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◆◆医師のブログより◆◆
被害妄想は、別名を迫害妄想いいます。
被害妄想は他人から嫌がらせをされる、周囲から危害を加えられると
誤って思い込む妄想のことです。
患者は身辺に起こる何気ない偶然の出来事を、自分への悪意に満ちた
特別な意味があると解釈します。
一般的な被害関係妄想の他に、周囲から監視されていると思いこむ注察妄想、
毒を盛られる思う被毒妄想、配偶者が浮気をしていると思いこむ嫉妬妄想、
ものを盗まれると思う盗害妄想などが含まれます。
統合失調症、妄想疾患、うつ状態、精神遅滞、各種の中毒、てんかん、認知症などにみられます。
侵害妄想(損害妄想)は、権利を損われたと思い込む被害妄想でパラノイアに多くみられます。
これらの病人が、病気のために起こした犯罪では責任能力が問題となりますが、被害者は堪ったものではありませんね。