11/12/01 00:18:19.69 jADpwtti
2型糖尿病は「悪しき生活習慣による自業自得の病」というイメージが定着しつつありますがそんなことはありません。
遺伝性の強いものですが関連する遺伝子はまだ一部しか見つかっていません。そして、自分ではどうすることも出来ない環境要因だってたくさんあるのです。
昨秋(2010年)の段階で関与の可能性が高い2型糖尿病感受性遺伝子は合計36か所見つかっていると発表されています。
1型糖尿病の遺伝子は約50も発見されていて、主だったものはほぼ見つかっていると考えていますが、
2型糖尿病の遺伝子は現在のところ「全体の6%程度しか解明されていないのではないか」という研究が発表されたばかりです。
一卵性双生児の2型糖尿病発症率は80~90%以上とされていますから、片方が発症すればもう片方もほぼ発症することになります。
この数字だけでは2型糖尿病はまるで遺伝病みたいになってしまいますが必ずしもそうではありません。
太っている人は圧倒的に2型糖尿病になりやすいですし、妊娠中の母体の栄養不良が生まれてくる子どもの2型糖尿病の引き金になることも指摘されていますから遺伝因子のみならず環境因子も含んでいるからです。
そもそも、どんな機序で2型が発症するのかもよく分かっていないのです。
その理由を調べていた米国の研究チームが、同じ肥満(BMI)でも脂肪がつく部位によって、2型糖尿病になってしまう人に分かれることを発見しました。
やせ型の2型糖尿病者はいくらでもいますしどんなに太っていても2型にならない人もいくらでもいます。
インスリン抵抗性の原因を研究してきたイェール大学医学部教授のGerald Shulman,MD,PhD,の発見によると
脂肪が付いた部位が問題で、不適切なところだとインスリン抵抗性が強くなって2型糖尿病に結び付くのだそうです。
肝臓と筋肉に脂がのるのが悪い肥満です。
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