14/07/16 22:24:56.49 hGfwl+9l0.net
「やぁ、キョン。偶然じゃないか」
ある日の帰り道のことである。ハルヒと2人で帰宅していたら懐かしい顔に出会った。
顔を合わせるのは中学を卒業して以来なので、かれこれ1年振りくらいか。
だというのに、佐々木は相も変わらず涼しい微笑みを浮かべている。俺と佐々木はいつもこんな感じだ。
年月なんか関係なく、会えば昨日も顔を合わせたかのような距離感。近すぎず、かといってよそよそしいわけではない。
俺と佐々木の絶妙な距離感がそこにあった。