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近衛内閣の外務省東亜局長石射猪太郎「外交官の一生」より
一九三八(昭和一三)年一月六日の日記にいう。上海から来信、南京におけるわが軍の暴状を詳報し来
る。掠奪、強姦、目もあてられぬ惨状とある。嗚呼これが皇軍か。日本国民民心の頽廃であろう。大きな
社会問題だ。南京、上海からの報告の中で、最も目立った暴虐の首魁の一人は、元弁護士の某応召中
尉であった。部下を使って宿営所に女を拉し来っては暴行を加え、悪鬼のごとくふるまった。何か言えば
すぐ銃剣をがちゃつかせるので、危険で近よれないらしかった。 私は三省事務局長会議でたびたび陸
軍側に警告し、広田大臣からも陸軍大臣に軍紀の粛正を要望した。