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大腸がん有無、“おなら”で検査 名古屋大院准教授ら開発
おならのガスの成分から大腸がんの有無を調べる手法を、名古屋大大学院工学研究科の
八木伸也准教授(量子工学)らの研究チームが開発した。大腸がん患者のおならには
硫黄分が多く含まれていて、原理を応用して息から肺がんも調べられるという。
研究の概要は、英科学誌ネイチャーの関連誌10月号で紹介された。
八木准教授は2005~07年、歯科医師の山岸一枝さんが代表を務める美白歯科研究会
(東京都目黒区)と共同で、大腸がんの手術前の患者22人のおならの成分を調べた。
採取する袋の内側に、金属の微粒子をつけた1センチ角の基板を取り付けてガス成分を
吸着させ、広島大の放射光科学研究センターで成分を分析した。
大腸がん患者のおならと、健康な学生ら38人のおならを比べたところ、大腸がん患者には
硫黄原子を持つメチルメルカプタンが平均して10倍程度多く含まれていた。がんの進行が
進んだ患者の方が、メチルメルカプタンは多かった。
▼asahi.com(朝日新聞社) [2011年10月12日19時0分]
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