12/09/02 21:48:38.28
企業の中でスポーツの実績を買われて入社した奴の評価は社内で必ずしも高いわけではない。
なぜなら、
1.残業や休日出勤など、急な仕事を頼みたい時、「試合」や「練習」で断られる。
2.根性や忍耐力があるのはいいが、それ以上に基礎学力や専門能力はない。
特に、中学や高校のときからスポーツ漬けだった連中の学力なんぞ、壊滅的。
3.故に、実業団のチームから引退したら、社内で行き場なし。=リストラ要員。
4.スポーツの全国大会で遠征に行くこともあるので、仕事に穴が空くことが多い。
5.故に、補助的な仕事しか当てられない。=完全な戦力ではない
大学のスポーツ振興は、マスコミに取り上げられて嬉しい関係者と知名度だけで大学を
選ぶ受験生とその親には良いのだろうが、企業から見たらバカらしく見えるだろう。
逆に、スポーツ以上に仕事もきちんとやって、周囲からも信頼されたら、
(そういう人はごく僅かだから)評価は急上昇だろう。
スポーツでプロになれる奴は一握り。成れたとしても、選手としてはいつか引退する。
だから、「プロになれた人の引退後のため」と「プロになれなかったスポーツエリートの職業選択
のため」の両方で、きちんとキャリア教育をしていることが伝わらないと、大学のスポーツ振興も
胡散臭いことこの上ない。