02/03/15 13:17
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KDDI、失われた“1年半”・遅すぎたリストラ、合
併効果見えず
迷走の1年半―。KDDIが一昨年の
合併で水膨れした債務と過剰設備のリス
トラにようやく踏み出す。設備投資の大
幅削減で負債を減らす新中期経営計画
をまとめ、今期末決算でも不稼働資産を
前倒しで除却する。だが、東西で約10万
人が対象の合理化計画を決めたNTTや
外資傘下で改革を進める日本テレコムと
比べ、周回遅れの感は否めない。低コス
トのIP電話の台頭で通信市場は今後、
縮小する。ばん回は、果たして可能か。
(佐藤昌和)
KDDIは2002年3月期の連結決算で「P
DC」方式の携帯電話設備の除却損を中心に2000億円の特
別損失を計上する。
同社は合併を繰り返した経緯から本体の携帯電話事業「a
u」で、米国方式の「cdmaOne」とPDC方式の両サービスを
提供していたが、不採算のPDCは新規加入の受け付けを4
月から中止しcdmaOneに一本化する方針を決めていた。