10/12/27 22:39:00 H/MBRbrx0
>>329
まじな話46cm砲3門の構造物だけで9000トンは行く。45門ということは、それだけで13万5,000トン。
各砲塔に200発ずつ砲弾を積むとして、1.2t×200発×45門=1万800t。
砲だけで14.58万トンだが、それを積んだ船を動かすためには、大和級の4倍以上の出力を持つエンジンが必要。
それだけで5万トンは行きそうだ。
そうなると、20万トンの鉄の塊を浮かせるための浮力を出すために、全長580mなら全幅も120m位必要になる。
そんな図太い幅を持つ船を27ノット以上で走らせるためには、もっと大きなエンジンを積む必要があって・・・、と考えれば、
実現不可能なのは感覚的にわかる。
大和級のどこが凄いかというと、世界最大の46cm砲を9門積み、さらにその46cm砲で打たれても貫通しない強固な防御力を持
たせながら基準排水量6.4万トンに押さえたところだ。
他国が作れば絶対に7万トンは超える、超えればその分速力を落とさざるを得ない。25ノット以下では空母に随伴できないから無
用の長物、こう考えて24通りの設計思案から練りに練って作られ、当時最新の溶接技術を投入してリベット打ちを減らし軽量化した。