12/11/18 20:57:46.87
>>406
大学でも理学部や工学部が製造業、農学部が食品やバイオ関連、医学部、薬学部が
製薬や医療、教育学部が教員などと明確に職業に直結する学問をやっているのと同じで、
「流通経済の経済学」は、【物流の流通経済】であるが故、そうした専門性の強い
学部と同じ性質をもっているんだよ。
企業には様々な部署があるが、「購買・調達」(どうやって原材料を調達するか)
「生産管理」(出来たものの在庫管理)、「物流管理」(出来たものをどう届けるのか)
といった、生産活動のコントロールを担う部署はどこの企業にもある。
この重要な部分で必要となる【物流の知識】が「流通経済の経済学」には詰まっている
ということだ。
しかも50年近くにわたって揺るぎなくその学問を守り続けているのは、
日本ではほぼ、流通経済だけ。
そして、単に続けるだけではなくて、有力な人材を輩出しているのも、流通経済の
誇っていい実績。
日本に数多ある経済系学部で「この分野が強い」と明確に言えるのは、あんまりない。
やっと、MARCHクラス以上の大学からだろ。
これまで、日本に数多ある大学の経済学部は「個性が無い」ことを逆手にとって、
「個性が無いってことは特定の色に染まってないって事。だからどんな分野の
職業にも対応可能です」とか言う、無茶苦茶な倒錯したことを言って来たが、
いまどきそんな事を言ったら「私は無能です。4年間金と時間を浪費しました。」
と、宣言することになるからな