08/08/29 21:30:38 SeJqd+7f0
彼は神になろうとした。
何が彼を突き動かしたのか、それは神のみがしる。
彼はすべてを知る者にあこがれた。
人々に敬われ、尊ばれ、そして恐れられる神になろうとしたのだ。
しかし、彼はあまりにも愚かだった。
すべてを知る者にあこがれる彼は、あまりにも無知だったのだ。
そして彼は生ある限り彼の記憶から消えることのないアホの烙印を自らに刻みつけた。
そう。彼はアホになったのだ。
人々に蔑まれ、虐げられ、そして嘲笑われるアホになったのだ。
ああ、なんと皮肉なことよ。神よ、あなたは無慈悲だ。