12/05/31 05:56:56.65 yzTNlEjX
以前、楽天がad4Uというシステムを使ったときに、かなりの非難を浴びました。
『楽天ad4Uが総務省の研究会で取り上げられたこと、「情報を無断で収集する行為だ」
という消費者団体の声、「社会的なルールに反する」という総務省消費者行政課のコメントを掲載し、
「利用者の反発を招くサービスは広告価値を下げるだけ」という大手ネット広告会社のコメントを伝えた。』(以上引用)
『Wikipedia』の「ad4U」を参照しました。URLリンク(ja.wikipedia.org)
Yahoo!メール使用者各位に届いた以下の通知内容はかなり問題が大きいと感じます。楽天ad4Uは非難され、
Yahoo!メール検閲は良いのですか。企業を使って国民をだまして国民のプライバシーをダダ漏れさせる通信政策を総務省が許容しているのでしょうか。
(以下Yahoo!メールへの通知内容)『Yahoo! JAPANのサービスで表示される一部のインタレストマッチ広告において、お客様がYahoo!メールでご利用に
なったメールのタイトルおよび本文を機械的に解析し、その結果を利用することによって、お客様の関心と関連性の高い広告が表示されやすくなります。
例えば、お客様が国内旅行に関する内容が含まれるメールを閲覧されている場合、国内旅行に関する広告が表示される可能性が高くなります。メールの
タイトルおよび本文は機械的に解析をしており、解析結果から特定の個人や本文内容を識別できない仕組みになっております。表示方法の変更を希望されない場合は、
以下のページより解析および解析結果の利用を中止できます。』(以上内容)ここで通知されている解析設定は「オプトアウト」方式であり、メール使用者が特に意識
していないと、自動的にメール内容が解析されてしまいます。これはプライバシー保護の点でかなり問題があります。アメリカではFacebookのタイムライン表示の自動
変更時にプライバシー団体から批判が相次ぎ、表示は「オプトイン」方式に改正しました。個人のメールのタイトルやメール内容を解析(一種の検閲)をする事自体も
かなり問題が大きいですが、少なくとも「オプトイン」方式に改正にするよう行政指導が必要になると思います。参考:『ライフログ集合体と個人情報・プライバシー問題
(『思考盗聴』とよばれる現象の一種について』URLリンク(infowave.at.webry.info)