12/10/30 00:04:48.25
>>530
カニの腹部縮退は非常に進んでいて痕跡器官程度にまでなっている
卵を抱かないなら完全になくなっていたかもしれない。
しかしそれほど形が変わったのにもかかわらず、エピとカニの中間と考えられる生物は存在していない。
一方エビ→アナジャコ+ヤドカリ→カニのルートにはさまざま中間型が存在する。
ヤシガニなどはわかり易い例で、初期を海底でヤドカリとして暮らし、上陸してからは殻を捨て
カニとして生きる。ちなみに成体は水に溺れる。
先の系統分析は当たり前だがあくまで現存種のものだ
個人的には現代ヤドカリとカニの共通祖先が古代のヤドカリだった可能性が高いと思っている。
繰り返すが豊富なエビ型生物で溢れた軟甲類の中で
カニ型は異尾類近縁にしか存在していない。
エビ→カニという進化は自然には起こらないと考えたほうが良いと思う。
きみは単に方向といったが、ヤドカリの腹部が退化したのには合理的な理由がある
そしてカニが腹部を失っている事にもちゃんと理由があるのだ。