09/06/04 21:10:25 +ivwu7OB0
>>336
一昔前まで、日本の警察でえん罪はありえない、なんて主張が幅をきかせていたのが嘘みたいだ。
いろいろときな臭い事件は山ほどあるようで、基本的には自白偏重主義に問題があるんだろう。
日本の警察は他の国と違い、司法取引やおとり捜査が認められておらず、盗聴ですら厳しい制限が付いている。
この制約の中で、警察にとっては自白させるのが有罪に持って行くのに手っ取り早い手段と言うことなんだろう。
現状、えん罪については警察、検察に対する批判しか聞かれないが、
検察の提出したいい加減な証拠を簡単に認める裁判官にも大きな責任がある。
よく言われる事だが、検察と弁護側の主張が対立した場合、双方がそれぞれ法医学者を証人とする場合がある。
この場合、同じ人物の法医学者であっても、検察側の証人として呼ばれた場合の方が、
弁護側証人として呼ばれた場合よりも、圧倒的に証拠として採用される率が高い。
つまり、裁判官自体が”推定有罪”で被告人を見ているとしか言いようがない。
嘘でも、殴られても、一回自白し調書にサインをしてしまえば、有罪が確定したと思って差し支えないのが現状。