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大阪府大、ナトリウムイオン電池の室温作動に成功-新しい固体電解質発見
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大阪府立大学大学院工学研究科の林晃敏助教らの研究グループは、室温で作動する
「全固体ナトリウムイオン二次電池」の試作に成功した。
容量は正極材料の重さ1グラムあたり約90ミリアンぺア時で、10回充放電しても
容量が劣化しなかった。ナトリウムイオンが高速で移動できる固体電解質を発見し、
それを利用した。成果は電子版の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに23日発表される。
全固体ナトリウムイオン二次電池を室温で作動させることに成功したのは初めてという。
発見したのはナトリウムとリンと硫黄からなる材料。同材料は以前から知られているが、
270度Cで加熱すると従来と違う結晶構造になり、室温で高いナトリウムイオン伝導度を示すことを発見した。