02/05/08 17:10
公衆電話は 警察 消防 JAF への通話に使用されることがある。
街中の安全確保のために 公衆電話は必要される。
といっても、駅周辺やショッピングモール館内、その他公共施設を
除く「幹線道路」沿いの公衆電話は、立ち寄るお客さんもなく寂しい
雰囲気があり、撤去の対象になっている。
その一方で「こんな住宅地から離れた山奥の場所に?」と思う場所
にさえ店舗を出し、設置台数を増やしたのは、銀行やクレジットカード
会社、消費金融各社のATM及びCD機。設備保守等で休止すること
もあるが、24時間稼動している店舗もある。
もともとATM及びCD機は、「小さな銀行」として活動する店舗である
ので、装置内で蓄えているお金を保護するために、防犯装置が「標準」
で併設されている。強固な外壁、室内の様子を確認出来る監視カメラ、
外部との連絡が可能になる直通電話、室内の状態を適温に保つ空調
装置・・・。公衆電話にはない機能を備え、よく考えてみると、街中の安全
確保を支援する「非常電話」として使えそうな雰囲気あり。
おそらく、自宅や友人宅への通話には使用出来ないけれど、通話先を限定
しても良いならば、公衆電話以外の屋外設置端末に「非常電話」として役割
を担ってもらうのも一つの対処法。
公衆電話という道具の将来について、プロジェクトへ参加されている方は、
ATM及びCD機を、テレビ電話機能が付いた非常電話として使う とする
可能性も探って欲しいと思う。