12/07/20 05:46:49.32
>>247
自分の考えて導き出した答えではなく、決められた正解を当てる日本の教育
これでは自分の考えに自信を持てなくなる
>>250
善悪の判断をするのが宗教だからね
そこを学ばせないとなったら野蛮人になって当然
>>252
>邪教しか信仰できない
それは1つにまともな宗教を学ばせない、問題のある宗教について学ばせない教育だから
By 西岡昌紀 (VINEメンバー)
レビュー対象商品: マインド・コントロールとは何か
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本書を読んで私は、マインド・コントロールと言ふ物が、いかに誤って語られ、「理解」されて居るかを知った。
そしてこの問題(マインド・コントロール)を巡って、特にアメリカで積み重ねられて来た心理学的研究の厚みに触れて、
逆にこの問題が、アメリカ社会では、既に、いかに深刻な意味合いを持って来たかを印象付けられた。
この本を読んで私は、そもそも人間と言ふ動物が、いかに騙され易い物かを、改めて痛感した。
「騙され易い」と言ふより、そもそも、人間は、自分達が思ふ程、自立した存在ではないのである。
私自身を含めて、人間は、自分で物を考え、判断して居る積もりで居ながら、実は、周囲の人間達や、
マスメディアによって感情と思考を支配され、その「コントロール」によって行動して居る。
ただ、それを意識して居ないから自分が、自立した感情と思考を持って生きて居ると錯覚して居るのである。
その意味では、人間は、元々、マインド・コントロールされる動物であるとも言えるだろう。
これは、特に、人間を自立した存在と考え、性善説的な人間観に立つ事の多い「リベラル」派や
「人権派」の人々に対する大いなる警鐘ではないだろうか?
本書を読めば、一連のオウム真理教事件の頃から、日本のマスコミが、
「マインド・コントロール」と言ふ言葉が、いかにいい加減に使って来たかが、理解されるだろう。
私自身、この言葉を「洗脳」と混同したりして、安易に使った事が無いとは言えない。
この本を読んでからは、そうした自分の無知を反省して居る。
--本書を、T・ギロビッチの『人間この信じやすきもの』(守一雄、守秀子訳)と共に読む事をお勧めする。