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Q.なぜ体組成(体脂肪)がはかれるのですか?
A..体組成計(体脂肪計)は生体インピーダンス法という測定原理を応用して体内に流される
微弱な電流を測定して、体脂肪などを導き出しています。
脂肪組織が電流をほとんど通さないという性質なのに対して、除脂肪組織(脂肪以外の
組織で主に筋肉や水分)は電流を通しやすいという性質を持っています。
また、組織や成分によって電気の通りやすさが異なりますので、それぞれの電気抵抗値
(流した電気の量と出てきた電気の量の差)を計測することで、からだの組織を推測しています。
Q.いつ測れば正確な体脂肪率がわかりますか?
A..体内の水分変化が少なくなる時間帯がおすすめです。
起床後、食事後、入浴後は2時間以上経過してから測定してください。
生活パターンの違いにより体重や生体インピーダンスが変動するため、同じ条件で計測
しないと意味がありません。
毎日、乗る時間を決めておくようにしましょう。
また、以下のような場合は、測定値に誤差を生じる恐れがあります。
・ 過度の飲食後や、二日酔いの時
・ 激しい運動をした後
・ 発熱や下痢など体調が悪い時
・ 多量発汗など、極度の脱水症状の時
Q.メーカー機種によって、体脂肪率の測定結果が違うのはなぜ?
A..体脂肪計は身長・体重・年齢・インピーダンスから体脂肪量などを推測するために
あらかじめ基礎データというものを採取して統計を取り、それを使用しています。
当然ですがタニタとオムロンでは基礎データの人間が違いますので
推測される値は違うものが出てきます。
体脂肪率を推定するための基準法として、 オムロンは、「水中体重法」を採用しています。
タニタは、2002年までは「水中体重法」、2003年からは「DXA法(二重X線吸収法)」
を採用しています。 DXA法を使用している機種は、「リアクタンステクノロジー」のロゴマーク
が右上の電極に印刷されています。