12/09/24 06:10:57.50
47都道府県と全国1000市区町村を対象にした「地域ブランド調査2012」で、3年連続47位だっ
た茨城県の「魅力度」が、46位に浮上した。
最下位を脱出し、不名誉な記録に歯止めをかけた。
調査は、民間コンサルタント会社「ブランド総合研究所」(東京都)が06年から毎年実施している。
「認知度」「観光意欲度」「まちのイメージ」など72項目について、全国の3万375人から回答を得た。
魅力度は総合順位で、都道府県別ランキングを始めた09年からワースト1位を続けていた。今年は
昨年44位の群馬が最下位に陥落した結果、福島、栃木、佐賀に次ぐ46位となった。1位は4年連続で
北海道だった。
本県が項目別で上位だったのは、自治体のホームページ、ブログなどの接触度(7位)やテレビなどで
見聞きする情報接触度(17位)。都道府県のイメージでは、「IT・先端技術のまち」で5位、「道路・交通の
便がいい」で10位にランクインした。住んでみたい「居住意欲」は、昨年の44位から32位に上昇した。
市区町村別の魅力度で茨城県内最高は128位のつくば市。水戸市246位、つくばみらい市297位と
続いた。項目別で、つくば市は「学術・芸術のまち」で3年連続トップを守り、「教育・子育てのまち」も首位。
水戸市は「歴史人物にゆかりがあるまち」で10位だった。このほか、「スポーツのまち」「スポーツの参加・
観戦がしやすいまち」で鹿嶋市が3位になった。
茨城県の最下位脱出について、同研究所は「少しずつだが、インターネットなどによる情報提供に力を入れ、
観光意欲などを伸ばしている結果ではないか」と分析。県広報広聴課の堀江英夫課長は「ホッとしているが、
住み良さや活力ある地域の発展とイメージアップ向上に引き続き力を入れたい」と気を引き締めた。
(2012年9月23日12時08分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)