12/03/07 15:05:05.71
「死後の世界は存在する」という主張を、科学者やらへんくつ屋が批判する根拠には2パターンが
あります。1つは「死後の世界などない」から、「異世界派は嘘をついてる、ウソツキである」と
「虚偽」を批判するパターンです。これは、「死後の世界(異世界)がない」という主張が
証明されていない為、根拠がありません。
事実、「量子物理学の国際会議」でどの解釈を支持するか非公式に投票したところ、
90人の物理学者のうちコペンハーゲン解釈(「存在するのはこの世界だけ派」)に
投票したのは4人、ガイド波解釈2人、その他の未知のメカニズム4人、
多世界解釈が30人という結果が出ています(コリン・ブルース『量子力学の解釈問題』)。
2つ目は「死後の世界が存在する」という異世界派の主張を、「死後の世界が存在して欲しい」
という願望に読み替え、その願望にすがる「弱い心」を批判するやり方です。
しかし、たとえそのような「願望にすがる弱い心」が異世界派の口を動かしているとしても、
それが「死後の世界が存在しない」証拠には全くなりません。
繰り返しますが、最新の一流物理学者らは「異世界解釈」に傾いているのです。
よって、「死後の世界は存在しない」と主張する根拠は何もなく、むしろ
「科学で解らないことは存在してほしくない。ストレス溜まる」という科学者の「弱い心」の
存在が示唆されるだけで、非合理的な思考なのです。