぁ――やめ、て、くだ――さい、凛……」ハァ…
眼鏡凛「……あら、どうして。良いじゃない、士郎に、見てもらえば」
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14/07/06 09:15:32.17 Ud8lario0.net
士郎「っ――」
眼鏡凛「何やってるのよ士郎……よく、見ておきなさいよ」
眼鏡凛「よく見なさいよほら……――?」
セイバー「あぁ……うぅ、シ、ロウ……シ……ロウ―」
セイバー「ああっ……! う、ぅ――あぁ!…………」
士郎「………………っ」
眼鏡凛「ほら……セイバー……士郎を、見て……」
眼鏡凛「衛宮くんが、ビンビンでいら
61:っしゃるわ。咥えて差し上げて……」 セイバー「え…………? っ、ぁ…………」 士郎「っ…………。そんな事、しなくて、いいから……」 半日経ったのにまだ終わらない…
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14/07/06 09:16:24.59 EVvlk7SP0.net
半日で無理なら一日かければいいと思うよ(ニコッ
63:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 09:35:31.59 Ud8lario0.net
眼鏡凛「何を言ったところで、この状況で貴方に自由はない」
眼鏡凛「――分かっている事でしょう、士郎?」
士郎「…………!」
セイバー「シロウ……」
眼鏡凛「……観念なさい、士郎。たまには、される側に回ってみなさい……!」
士郎(…………、俺は―)
1.……大人しく二人を受け入れる……。
>2.―最後まで、抵抗する。
士郎「…………やめろっ! やっぱりダメだ、こんな事は!」
眼鏡凛「……そう。最後の最後まで抵抗するのね、士郎は」
眼鏡凛「仕方ない……セイバー。貴方は足を抑えて。わたしは、腕を抑えるから――!」
セイバー「――分かりました、凛!」
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14/07/06 09:52:29.91 Ud8lario0.net
眼鏡凛「セイバー、足っ、抑えて!」
セイバー「はいっ!」
(ガシッ)
士郎「離せっ、離してくれっ!」
士郎「……っていうかセイバー、何でそんなノリノリなんだー!?」
(じたばたじたばた)
眼鏡凛「あっ、こら、暴れるな……暴れるなっての!」
眼鏡凛「いくらアンタでもわたしとセイバーに勝てるわけないでしょ!」
士郎「……馬鹿野郎! 大の男が、女の子二人相手に、負けるわけいかないだろっ……!!」
(どたばたどたばた)
凛(……今の、本当かな。何か他の理由もある気がするんだけど……)
65:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:08:49.47 Ud8lario0.net
……立て直すのもありかな
最終的に90kbくらい行きそうだし…
66:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:10:05.83 EVvlk7SP0.net
多すぎwww
立て直すなら楽しみに待ってるわ
67:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:18:25.53 Ud8lario0.net
ちなみに今の時点で70kbくらいです
もしかしたら100kb超えるかもしれないので来週の土日のどちらかに立て直す事にします
お疲れ様でした
68:以下、\(^o^)/でVIPがお送りします
14/07/06 10:20:46.23 EVvlk7SP0.net
乙
69:過去ログ ★
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