13/01/28 22:39:24.43 9e8pUuPo
トラック窓に不正装飾 兵庫県警 容疑の５運送会社捜索
産経新聞 1月23日(水)14時51分配信
大型トラックのフロントガラスや助手席側の窓に視界を妨げる着色フィルムや装飾板を不正に装着した疑いが強まり、兵庫県警交通捜査課などは２３日、道交法違反（整備不良）容疑で同県尼崎市の運送会社「彩峰工業」など兵庫、大阪、香川３府県の計５社を家宅捜索した。
兵庫県内では同様に不正装着したトラックによる死亡事故が少なくとも４件発生。
県警は会社側が不正を黙認した疑いもあるとみて調べる。
彩峰工業の捜索容疑は昨年１０月２４日、同社の男性運転手（３６）が業務中、尼崎市西向島町の路上で、フロントガラスの下部に装飾板（高さ４５センチ、幅２２０センチ）を装着したダンプカーを運転したとしている。
県警によると、同県姫路市で昨年５月、自転車に乗った母子が、助手席の窓に黒いフィルムを張ったトラックにひかれて死傷する事故が発生。
それまでの１年間でも同様の死亡事故が３件相次いでいた。
事故を受けて、県警は昨年６～１２月、不正装着したトラックの集中取り締まりを実施。
摘発された運転手から事情を聴いた結果、「会社側が装飾板やフィルムの装着を違法と知りながら、何も言わない」という実態が明らかになったという。
県警はすでに合同捜査本部を設置。
運転手が摘発された全国の約４０社についても今後、捜査を進める。