14/07/20 00:41:44.64 SgcuIZye0.net
「ねぇ、ジョン。宇宙人とか超能力者に知り合いはいないの?」
ジョンって誰だ?俺だ。
まったく、どうしてこんなことになったんだろうね。北高に入学してまだほんの一週間程である。
それなのに、俺の後ろに席を陣取っている涼宮ハルヒはそんな電波な内容の話題を俺に振ってくる。
そもそも、ジョンってなんだよジョンって。中学の時から使われているあだ名であるキョンなら判らないこともないが、
何故か涼宮ハルヒは俺のことをジョンと呼ぶ。その理由を訊ねたところ、
「ジョンが自分でそう名乗ったんでしょ」
という御言葉が返ってきた。わけがわからん。俺がそう名乗ったと涼宮は言ったが、俺は涼宮とは北高に入ってから知り合ったわけであって、
事実に矛盾する。他人の空似ってオチだろう。涼宮みたいな頭のネジがぶっ飛んでいる、
インパクトの強い奴に出会っていれば、きっと忘れようもないだろうさ。
「で、どうなのよ?」
何がだ?